2016年04月21日
・仕事は雨で半日とか言いながら、雨自体はそれほど本降りではなく、軽く濡れながら2時ぐらいまで作業。パープル・デラ園にあったゴミ捨て場を解体してゴミを運び出したり、台木苗を抜いたり、それ関係の道具を運び出したり。トタン板をドラム缶に入れて運んでたら風に煽られて大変だった。トタン板ってもんのすごい音がするのな。消毒の事前連絡が必要な所に連絡したら、最近また増えたので10箇所ぐらいに連絡する派目になってる。携帯電話、留守電の人はまだいいんだけれど、家電で留守電もない人が困る。留守電機能ぐらい入れて置けよと思うのだけれど、本来家に人がいるからいらないと思っていたけれど、その人が呆けちゃったり耳が遠くなって電話でなくなっている、みたいなケースが困る。朝一で狭い園やって、その足で雨よけ園やって、講習会に出てからSSで消毒というのを考えているが、SSは講習会後でも別にかまわないかな。
消毒の時間というのはマチマチなのだが、一応原則は「早朝」がベストと言われている。理由として風が凪いでいるのでドリフトしづらく、周囲に活動している人が少なく、ある意味バレない。ただ、早すぎると騒音が問題になるので、音がうるさい消毒器や、ファン騒音が出るSSは人家の近くだと7時以降かなぁ、SSで人家のそばは出来ないけど。あと、通学路だと通学時間帯で文句言われたりするみたいだが、それは半分は口実みたいな所がある。というのは、小学生はまだしも、中学生は部活動で早朝出勤が6時ぐらいから8時ぐらいまであるので、そのゴールデンタイム消毒出来ないとかないし、通学路っても厳密に言えばあらゆる道を通る訳だ。道路に向けて散布している訳じゃないんだから、足ついてりゃ道路の分よっけて歩けばいいだけ。小学生はさすがに気を使うが、幸い大きな通学路はそばにないので分からん。てか、地域学習で農業やるんだから、消毒についても少しは授業で取り上げて欲しい物だ。
・その後滅茶苦茶眠くて、また夕方に寝て朝早起きになった。この生活サイクルが守れればいいんだが。気温湿度眠気申し分なく、滅茶苦茶いい夢が見られた。ああ、自分の求めている物ってこんな単純な事だったんだとアニマに教えられた気がした。
・人の所で新規導入した機械を見せてもらった。アタッチメントが草刈りなんだけれど、私が使ったことある機械の感覚だとちょっと怖くて使えない。地面に突っ込ませてすぐにこわしてしまいそうだ。しかし、今の機械は油圧系のコントロールが繊細な反応をしてくれるので大丈夫なのだそうだ。一応メーカーHPだと処理能力が時間で半反ぐらいとそこそこ大きいし、ビーバー背負ってやる時代じゃないよねぇ。本体が大きいので小型の物に付けられないのだが欠点だが、小型のは機動力や傾斜に弱いから、中型でいいのかもね。
・久々にドイツワイン、リースリングを自認しながら、なかなか飲めてないんだよねぇ。で、今回はぱっと思いつきで買った
ユルツィガー シュバルツライ Q,b,A トロッケン 醸造元はシュロス コブレンツである。色はほとんど無色透明、わずかに緑、かなり炭酸が残っているのが認められる。ドイツワインはフレッシュさを演出するため炭酸が残っているスタイルが多い。色からも分かる用に樽は感じられない。
味も香りも正直リースリングっぽくなくて、酸味も薄ければ爽やかでもなく、似てるなーと思ったワインとしたら、古い作り方のソーベニヨンブランとかビオニエ。あの癖っぽいアタックが気になるが、不味いって訳ではなくて料理とかには合いそう。少しコクがあるソースの肉料理とか、海の魚の塩焼きとか。ドイツワインとしては酸味がなくて、舌触りが滑らか。
さて、ワインのお勉強、ユルツィガーはどこの地区にあるのか?この醸造所はコブレンツという街にあり、それはモーゼルとラインの合流地点にある。ドイツの地区割りは合流後はアール、合流前のモーゼル側がモーゼル、ライン側がミッテルラインだと認識している。つまり合流点はこの三者の境界線な訳だが、多分ユツツィヒ村はベルンカステル地区にあり、ベルンカステルはモーゼルに含まれるのでモーゼル。ユルツィッヒにある有名な畑はヴァルツガルデン(薬草の庭)であり、確かちょい癖がある土壌だったよーな気がする。
ソムリエ教本を見ると他の畑も出てくるのだが、何故か同じ名前の畑が違う地区であったりするのがややこしい。まあ、多分村をまたいで畑が存在していたりするんだろうけどね。あと、やたらシュロス(城) ベルク(山)ってのが多い。シュロス ヨハネスベルクとかシュタインベルクとか。前、人から頂いて飲んだヴァルツガルデンとかは、かなりスッキリ系なのにリースリングしていて、こういう方向の方が私は好みだが、リースリングでもこういう感じにも仕上がるんだなぁとは思った。あとラベルはかなり綺麗。ドイツワインは金文字好きだが、妙に写実的というかヘタウマ絵が多い中、どこかイタリアワインのラベルのような色彩の豊かさがある。ラベルでワインを選んでうっきうきするのも楽しいもんだ、それで好みの物があればそれはそれでいいし、違っても発見がある。多分だけど、ここらへんはもう赤ワインの方が向いてるんじゃないかな。
Posted at 2016/04/22 05:14:40 | |
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