2016年01月18日
・今日は積雪が31cm(気象庁発表)もあって、昼間に雪かきした。朝出勤前にやる人達は大変だが、最近は駐車場も空いているので、別に他人の通路をかかなくても何も言われない、と思う。もしかしたら何か思ってるかも知れないけれど。以前は雪かきは社会奉仕というか義務で全員がやるべきという風潮があったし、今も高齢者宅なんかは民生員がかいてやったりあるのだが、基幹道路は除雪業者が入るし自分の家だけだったら困らない限りは最低限でいいんじゃないかと言うのが私の意見。穴を掘って戻すと雪かきはほんと無駄なだけの労力だ。これを溜めて冷蔵庫にするとかならまだ有意義だけどねぇ。とりあえず軽トラの周囲の雪は軽トラに積んで雪捨て場に捨ててきた。ダンプじゃないと降ろすのが結構面倒。でも高く積まなくても大型ユンボがいるので、多分適当に均してくれるのだろうと思う。
雪が降ると怖いのはハウスの倒壊・棚のアンカー浮き・小屋の屋根などの崩落で、今回は幸い何も被害はなかった。ただ、うちの太陽熱温水器は表に雪が積もってしまい光を受けられなくなる事が判明。幸い窓から簡単に出入りしてメンテは出来るが、雪が積もったトタンは想像以上に滑りやすいのでやりたくない所。太陽熱パネルも充電が止まってしまった。どちらも蓄積しているエネルギーそのもので自分自身への積雪程度溶かせるだけにもどかしい気持ちになる。
ちょっと考えたのは、以前夏場の冷却に使った屋上散水を融雪に使う方法。昨年はお盆の2週間程度を抜かせば比較的涼しかったので設置しなかったが、あの手のスプリンクラーで中水を散水する事で融雪してしまうというのはいいんじゃないだろうか?実際新潟や長野県北部(深雪とか)だと地下水の散水で道路の融雪をやっていた。地下水だとくみ上げすぎの問題があるけれど、屋根散水の場合もう1度樋を流れて戻ってくるので、融雪出来ている限りは水源は困らないし、減ったとしても所詮中水だ。また、ソーラー温水器の給湯管が何故か家の裏に見つかったので(配管のアウトレットが何故か水じゃなかった)、主要な部分だけ温水撒いてしまうという手も考えられる。
もう一つは融雪剤として炭や墨汁の利用である。畑なんかは炭はどのみち撒くので、今撒くと融雪効果がある。墨汁なんかは製品としても融雪剤として売られているが、当然とけた雪が汚れるので使える場所は限られる。また、墨汁や炭だけ溶けた水に運ばれて流れ落ちてしまう問題もある。なので、ある程度の回数を撒かないといけないとは思うのだが、スプリンクラーなら別に全然難しくはないよね。屋根では使いたくないが、ハウスなんかだと可能な気もする。そうそう、ハウスは夏場は逆に遮光用に石灰の白い汁を塗ったりする技術もある。ともあれ今年は雪が少なく乾燥が心配されていたので良かったけれど、家仕事頑張らなければ。
・雪が降って寒さは少し和らいでいるのだが、絶対温度低いねぇ。玄関ドアの作成部材もあるのだが工場が寒くて入る気がしない。さて、自作ツールが出来たのでポリカーボネートのダンボールを自由に組み合わせられるようになったのだが、「ポリカプラダンを二重にするとメリットがあるのだろうか?」というのが今回の疑問。単板ガラス(+アルミ枠)に比べ、ポリカ(+木枠)がはるかに暖かいのは自作パーツで実感しているのだが、それでも窓というのは断熱の大きなボトルネックであり、ここを二重化した方が他の所に手をかけるより安いのではないか?という疑いがある。幸いポリカを二重にしてもかかるのはポリカの値段だけで、枠材には充分が余裕がある。枠部分はまあ充分に断熱性があると仮定してポリカ部分だけで考えて見よう。
素のポリカの4㎜の熱貫流率は3(W・平米/K)、ガラス5㎜の熱貫流率は6である。ちなみにグラスウール10kgの50㎜の厚さ(壁でかつて標準だった数字)の熱貫流率は1なので、いろんな部材が間にある事を考えると1程度までは下げないとボトルネックになりつづけるって事である。単板アルミガラスの上にポリカ二重窓を一層で張った場合、計算だと単板ガラスとポリカ窓の間の空気層も断熱層になるはずであるし、単板ガラスのソレにも若干の熱抵抗はあるはずであるが、実質的にアルミ枠の窓なんざ外と全く変わらないかそれ以下だと思われるので計算はせず、ポリカ窓だけで比較する。熱貫流率が3の窓に空気層12㎜(断熱効果が最大だと思われるスペース、熱貫流率は2.2ぐらい)、そして同じ3のポリカプラダンという事になる。
複数の素材の熱伝導率の計算は熱抵抗に換算してから合算する計算式が分かったので再び計算。熱貫流率3は熱抵抗Rだと対数の0.33333、K2.2=0.4545・・・・って感じなので、1/0.3333+0.4545454+0.33333=1/1.12=0.9がK値になるらしい。どういう事かと言うと、「ポリカ4㎜の窓を空間12㎜で二重に作ると冷えやすさが50㎜のグラスウールと同等になる、という結論にたっする。これは大変優れた数字とも言えるし、そんだけ物量投入すれば当然という数字もある。現在の壁はグラスウール10kgなら100㎜らへんの性能はあるので、これでもまだ不足と言えるが、片やガラス窓だとどうあがいてもK=1.4あたりが一般的なのの限界だ。これ以上はガラスだとトリプル化する必要があり、そうすれば0.8あたりが出ている。あるいは高価な真空なら一枚で、1.4程度なのでそれをペアにすればって所だろうか。多分それ一枚の値段でポリカの奴が家全部の窓に張れるけどな。
・SS用のドリフト低減扇散布ノズルが届いた。最初「こんなのが1000円かよ!」と思ったが、よく見ると樹脂にセラミック鋳込みで、セラミックも単なる穴ではないなど、かなり拘りの加工がされていた。とは言え、うちのSSも何百時間使ったか分からないけれど、穴径の拡大は単板ですら起こっていない(ステンレス)。真鍮のノズルならいざ知らず、研磨材を散布するでもないノズルにセラミックって必要なんだろうか?セラミックの方が量産性や形状安定性が優れているとして、この価格を正当化するほどの物なんだろうか?とモヤモヤする。過剰品質・良ければ売れるを地で行ってる訳だが、実際は商品の納車時の選択パーツとして1度選ばれるだけで、私のように後から買う物好きなんてほとんどいないだろう。1度だけしか売れないのであれば価格はうーんと高くしても売れる訳で・・・
ただ、筒の長さを長くして三次元的に加工するのであれば、ドリルと特殊な刃先の物を使うより、セラミックを形に入れて焼いた方が楽なのかも知れない。その技術料と考えれば妥当なの・・・か?春先にSS動かす時にノズルに付けて噴霧状態のチェックをして、良いようなら全面的に入れるなり互換品
安く探すなりって事になるかな。
・ダイエットは太腿などが結構痛くなったので運動休み。プロテインはお湯じゃないと溶けづらいようだけど、味はかなり良い。バーベルシャフトはかなり重いので調べたら10キロあった。
Posted at 2016/01/18 20:16:12 | |
トラックバック(0) | 日記