2015年01月31日
・インパクトドライバーの切り替え部分の不具合の修正をした。思った通りLEDランプへの配線がスイッチに干渉してストロークが渋くなっていた。よく見ると配線は裏側に細い筋掘があって収まるようになっていたので、分解する時には配線よく見直して組みましょうねって所か。実は細かいミスや不具合もあって、都合4回ぐらい組んだり直したりをしたので、もうこの機種の分解は大体大丈夫だわ。フル充電のバッテリーで始動させたら、またゴミが結構飛び出してきた。コイルに挟まってたのが冷却ファンで飛ばされるんだろうね。
・通路の雪よけを作る余裕が出来たので、部材ひろいだし。通路幅が4mで、そこに斜めに覆いを作りたい。これまで作った事があるのは幅1.8m、長さが3.6mの短辺方向の傾斜なのだが、今回は逆になる。お店のしゃれた屋根付き展示棚なんかを見た感じだと、屋根自体を斜め支持にして作っはなかった。その方法でもサイドボルト止めなら付くんだけど、まず水平に貫(実際はDIYで貫通の貫は使わない、サイドから止めるだけ)をぐるりと回してある。その方が強度は出せる訳だが、スペースと部材を消費する。ただ、メリットもあって、足部分を小さくして、垂木を長く乗せて屋根面積を稼げる。しかし、うちの場合は足は極力離して通路に割り当てたいので、全く逆になる。
まあ、長辺方向に屋根を貼る場合は、安い6フィート材の構造材部分をさん木のように直で固定する手が使えるので、梁に固定する場合は割と楽。傾斜を付けた場合は梁の長さが短くなるのだが、三角関数で見ると10度の勾配の場合で0.98とからへんなので、ほっとんど変わらないみたいだ。ポリカの資料だと25%勾配が結構出ていて、この場合は15度らへんになる。それでも0.96らへんだから、ここはあんまり深く考えなくていいかも。25%勾配って事は3.6mだと90cmほどあがるので、むしろそれだけ高い柱を準備する事が面倒か。低い方が仮に2.4mとすると高い方が3.2mにもなるので、増築部の軒先がギリギリになりそう。
一番高いポリカのストックから言うと6尺だと3.6m幅は重なりの長さが取れないので貼れないから、7尺板を足してやらないといけない。働き幅は60cm程度しかないので一間幅の3,6mを貼るのに6枚必要、20枚買っても3間程度しか貼れない。大まかな枚数としては5間ほど張りたいので30枚ほど欲しい計算になる。母屋間隔やとめる本数は思っていた以上に耐雪性能に影響ある事が分かった。波板は流れ方向の強度はあの加工強度で出しているので、その長さが長くなると折れちゃうし、固定数が少なくても引っ張り力なんかに負けてしまう。極力沢山固定する事が肝心みたい。500㎜間隔で止めれば1mの積雪に安全率見越しても耐えるので、3.6mの幅を7分割で通せばよろしい。軒を出せるのは100㎜以下で、これは6尺と7尺のを合わせるとギリギリ。ただ、倉庫ではなくガレージなので、多少水が入っても別に問題ないから、ここは重なり幅で調整しちゃうべきかも知れない。ちょうど中央も母屋に7尺のはじっこを載せて重ねると良いはず。
気がかりな点としては「横に通す12フィートが積雪等で曲がらないかで、実際山小屋のは間に扉の受けになる柱を入れないと垂れ下がってしまっていた。あんまり補強を入れてなかったのもあるとは思うけれど、本当なら2×6とかの方がいいんだろう。あんまり詳しくないけれど、たわみ量を計算してくれているサイトがあったので調べてみたら、素材と計上での耐たわみ力は2×4のSPFで0.17、少し硬い木だと0,3とかになるのですが、2×6にするとSPFでも0,66と格段に強くなる事が分かりました。2×6のSPF材の値段が気になりますが。
いっそ天頂部を足場パイプで作ろうかという考えもあります。面倒ながら上の断面二次モーメントとヤング係数のかけ算やると、2,4㎜圧の500Nクラスの製品だとE=2.06×10七乗、曲げモーメントIが9.32だそうなのでEI=0.19(N七乗kg・cm2)って事になるのかな?ってこれ、2×4材より弱いじゃん!なんと50㎜の角パイプでもやっと0,33とハードウッドとどっこいな数字になってしまいました。つまり梁材に足場パイプを使うのは下策も下策って事ですね。
では、似たような鋼材であるI鋼はどのぐらいなのか?調べたら断面係数が281で、足場パイプと同じ素材ならEI=5.91って数字が出ました。ちょっと実感が湧きませんが、2×6材の9倍程度って事ですね。ただ重量が13kg/mとかになるので、2×4材が2kg、2×6材が3kg程度な事を考えると過剰スペック。もっと薄い板のI鋼とかあればいいんですけど、こういうのは規格材だからなぁ。
薄い材だとチャンネル材とかがあります。Cチャンネルとか結構丈夫そうですが、Lのアングルもチャンネル材だそうです。上のI鋼は10cm×7,5cmで283,10cm角のH型鋼は381って数字ですが、L字の10cm角は205という数字だったので、若干見劣りしますがそれほど悪い数字ではないのかなと。ただ、よく昔のカーポートなんかでCチャン材を溶接したのを見ると、断面の広い幅を平らに使ってます。潰れちゃうって事情も分かりますが、どうなんでしょうね。L型チャンネルは断面係数では見劣りしますが、錆対策の塗装で塗り残しが出づらいって事で根強い人気があるそうです。だんだん脱線してきましたが、これを調べておくと農業倉庫の屋根の張り方も悩まないで済むはずなので・・・
Posted at 2015/02/01 01:16:34 | |
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