2015年01月08日
・MonotaROで届いたフレキダクトだが、伸ばしてみたらレビューにあった通り2.4m程度で止まってしまった。強く引っ張ると握った所が潰れてしまうし、そもそも3mともなると握りようがない。二人いて優しく引っ張り合えば出来ると思うけどあいにくニトリ・・・じゃなくて一人だ。しゃあないのでバイスレンチで掴んでそれを固定して引っ張ったらダクトが千切れだした。あれってスパイラルダクトみたいに平板を螺旋状に巻いて貼り付けていたのね。その固定が蛇腹加工より弱いのは問題。上手く伸ばすと確かに3m近くにはなったが、千切れた分短くなってしまった。ただ、真っ直ぐにはるのは良い。あとはこれを差し込んで固定だな。
断熱材は当初下だけ塞いでパーライトを流し込む予定だったが、パーライトが品切れ中でストックも全然足りなかった。で、下を塞ぐのに使う予定だったグラスウールの50㎜がちょうど具合が良かったので、全部これで塞ぐことにした。この買いだしに行ったので全部はカバー出来てないが、途中まで二重管にしたがいい感じだ。
ばらすついでに煙突の内部も掃除した。ホンマの掃除用のブラシを水道掃除ワイヤーの先に固定してやったのだが、曲がってしまって上手く通らないので、本物だともう少し硬いのかも知れない。まあパイプで押し込んでしまえば汚れを取る動作は出来る。汚れは立ち上がりから先は案外少なくて、むしろ室内側から外に出る横引きが多かった。またストーブの底の灰もかきだしたり、中子を外して裏側の灰も掻き出したり。
ストーブでは昨日猟師さんにイノシシのあばら骨らへんを頂いたので、そいつで豚骨スープを取る事にした。骨を出刃で叩き折って10分ほど下茹でして血や肉を落とし、圧力鍋に入れてネギ・タマネギ・ニンニク・リンゴあたりで煮込む。イノシシの脂は豚のよりべったりしている。これを高温で煮込むとコラーゲンが溶け出して、脂肪球を包むようにコロイド拡散するのが白い豚骨スープなのだそうだ。だったら鶏ガラスープでも高温で長時間煮込めば白くなったり、牛でも同じ事が出来そうだと思って調べたら、鶏の場合は白湯スープがそれにあたる。牛の場合は牛骨スープというジャンルはラーメン業界だとBSE問題でイメージ悪化もあり絶滅状態だそうだが、フレンチのフォンドボーは子牛のスープなのだそうだ。しかし、作り方は高温で煮立てる訳ではなく、こまめに中火で煮込んでアクを取るので、多分そんな白くはしないだろうと思う。多分というのは、フォンドボーのスープ段階の映像が見あたらなかったから。牛骨スープ(ラーメン)では多少白くはなってますが、豚よりは脂が少ないのかそこまでではなかった。
追記:引きは「いい感じ」と書いたが、薪を取りに行って煙突を触ったら片側だけ暖かく反対側が温い。あれ?と思ってみたら、煙突掃除の時に外した底の蓋が外れていて外気を大分吸い込んでいた。これを閉じたら煙突全部が高温になりムチャクチャ引くようになった。薪を投げ込んだ瞬間に燃え上がるのは嬉しいのだが、明らかに火力が強すぎて圧力鍋が甲高い音を立てるので絞らざるを得なくなった。その時でも以前と違い青っぽい燃え方をしていた。
もう一つ、二次燃焼のテストとしてステンパイプを突っ込んであちこちに当ててみているが、燃焼となると難しいのを感じる。薪などに先っぽを当てると、明らかにそこまで高温で燃え出すので高温の新規酸素の導入そのものは機能するし、圧力かけなくてもドリフトとか上昇気流とかで空気は吸えてる。しかし火炎の先に持っていっても二次燃焼のようなガス燃焼は見られなかった。一応置くならあそこか?って場所はあるんだけど、どのみちパイプ用の通路の穴をあける勇気がまだない。うちのストーブは3シーズン目だが、あと2年は余裕で使えそうだからな。
・他に用事で塩尻の方に行ったのだが、同窓会に来なかった同窓生の実家のカレー屋に行ったら、看板も下ろして閉店していた。自宅だったと思ったんだが、確かに流行ってはなかったもんなぁ。同級生の家にご両親は引っ越したりしたのかも知れない。カレーが食べられなくなったので、以前陵駕があった所に行ってみた。記憶が正しければあそこが人気ラーメングループのはじまりだったと思ったが、途中からは他のに大きく見劣りして閉店になっていた。別のテナントが入っていたので入って見たが、語るも憚られるような所で二度と行くまいと思った。結局あそこは系統が違うんだろうか?まだ麺の箱とか系統の使ってるみたいだったけど。
それ以前に私は最近ラーメン熱が全くなくなってしまったし、周囲でもラーメン人気が一段落したのを感じる。情報の氾濫、味の画一化、コンセプトの画一化などで最低限の味のレベルは確保されたが、その中でさらに差別化するために味があまりに濃くなり刺激を求めすぎている。健康的でなくなっているし、何よりデフレ時代にコストが上がりすぎた。そもそもラーメンが市民権を得ていたのは、デフレ時代にレストランとか食堂に行けない層のB級グルメの受け皿という面があったと思うが、価格競争がいい意味で業界の利益の方に働き、安かろう不味かろうって店は潰れたし、一定以上の店は結構いい値段をつけてくるようになった。でも、外食産業として800円なり1000円というのは結構強気だと思うのね、特にラーメンという物はそこまで手が混んでいる訳ではないから。いや、むしろC1ランナーであったように、価格は800円が現界で、その中でより美味しい店って感じになるだろうし、そうは言っても立地での棲み分けも出来て、一段落じゃないのかな。
・新型アルトをお店で見てきた。一見さんに対応してもらってもうしわけねえ。試乗は野良仕事のついでのような格好だったので敢えてしなかったし、しようとも思わなかった。スズキのデザインは写真より実物がいい事が結構あるのだけれど、アルトに関しては写真写りが良すぎると言わざるを得ない。サイドから見るとフロンテクーペとかのようだという印象もあるが、本当に写真のように真横から二面的に見ないとそれが出て来ない。つまり、デザインが平板というか二次元的なのだ。むしろ印象としてはダイハツのネイキッドあたりに近い。またグリル高さも微妙、ホイールアーチスカスカ、安く薄くというのを真正直にやった感じで、プレスラインも強度だすためだけに仕方なく入れましたって感じがある。もし強度関係なければプレス部分すらないカッコになってただろう。あ、別に私はこれはこれでいいと思ってますけどね。ただ、どんどん小さくなるブレーキディスク、細くなるアーム、小さくなるダンパーとかは技術進歩とかあるにせよちょい怖い。いずれRSが出たら乗ってはみたいが。
ターボモデルは見開き1枚のリーフレットもらった。案の定ライトは違って、HIDのプロジェクターっぽい。フォグ・アシストランプが付き、タコメーターが付き、写真ではインパネシフト。ボディーカラーは赤か黒か白で、それぞれお互いの色のボディーラインが入る。白に赤いラインは往年のスポーツカーっぽくてちょっといいな。ただ、ギョロ目なのにあちこちメッキ入れるとちょっときつい。あと、個人的にハンドルにいろんなボタンが付いているのは嫌いだ。今の車ってそこまでハンドルにつけるか?ってのが多くない?ハンドルの一番の目的はしっかり握って回せる事で、オーディオとかのボタンなんかいらないんだが(メーカーオーディオ縛りとかに役立つからやってるんだろうけどさ)。
・少し早いが牛伏寺にも行ってきた。ここは密教系(多分真言)の古刹で厄除け縁日が毎年11,12日とあってかなり賑わう。1kmほど下の駐車場から歩く事になるので、天気がよく空いている時に登ったのだが、今年は雪が少なくいつもはツルツルで怖い所もぬかるんでいた。とは言えほとんどの場所はスケートリンクなので老人は転倒注意というか、行かない方がいい。本殿は立派な銅葺き屋根で柱は六角形の大きいのを使い、貫を通しクサビで止め、石の上に並べてある。石は誰かが手入れするのか、周囲が結構掘られている。水だろうか?高い場所までシロアリが入っている所もあったので、結局どんな立て方してもある程度は仕方ない物なんだろうな。
ものすごいびっくりしたのは、仁王門の下の階段の横の石垣に「徳大寺有恒」さんの名前があったこと。ここは石垣に名前残せるかわりにお金を集めるシステムで、今も別の場所の石垣を建てているが、一番目立つ場所にある。登って左手3段目ぐらいなので是非見て欲しい。
Posted at 2015/01/08 20:22:23 | |
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