2015年09月07日
・降り続く雨でナイアガラが全部はじけてた。全部、だ。フサ落とす気力がなくなって、木を切り倒した方がいいと感じた。1週間ちょっと前にこれで出荷するべかと思っていたら、全部裂けて腐って粒が落ちる、もうあれダメだ。ナイアガラは昔から作りづらいブドウだとは認識されていた。コンコードとナイアはションベンブドウと市場から言われるぐらい輸送途中で腐る葡萄で、地元の商圏でしか流通せず大都市部だと知らない人の方が多い。でも古い人達はこの葡萄で育ってきたので高齢者に根強い人気はある。でも、もうダメだ。狭い商圏で流通させられる時代じゃないから、ションベンブドウにはご退場願わないといけない。これの対策やれば結局皮ごと大粒種も同じ訳だしね。唯一のメリットとしてはカミキリムシは入るが、木が枯れず樹冠が広げられる事ぐらいか。価格はデラの半額だった。反収で見ればデラが1.5tの所2tは取れるからいいし、手間も少ないのだけれど、歩留まりがゼロだったら同じだ。ちなみに巨峰はデラより若干よく、パープルはデラの1.8倍ぐらいだった。
・溝切機は無事落札した。なんか北海道から大量に出ていたのは何故なんだろう?北海道は溝切り機の需要が特別高いのだろうか?さて、溝切り機には「仕上げ溝切り機」とただの「溝切り機」がある。別にカッターはどっち用という事はないので、何の違いがあるのかと考えていた。ヒントとなったのは自在溝切り機カッターのアマゾンレビューで「丸ノコ兼用じゃなかった」という苦情があった事。丸ノコで溝切り出来たら専用機いらんやろ・・・とも思ったが、回転数が恐ら違うんだろうなと思ったら、やっぱり仕上げ用と通常用では回転数が違った。というか昔は通常用は丸ノコ兼用だったらしい(とは言え、そんな小さい丸ノコ刃があるか知らないが)。丸ノコの速度で使えるのは通常、もっと高回転で切れ味が良くなってるのが仕上げ用らしい。という事で私が落札したのは仕上げ用の方。
他に木工工具で欲しいのはテーブルソーとか両面カンナとかモルダーとか欲を言うと際限ないが、角ノミが結構気になる。最近は接合金具におされて木組みがあまり重視されないので出番もなさそうだし、逆に伝統建築だと角のみで切ってしまう訳にもいかないのだろうが。
・ずっと雨、頭からキノコ生えそうだ。またミライースで出荷してきたが、エア圧上げたのでタイヤの抵抗が減ったの踏ん張る感じがちょっとだけ出た。多分だけど、OEタイヤは剛性が2.6kgでマッチングしてあるので2kgだとヨレるというかがあったんじゃないかな。乗り心地が極端に悪くなったという事はなく、ミライース自体があんまり分厚い乗り味、静粛性ないんだと分かった。ドアによりシートにしろとことん軽く薄くして形状で剛性確保した感じがする。
あと不満点とすれば小柄な女性をメインターゲットにしているのか、ハンドル位置が結構低いので男にはポジションがあってない感じがある。ダイハツのウィンカー音とかは慣れてきた。アイドルストップは切り返しなんかだと入らずスモールつけてても入らず。結構びっくりしたのは燃費で、先日18kmだったのが今は19kmぐらいだったのだが、コールドスタートで水温ランプが消える程度走った時でもほとんど燃費は変わらなかった。昔の資料で見るとガソリン車ってコールドスタートから5kmぐらいまでの燃費はおっそろしく悪いのね。JC08からはコールドスタートも加味されているけど、ミライースはそこらへんもかなり力入れて開発した最初のモデルだと思っている。なので、排ガスもほとんど臭くないし燃費も落ちないし、チョイノリでも高燃費がたたき出せる素晴らしい設定になっているのが分かった。
・名刺届いた、3000円だった。
・今週末に弟が帰ってくるので長野方面にでも親類の顔でも見に行こうかと思っているのだが、ミライースで行くかステラで行くか悩む。ミニキャブだと弟と私がキャビンに乗ったらほんとリアが軽くなるので却下、弟を荷台にくくりつけていくならいいけど。ステラは3人で長距離でも全然平気でグランドツアラー要素があると思うけれど、ミライースは街乗り向きながら直安いじったか?ってぐらいまっすぐ走ろうとするし、CVTがどんどんロングに伸びていくので素の性能を確かめてみたくなる。
もう少し詳しく言うと、ステラはステアリングのアシストは必要なだけ足すイメージで、四独でリアのグリップレベルが高い反面ロール剛性がない(ロールバー入ってるのはスーチャーモデルのみ)ので、穏やかにロールさせてステア保持で自分で曲がっていく感じ。決して不安定ではなくタイヤもこじらないので好きだ。一方ミライースは恐らくセンターの保持アシスト入れて急激にステアしても抵抗になるような感じにしている。そしてコラムからこっちは防振入れるかなにかで、感触はかなりデッド。あんまり好きじゃないがイージードライブさせたい気持ちは分かるし、このタイヤで思いっきり切れると多分グリップが下がるとこまで切れちゃうんじゃないかな?良く言うと誰が乗っても丁寧なステアをしている感じになるが、悪く言うと下手になる。
CVTはやっぱり本体の重量や空気抵抗の差だと思われるが、ミライースは45kmぐらいまで結構レンジを固定して抵抗を作っている感じすらある。エンブレがかなり効く感じで、パーシャルがアクセルをある程度踏んだ所で来る。エンジンの低い回転を使う制御は入ってるんだけど、おそらく電スロで噴射しないで回しているだけって領域を結構つくってるんじゃないかと思う。ステラはエンブレからパーシャルの間にもちゃんと段階が存在するので、微調整しやすい。
ところが速度出すとミライースはエンブレが突然弱くなり速度のノリが良くなる。その時は特にエンジンが頑張ってる感じもなく、空気抵抗もかなり煮詰められているのが分かる。この空気抵抗が少ないメリットとして風切り音も少ないので静かなのがある。ロードノイズ(特にフロア透過音とタイヤの箱鳴り)が大きいのが気にならなくなる。
ところでステラも多少は不満だがミライースで不満なのはミラー類だ。空気抵抗やデザインを意識してか、最近の車はどんどんミラーが小さく見づらくなっている。ミニキャブなど実用車はサイドミラーとルームミラーの間に死角はないし、ミラーだけ安心してバック出来る(積載していると後ろ見えないからね)のだが、ミライースで狭い所にバックで入るのはかなり怖い。だから昨今はバックモニターが流行っているんだろうけど、大まかに入れるにはミラーの方がいいし、走っていても後方確認は必要だ。ルームミラーは大きいのを付けられるからいいとして、サイドミラーは社外品は普通使わない訳で、もう少しなんとかして欲しかった所。
・お世話になった農家の方が亡くなられた。農協の理事も務められ、ワイナリーの創立メンバーの一人で、3年前ぐらいまで講習会会場もこの方の畑だった。豪快で男気あふれ、面倒見がいい人だったが、昨年から病気を患われていたようで、今年は転倒して具合が悪くなってそのままという感じだ。お悔やみ申し上げる次第であるとともに、地元のブドウ作りが壊滅的になっていくのを見ないで済んだのは不幸中の幸いだった。
Posted at 2015/09/08 21:49:23 | |
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