2016年08月07日
・今日も体調はイマイチ、起きたら体が引きつってる感じで動かなかったり、眠いのに眠れなかったり、サイクル滅茶苦茶だ。出荷出来ず収穫だけ頑張ってきて荷造りだが、午前中は仕事にならず。午後からはワイン会に出てきたが、イタリアの中部(トスカーナらへん)で、量を減らしてもらったので特に問題なく過ごせた。しかしワインに全部つぎ込んでて、おつまみがワンディッシュでもさらに少なくなってるなぁ。事前に食べきた方がいいかもな、私は食欲ないので助かったけど。新しい人が沢山いらしていたのと、とある大手ワイナリーさんの醸造さんがいらしていて興味深い話を沢山聞けた。リースリングは結局栽培は出来たけど、あの味が出なくてやめたとか、圃場にある矢印が以前あったリモコン消毒の名残だとか、コンテナでぶちこむ冷却装置の話とか、ワイン資格への補助の話とか。
久々に街に出たので、造り酒屋とかコーヒー屋とか古本屋とかプラモ屋とかCD屋に寄ったが、街の活気が低迷しているのを感じる。酒屋さんは女将が元気なので相変わらず賑わっていたが、コーヒー屋はあれどんどん接客悪くなって物もなくなってるな。てかタバコ吸ってる店主とかもう見ないわ、サイトーはもう切って富士にする。プラモ屋はお客さんも割と多かったが、プラモ自体はずっと売れてないだろうなって商品も多く、ガレキを処分していたり。子供の姿が無くて寂しい。古本屋は「タッカー」と「星を継ぐもの」を文庫で買ったが、もう本を横詰み、二列置きしだしていて、本屋として終わってた。常連がコーヒー飲む場所になってて、そりゃそれでいいけど、コンセプトを満たせる場所か怪しい。置いてある場所が滅茶苦茶なので、とある本はないか聞いたらタイトル途中で食い気味に「ないです」とか言われた。分かってて言ってるのか、そういう傾向のが無いのか分からないけど・・・帰ってアマゾンで見たら一発だったので、これもアマゾンでぽちる。
「地方再生の失敗学」で中核都市以外は自然減以上に流出だと言っていたが、大規模チェーンやECサイト(エレクトリック コマース 電子商業、アマゾンとかヤフーとか)以外のサービスがないと没落すると分析していた。そして地方再生は事業を行って民間が経済を回さないといけないとも。しかし一方で今の商店街は実は不労所得がある怠惰な店主の節税と補助金受け皿になっていると批判していた。それは実は中核都市においても古くからの商店街は全く同じなのね。折角コンパクトシティー構想を持っても、都市の一等地は経済的には死んだのと同様、壊死している。散発的にベンチャーとも呼べない出店が見られるが、現在の経済スケールではとうてい生きていけないだろうって感じがする。CD屋さんも馴染みで詳しいから存在価値があるけれど、今はネットでいくらでも情報は手に入るし、演奏自体はほんと古い物(83年のだった、当然もとはアナログなのをデジタルリマスターして24Bit化したのをCDにダウンコンバートしてる)、いずれ終わる産業だろう。確かに全国的に集客力があるイベントもいくつかあるけれど、今年も世界の小澤は体力がないのでブラ4をベト7に変えますとかワガママな巨匠振りを見せていて、俺はアレを据えておくと死んだ時にもう終わると思いますけどね。最近はサイトウキネンだった頃のボランティアやファンなども見限った話があちこちで出ているし。私は税金投入して施設など作って地元民に還元されてないあのイベントが嫌いになっていたが、地方再生の観点からは「ウリになる特徴」を作っていて意味があったのだろうと思う。でも、一周回って、やっぱり地元が楽しんで地元が支えていく気持ちがないイベントは、いくら集客力があってもそれはもう他の都市で代替されうる事だと思う。なんとなれば、あれで潤うのは一部の宿泊施設と飲食店だけで、そんな観光への波及効果は無い感じするし。
戻ってから荷造りして、発送出来る奴は初発送、今年はヤマト運輸さんはシール集めるとヤマトのミニカーをくれるという誰得なキャンペーンをやってるそうなので集める事に。梱包機や計量器も少し清掃してから使ったら全部正常に動いて良かった。
・ソ連の戦車の本を読んでるが、当時の豆戦車ってほとんどガーデンロイド亜種で笑った。また、ドイツは機甲師団による電撃戦のはじまりというイメージだったが、2号戦車の頃ですら併合したチェコスロバキアの35(t)とかの方がはるかに優秀とか書いてある。あと、現在でも聞く名前があちこちにあって、マイバッハ(ドイツ戦車のエンジン)とかスコダ(チェコのエンジン)とか。
もう一つ面白かったのはアメリカの戦車で、知っては居たがやっぱり航空機用エンジン積んでるんだが、後ろに真っ直ぐに(飛ぶ時と同じ形で)置かれていた。あれじゃ低くは出来ないだろうし燃料もガソリンになる(戦車は引火しづらいディーゼルに切り替わっていった。ディーゼルに関しては日本の戦車が割と進んでいた時代もある)。他に当たり前すぎて知らなかった事だが、戦車のエンジン駆動方式は「MF」である事、場合によっては「RF」かも知れない。つまり「リアエンジン フロントドライブ」なのだ。ちょっと考えると分かるが、戦車の前側は操縦席だの対歩兵銃などあるのでエンジンはおけない。一方駆動輪は前に置いて、そこまで動力をリアエンジンから引っ張って着て、ミッションが前にある形になる。動力を前に送るというのが、どこかランボルギーニ・カウンタックみたいだ。例外として有名なのはメルカバ、あれ運転どうやってんだ?
そして、戦車というのは工業的に見ると近いのはトラクターとか農機具みたいで、戦前の戦車開発は「トラクター作る」みたいな名目で秘匿されていたらしい。今でも重機作ってるコマツは装甲車も作ってるし、地元のシバウラも自衛隊の横にあるのはそういう事かも知れない。まあ、今内陸のあそこで戦車なんか作る意味ないけど。
戦争遺産として地元と深い関係があると言えば航空機で、松本空港は軍事利用目的で作られた。実際にキ83という双発高速機の実験が行われていた。私は形状や武装などから対地攻撃機の亜種だと思っていたが、実際は戦闘機という事になっている。30㎜なんて対空戦闘で使うとしたら対爆撃機用だったろうから、局地戦闘機というか要撃機という括りだったのかも知れない。他にも陸海軍の疎開地だったのだが、どちらかと言うと陸軍色が強く(なにしろ内陸だし)他には秋水のエンジン開発もやっていたと言う。
・スーパーカーのコレクションブック的なのを読んでいるが、スペックとか見ると今の普通の車の方がはるかに高性能になっていて、一昔前のスーパーカーが普通に売られていると思うと高いのも致し方ないのか?とか考えてしまうし、日産GTR程度は「安い割に高性能だなぁ」とかへんな感心をしてしまう。比較対象を変えれば評価も変わるのだろう。今は一流のスーパーカーのベンチマークは300kmどころが400kmあたりになっており、行き着く所に行き着いちゃってるなぁと感じる。まあ、あんなのは99%がファッションブランドな訳だが。今の車もあんなパワーいるのかね?出せる事と出す事は別ではあるのだけど、日本車は特に世界の中でコンパクトが売りだったのが、そういうのがヘタになってきている気がする。
・ロードスターの初期型のパーツをマツダが再販するそうで、もう部品切れ起こしていたのかとも思った。部分的には欠品もあっただろうが、基本構造はNBは一緒だったので、ずっと補修可能だとばかり。クラシックカーという部類になるのだろうが、これから生存していくのは嬉しい限りだ。理想はマツスピあたりがコンプリートカーでリフレッシュとアップデートして売る事なんだが、やっぱりそうそう売れないのだろうね。
ユーノスロードスターの弱点・・・まあいくつかある訳だが、エンドユーザーあたりでいかんしがたい点としてはエアコンがある。まだR18の頃なので、R134にレトロフィットするしかないが、あれはメーカーパーツが待たれる。他はサスのマウントあたりはNB系で改善されているのと、やっぱり冷却系が弱い。幌のビニールはNBのガラスがいいし、どうせならDHTも欲しい所だ。
・ブドウは巨峰すらもう色が結構来ているのが恐ろしい。熟すのが早いという事は、過熟のリスクもうなぎ登りという事だ。現状、デラの出荷の終わりなんて全く見えなくて、確実に8月一杯はかかる。その跡パープルが最優先で2週間、巨峰以外にもピオーネとかスチューベンが同じ以上ある。9月一杯で終わる目処もない。毎日軽トラ満載で収穫しても終わるかどうか。10月に入ると巨峰はもう品質的にかなりきついだろう。温暖化は栽培だけじゃなく出荷でも短期集中で難しい。
・今期はアニメが不作だ。期待していた物がイマイチだったり、物語が下降曲線に入っていたり。企画がそもそも面白そうじゃなかったりする。それでも光る作品もあったりもするのだが。それぞれ雑感。
REゼロ:作者がやっぱり読ませる事においてプロではないよなぁ、コレ。商業脚本だともう少し妥協点を探し出して、ここまで絶望感をひっぱる事ってないと思うんだが、王選に入ってから物語の落ち込み具合が辛い。主人公性格変わっちゃってますやん・・・ヒロインかわっちゃってますやん・・・たとえば「ベルセルク」だと思って見ている分には全然いいんだけど、異世界ファンタジーラノベにコレ期待してないです。ていうか、ここから上手く立ち回る方法見つけて主人公がヒャッハーしたら逆に性格疑う。とは言え連続二期で一番注目株ではある。
この美:今期の一番、ひたすら主人公がかわいい点は「くまみこ」に通じる物があるが、多分原作に忠実なんじゃないかな?と思われる安定感を感じる。たとえば一話に3ストーリーぐらいぶっこむ点はさざえさん以外知らないが、3ストーリーが等分でもなくて上手く分配されている。何気に歌が好きだが、あの人上手いとは全然思わないんだよなぁって言ったらファンに殺されるか。
NEW GAME:今期の一番、と言いたいが、敢えて二番。最近増えた職業アニメで興味深いタイトルだが、中身はどちらかと言うと新人社会人が社畜になっていく様子って感じかなぁ。職場は超絶ブラックなのに、演出とキャラ設定で前向きなホワイトっぽく見せているのがなんとも。いや、本来は自分にあった天職で若い内は没頭出来ればいいと思うんだけど。ある意味リゼロ並のファンタジー。
クオリディアコード:定番ラノベ作家さんのコンピュレーション作品の一部、らしい。性格とか世界観とかド定番すぎて逆に清々しいし、その中でドラマしているんだからいいんじゃないでしょうか。これに限らないけれど、今期はパッと光る新人はいないけれど、定番の人かと思って聞いてたら割と知らない人だったという声優さんの新陳代謝があるのも面白い所。美人が多いけれど無理に露出増やしたりしないのも好き。てか、姫もカナリアもかわいすぎだろ、千葉県の兄弟の掛け合いが一番好きだけど。少し素直な杏子って感じかな。
あまんちゅ:一話で切った。テンポ悪すぎ、キャラきもすぎ、バイク ディスった時点でお前は見ない(極論)
リライト:一話で切った、こういうのもう無理。
プラネテリアン:昔の同人ADVのシナリオの作品だったらしく、確かにSF設定とか言動とかそんな感じ。あの手のADVになれている物としては、アニメ化する意味が全く見いだせないというか、想像が楽しいのをアニメで見るとこんな退屈なんだと。
ベルセルク:なんで今頃と思ったら縮刷版のリメイクって感じらしい。CG多用して頑張っているが、どこか綺麗すぎて三浦さんの荒々しい画風再現がないというかジョジョのOPのような感じがする。声もなんか軽いしわざわざ見る物でもないかな。
スカーレッドライダーゼクス:何を思ったのか3話ぐらいまで見てしまったが、多分コレは女性向け耽美作品。でもテーマは変身ヒーロー戦隊物という「視聴者を広げようと混ぜたら食べられなくなった創作料理」感がある。ラーメンとカレーがおいしいからって、ラーメンにルー流し込むバカはいない。
他、放送しているが配信してないし、わざわざ見る物でもない物一覧
モブサイコ 裏サン嫌い、作者ネタ切れなのに引っ張ってる感に耐えられない
リライフ 原作が少女漫画と化してから見てない、引っ張りすぎ
甘稲妻 一話だけ配信とかなめてる
イリヤ 配信あれば見るけど、スピンオフ作品だからってユリユリすぎないか?
Posted at 2016/08/08 01:01:50 | |
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