2016年01月26日
・ミラーフィルムの断熱性について。Low-Eガラスに使われるような赤外線反射層による断熱効果だが、日射を遮る方向だと明確にありすぎて調べる必要すら感じなかったのだが、冬場の断熱での効果は未知数だった。数字上かなり良くなる計算だが、どうもあの手のって信じていいのか分からないので。幸いここのところ低温だったので、非接触温度計を使って温度を計測してみた所、納得の結果が出た。
まず一部屋は居間で気温は8度、カーテン越しの窓が6度、ポリカ中空+ビニールの三重障子が4度、ミラーフィルム貼ったガラスがマイナス4度だった。一方同条件のミラー無しのガラスの温度はマイナス10度だった。三重窓周辺だと温度は3度程度で、誤差含めれば同じだが、ガラスで見ると大きく違う。ただ、ミラー側の外にはベランダ温室があるのでフェアな比較では無いが・・・ベランダ温室も夜間は外気温度と同じになっているとは思うのだけれど、放射冷却なんかで差はあるのかもなぁ。実は温度計は低温測った後、イマイチ測定が安定しなくなってしまったので、色々間違っているかも知れない。なにしろマイナス14度とか窓で出たから、これは低すぎる。
見た目ではもう明確な差があって、ミラーの方はうっすらと凍っている程度だが、ミラー無しはもっとガビガビに凍っている。という事で、夏場の対策にも冬場にもミラーは一定の効果が見込めると思う。ただ、結露するようになると放射率がミラーフィルムと大分異なるのではないか?という予感もする。
・今日は昼間に町内のブドウ生産者組織の部会の懇親会があって、気楽な気持ちで行ったら沢山の料理を食べてワインを飲んで4時間近くだべってた。冬の農家ならではの余裕って感じだろうが、レストランより家飲みの方が気楽なんだろうねぇ。ワインは山辺ワイナリーのシャルドネ・シュールリー2014。醸造専用種の中では若干安い方だ。香りは素晴らしく、この冷涼な澄んだ柑橘系の香りは評価が高い。一方でナイアぐらい優しくて甘いのが好きという人もいる。某ソムリエのワインの好みと人物像というのが当てはまるような気もする。
話題としてはお爺ちゃんの畑作業が大変で、万一の時実は娘夫婦は労力にならないという話とか。私はてっきり引き継げるだろうと思っていたのだが、すでに老々介護状態なので、一人倒れたら介護が二人分必要になるそうだ。他には健康維持の話題や今生天皇の話なども。私のダイエットの話をしたら、「今日までは別だから」と言って沢山ご馳走してくれて「来年の剪定講習会までに1キロマイナスでいいから結果出して新年の計画に組み入れる(要は罰ゲームのおごりを早く確定させたい)」とか言われる。うーん、頑張らねば。
・昼間の懇親会の前に温泉に行ってきたのだが、やっぱり温泉は暖まる。コア温度が下がっていたのか、いつまで入ってもなかなか温度が上がってこない感じがあったが、1度上げればずっとポカポカだ。懇親会の途中で眠くなった。そして、二つ別れている浴槽の片方がより高温である事をはじめて知った。いつもは両方同じような温度なんだけど、冬場は節約なのか、私が常日頃鈍感なだけなのか。温泉入って美味しい飯と上品なお酒で、帰宅してコタツ入ったらよく寝てしまった。
Posted at 2016/01/26 22:33:58 | |
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