2015年09月21日
・稲をかけてたら腰が突然痛くなり、だましだましやってても良くないので休んだりストレッチしながら半分終えて一日終わった。無理はいかんし、ストレッチ怠けたのもよくなかった。日ごろの運動不足もあるし、はさかけのプロセスもよくなかった。一束づつかがんで取るのはさすがに無理があった。一度台車にまとめて乗せてかがまないで運べるようにしたら楽になった。もう一つはズボンの後ろポケットに物入れてかがむと、腰を出せないのでこれまた腰を痛める。
・はさ木が大分傷んできていて、横のが折れたり、台の部分も打ち込んだら割れたりしてきていた。運搬も大変だし金属製のを導入しようか調べたが、そもそも名称がなんて言うのかわからなくて困った。どうやら一般には稲干台で通じるようだが、ここらへんだと「はさ足」と呼ぶんじゃないかと思う。はさ足の金属化のメリットは結束や打ち込みの手間がなくなり軽量になるので展開がひとりで簡単に出来るようになること、デメリットはコストとよこ木も金属にしないと架台に乗らない事。よこ木を金属化すると摩擦が少ないので稲の振り分けを加減しないと落下しやすいことなどか。無理やり木を載せている人もまだいるけど、仮に木がいい!って言っても、もう木のはさ木があんまり流通してないし、値段も安くなさそう。よく昔の農家さんは植林した間伐材をはさ木として自給していたと言うけれど、今山持って管理している農家さんも少ない。
話し戻して金属のはさ足だが、検索してひっかかるのは「アルミ」「三段」という製品だが、ちょっとこれお話にならない、と思う。まず複数段というのは乾燥の都合から見ても横木へのかける都合から見ても不要で、なんでそんな製品があるのか不思議だ。実際使用写真見ても三段とかで使っているようには見えないんだが・・・その割に一反での使用数がかなり多いのも気になる。強度がない分沢山使わないといけないって印象なんだが、だったら高くて弱いアルミをなぜ使ったと。鉄の太パイプの奴のシンプルな奴の方がよっぽどマシだし安かろうに。まあ、本数に関しては木のはさ木に比べて金属の人はかなり密に入れている印象があるのは本当だ。
単純な垂直荷重で言えば杭を紐で縛った奴がそこまで強度があるとは思えない。おそらく金属のだって余裕だろう。足が横に大きく広がるので間隔が狭く見えているというのもある。ただ、最大のネックは横木(パイプ)の強度なんじゃないだろうか。パイプの直径はせいぜい38ミリ、42ミリの単管ではない。単管の曲げ強度ですら2mの両端支持だと数十キロから100キロ程度だったと思うから、もっと細い奴にガンガン積んでいくと多分曲がる。それを嫌って三脚の本数を増やしているように感じる。と、ここで多段パイプのはさ足の意味がおぼろげながら見えてくる。はさ木の強度が足りないから一本に多段がけができないから、はさ木を複数渡してあるんじゃないだろうか。
じゃあ木のは強いのか?って言うと、あんまり強くない。無理してつるすと、風や雨で折れたりもする。でも、通常負荷の段階だと割りと強度があるのと、多少しなっても復元力があるから致命的に曲がってしまうことが少ない。というか復元できないほど曲がったら折れる。
・自衛隊に試験的に入れたAH64が結局たいした数にならなかった件について考えてみた。自衛隊ってまだ攻撃ヘリの主力はAH1のままで、アパッチに切り替わる感じではない。先日書いたように対戦車で攻撃ヘリは圧倒的に優位であり、また対地攻撃機というジャンルを持たない日本には対装甲航空攻撃力が不足するんだろうか?調べてみると陸自のAH1は2000年で生産が終わっていて90機作って事故等の喪失とかもあり現役は60機、2001年の次期攻撃ヘリ選定でAH1Zが落ちてAH64に決まったけど、2007年に本国のブロック2の生産が終わって部品供給がなくなり13機の生産でアパッチの導入も終了、つまり攻撃ヘリ自体が手に入らない状況になっているらしい。
ただ、アメリカでアパッチがなくなった訳ではもちろんなく、ブロック3と呼ばれるAH64Eが導入されて生産中であり、普通に考えたら日本も自動的にバージョンアップ対象になるような気がする。それが頓挫している背景にはまず需要がそこまではないという判断と、アパッチ導入時にアメさんにかまされて供給おわるのにバカ高いライセンス量とかふっかけられて、F2より高いアパッチ(F2が130億、アパッチ216億)になった苦い経験があるのではないかとも思われる。かと言ってAH1も最終型のZも改修が2013年に終わっており、いまさら2007年時点で蹴ったのを買うのもどうかとも思う。
そもそも、日本本土に戦車がワラワラと上陸する時点でおかしく、ソ連がそれを北海道でやりそうでもないから、そうすると水際防衛で対艦ミサイルや航空爆撃に力を入れた方がいいという判断がまず一つ。大平原でもないし国内に移動ルートはあるので、お得意の野戦砲による攻撃も出来るだろう。相手がそんな中戦車を動かすとしたら制空権もおぼつかないはずで、そんな中ヘリ飛ばすのが間違ってる(ので、日本のAH1やOH1は自衛用のAAMを装備している)。
もう一つはOH1の存在だ。これ自衛隊の人に言っても観測ヘリだと言い張るんだけど、その機動性や形はどうみても攻撃ヘリだ。現状では固定兵装がないのだが、両脇のスタブウィングには対空ミサイルと誘導爆弾が搭載されるとある。観測ヘリだから対戦車ミサイルの誘導は出来るはずで、自分で運ぶか後方で別の機体が運ぶかわからないが、後付でATMは運用できるようになりそう。固定武装はどうなんだろうね?
と、回転翼機の導入だけ見るとこんな形だが、昨今は偵察も攻撃も無人機が導入されている。自衛隊も偵察形(グローバルホーク?)は手に入れたが、いずれはプレデターやリーパーも欲しくなるだろう。こいつらは「安い」「運用場所が楽(多分高速道路あたりから飛ばせる)「人的損耗がない」といいことづくめだ。もう一つ、調べていて浮上したのだが、日本も遠隔操縦観測システムというヘリのドローン(シングルローター)を導入していた。これ、民生用も同時に開発してたっぽいが、ずいぶん昔から研究した割にろくな形になってないような・・・
Posted at 2015/09/21 20:27:41 | |
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