2015年09月16日
・大相撲の中継聞こうとラジオつけたら、なんかガヤが妙に騒がしい。満員御礼今日もか?と思ったら国会の中継でした、どすこい。野党の気持ちも分かるけど、スタンドプレーは所詮パフォーマンスにしかならないのだから、法的に許された手段はともかく、見苦しい事はしてくれるなと思う。そういう所だって国民は見ている。
・「楽園信州空き家バンク」が自治体の不良物件の捨て場になっている件。この空き家バンク、誰が登録するのか揉めていたようだけど、民間の不動産屋の物件が掲載されていたので、まあそういう物なんかなーと思って見ていた。民間だから良くもなく、掘り出し物もない感じだけど、まともな不動産屋なら扱わないような物件もそこそこあったりはする。その中にちょくちょく「こいつ勘違いしてないか?」って値段と状態の物件が混じりだしていて、説明も雑だしなんだろうと思ったら、業者の欄が自治体になっていた。最初民間に花を持たせるための水マシクズ物件かと思ったけれど、いろんな自治体が同じ傾向にある事から突然理解した。これ自治体が引き上げた奴じゃないか?
自治体が私有地を持っている事は時々ある。どういう仕組みかは知らないが、税金滞納した人の差し押さえ物件とか、遺産相続放棄とか身よりがなくて寄贈された物件とか、半分事故物件みたいなのだ。最終的には多分自治体も業者を介して処分して換金しているんだろうけど、そんなのに回るからまともな金にならないので、動産なんかはオークションとかでも売りさばいているのを見る。その不動産版のような感じがひしひしとする。それにしても、その値付けが現実を見ておらず、自治体の希望的観測というか売れなくても困らない感というか見ていて痛い。楽園なのは役人の頭の中で、これどう見てもゴミ物件の吹きだまりです、本当にありがとうございました。役人がこんなん上げてたら、そりゃ民間もへんな物件だけあげて、このサイトの存在意義自体がなくなるよね。ほんと、他の部分をしっかり作っても、こんな物しか乗せられないとなると、まったく魅力がない。まあ、役所としても担保にした金額とか赤を出せない理由があるんだろうけどねぇ。不動産鑑定士は信用してないけど、それすらついているか怪しい。
・昨日は手売りで出荷した荷物があらかた脱粒していたというクレームが来た。巨峰なので考えられない事であり、軸の状態からも発送時は正常だったであろうという事で、運送会社に品物を回収してもらい再び発送という処理まで行った。面倒だけど避けられない問題だが迅速に行動して安心していたら、今度は複数送っていた同じ人から荷物が届いてないと再びクレーム。伝票で発送日時を確認してから気がついたのだが、脱粒でクレームついた所と同じ県だった。最初のクレームは「○○県がダメだった、○○県○○県」と県名で言うので、トラブルがあった発送先はそこに一つなんだろうと伝票を全部確認しないで回収手続きを行っていたのだが、なんと同じ県にもう一つ送っていて、間違って正常な方を回収、ダメな方は放置という事になってしまっていた。間違いが分かったのはいいし、ちゃんと全部の伝票を確認しなかったミスは私にあるが、同じ県に複数送っていたならそう言ってくれとお客様に言った所「私は○○県××市A氏の所でクレームが来たって言った!」と一瞬の戸惑いもなく言われた事に衝撃を覚えた。まあさ、最初のクレームで興奮して色々しゃべっていたから、長い中でもしかしたら何か言ったかも知れないけれど、ああも自信を持って一瞬で断言できる高齢者の思い込みって恐ろしいなぁと思った。お客様なので、はあさいですかって事でもう何も言わず、クレーム処理をご自身でやってくれという事で伝票渡したら、伝票番号に電話して「つながらねーじゃねーかゴラァ」言われましても、分かりませんがな。だから手売りの発送受けるの嫌なんだよ、近所だから利益全然乗せてないし。もう一件の所は自家消費分だからすごい簡単に済んで良かった。
・昨日Cメールで迷惑メールが来た。Eメールはフィルタリングがあるのだけれど、Cメールは携帯端末同士でないとやりとり出来ないからフィルターはない。相手がモロバレだし、業者がそういう事をしたという話を聞いたことがない。ところが、そのCメールの発信番号が157と携帯番号ではありえない物だった。内容はまあスマホの宣伝だったので、すごい迷惑でもないが不気味って感じだったのだが、検索したらau自体が157で宣伝のメールを送りつけている物だと分かった。分かったけど、ちょっとソレは酷くないだろうか。いや、Eメールでもキャリアからいらない宣伝は来ますよ?半分はそれ迷惑メールだろうと思いますけど、フォルダーがデフォで違うし内容も同じパターンで来るので混乱はしない。一方Cメールは文字数制限があるので認証も難しいし、フォルダーも分けられてないし、キャリアがこういう事やるとそれを真似た新手の詐欺が出るんじゃないだろうかと心配になります(まあ、原理的に迷惑メールが送れないCメールだから逆にいたずらはシステム管理者関係じゃないとやれないとは言えますが)。
・中国の戦車が電磁装甲を開発するという話が出ていたのだが、レスで分かっている人がほぼいなくてびっくり。そういう私も分かって無くてびっくり。よくある混同はリアクティブ装甲だった。追加装甲として爆薬を周囲に設置し、モンロー効果を狙った成型炸薬弾のメタルジェットを爆発で防ごうというのは分かる。てか、一次はこのHEAT弾があまりに強力になり矛と盾で矛のワンサイドゲームになってしまった。現在でも歩兵やヘリで運搬出来る軽さの誘導弾として非常に有効。
一方このニュースで出ていた電磁装甲というのは、二枚の電極の間にコンデンサーで高電圧をかけて通常は絶縁しておく。弾頭がその間を貫通すると導体となって高電圧が一気に流れて弾頭を蒸発させるという物だった。他にSFじゃない電磁装甲としては飛翔体を検知して射出されて弾道を変えたりメタルジェットの有効圏外で暴発させるシステムがあったと思った。分かっている人からの突っ込みとしては「それだけの電力をどうやって得るのか」「理屈通り蒸発するのか」「暴発や作動時の周辺被害」を懸念する声が聞かれた。
一応考え方としては一定の理屈はあるかとは思う。というのは、上で書いたHEATに対してはスペース装甲やリアクティブアーマー、チョバムアーマーが一定の効果を得ている反面、戦車砲自体はAPFSDSのような運動エネルギー弾になっているので、その手の装甲は効きづらい(チョバムだけは一応万能的だが)。戦車戦になったら別の概念の装甲が必要になってはくる。ただ、仮に電気がどうにかなって弾頭に大電力が流れたとして意味があるのか?とは思う。
まずAPFSDSあたりが装甲に突き刺さると、それは固体ではなく液体になって相互侵食しながら装甲を融解していく。その段階で電流で温度を上げたら高温プラズマになって侵食を強めるだけだろう。となると、増加装甲のような外側のクッションゾーンみたいな所で受けるって事になるのだろうが、あんまり軽い素材だと電極になる層が着弾の衝撃で吹っ飛んでしまって電流が流せないのではないかと思われる。まあウィキでもそこはスルーで「大電流によるジュール熱で弾頭を気化させる」って言ってるけど、超高速物体を一瞬で気化させれば、結局プラズマシャワーになるだけだと思うんですけど。ま、100歩譲って通電型電磁装甲に一定の防御効果があったとして、それだけの電力をどっからか融通出来るとして、やっぱり漏電やノイズ問題が出てくる。ショートさせると増加装甲全てが同じように加熱させてしまうので、下手すると軽く着弾したら戦車が丸焦げとかありうる。
大体、これはスレでも言われていたのだが、今時戦車戦があるのだろうかという問題が大きい。攻撃ヘリとの交換比率を考えるとMBTがワラワラと侵攻するという状況が考えづらく、そんな来てたらりゅう弾とかのトップアタックのが効果的。侵攻作戦だと地雷とかも進化しているだろうしねぇ。あるいは、この電磁装甲を軽車両に積むことで小型車両に耐MBT能力を追加・・・ってないよな。世界的にも研究はしているそうだが、どこかうさんくささを拭えない。
・今年の自然災害の多さと、奥地の人が「ここはハザードマップで建設制限がかかっている」とか聞いてハザードマップで調べてみたら、中山間地はやはりというか「水害」被害予想はほとんど無い(水田にはある)けれど、土砂崩れ、土石流警戒地域が結構あった。面積で言えば宅地の8割は警戒地域にあると言ってもいい。たださすがというか、少しでも安全と思われる場所に家があるため、2割の場所に集中して家があるのも分かった。残りの箇所も極力ハザードマップに引っかからない場所に集落がある格好だが、広島の水害だとハザードマップで警戒地域に指定されると宅地の価格が下がるために業者が指定を嫌がった結果、避難指示等が遅れたという指摘もあり安心は出来ない。ま、一つの候補は茶色網掛けになっていたので候補から外す(あるいは余程安くして物置にする)。他にはちょっとマシな場所がないのが怖いっちゃ怖い。いい意味でハザードマップの危ない所から人がいなくなっている感じだし。
ちなみに家は平野部だが浸水予想地域まで200mぐらい、土砂崩れ等からは1km以上離れている白地だった。こういうの見ると現在進行形で侵食が進んでいる場所が中山間地なんだなーって感じますわ。
・昼寝したら珍しく長いリアルな夢を見た。舞台は学校かそれにちかい集団で、ここからなんらかの事件が起こる場面の登場人物の一人になっていた。事件は目撃者とか周辺への影響を考え計算された何かで、私はその目撃者にされそうな立場、というかアドベンチャーゲームのミステリーとかの主人公のようなポジションである。今後連続して事件が起こるのを阻止したり、示威的だったり脅迫的な事件の影響を抑えたりする必要がある。きっとこの、取って付けたような呼び出しが事件の開幕なんだろうなぁと思いつつ、周辺の人を観察。どいつが犯人で、どいつが味方で、どいつが賢くて、どいつがバカで、どいつが脳筋で、どいつがムードメーカーでなどなど。ここで、良いパーティーを選択していけば、今後の展開を有利にコントロール出来る確信がある。犯人を連れて行けば案外さっくり特定出来たり、目撃者の多さから事件が起きないかも知れないし、リーダーを連れて行けば事件を伏せるなり信頼出来る人だけでパニックを起こさずにすむかも知れない。でも連れて行けるのは2人ぐらいだなー、美人の委員長でもええんちゃう?とか思って選んだのはバカ二人。稲中の前野と井沢みたいな奴らで、あれだけシリアスな展開だったはずが、すごいアホらしくなって平和裏に爆発オチで終わった。よく眠れた。
Posted at 2015/09/17 22:31:20 | |
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