2015年01月12日
・昨晩から寒かったですが、祝日なので遅くまで寝てました。仕事は山羊園のコンクリ柱片付け、巨峰園剪定終了です。間柱の素材はいくつかあります。今は35㎜前後らしき鉄パイプを使ったポニー支柱というのが主流です。ドブ漬けメッキで耐久性が高く、下にプレートを組み合わせると沈下にも強く、上にガイドキャップをはめると棚線を上手く抱え込んで外れません。折れる事はまず無く、軽く、価格も一本1500円ぐらいじゃないかなぁ?
コンクリはそれ以前の、半分自作系で見る素材で、周囲はしらクラスだと耐久性が高いのでまだ使われているのを見る。一本200kg超えるような奴は50年程度の耐久性が余裕であるが、さすがに新規でそういうの使う人はまずいない。その延長で間柱をコンクリで作った物も多かったのだが、これが問題だらけなのだ。まず折れやすい。鉄筋入れて多少は圧縮力に変換しても、所詮ほそいのですぐ折れる。また細いサイズに流し込むために強い骨材が使えない。コン柱と呼ぶけれど、実際は小さいのはモルタルである。また鉄筋は浅い所にいれるので中で錆びている事が多い。それで切れる事はまずないが、コンクリとの間にすきまが出来る。また、支線を固定するために露出している鉄筋部分はまず間違いなく折れてる。もっとも、固定すると棚が浮いた時に抜けるので嫌う人も覆い。沈下防止の装置はないので、処理が甘いと沈む。自重があるのでなおさら沈む。
他の素材はどうか?以前は杭柱を使っている家が多かったが、杭柱は価格が結構高い。やっぱり1500円ぐらいする。打ち込み固定なら楽だが、木材なので腐りやすい。また皮を剝いてないとさらに腐りやすい。強度は充分で軽くて、最後は薪にしちゃえばいいので、エコでいい素材だ。入手性とコストがもう少し良くなって欲しい。
製材した荒柱もある。丸太より安いし、サイズが揃っている。耐久性は太さにもよるが、丸太が15年ぐらいだとすると10年ぐらいでもせる事もある。でも、軽いし皮もないから、実は一番コスパはいいと思う。
竹は流通素材ではないが、簡単に手に入り強度もある。ただ、耐久性が結構無い。切った時期やサイズにもよるが、5年ぐらいでバリバリ割れたりダメになってしまう事が多い事が分かった。強度や重さ、加工性などはほんといいんだけどね。横に力がかかってなければ割と長持ちなんだけれど、古くなると横からの力で根本からぽっきり逝きやすいし、鋼線がくい込んで割れてしまう事もある。
巨峰は「そろった房が沢山出来た」周辺では、枝の長さが結構短くて剪定も楽だった。改めて枝が短いほど果実は充実するなぁと実感。棚線が低い場所もあるから、間柱あげなきゃいけないな。SS通行用に周囲だけ変則的な柱配置なので面倒。
・ヤマト2199を見てる。モンダビーノ借りる時にセットで割り引きになるので借りているのだが、さすが出淵さんが監督やってるだけあって、メカデザとかSF設定とかは面白いわ。ネットだとハーレム状態のような印象があったけれど、普通に軍人やってて評価。声優は超豪華なオリジナルのベテランと、若手(っても定評がある中堅)のバランスがなかなか良い。基本的にベテランは安心して見てられるのだけれど、あえて真田副長(大塚芳忠さん)を安パイにしない回もあって最高。
さて、リメイクするにあたり、オリジナルだと「どうしてそれやらなかったの?」って部分を補完しているのが面白い。と言ってもヤマトのオリジナルなんて私もリアルタイムじゃ見ていないし、DVDなんかもなく、劇場版は本編と関係ないので、間違いかも知れないけど。なぜコスモクリーナー(コスモリバースD)を持ってこなかったのか?とか、ジャンプで一気に飛べないの?とか。それらを抜かしても、結構イイ話がおおいんだよねぇ、単純に善悪とか敵味方ではなかったりして。子供がこれを見て分かるかと言うと分からないかも知れない。でも、すごい大まかには、このドラマに込められたメッセージみたいなのは分かる、と信じたい。今、多くのアニメのリメイクは往年のファンを満足させる事に重きを置いている。ヤマトなんてまさにそれに適したタイトルだ(し、一番裏切り続けていた作品でもある)。設定等ではまさにそういう部分が強いのだが、私は割と新鮮な気持ちで制作者のメッセージみたいなのを感じる事が出来た。ヤマトは決して使い古されたモチーフではなく、古くて新しい古典なのだと。
ちょっとだけ苦言を呈すと、JAMプロジェクト関係はちょっと作風があってない気がした。BGMはOPから劇中まで初代を使い続けている(多分、多少アレンジはしてるだろうけど)ので、なんか浮いてしまうのだ。KOKIAのはまだ良かったけど、もう少し癖がなくしっとりとした曲が欲しかった。
Posted at 2015/01/13 01:11:26 | |
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