2016年03月10日
・Arudunuiのお勉強、電子工作できんじゃん!って事で、以前から「これ自動化すればいいのに」というテーマについて羅列。実現可能かは分からない。ラズパイの方がOSにGUIがある分プログラム楽そうだけど、そもそもスタンドアロン制御にそんな複雑な処理いらないって分かって来た。どっちが上って話ではないけど、ラズパイはマイクロPC,Arudnuiはシーケンサーぐらいの感覚。
さて、まず一番やりたいのはベランダ温室のファンの制御で、部屋を開けっ放しにしておくと夜間温度が下がるし、閉じると当然温度が上がらない。方法としては窓をサーボなりアクチュエーターで開けるという手もあるにはあるが、今度マニュアルであける時に干渉しそうだし力がいるので、「ファンによる送風」を考える。タイマーによる送風が一つだが、そんなのマニュアルのタイマーで済む話しなので、マイコンに判断してもらおう。
まず温度センサーを使って、室内と室外の温度を取る。で、室内側より室外側の方が高くなったらファンに通電する。また、いくら室外の方が暖かいと言ってもマイナスの風を送られても困るので、最低温度を設定。また夜間に動かれても困るので時間制限を加える。最後にマニュアルで作動させるモードを設ければいいんじゃなかろうか。ファンの類はソリッドステートリレーで動かせるみたいだし、センサーは沢山安く出ている。
畑だとどうか?もう一番欲しいのは潅水なのだが、ハウスの自動潅水などはポテンションメーターを用いて土壌水分を拾いつつ、タイマーで回数をわけて潅水している。問題はポンプ送水だと水圧が辛いという事だろう。脈動ポンプのように高い所に1度あげてソレノイドバルブで制御するのが妥当かなぁ。当たり前だが、脈動ポンプの元の水源は川に直に入れるのはちょっと問題がある。いや、不可能ではないんだけど、常時水がある川ではないので、ポンプの空打ちが問題になる。
ここは水位センサーで断水時停止と、その表示が出来ればいい訳だが、水位センサーそのものは非常に高価だったので、ポジションセンサーでフロート制御らへんが一番いいんじゃないかな?また満水になったらとりあえずのタンクを停止させる機能が必要。本当はラズパイのネット機能を使って潅水のログと状況を取れるのが望ましい。
他に見るのはハウスの開閉の自動化で、降雨センサーを使えば自動で天幕を降ろす事は出来そう。また、温度センサーや光センサーとリンクさせて、熱すぎたら開けるとか夜間は開けるとか選択出来るかも知れない。ただ、ハウスの巻き上げ機は高価かつ繊細なので、現在のポンコツ状態だと下げるのはともかく上げるのは無理。また、上げた状態でロック出来るか良く知らない。うちのはチェーンなので固定が別途必要。モーターにクラッチついてれば可能かな?
・部屋掃除やってたが、気温が低くてストーブある台所にこもりたくなる。風邪は今回は気管支で、喉ほどしゃべれなくなったりもしないのだけれど、タンや咳きが出るし、なんか頭がぼんやりするので、計算とか書類とかの仕事はできない。部屋は棚を作ったお陰で本が取りあえず全部おさまってくれた。
・デサルフェイターをかえる関係で12Vバッテリーの電力を100Vで使っているが、インバーターの性能が12V機の方が悪いみたいだった。12V機は300W,24Vの方は150Wなので、最大能力は12Vの方がいいのだが、12Vのインバーターは少しでも負荷がかかるとファンが動き出してうるさい。24Vの方はファンは使わないので静かであり、効率も若干だが24V系のが良いはず。また24Vインバーターは電圧降下でブザーが鳴るので電源落とす余裕があるが、12Vのは唐突に落ちるので準備できない。24Vは割高だったのだが、物自体が少し良くて得した気分だ。
・総理が3.11からの復興について、随分民主党政権に当てつけがましい演説をしていた。結局こいつらにとって震災は政争の具でしかないんだろうな。で、原子力については頭が痛い問題だし、避難民問題もある。ある意味日本国内って福島からの難民受け入れをあちこちでやってたと言えるが、戻る目処は立っていないし私は出来るなら戻らない方がいいんじゃないかな?(本当に戻りたい人達には本当に失礼な話だと思うけど)と思う。除染に関しても酷い所はやった方がいいだろうけど、あんなの気休めの公共事業なので、セシウムとか短期間で減る奴に関しては土地をロックアウトして自然減少を待った方が効果的だったのではないかとも思うし、プルトニウムとかはほんと分からん。そもそも除染の最初は水素爆発でメルトダウンを想定してなかったからな。
で、本題というか妄想。福島の帰還困難地域の面積を計算したら1150平方キロメートルという数字を見つけた。すごい大雑把な話を続けるが、太陽光発電の10KWクラスの面積がおおよそ50㎡だそうである。一平方キロは100万平方メートルなので、10kw発電所が2万個置ける計算になる。つまり20万KWね。これが1150あるので23000万kwの発電能力に相当する。福島第一発電所の発電能力は1号機46万、2~5号機78,4万、6号機110万なので、全部合わせると470万kwらへんになる。ソーラーは日照時間しか働かないし、天気が悪くてもダメなので福島の日照時間の1175時間を当てはめると27025000万kwh・・・2702億5000万KWhになる。一方原発も100%最大能力で発電しっぱなしが出来る訳はないのだが、震災前は平均だと80%だったそうだ。そうすると5146500万kwhの発電能力、514億6500万kwhらへんになる。もちろん、ソーラーだって人工物なのでそれに頼りすぎれば河川の氾濫や生態系への悪影響などあるので、技術の不都合を技術だけで克服しようという姿勢は問題があるのだが、「帰宅困難地域の1/5をソーラーにするだけで福島第一の分の発電がカバー出来てしまう」という乱暴な計算が一応出来る。まあ、私はもっとソーラーの発電能力が高いと思っていたので、原子力のエネルギー密度の高さにはびっくりしたけどね。
・風邪が不定愁訴的に長引きそうだし、明日も天気悪いので多分明日も休み。
Posted at 2016/03/10 19:35:30 | |
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