2016年04月19日
・仕事はSSの始動チェックと噴霧チェックをしたのだが、以前一個だけ買った扇ノズルは噴霧口のサイズがあってなかったらしく、圧をかけたらすぐにすっ飛んでいってしまった。形的には飛ばないはずなのに抜けるって事は、水圧がそれだけ高いのだろうし、リングの強度がない。多少小さくても使えるだろうと思ったのが甘かった。それにしても丸山の野郎、へんな規格でこういうの作ってたのかと思うと、一気に萎えたわ。
その後、軽トラのオイルとかプラグチェック、オイルはやや食ってるが、プラグが濡れるほど落ちてたのは無かった。まあ3番は以前上がったらしいのがネジより上の部分に見られたけれど、ここが原因ではなさそう。クリーナーさして元に戻す。キャブレターはエアクリ側全部抜いて清掃するが、ブローバイの黒いオイルがバタフライについていて、ちょっと問題だと思った。これはミニキャブの良い所であり悪い所なのだが、ブローバイはエアクリより後で入るのでエアフィルターは詰まらない。なので、エアクリは汚れないがキャブは盛大に汚れる。オイルキャッチタンクらしき物はあるんだが、ブローバイ多すぎるんだろうな。
暑くなってきたので、キャブのセットと夏用にしてクリーナーを外から吹ける所に吹いて終了。始動性は心持ち良くなって、エンジンも下は軽く回るが、上の伸びやトルクが薄い。何しろニードルをこれ以上下げられないぐらい下げているので、これで普通に使える事がむしろおかしい。リングのガスシール抜けとか負圧低下とかの要素で空気吸えなくなって、結果的にああいうセットで落ち着いているのだろうか?あと、久々に車内清掃して土埃解消、すっきりした。ウォッシャーも少し薄くして補充。
午後はリースリングの剪定、柱がもう仮置きすぎて線に誘引出来ない。テンションかけるには手持ちの金属柱の適当なので引っ張るしかないな。カベソーも結実していたようで、もの凄いゴッツイ果梗が残っていた。リースリングの果梗なんて大半が落ちちゃって弱い(知ってる中だと欧州系よりナイアとかポートに近い感じ)なのに、カベソーのは巨峰とかみたいだ。
ワイナリーに行って外ショップでリンゴジュース飲んで、ちょっと常務から今やってる作業を聞いたので見学してきて、少し雑談。備忘録として書いておくと
「畑の番人」は以前はメルロのフルボディーという名前で、特定畑という訳ではないらしい。フルボディーに値する物が出来ればいいので違う畑の物も使っていたが、系統的に粒が大きくてフルボディーにならなくなったので、特定畑になったそうで、今後自社畑が有力候補になるらしい。別の言い方をすると「自社畑以外でメルローを新植して育成中の所がない」という事になる。実の所、私が見えている範囲では契約栽培畑はむしろ減っているように見える。生食シフトは1箇所で、残りは廃園とかの方向だな。じゃ、棚が空くか?と言うとそうでもないんだけど。
その後はガレージ作り、基礎に小砂利を詰める所は上手く行き、柱は庭木に仮止めしながら立て、既存の2×4の柱は横に柱止めて曲げ剛性を上げて支柱に格上げした。もう一個の支柱は長さも足りないので、再生古材を何らかの形で取り付ける予定。これまで使った中では一番太い桁だったし、庭木があるので、下で屋根を組んでから持ち上げるという手が使えず、不安定な高所での組み立てで苦労したけれど、一セット出来てしまえば横に伸ばしていけるので残り立てるのは簡単。しかし、高さがマチマチでちょっと不安。
ちゃんと連続基礎を作ってあれば柱の長さが同じならそのまま組めば高さが同じになるが、今回は庭木よけて基礎となる物を作ってあるので、なかなかそうも行かない。多少は横止めする高さで吸収出来ると思っているし、屋根材もポリカナ波板なので多少歪んでても目立ちはしないだろうが・・・また、庭木との干渉も結構大きそう。また、既存のパーゴラにも屋根を張ろうと思っていたのだが、それ先にやった方が楽だったかもなぁ、と思ったり。そっちと屋根を合わせた方がやっぱり気密良さそうだし。まあ、前のラティスも「5年持てばいいや」って作ったのを10年近く使ったし、それでいいか。実は片付けていて「そういや柱が腐ったら切って突っ込み直して使う予定だったんだと後から思い出したのは秘密。
・明日は消毒、200リットルで確か余ったと思うが、余分に作って余ったら背負いでパープル・デラ園にでも行こう。ガレージ屋根は部材も追加で来たので、出来るだけ組む。残りは後からでも出来るはず。あとはシャイン園での作業か、奥地か。もう一台のSSも目覚めさせないといけないな。
・27年度の車の売り上げが出てきた。メーカー別で見ると大雑把なシェアは
トヨタ33%(149万台)、ホンダ15%(70万台)、スズキ14%(63万台)、ダイハツ13%(58万台)日産13%(57万台)、マツダ5%(23万台)、スバル3%(15万台)、ミwツwビwシw2%(10万台)である。軽自動車と登録車の割合とかあるし、結局の所台数じゃなくて利益率だと思うのだが、それにしても国内メーカーの勢力図が私のイメージと結構違ってた。
まずトヨタ一強に関しては、もっとシェア占有率が高くて独禁法に引っかかるほどかと思ったが、まだ30%だった。もっとも登録車が264万台ぐらいで、トヨタはその55%を占めるので、利益率が高く売りづらい登録車では圧倒的。逆に軽専業だと思われたスズキはスイフトなどあり登録車も8万台ほど売ってる。ダイハツは登録車1万台ないとか言うね・・・昔はアプローズとかストーリアとかそれなりに存在感あったのに。
ホンダは予想外で私はそんなシェアあるとは思わなかった。軽自動車でN箱がトップなのは知っていたが、用品店とか言ってもホンダ用の塗料とかは極端に棚が狭いし、フィットはリコール騒動でホンダ品質には赤信号がともっていると思ったのだが・・・まあホンダ車は見ても名前分からなくなったわ。
日産はホンダと登録車が同じぐらいで、軽自動車が弱かったのが足引っ張ったが、デイズはトップ10入りしているのでそれで稼いでいるかも知れない。個人的にはもっと下だと思っていたし、買う車がないナンバーワンぶっちぎりなんだが、ここまでは一応「勢力」と呼んで差し支えない影響力が伺える。
マツダはあんなに頑張ってて良く見るのにこんなシェア低いんだ・・・と言った所。軽が少ないのと、デミオ以外の走り以外の性能の評価が低いのか、一時期買った人達が燃費の悪さに敬遠しているのか。成長率はトップだから今後期待。
スバルはトヨタの一部門と考えると頑張ってると思うけれど、これも軽が大きく減ってる。まあ利益率がいいだろうから、今度もマニアに支持されればいいと思う。
ミツビシは終わってるとしか言いようが無い。絶対数も少ないし、登録車比率も半分と、ホンダ並に軽で下駄履かせてコレだ。実は前年比の増減で見るとマイナス10%で、これはマツダ(プラス3.4)トヨタ(プラス1.5)、日産(マイナス8%)スバル・ホンダ(マイナス10%)と並んでマシな方。軽専業メーカーは増税とか供給過剰でマイナス15%という大幅な落ち込みを見せている。でも、ミツビシはグループ買い支えと業務向け大量導入で糊口を凌いでいたので、そこから10%も落ちるってのはボーナスカットではなくてベース給ダウン状態じゃなかろか。
実際、最近まで介護ヘルパーとかケーブルテレビ、農協などの事業所車両ではミツビシはそこそこシェアがあった。多分、もっとも安かったという一点に尽きると思うけれど、ミニカ・EKなど新規格直後のが未だ走っていたらソレ。ところが、最近は事業所の車が新型の醜くかわいいアルトになってたり、営業のミラがかっ飛ばしてたりする。ミツビシにバンの軽自動車が無くなってしまっていたのだ!!デイズ(現行EK)は乗用なので、商用ユースがない。絶対数に意味はなく利益率が下がったのもあるだろうが、商用車が無くなって他の苦しい軽自動車メーカーに奪われたのは間違いない。それでブランドイメージが上がるんならいいかもだけど、スバルのようにプレミア化は難しいだろうなぁ、ブランドイメージに大きな傷があるし軽自動車は本質的にプレミア化しないから。
それぞれの自動車メーカーに輝ける栄光の時代があった。トヨタと二強を争った技術の日産という幻想、日産・トヨタの牙城にくい込んで天下三分の計を狙ったマツダ、独自路線と創業者の伝説でF1の活躍をブランドイメージに飛躍したホンダ、そしてWRCで世界ブランドになったスバルとミツビシのハイメカ路線、デフレ時代にファーストカーに上り詰めた軽自動車メーカー、それぞれ競合があったからいい物が作れたし、品質向上してきた。ミツビシがここで脱落する事は日本にとってマイナスだし、過去ミツビシを作り上げてきた諸先輩方や顧客の人達に申し訳が立たないと、リコール隠しやった社員の人達は考えなかったのだろうか?考えなかったんだろうね、残念ながら。提灯記事書いてる自動車評論家でさえ「ミツビシ潰れろ特集」やった時からはや10年、その結果は今出ている。思うに、あの時ミツビシがやるべきだったのは、顧客対応や組織見直しだけではなく、経営陣の刷新と問題部署(品質管理・設計・クレーム対応など)の責任者の処刑だったんじゃねーかなと。その点、最初から安かろう悪かろうで、責任者もいないスズキはすごいよな、三菱が無能海軍ならスズキなんか海賊だわ。
Posted at 2016/04/20 04:14:53 | |
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