2016年01月27日
・ソーラー温水器が配管の凍結で使えなくなっている。落水もダメ、当然給水も凍っているだろうと思われる。最初からそうなるだろうなーとは思っていたのだけれど、予想より給湯能力があるだけになおさらもったいない。さて、ソーラー温水器には架橋ポリ給水管が使われる事が多い。柔軟なので配管が楽だし、最初から被覆してあるので凍結しづらい。しかし、凍結対策や凍結ダメージについて知らなかった(多分大丈夫だろうと思っていた)ので改めて調べて見た。
まず凍結ダメージは予想通り「樹脂の塑性で吸収されるので継ぎ手共々ダメージを受ける事は稀」だそうで一安心。次に凍結温度データーだが、そのまま抜粋すると
マイナス5度 マイナス10度 マイナス15度
13A 3.5時間 2時間 1.5時間
20A 8時間 5時間 2.8時間
13A20㎜被覆 17時間 9時間 5.5時間
ちょっと最初の水温が何度なのか分からないのだけれど、これが本当なら架橋ポリってすごい寒さに強い素材と呼べそう。鉄管だったら、間違いなく1時間以内に凍る。そんなの実験するまでもなく明かだ。20㎜被覆だったら、うちの地域なら事実上凍らないのではないだろうかと思うが、20㎜被覆は一般的ではない。うちのは10㎜被覆なので、中間で見るとマイナス5度で10時間、マイナス10度だと5時間ちょいって所だろうか。これだと凍る。
凍結対策としては水を出しておく、ヒーターを使う、水を抜くなどがある。しかし、ソーラーの場合自然落水しちゃうので水を抜く事は無理。本体はまず凍らないので良しとしよう。ヒーターは電気式は初期コスト、施工性、維持コストなど全てが良く無い。電気は食うし、鞘管だとそもそもヒーター入れづらい。ソーラーだと行ってこいの2本分必要だしね。ただ、凍っても管にダメージはないので、「凍ったら溶かす」って使い方が出来るのが鉄管との大きな違い。少しでも溶ければ温水ですぐに溶かせる。水出しっぱなしは温水が無駄になるっちゃなるけど、一番確実かも知れない。
面白いと思ったのはさや管内部に温風を送るという方法。普通の白ガス管だと被覆材と管の間にスペースは作らないし、出来ていても安定してはいない。逆に乾かないし錆びるので、さや管と被覆材の間隔を利用しようという発想がない。一方架橋ポリはさや管があるのが当たり前で、しかも空間がかならず存在する。というのはポリ管は熱膨張があるのでタイトにさや管を付けられない。もちろん、その空間は解凍用にある訳じゃないので通気性など問題もあろうが、そこを通路にすれば熱を伝える事が出来るというのは目から鱗の発想だ。とは言え空気は冷媒としてはそれほど優れていないなどの問題もある。
という事で今後ソーラーを改良するアイデアとしては
1:20㎜被覆材を使う、あるいはパイプのみの架橋ポリを20㎜被覆材に一緒に突っ込む。
2:被覆材とパイプの間の通路に冷媒を流せるようにする。
理想としては2本まとめて被覆して、中に銅パイプなり普通のパイプを通してお湯を流せるようにする。あるいは、被覆材との間にお湯を流せるようにする。これ、図らずも漏水していた時がその状態だったので、どうすればなるかは割と簡単に分かる。オーバーフローパイプの出口をさや管に分岐出来るようにしてお湯を落とせば出来る。
しかし、ここには2点大きな大きな問題がある。まず1点は、お湯を落とすのは解凍時だが、凍ってしまったら給水出来ないので、タンクからもお湯が出ないという事(中にお湯があっても)。これは給水パイプを最初に三つ叉バルブあたりに付けて、寒くなったら解凍用の出口から出すという事である程度は解決出来るが・・・もう一つは「凍結する時は降雪してたり夜間だったりして屋根に登るのは危険」という事だ。リモートで使える小さなバルブからお湯を落とす・・・というのはそこそこ技術改題が大きい。ただ、うちのタンクは温度計用の穴を使ってないので、そこに小型バルブを付けて動かす事は可能かも知れない。ソレノイドバルブなどにして、必要になったら外部から開け閉めする訳だ。
とりあえず屋根に登ってみたが、比較的軟傾斜の所でもおっそろしく滑るので給水側だけお湯を入れてみたが、復活せず。給湯側は触る事も出来なかった。うーん、雪がなくなったらとりあえずチューブでも設置してお湯を遠くからプランジャーで押し込めるようにするか?と思ってバルブ周辺を見たら、なんと鉄管の方のヒーターのコンセントプラグが外れていた。以前からここきつくて、3本刺しになっているのが落ちてしまっていた。コックいじっても凍結部分がガチガチ、来てない部分はスカスカだ。ボイラーの電源外すと中で凍るのでこれは外せないし・・・と色々見てたら、 ボイラーの電源が別のコンセントから取れるようなので配線かえて復活。ただ、気温が高くてサーモが止まっているので雪ダルマにして強制作動かけている所。
・うちの軽トラのパナのバッテリーもCCAテストかけてみたら、CCA200だった。同じ時期に買ったユンボ用のも同じ数字だったから、CCAが元から低いのか、使い方が違っても同じように劣化するのか、最近寒くてセル回しすぎなのか不明。テスターはヘルス35%でNGマーク出てたけど、元から100落ちでそこまで評価下がるんだ、厳しいなと。実は今回様々なバッテリーでテストしている中で「こいつなんでこんないいんだ?」ってのがあって、それが日立のバッテリー。たしかユンボに入っていた奴だと思うけれど、平成20年って書いてあるのにCCAが元サイズとほぼ同じ。別に良い管理状態でもなかった。
・リンゴチップスは常時屋外凍結とベランダで凍結と乾燥を繰り返すサイクルので3日ではっきりとした違いが出た。前者は切った時のままというか、若干端っこが凍結と解凍を繰り返して凍みた状態(組織が痛んでしなっとなった状態)になってしまっていたが、乾燥サイクルを入れた方がかなり乾燥が進んでいていい感じ。短いピースはすでにカリカリの感じになっている。ここからなら火力で乾燥させるのも数分で全部がカリカリになるだろう。という事で全部ベランダに入れて乾燥続けている。あとは温風でも当てればいいかな。
丸ごと状態のリンゴは屋外に出しておいたが、やはり表面が露出してないと全然乾燥が進まないのでこれはダメ。スライスで一枚の状態にする必要がありそう。そして一枚状態でこのスパイラルカットのはちょうど良い厚さのようで、振っても簡単にダマにならない。乾燥しているのでお互いくっつかないという要素もあると思う。
・クボタのMidyの修理、とりあえずガソリンホースを取り付けてキャブにガス送れるようにしたのでテスト。と、早速ガスが落ちてこない。見たら、タンク出口に細かいストレーナーがあって、それが目に見えない目詰まりをしている模様。ポリタンクだから、そんなゴミ入らないんだけど丁寧ではある。そして次はキャブから若干のオーバーフロー、これは使っていれば大丈夫かも知れない。そしてスターターロープを引っ張るも始動せず。プラグチェックすると一応燃料は来ている模様。直キャブでクリーナーを吹くと初爆だけあるのだが、爆発が連続してくれない。
二三気になった点としては、マフラーからの排気の出方が弱いので、マフラーが詰まっている可能性がある。特にこの手の農機は地蜂が中に巣を作る事が結構ある。ただ、マフラーの脱着がちょっと面倒な位置なので他を先に疑う。んで、圧縮はスターターの具合からそこそこ感じるし、ガスも来ているとなると点火系だろうとチェック。付属のはデンソーのW14F-Uというので、NGKだとB4Hにあたるそうだ。ほんど「分類番号の振り方」だけでデンソーは大きく世間から遅れているんだよねぇ、自業自得とは言え変革する気もないのかと言いたくなる。古いプラグでもちゃんと火花は飛んでるんだよねぇ・・・と思って何回かスターター引っ張っていてヘンな事に気がついた。・・・このプラグ、アースしてないのに電気飛んでるよ。
普通火花ってのはプラグの中心電極から、アースしていある金属パーツに電気が飛ぶ(当たり前の話ですまんが)。それがアースしないで落ちるって事はプラグコード側が通電しちゃってる事になる。え?このプラグコード、中にアースでも入ってるの?と思ってプラグキャップを外したらさらに困惑。普通はですねぇ、プラグキャップってコードの中心の細い電線にネジか何かが刺さるようになっているんですが、これ、横からぶっとい針金を突き刺してある。二箇所から。そして針金の中間がグルグル巻きになってプラグの端子に引っかかるようになっている。初めて見ましたわ、こんな構造。というか一瞬誰かが自作したのかと思った。でも、適当にこんな構造作る意味もないし、プラグキャップのガワが残っているので、最初からこんなんだったんだろう。ここらへんからコード外皮の汚れあたりをアースとして電気が流れたのかと予想して清掃したら大分飛ばなくなった。とは言え、まだ始動しないので、明日プラグ交換してテストかな。そろそろ軽トラの荷台からどいて欲しいし。
・仕事はそろそろ雪も歩いてつぶせる程度になったので、チェーンソー積んで伐採木を伐採して回った。ブドウでも幹になると20cm超えるのは珍しくないので伐採は結構大変だし、棚上の太い枝は本来はチェーンソーの作業範囲ではない。ヘタすると棚線を切るので丁寧に切るから木を使う。うちのチェンソーにはヘンな癖があって、バーの根本や先端はそこそこ切れるのだが、中間部分がどうも挟まれるのか切れづらい。挟まれて無くても横に上手く切れていかない。相手が切断された丸太なら全然問題なく切れるのに、立ち木だと何故か食わない。クサビ入れるまで切れないでも止まるのはこれ刃の目立て方法に間違いがあるんだろうか?
あと、チェーンオイルが漏れるのが地味に困る。チェンソーはチェーン潤滑用にオイルが出る構造になっているのだが、チェックバルブかどこかが壊れて噴出口から漏れているのかなぁ?と思ってばらしてみたのだが、まずオイル噴射量調整ボルトがピクトグラムはあるのに見つからない。え?と思って後で調べたら、とんでもない細い所の先にあるらしい。わからんわ!また、チェックボールなんかがある構造ではない事に気がついた。他の機種の整備を見ていて分かったのだが、ギア軸の根本にプランジャーポンプが埋め込まれているようだ。ここへの通路かポンプ周辺から漏れている感じがする。ばらせない事はないが、どのみち一回づつチェンソーにオイルとガス入れて使い切るならどうでもいいか?と思っている所。
・ダイエットは遅々として進まないが、トレーニングは30kgでそこそこ追い込んでいる感じ。あと、インシュリンは太る元だが、筋肥大にもいいそうなので、トレーニング後はプロテインと飴とか。昼間、ちょっと気になってマクドに行ってチキチーとシチューパイ食べたが、後で具合が悪くなった。味はチキチーはスパイス使いすぎだが美味い。Lチキのチーズはさめばあんなん。ただバンズは座布団のクッションみたいな味気なさ。シチューパイは予想以上に中身がシチューなのだが、具がなくて「これも全部小麦じゃねーか」って言われたら「グラコロ」の亜種という感じが。そして皮など、体にわるそーな油を感じる。店内は爺さん達がたむろしていて、オシャレにして浮浪者のたまり場になって、マックどこ行くんだろうと言った感じ。店員が(また汚いのが居座るのか?)みたいな感じの眼差しをくれるけど、スタバとかそっち系の内装は私は居心地悪くてダメだ。そういうの狙ってマックもアート系内装にしたんだろうけど。
・明日あたりはそろそろ外仕事出来そうだし、工場もいじれる。屋根は雪降ろした方がかわいて作業良くなるかもな。
Posted at 2016/01/27 22:27:11 | |
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