2016年01月30日
・溝切り機のガイドを作って見た。素材は準備してあった12㎜の全ネジ棒、アングル材、ちょっとした木片2枚(今回は荒材)、M12のナット4個。アングルに12㎜の穴あけてナットで挟んで固定、そのアングルに板をサンドイッチするように固定するだけ。どの程度ガイドを奥に入れるのか迷ったが、結構深く入るようにしておいた。仮に板に横切りして入れる時はガイドは違う形の物を使うだろうから、これは細い棒専用と割り切る。1度使ってみて不具合があったらはさむタイプに反対側にも同じパーツを付ける事になるだろう。あとは本棚のパーツを購入してきた。最近近所のホームセンターは東証に上場したそうで元気がある。逆に昔からある所は一応全国展開だが、全然ダメ。同じパーツがまたしても3割も高かったし、品質も悪い。
・燃料コックが届いた。以前のはちゃんと分解しなかったので、こいつは分解して中身を見たら、まさにカブ系と同じ構造になっていた。これなら耐久性や信頼性も高そうだしヘタに純正使うより良さそう。ただ欠点も二つほどあって、一つめはコックが重い。二つめはコックを固定するためのボルト穴が一つしかない。なので、取り付けてコックを開け閉めする時、片手でコックを押さえてないと回ってしまって出来ない。今回は耕運機に共締め出来そうなボルトがあるので、ここにステー噛ませてコックを取り付けようと思うが、なんでもう一つボルト穴を設けなかったのか不思議だ。今回は少し本体削ってステーと干渉するようにして回り止めしといたけど。今回は個数もあるので、気になる機材は全部これで修理出来るな。
・チェンソーのオイル漏れおよび調整はやっとボルトを発見したが、本当に狭い場所にある。あんまり調整する必要はないのだろうけどね。オイルポンプはスプロケと同軸でそこから動力取るかなんかしているのだが、リョービとかのは防振ラバーの外側、スプロケカバーを外すとすぐ見える場所にある。一方うちの丸山のは防振ラバーのハンドル側、スプロケ外さないと見えない側にある。で、以前はオイルやガスが漏れるのが嫌で横にして置いてあったが、よく考えたら吐出口がそれだと下になるので、結局水平に置く事にした。
・今回の豚汁が上手く言って美味しい。エノキを今回はじめて入れて見たが、歯ごたえがシャキシャキしていて食べ応えがあって非常によろしい。豚肉もやっぱり多少は脂身がある肉の方がスープにも肉にもこってり感が出て美味しい。ただ、にんじんやゴボウを切らしていたので、土臭さが物足りない。そろそろトレーニングの効果が出てくるというか、筋力が1度落ちるので、毎日のトレーニングではなくく同じ場所は1日おきのトレーニングに切り替えた。それにしても寒い。
・先日から日本が没落の道を歩む時にどうなるのか考えていたのだが、一番の自衛策は自給能力があるほど景気に左右されづらくなるって単純な事だった。つまり、資産運用は国内に住む限りどれも安心できない。簡単に言うと日本円自体の価値がもう信用出来ないから。最悪なシナリオとして利率下がって安定する投資先がなくなって現金で持っててもデノミ(貨幣切り替え)で炙り出しとかね。まして証券・債権な訳で、それだったら自給コストに回した方がマシ。不動産?それがちょうど前のバブルでの資産運用の安全パイだった訳ですが、どうなったか私は覚えている。確かに総量が変わらない不動産は安定した資産になるが、景気が悪化して運用出来なければ単なるお荷物で、地価が下がれば目減りするリスクがある。その土地で何かを生むのであれば話は別だけど、今すでに投資がかなり入っているから今更という感がある(たとえば元から土地を持って居る人が不動産経営するならリスクが少ないが、新規で土地買って運用する人おらんでしょ?そこが賃貸マンション経営会社なんかの格好の餌場になってる訳だけど)。
何かを生み出すというと農業が真っ先に思い浮かぶが、食糧自給だけなら大した面積はいらないけど、投入コストとそこから得られる物の比率はかなり低いって問題はある。ぶっちゃけ米を一年一人300kgもらえると言っても、貨幣経済だと困る訳だこれも(本格的に円が暴落したらチャンスだけど)。で、日本で通貨危機が起きて困るのは、外部に依存している物に貴重な外貨を払う事であり、その最たる物がエネルギーである。エネルギーがなければ何にも出来ないと言っても過言ではないから。つまり自給エネルギー開拓に投資する事が一番堅実な資産運用、という結論にたどり着いたのだが、実際問題自給エネルギーなんてないよね。水田から石油が取れるとかならいいんだけど、実際はまだ藻の一部から実験的に油が出来たり出来なかったりしているレベルで、仮にそれが可能になったとしても、個人所有の土地でそんなの採算に乗らない。出来るとしたらエネルギーを販売はしないまでも買わないで生きていける程度の話になるんだろう。例外としてソーラー発電だけは売るに値するクリーンなエネルギー(ピュアと言った方がいいか)を出せるけど。あとは薪などグリーンエネルギーが復権すればある程度はエネルギー得られる訳だが。
・「とことんやさしい熱設計の本」
熱設計といいつつ、大半は電子機器の話、著者がPS3の初期型の開発に携わっていたらしい熱コンサルで、あの重い筐体の中身にヒートパイプが使われているのが図解で出てくる。大半は知っている話だが、それを整理して教えてもらって勉強になった。さて、この中で「世界三大発明」の話が出てくる。普通は「火薬」「羅針盤」「印刷」だそうだが、機械に限ると「ネジ」「ギア」「ヒートパイプ」と言っていたのが印象的。
いろんな冷却方法があっても最終的には空気に発散する空冷であるという指摘があり、回路なり熱源がどんどん複雑に入ってくると外部に熱運搬するしかないので、ヒートパイプが必然になるのだそうだ。面白いのは、工業界でのヒートパイプは冷媒に揮発性ガスを使う(常温液体で簡単に揮発するアルコールとかナフサとかフロンとか)のだが、この人は真空にして水を入れるのを使うと言っていた。真空にすれば水も沸点が下がるので冷媒として充分に使えるし、水は今度比熱が大きくて運搬量が多く、発火などの安全性も大丈夫だからだろう。
実際うちにもヒートパイプのソーラーがあるが、あれの熱ダイオードとしての性能と熱の搬出能力の高さはすごい。三大発明と呼びたい気持ちも分かる。面白いのは、他の発明は発明者が不明だったり個人だったり、特許がかけられてたりするのだが、ヒートパイプはGEが発明してNASAが実用化したけれど特許が切れたのかそこらへんの事はうるさくない事だ。軍事利用とかは聞かないけれど、これってすごい技術なんじゃないのかなぁ?あまり秘密にしたとか聞かないけど。
Posted at 2016/01/30 23:58:45 | |
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