2016年04月12日
・仕事、昨日のベンチのダメージがかなり入っているようで、調子が出ない。天気悪くて今が何時だか分からない感じだったし。デラの奥地の園のなんちゃって剪定終了、平行整枝なんだけどどうせ病気がすごいだろうから、あんまり期待しない所で捨てたくなる。それにしても誘引我ながら強引で笑った。太い枝を180度根本から曲げて辻褄合わせるとか出来るもんだなと。ここは後は消毒して除草剤まいて、枝拾えばいい。隣りの畑の高齢者だけど元気な人が、法面から太い柱を持ち上げててびっくりした。なぜ普通の出入り口から持って行かなかったのか不思議だ。奥地は春になってから久々に行ったが、あんな急傾斜の所よく作業出来るなって感じの園がある反面、結構ダメになっている園が降雪でさらにダメになっているのも目立った。余裕があれば・・・
午後はプラ系のゴミ片付けに畑に行ったら上の水田の方が田んぼの修繕をして水路周辺の草も綺麗にしてあった。うちは水路の一番下なので私が水を流せる状態にしないと水が来ない(というか水門をいじるのは基本私だけ)。なので、大急ぎでうちの水路も掃除して水門いじって水を流し、ゴミをすくって捨てた。大本の水門からこの小さな水路までは1km近く離れているので、車でいじって戻って仕事していても全然水が来なくて焦ったけれど、最終的には順調に来てくれたので良かった。これで水田にプール育苗しようと思えば可能になった。
プラゴミはとうとうドラム缶5本になった。空ドラム缶もなくなり限界。明日は朝まで雨だそうなので、状況次第で移植作業か何か考える。昼間にオイル交換の「お客」が来る。夕方からはまた会議。
・ちょっと先だがブドウ祭りツアーの企画だけでも立てておく。時期は9月17,18,19日が連休で都合がいいが、おそらく果物祭りとも重なり忙しい盛りだろう。まあ市場も休むだろうから、ツアーで飲むにはいい機会かも知れない。あとは10月8.9.10日も連休なので、晩成種に関してはここらへんがベストになっている気もする。ブドウ狩りに行って、レストランで食事とワイン会というのがベストかな。どちらもワインセミナーとは重ならないが、何かしらの会とは重なりそう。また昨年は10月31日は新酒祭りがあった。醸造の人達は恐らく死んでる時期だろうと思う。
どちらの時期も醸造葡萄の成熟は見られるだろうが、昨年は10月9日にシャルドネ収穫で終わっているので、何にも残ってない事も考えられる。となると9月開催が無難か。案外圃場まで興味持って居る人少ないし、今回は醸造行程見学は邪魔になってはいけないからなぁ。ブドウ狩り周辺で1時間、ワイン会で3時間、料理に3000円、ブドウ狩りに1000円、ワインに1500円で5500円が理想だが、ちょっとお高いので、ワイン1000円にする手が一つ。高価なのは飲んでいるし、まだ暑い時期だろうから、シャルドネのシュールリーとかサンセミとかの軽い白でスッキリと。
もう一つ、演奏家について。1時間二人で3万円なので、20人でも一人頭1500円と安くはない。でも本当のコンサートに行ったことを考えれば1500円で生演奏は安い、と思う。まあ、これは人数多いほど割安になるので、そこらへんの兼ね合いだな。
・相続放棄物件の購入について備忘録
相続放棄が行われると裁判所に申請して相続財産管理人選定が行われる。相続財産管理人が決まれば、財産は管理財産という法人になり管理人が管理する。で、裁判所が次の購入希望者を管理人にするかどうかだが、手付け金みたいな物を納入する事になる。その幾分かは管理人報酬として帰ってくるらしい。裁判所としても購入希望者がいない土地の管理人を別途捜すより好ましいと考えているそうだ。
しかし問題はいくつもある。まず、管理人が選定されて行う事として、都合3回の相続人探し、特定相続人捜しがある。そこで申立人が出てくれば、その人と交渉になるそうだが、それは同時に負債の相続にもなるのでどうなるかは分からない。また、物件自体が上物含め評価額がマイナスである場合、この管理人選定で相当な額を納める事に違和感はある。この場合、管理人との交渉相手は検察官だそうなので、そこと裁判所との関係になるのかも。また、特定相続人捜しは半年ほどかかるので、その間は所有権は動かせない。
・筋トレはベンチがかなり下がっていてショック。65kgでかなりきつくて、最後は50kgでプルプルだった。アルコールによる影響も若干はあるだろうが、最大の問題は「減量とバルクアップは両立しない」という事かも知れない。蛋白質は取れるだけ摂っていて、脂肪も有り余っていて、それでも両立しないのだろうか?これってボディービルの相当上の場合の話だと思うのだが。また、ベンチは下がっているが、他が明確に下がっている感じもしないので、ベンチだけ下がっている可能性もある。オーバートレーニングは考えづらいが、他に成績が下がるのって何が考えられるのだろう。体重の方は微減、食べる方は野菜と肉だけでお腹1杯だが、口寂しさで飴は良く食べてる。あと、ヨーグルトにフルーツ混ぜるのがお気に入り。
Posted at 2016/04/13 20:10:10 | |
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2016年04月12日
・仕事は朝一はデラの誘引、棚下線にテープナーで仮止めしていた部分を紐でゆわえなおした。誘引方法は何度かのバージョンアップを経て改良してきているので、勘所みたいなのが分かってきたけれど、手間がかかる方法でもある訳で、たっぷり1時間ほどかかった(全部じゃないのに)。その次はトップジンM塗り。小型噴霧機を使って出来るのかどうかテストしてみたのだが、結論から言えば「出来るけど良くない」だった。まずトップジンは凝固性があるので、吸い込み口のフィルターに詰まりやすい。これはその場で作る事である程度解消されるけれど、噴霧させてみてもタダの水より粘度が高く重いため、ブツブツした塊になりやすい。固まらないように圧を上げてノズルを広げるとすっ飛んで行きやすく、絞ると広がるだけ。ブツブツ状態だと種枝のカバーも上手く行かないので、薬液使用量も増える。濃度下げればある程度解決するが、その濃度だったらハケで大雑把に塗った方が早くて効率も良かったので、結果的に失敗。まあ、いい勉強になった。
あとはパープル園の棚下線張り続き、大分ハンドウィンチ(ガッシャ、シメラー)の使い方にも慣れた。ロックしてしまった時は思いっきり引けば治る。やっぱり柱はしなりがないので、棚線を張っても緩みやすい(控え線や周囲線は張力があるので戻る)が、間柱への固定を増やして満足行く仕上がりになった。あとは移植だけだ。
他にも結構沢山台木苗が育っていたり、そっちの面倒見るのもかなり忙しかったりする。
・クボタのアシストスーツについて、デモ機を借りて様子を見てみる事にした。値段が12万円ちょいと非常に高いのだけれど、やっぱり肩の痛みは金では買えない問題だし、本当に酷くなると離農する可能性も出てくるほどなので、現状問題なくても対策は取っておきたいかなと。前も書いたが、私はそれでもかなり負担は軽い方である。棚の高さも適正だし棚下がメインだし。これが高齢者の伯母さんが踏み台使って棚上をやっているのを見ると涙が出るよ。私なんか棚上の大粒種をちょっとでもやると嫌になるもの。折角デモ機借りられるなら、誰か知人にも同時にテストしてもらって感想を聞きたい所だ。個人的にちょっと困るのは、アシストスーツは空調服とバッティングするので、同時装備では性能が下がる可能性がある。また、初期型よりロック範囲が広がったが価格が上がったのも痛い。簡易的な器具は自作したりしても見たが、正直ダメだった。追随性があると支持剛性がなく、剛性出すと全然使える範囲が無くなるし、腕降ろすのが難しくなる。このスーツはロックしかしないが、その分動力の心配がなくスマートである。あとは実売価格がどのぐらい安くなってくれるかなんだけどな。とりあえず旧型モデルを直接触らせてもらう事にした。動画で見た限りで気になったのだが、ロック位置が固定なのは予想外のマイナスポイントだった。固定と言っても調整は出来るのだが、要は「上げ位置ロック」と「リリース」の二通りしか固定がない訳だ。実際の作業だと上げる位置はマチマチなので、てっきりワンウェイロックで任意の場所でリリースみたいな物だと思っていた。たとえば座椅子の背もたれ角度なんかの構造がそれで、リリースだけ肩を横に開くとか出来そうなもんだけどな。
・暗渠排水で自然傾斜排水ってなんとかして出来ない物かなぁとずっと悩んでいた。暗渠排水・潅水は設置は多分出来るのだが、問題は水路に排水する際、水路との落差がマイナスになって排水出来ないであろうという点だった。こればっかりは、傾斜地園の方が有利(というか、そもそも排水がいい)で、平地園特有の問題である。ハウスにして天水を捨てる方向は一つだが、露地園だとそうもいかない。一応根域だけ傾斜させてマルチして、水を暗渠に流すという対策もあるが、大規模にやっている人を知らない。調べると、暗渠排水が出来ない場合、「大型地下浸透升を作る」か「機械排水をする」になる。地下浸透升はそんだけの穴掘る事自体が棚が出来た後だと難しく、耕盤抜いて排水が良くなる場所じゃないと意味がない=元から排水良い園で補助的にやれるかも。機械排水はそもそも電源が必要だし、排水量って多分だが毎時1tとかになる。市販の排水ポンプは毎分10リットル程度の奴じゃないと独立電源では動かせないので毎時600リットル程度、24時間で14、400リットル(14t)なので、降水量14㎜が無くなると思えばそこそこあるっちゃあるが、裂果が起こる降水量って一晩で30㎜とかなので、ちょっと心許ない。また消費電力が10Wそこそこなので、24時間動かすと240Wh程度必要だから、12V系で20Ahとそこそこのバッテリーをすっからにする程度使う(でも思ったより小さいけど)。さらに天気が悪い時に使わなければいけないので、ソーラーなどだと連続使用時間に制限があるなどなど。
まあ、考え方は好きなので、ドラム缶の太さで排水マスを作り、その中に水中モーターを入れて満水になったら排水するようにすればいいんじゃないかな?ソーラーも240Wh/24時間だったら日照5時間計算で50Wもあれば足りる事にはなるし。
・以前ここの果樹部会の親方に「ワイナリーの株ってあるのかねぇ」って話をした。その時は亡くなった方の相続分など売りたい人から買えばって話だったが、そういう人を捜すのが難しく、偶然あっても家族の方が思い出にと売れなかったりだった。今回その親方がわざわざワイナリーでその話をして下さったそうで、その手の譲渡出来る株を見つけて下さった(というのはワイナリー本体で私が話ししても出て来ないのだ、なんでかはしらねーが)。今は総会の直前で株の譲渡は凍結期間らしいが、終わったら売れるとの事。商品もワインだけではなくレストランの食事券もあるそうで、そっちだと減価償却も割と早くなる(っても、基本的には応援の意味で買う物だ)(実際ワイナリーにしてみれば、出資金さえ出てれば株なんか所有者が誰でもいいし、むしろ配当いらない人の方がいいと考えているのだろう。そこらへんがあるいは・・・って所だ)。問題は株の数で、株主になるだけなら一口でいいからそれかな。
・ダイエットの方は4月の目標体重をクリア、っても3月の風邪の時にクリアしていたので今更だし、体型はあいかわらず。でも、ここ3日ほど厳しく食事を減らしたら簡単に1キロ近く調整できたので、若干落ちやすくなっている感じはある。トレーニングは最近休息入れすぎた感があるのでベンチプレス。
・邦画が詰まらないと言う感想が増えたら、関係者から2通りの反応が出ているみたい。一つは「こっちは寒い台所事情でやってるんだ、その心意気を知らないで勝手な事言うな」。もう一つは「政策委員会方式がダメ、監督の権限がないから作品が中途半端に八方美人になっている」。前者は作曲家、後者は海外の監督だったか評論家だと聞いた。うーん、両方分かる部分もあるけれど、もしお金を払って映画を見た人への返答として適当なのがどっち?と言われたら、いうまでもない事で、前者の人は後から色々フォロー入れているが炎上的な物言いに取られているようだ。
商品を購入した人にとってその商品の良し悪しが一義的には重要で、中には「シャープは倒産しそうだから買い支えしたい」とか「韓国製品は買いたくない」とかはあるんだけど、それは製品が最低限のラインを充分に達している場合のお話だと思うの。要求性能とかをクリアした上で好き嫌いってのなら分かるけど・・・また予算が厳しいという事に関してリプでもさんざ言われていたけれど、「予算がハリウッドの1/100なのにSFとかCGのコストがかさむ作品を無理矢理やって陳腐になるのは当然」なのである。それを現場が1万円2万円浮かせてどうなる物でもない。
そしてそもそも予算と映画の面白さとは関係が全く無い。まあ5万円の同人製作みたいな映画ばっかりになったらそれはとても困るし、映画業界を支えるためにある程度のコストはむしろ必要だと思うけれど。さらに高コスト駄作体質な邦画というのも良く知られた事な訳で・・・そういう人達に限ってアニメを小馬鹿にしたような感じがあるのも私が邦画が嫌いな理由の一つだ。あとは俳優が良いのがいないよね、アイドルなど固定ファンで客を埋めようとする結果、さらに映画ファンが離れるという悪循環。それで足りない分を脇を上手い人で固める結果、邦画だと「良い脇役」ばっかりになっている感じがする。脇役ってある意味、俳優がいい面だけ出せるポジションなので、名脇役って本当はそんなトータルの演技力は関係ないような気がする。あとはテレビシリーズ引っ張ったり、名優使い潰しのシリーズだったり。
振り返って邦画の名作が低コストだったのってどういう要素があるのだろうかと考えて見ると、「時代劇」「現代劇」「娯楽の欠如」「価値観の共有」らへんがあった。黒沢とか小津映画なんて、半分は舞台演劇とか講壇の延長だと思うのね。そりゃ低コストだわ。そして娯楽がなく映画館だけあちこちあって、テレビ再放送で人気が取れた作品があった頃はともかく、もう映画館なんて無いじゃん。また、昔は勧善懲悪とかペーソスとか割と国民全体が共有できたテーマが存在しなくなってしまった。ぽっぽやをみんなで見ても、そもそもアレが何を言いたいのか分からない人も増えてきていると思う。郷愁に頼れない。
Posted at 2016/04/12 22:04:26 | |
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