2016年03月06日
・枝拾い続けてたら腰痛い。圃場だとなんか延々と動けるので、体力はかなり戻ったと思うのだけれど、家に帰るとバタンキュー。
・自転車がまた壊れた。今度はリアディレーラーのガイドプーリーが外れてしまったのだ。幸いトラブル直後に止まって落下部品を回収出来たし、ガイドピンはこれ緩んでも落下しないような組み方してあるので、そのまま坂を乗って下って、紛失してたプーリーのサイドカバーだけ手持ち部品から流用して事なきを得た。んが、3㎜のヘクスは何故か紛失してしまっていたので、仮組でホムセン行ってで購入、84円。近所の100円ショップがイオンの建て替えで無くなってしまったのが面倒。でも、ワイン会に行く時じゃなくてほんと良かった。
自転車だが、ハブのアタリがついたのか、滑らかさに磨きがかかって、フロントが氷の上に乗っているかのようだ。今日は特に風が強い日だったが、まるで向かい風に吸い込まれるがごとく進む。体力的な向上もあってか、ペダリングを呼吸1,吐気2のペースでやると、延々と走れる気がする。
トレーニングはワイン会の前に風呂に入るので、デッドリフトを行う。ちょっと腰が心配だったが、70kgに挑戦、無事出来たけど10回だと腕が辛い。逆にデッドだけやっても上体が鍛えられるし、足も疲れる。ほんと全身運動って感じだ。体重はまた85kg台が出ていて、無事軽くなっている模様。久々に基礎代謝表示見たら1600台後半、ほとんど1700になってた。元は1500台だったので100キロカロリーほどほっといても燃焼している模様。
・枝の運び出しで、ピオーネ園も片付け終わった。ほんと太い枝を沢山落としたのが分かる。お隣の元技術屋さん(一時期私も居た会社)の園で色々見て面白かった。感動したのはディーゼルのマフラーで、純正がゴミなので発電機用の静かなマフラーに換装しているが、始動が女子供に無理なので眠っているのを見せて貰った。ある所にはそういうパーツあるもんだなと。他に緑枝継ぎのコツとか、作業場の照明問題だと色々面白かった。先日の会議でのデラに関する質疑に対しても「その通りで、高齢になるとデラの粒抜きが出来ない」と言っておられた。ま、デラやめろって意見は私より別の参加者の方の発言の方が端的かつ過激だったと思うのだけれど(私はデラは切り離して、ブランドイメージがあるうちに後継品種の差別化とブランド確立をすべきという意見なので)。
ところでディーゼルの始動だが、8馬力ぐらいになると男でもちょっと辛いけど、4馬力ぐらいのは基本ガソリンより簡単だと私は思う。てか、ハンドクランクで動かす奴は直噴だから副燃焼室あるタイプみたいなトラブルはない。むしろ、リコイルみたいに瞬発力がいらないので、ゆっくりゆるゆり回していけばいいんだし、すっごい楽じゃん。個人的な始動ランキング
セル付き>ハンドクランクディーゼル>ハンドクランク石発(失敗すると地獄)>リコイル4スト>リコイル2スト>>>ミクニ
・ワイン会 今日はスペインワインの特集だった
カバ・ブリュット。アシエンダ・デル・カルチェ
CAVA BRUT/HACIENDA DEL CARCHE
日本で一番売られているであろうスペインワイン。CABA自体はDOCとかOC区分ではないないので全土で作られるが、ほとんどはカタルーニャのペネデス産、ブルットは甘さの区分で残糖6g以下、中間ぐらいだけど甘い。実際、スパークリングってちょっとずるくて、どの料理にも無難に合うので、これで食前酒から食中まで行けるかなー、食中ならもう少し辛い方がいいけどなー、って感じ。
ラ・ウエリャ・デ・アダラス/ポデガス・アルマンセニャス
La Huella de Adaras Alamansa/Bodegas.Almansenas
ボデガスというのはボルドーで言う所のシャトー・ブルゴーニュで言う所のドメーヌみたいな物。アルマンセニャスさん所のワイン、ベルデホ・ソーベニヨンブラン・モナストレルが混じっている。色が非常に濃くて鮮やかな金色で、セミヨンを思わせる。なのでトロピカル系だと思ったが、思ったより爽やかで重くないタイプ。
場所は忘れた。
ラ・カーニャ アルバニーニョ/ボガデス・ラ・カーニャ
La Cana RIAS BAIXAS Albarino/BODEGAS LA CANA
アルバニーニョというのはスペインの地方品種らしい。見た目は上のラ・ウェリァ・デ・アダラスより若干薄いながら、結構黄色。香りがとってもチャーミングで、大好きなグレープの皮の香りがする。もしかして!と思ったら味もリースリングに似て、若干残糖があってスッキリ仕上がっているタイプ。スペインとかイタリアの白って濃厚ぼってり系のイメージがあっただけにいい意味で裏切られた。逆にこれを当てられる自信はないな。
オノロ・ベラ ガルナッチャ/ボガデスアテカ
HONORO VERA GARNACHA/BODEGAS ATECA
ガルナッチャというのはフランスで言うグルナッシュの事、オノロ・ベラというのは醸造家の婆ちゃんとひい婆ちゃんの名前だったかなんとか。やりたい放題で、ボトルもポートレートが使われていて、ラベルもデザインしたなーって感じのデザイン。先日はローヌのグルナッシュが濃かったが、今回は赤の最初からグルナッシュで、かなり濃い。しかし、スペインのワインは熟成が義務づけられているそうで、それがクリアンサ・レゼルバ・グランレゼルバと長くなっていく。これは高級ワインの熟成だが、一般ワインでもノーブレ・アニェホ・ビエホって熟成がある。
私は熟成と言うと「若いと味が落ち着かないワインの熟成」というイメージが強かったが、このワインはタンニンが滑らかで、赤の濃いワインに関してはタンニンの物理的な粗さの差があるんだなと感じた。
産地はカラタユードDO、場所忘れた。
クロス・ロヘン/ボデガス・イ・ビニュードス・ポンセ
Clas Lojen MANCHUELA/BODEGAS Y BINEDOS PONCE
ボバルという地方マイナー品種で作ったワイン、マンチェエラ DO マンチェーラは内陸のラマンチャとかそっち。もう濃くて印象があんまり残ってないのだけれど、スペインのワインは元から濃いので、フランスの赤みたいに濃さを競うような所が逆になくて、とっても飲みやすい。料理でチーズとかハムとかパテとかが出たが、どれとも良く合う。
コンダード・デ・アーサ/アレハンドロ・フェルナンデス
CONDADO DE HAZA/ALEJANDOROFERNANDEZ
リベラ・デル・デュエロ地方の名を世界に知らしめたワイン、ティント・フィノ100%。ティント・フィノというのはリオハで言う所のテンプラニーニョの事である。スペインのDOCは押しも押されぬリオハがトップなのだが、次がリベラ・デル・デュエロという声もあるぐらい。立地も近いが、リオハがエブロ川の上流、リベラ・デル・デュエロがデュエロ川の上流という違いがある。あ、DOCは実際はプリオラートという地中海のバルセロナの横がリオハに並んであります。
実際テンプラニーニョって以前「2000円でもボルドーのカベソーの5000円クラス(昔の物価です)」と言われて飲んだ記憶があるのだけれど、「これがカベソーか?」というぼんやりとした印象がありました。コンダード・デ・アーサもカベソーと間違える人はいないんじゃないかと思いますが、人によって感じ方が違うそうで、確かに味の中間以降は似ているかも。最初のアタックはもっと土とかキノコっぽくて癖を感じます。フルーティーとかではないけれど、ワインの醍醐味の一つはこういう意外性なんでしょう。
その後は近くの飲み屋で二次会なので、アルコールを入れず帰って来ました。これまた面白い人脈やら話やらが聞こえてきます。とりあえず主催者の家系の話が案の定武田一族の武川衆がらみだった事、次のワイン会の予定が決まった事などなど。新しく来た人が地元ワイナリーを気に入ってくれているし、イチゴ狩りもしたい、シードルも飲みたいと言っていたので、人数が揃ったらマイクロで二次会を地元でやれたらいいなぁぐらいに思って聞いてきました。まあ、イチゴはちょい微妙、ワイナリーでの食事とかは二次会の時間なので出来るんかなぁ?期待されているのは「番人」と「黄華」なんですが、前者は値段以外はともかく、後者を二次会でされても私はなんともって印象です。そもそも売るほどないし。
Posted at 2016/03/06 19:10:20 | |
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