2015年01月19日
・インパクトと電ドリのバッテリーがお亡くなりになった。しばらく使ってなかったのだが、さすがに電圧がすっからになってた。インパクトは拾った時から電圧ゼロ同然で、少し持ち直したけど実用性なかった。逆に電ドリはここまで使えた事が逆に奇跡。どっちも専用充電器がないので、車のバッテリー充電用の12Vを直でかけて適当に充電してたからなぁ。最初セルだけ買って交換しようかと思ったのだが、バラセル買う値段で社外品が買えてしまうので、大人しくそっちしようかと思う。バラセルは確かに若干容量が大きいのだが、ばらして組み直すのが面倒だし、最近はサブCセル以外にもいろんなのがあって難しそう。高容量セルほどラフな充電で壊れそうだし。っても、最近そんな電ドリとかインパクト使う用事もないんだけどね。以前はもっと安い物があったと思ったんだけどなぁ・・・と思って調べたらマキタでもDIY向けのニッカドの製品は結構安いみたい。というかバッテリー二個パックの電動ドリルドライバーなんか8500円ぐらいなので、充電器もバッテリーも買えてしかもドリルまで付いてくる(てかインパクトが使えるようになるだけ)。お値段はセル二個分ぐらいだし、これでいいかなぁ。ブラック&デッカーのが浮いちゃうけど、こっちは最悪まだ少しは使えるし。
それにしてもリョービの電動工具のデザインはなんかえぐいな、エイリアンに出てくる武器みたいだ。日立は割と好き、マキタもまあ好き、パナはやや安っぽい。売り場で一番大きかったのはブラック&デッカーだが、あそこって使えなさそうな工具もとりあえずラインナップするしプロ向きを出してない印象、それだけホームセンターの利ざやがあるんだろうが。
・アマゾンの温度計データーロガー遅いナーと思ったら今月末だった。出荷した情報はかなり前に来ていたのだけれど、到着日時表記がなくて、最近になって国外輸送だと知った。それにしたって、中国と日本の間をなんで移動したら半月以上かかると言うのだろうか?出荷したって書いてあるけど生産してたんじゃないのか?と疑ったりする。もちろん、安いしいそがないので全然いいことではあるんだけど。
・山辺ワイナリー メルロー樽熟2011購入 試飲した感じだが、2007が薄いエビ色になってきてまろやかになってきているのに、2011は現時点で割と飲んだ感じは2007並に飲みやすいのに、タンニンとかしっかりしていて高級なワインだなぁってのが伝わってくる。栽培や醸造の技術向上が生きているのだろう。2011はそんなビッグビンテージではないと思うが、逆に畑の番人に使うつもりの原酒がブレンドされるので、ある意味お得である。以前は塩尻の丸いボルドースタイルのメルローの包容力に圧倒されたが、山辺のメルローは山辺のテロワールをあらわしていて、酸味や芯が一本通っている感じがあって好きだ。辛口でも全然嫌味がないので、辛党の人や強い肉料理にはたまらんだろうなぁ。霜降り牛をシンプルに塩コショウガーリックで焼いてメルローで食べるなんて考えただけで涎止まらないぜ。この酸味には少しレモンを搾って、ミディアムレアあたりで楽しみたい。あー、頬が緩む。
・晴れて温室の温度がダダあがり、やっぱり太陽の力は偉大だ。ずっと床下にサーキュレーターで太陽熱暖房送れないか考えていたのだが、よく考えたら別に床下に送らないで直で室内に送ってもいいんじゃないかって事に気がついた。FBとかOMとかも実際は床下が一番低いからそこに送っているだけで、床から温風吹き出し口を設けている。気密を上げると対流だけでは引っ張れないて事情もあるのだろう。本当は台所で薪ストーブ焚いたらその暖気を寝室に送りたいし、日照時間はその逆をやりたいのだが、通気で使うシロッコファンは構造上完全にワンウェイ送気なので、それは無理そう。気密が高ければ特定の所から吸うとかで移動出来そうだけどね。
寝室の二重窓化ははたして最低温度がかなり上がった・・・と言いたいが気温も高かったのでそれだけではなんとも。ただし、昼間の温度の上昇は遅くなった。やっぱりダイレクトゲインで東側の窓から入ってくる熱量が大きかったという事だろう。でも昼間は温室開放でどのみち温度があがるし、最近はダイレクトゲインは色々問題があるので頼らないのがトレンドかな。
・サイクロンクリーナーのコアであるパイロンが安く売られていたので買ってしまった。でもメインで使っている奴は吸い込み口にモーターがあるタイプで接続が面倒かも。また、この手の自作系を見ていて気になるのは、サイクロンと掃除機が別々で移動が面倒そうな形している点だ。もう少し調べたら自作系でも一つの架台に乗せるタイプはあったが、掃除機を立てて置くので固定が面倒とかそれなりに問題がある模様。さらに調べたら、ユニット型フルカバータイプで自作している半分プロの人はいた。フルカバーフレームにするメリットだが、カバーフレーム自体で気密を取るとペール缶とサイクロン部の接続はいらなくなるらしく、ゴミ処理が大変楽そうに見えた。
・奥地の蕎麦屋に行ってきたが、お店は半分工場にしか見えないと思ったら、先代が裁縫工場で蕎麦屋をはじめたのを引き継いでいるのだそうで納得。話に聞いていた店主はおらず、そのお母さんが一人でいたが客が私だけなのでのんびり食事しながらよしなごとを聞けた。干し柿の話やら工場の話やら。この人の家はもっと奥地にあるそうで、「空き家ばっかりだ」と嘆いていた(別に土地の話を私から振ったわけではなく)。聞いてみたら、奥地は過疎化がさらに進んでいる感じで、売り物件があるというので検索して不動産屋に確認したらもう売れてしまっていたみたい。
ただ、価格は一般論でしか教えてはもらえないので大まかな話「よほどの古民家以外評価はゼロかマイナス、底地だけの値段」だそうだ。その底地も地理条件や水道条件などがおかしい事もあっていちがいには言えないそう。しかし、国交省の地価評価額や取引実績などのデーターから大雑把に出たデーターは「これが適正値だよなぁ?」って値段だった。時々とんでもない値段つけてる所あるけど、ありゃやっぱり嘘だわ。
阪神淡路大震災で明らかになった耐震基準の話もちょびっと。昭和55年基準の話をラジオでもしていたが、あそこらへんが欠いているのは「倒壊死はなくても、家が修繕できないほど破損したら経済的な損失でもって結局住民は死にます」って話だった。震災での直接の死者は6500人台、家屋の全半壊は25万件を超えた。そして未だ3万人もの人が仮設住宅や避難住宅にくらし、孤独死が社会問題になった。つまり、家がなくなる経済的なダメージも致命的だったという事だ。それを受けて支援策がかなり整備されたが、それでも再建にはなかなか厳しい物もあるし、コミュニティーが崩壊してしまう。
耐震でガチガチにかためると、ぎゃくに梁とか柱など重要な構造材が大きなダメージを受ける事から、衝撃を少しでも逃がし部材を壊さないようにする制振構造になっていくらしい。免震という概念もあるが、制振という方法論が独立して論じられるようになったので、免震は基礎部分を切り離して地震エネルギーを入力「させない」という部分に重点がおかれる考えになっているみたい。で、すべての共通しているのは「家は軽い方が良い」という事である。なんの事はない、車と一緒なのだ。
家が重ければ、大地から受けるエネルギーも増えるし、自身のモーメントで自分を破壊してしまう。重量バランスも悪いし重力の影響も大きい。極端に言えばテントなんかどんだけ揺れても問題ないわけだ。家が軽いという事は熱容量が小さいという事で冷暖房の応答性もよくなるし、建築時のコストも一般には安くなる。そういう点で見ると瓦屋根の地震への弱さは相当な物で禁止してもいいレベルだし(実際、瓦屋根がおっこちて怪我する事例も多い)、モルタル壁もあれ良く無いよねぇ。モルタルも重いし、それを支えるために下地にラス葺いてやってある。目くじら建てるほどでもないかも知れないが。何しろ自然素材の外壁は耐久性がかなり低いし耐火性能に問題がある。そう考えると金属外板の方が軽いだろう。
・頓挫している200Vコンセントの増設案で、当初の店が仕事しないので別の業者に聞いたらすぐに来てくれて、大体の部分は全部分かったのだが、最後の見積もりで「うちは高いです」と。会社経営の場合、会社経費をかけるのでお高いと言われるし、価格決定権がある社長がこの値段と言ったらそうなのだそうだ。それで仕事があるうちはいいんちゃう?とは思う、個人の所はピンキリだから。でも、簡単に見積もれないほど価格設定が客の顔見て行われるような所、要は作業が標準化してない所もダメだろうなぁとは思う。すでに部材は流用しても個人経営の店より高いような事言ってるから、8000円超えたら別の人探そうと思う。それにしても、会社があるから工賃高いってのは理由としてはどうなんだろうな。個人店舗で法人化してあるのが一番節税効果はあると思うが、個人事業主の場合に経営費用が安い理由はないと思う。本質的に会計も営業も全部一人でやってるってだけだし、同じ作業に経営母体の違いで価格差があるって言い分はなぁ・・・
Posted at 2015/01/20 18:51:22 | |
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2015年01月19日
・仕事は苗の注文、今年は11箱も余らせてしまったが、結局疎植にすると雑草との競合に負けるので、やっと素直に標準密度の3,4本植え(これまでは疎植の2本植えぐらい)でやる事にした。他にお世話になっている人の近況を聞いたが、壮絶すぎて下手な事いえねえ!そこから提出書類仕事したり、部屋の断熱やったり。寝室の窓は外が単板アルミ、内にガラス障子があるのだが、結局ガラスなので断熱性は低い。なので障子同様ダンプラで断熱してやろうという試みである。ダンプラ切って貼るだけで、先日片付けておいたのでタッカーも簡単に出てきたのだが、4㎜のダンプラを使った所引き違いに障害が出てしまった。障子だと桟は平面だが、ガラスだと中にガラスを入れるため太い奴があるのだ。しょうがないので、頻繁にあける奴だけ2.5㎜のにして他のを4㎜にする事にして、すでに貼ってしまったのはまだ貼ってない奴と入れ違いにして使おうとしたのだが、大問題発生。同じ規格の窓なのにガラス障子が入らないのだ。こういう適当な現場調整やってるから日本の家嫌いなんだよ・・・外したら裏側に戸車入る穴開いてるしさ。しょうがないのでリューターで溝になる部分掘り上げて、丸ノコで短縮したが、無理矢理入れたらガラス割れた(元々あちこちヒビ入ってる消耗品)。効果は割とてきめんで、温度が全然下がらなくなった。
部屋も暖房いれまくったので温度計ではかってみたが、床が冷たいのもそうだが、外壁より内壁の方が冷たい事が分かった。外壁は紛いなりにも断熱材(当時だからグラスウールの30㎜だろ、しかも低性能10kgだ)が入っているが、内壁は空洞で反対側は冷たい廊下で壁体内部の気流止めも上だけだ。面白い事に増築部は断熱材が入っている事もあり、ストーブから遠いにも関わらず温度が全体的に高くなっていた。
・電動工具は最近のは掃除機が接続出来るようになっている。今のプロ用の集塵機は電動工具の電源コンセントがあって、使うとスイッチが入るという連動タイプもあるそうだ。安いのは連動ではないが、ゴミが飛び散るのは辛いのでかおうかなぁ?と思っていたが、調べると困った事が分かった。奴ら消費電力大きすぎる。1000W超えてるとメインの電動工具を使いながら回すにはきつすぎる。それ単体で使うなら分かるけど、電動工具との接続だと300Wぐらいで回ってくれないと辛い。でも集塵機は大抵がオンオフ二択だ。
で、以前は掃除機使って後から掃除していたが、こっちはゴミがすぐに一杯になるという問題があった。それでも飛び散るよりはマシなんだろうけどね。そこで昔調べて居た事を思い出した、サイクロン集塵機だ。これは木工所とかの屋根にある巨大な遠心分離筒を小さくした奴で、これで遠心分離して吸い込むとゴミだけ落ちるので普通の掃除機をパワーソースにして汚れ物を吸ってもいいし、ゴミ箱はペール缶なんかが使えるのでいくらでも吸える。集塵機って一見するとタフなんだけど、実はモーターがゴミ箱の中に入っているのでフィルター類の負荷がきついらしい。パワーが低くても分離は出来そうだし、これ自作すれば理想的だな。というか、既製品でこういうの誰か作ればいいのに。
・とある用事で町内の人から連絡くれと伝言されたので電話したら、録音メッセージで「まず名前を名乗って下さい」って流れた。名前を言ったらすぐに出たけれど、あれは特殊詐欺防止の装置なんだろうか?老人世帯なら分かるけど、もうそういう人もいなければ子供とも同居している訳で、もっと深い理由があるのかも知れない。てか、話していてもすごい暗くて、「あ、こりゃなんかやばいなぁ」って感じがした。色々難しい事があった家だとは知っているが、ああいう予防線を張る内側もまた地獄なんだろうな。私が怪しがられているだけかも知れないけど。
・パイプ倉庫を置く場所とパイプをハウスを改めて見てきた。パイプハウスはやっぱり柱ピッチを40cmとか短くしてある所があり、筋交いだと思っていたアーチパイプもあり、それで短くしているようで、本来の長さは10mらへんだと思われる。パイプ径は残念ながら最低の19㎜でおそらく苗間ハウスだったんじゃないかなぁと。苗間は時期的にそれほど強い風や降雪はないから、それで持つだろう。育苗を委託するようになっていらなくなったので移築なんだろうと思う。幅は4.5mだ。
畑は縦横13mぐらい、異形で一辺だけ15mぐらいある。グーグルアースの定規だと縦横16mで長変20って出たので、歩数より正確にはそこらへん。設置の自由度は高いが、西と北は小さいながら畑に囲まれているので日照を考えるとギリにはしたくない。南は川で東は耕作放棄園だが、地主は同じで共同棚で色々もめてる場所で、入り口が施錠されている。でも、このサイドは鋼線張ってないので、自由に使える入り口にもなるわけで、東側ピッタリというのも微妙ではある。入り口は南西側に橋があるので、東側に設置すると通路になるデッドスペースは増える。そうすると南側の川沿いがいいように思われるが、南側は川挟んでちょっとした台地になっているので、強い風が吹いた時に横風で潰されないかは心配ではある。妻面は単管パイプで組めば強く出来るが、側面の補強は割と厄介そうなのだ。でも、通路側をハウスで塞げば内側スペースへの目線も遮れるし妻面がゲートも兼ねるのでセキュリティー的には強い。
しかし、この畑、わずかだが西側に傾斜があるので、ハウスを建てる時に真っ平らにすべきか迷うな。いや、むしろハウスは高い方が乾燥していいだろうから、盛り土してでも高く平らにすべきかも知れないが。またハウス以外の部分をどうするか?って問題もある。大半の部分はハウスじゃない土地になるので、今後中古ハウスを持って来て倉庫拡大するか。
現状必要な倉庫スペースだが、トラクター、SS3、ハーベスター、乗用田植機、ユンボ2台、乗用刈り払い機、バインダー、ハンマーナイフモア、運搬車×2,他雑品は買ったハウスには到底収まらない。
・ふと、ずっと昔にあった事件を、とあるスレを見ていて思い出した。山の中で迷って見つけた家に、なにか目印になるもの(スレではバナナだった)を結びつけて出たのに、翌日探してみると目印だけ落ちていたという物。いつの経験だったが、夢だったのか分からないが、そういえば母方の実家の木曽に遊びに行ったときにそんな事があったような・・・で、ソレで「それ迷い家」じゃね?という指摘があって、はじめて「マヨイガ」が「迷い家」である事を知った。マヨイガは同人ゲームでそういう作品があって、遠野物語のモチーフでそういう民話系の物だろうとはおぼろげながら分かっていたが、具体的にドレの事というのは説明がなかったので分からなかったのだ。
民話のマヨイガは一種のパターンで、山の中で迷って裕福な豪宅を見つけるが、そこには住人の姿が全く見えない。そこから椀など何かをもらってくると長者になれるのだが、意図的にその場所に行く事は出来ず、再び行こうと探しても見つけられないという。そんな訳で楽園像としても語られる事も多いのだが、その名前に出ている本質は「迷い家」の名の通り、異世界にある家という事の方だと思われる。鬼や天狗などと言った人格の存在の怪異ではなく、家という非生命体・非人格の物が迷っていると言っているこの民話は面白いが、映画「シャイニング」など、家そのものが持っている記憶や人格性を認識させてくれる。
でも、ネットなんかもそうだけど、マヨイガというのは魅力的な幻想郷なんだよねぇ、目印もなく桃源郷なのだけれど意図的にたどり着けず、目印をおいても失われる。
Posted at 2015/01/19 22:56:53 | |
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