2016年08月14日
・仕事は直売会だった。で、貴重な出荷休みを1日使ってしまい、弟とも盆休みの骨休めが出来なかった。まあ私はかき入れ時だからしょうがないんだけど、デラの売れ行きはあまり芳しくなかった。贈答の方が売れ行きが良かったのはいいのだけれど。私はポカミスが多くて直接迷惑にはならなかったけれど、気が弛んでいるというか、暑さで頭がボーッとして働いてないのを感じる。
昼過ぎに解放されてから少し休んで、夕方からは潅水だのなんだのしたのだが、ポンプのガソリンがすぐ切れる。コックが完全に死んでて全部捨てるのも問題し、タンク内のガソリン取り出し口の設計がまずく、少しの傾斜ですぐにエンストするかと思えばギリギリまで長時間持ったりする。近くだったのでガス作って持ってくる間にタンクに給水させておいたのだが、やっぱり中央のデラは房のびが著しく悪い、。他の木は触ってみた感じ、そこまでしなびはなく、むしろ玉張り良好でまだまだいけそう。
あと、昨日の収穫の残りで自家用の贈答だのパックの端数を人にあげたりしてまわってきたのだけれど、「玉張りがすごい良いと思っていた園のデラはしなびるのも早い」というのが気になった。ハウスのデラは玉張りが悪いバラ房だが、収穫後の変化は僅かだし、痛みも少ない。一方露地のは腐敗が結構出て広がりやすく、一部が腐り出したら捨てた方が早いぐらいだ。腐汁が軸につくと軸さら枯れる上に、収穫後1日で結構ダルンダルンになる。思うに、この産地の自慢の品質のデラは、あまりに玉張りを欲張りすぎて水分で太りすぎているのではないだろうか。
あと、贈答の価格下落は、そもそも出荷数が記録的に多かった事による物だそうで、そりゃ市場にだぼつくわと言う話。これまでちょっと乾燥気味だったが、しばらく雨が降りそうで、露地ブドウの皮が弱い奴がやぶれないといいのだが。
・ミニキャブの廃車が入庫したそうで、いずれ積み替えの予定。良かったぁ。さて、カーオーディオなんだが、改めて社外品のオーディオの操作性の悪さ、見た目のどぎつさが非常に気になってきた。複雑な作業が出来る事自体は否定しないが、通常操作のコマンドのすぐ下にそれらがある必要は全く無い。走りながらちょいちょい触るボタンでそんな事やらない。むしろ、オーディオの操作もシンプルにISO標準にしていいぐらいだ。最低限守って欲しいのは、ボリュームはダイヤルにして、オンオフスイッチは分かりやすくワンタッチにする事、原色系のバックライトは使わない事、DINサイズに隙間なく入る事(これは純正オーディオが守ってない悪癖だ)。ところが、これで見ると、KENWOODにもカロッツェリアにもアルパインにもそういうオーディオがもう無い!ミライースの純正オーディオとか聞くに堪えない音なのに、これがどうしようもないとは!いっそ純正オーディオで評価が高い奴を移植した方が楽だが、ダイハツに音がいいモデルなんて無かったはず・・・と思ったらダイハツとトヨタはオーディオカプラーが共通なので、トヨタの純正オーディオで高音質のモデルがあれば簡単にミライースに取り付けられるという事になる。とは言え所詮純正なのと、「高級オーディオが付けられる価格帯の高級車が1DINオーディオを採用している訳がない」という矛盾がある。仮に出てくるとカセットテープがついてた頃とかの骨董品だ(でも音は割といい)。
・ミライースのブレーキパッドだが、ディクセルのアタリが少し出てきた。現時点では純正とは違って、むしろ昔のブレーキパッドの延長上のモデルって感じだった。中間インプレで書いたように、このパッドは初期でキュッと止まる純正パットのような感じではない。ただ、滑り込みはアタリが出たら少し改善されて、奥で効く感じになっている。で、その「奥」は滅茶苦茶深い。以前書いたようにミライースは車体自体の作りがブレーキが良く効く構造というか形になっていて、アッという間に減速して止まるし、ノーズダイブなんかもしづらい。純正パッドでブレーキロックさせようにも、ロックに持ち込むのが難しいと書いた。意図的にロックさせるつもりじゃないとABSが割り込まない。
ところが、ディクセルのパッドは踏み込んでいくと割と簡単にABSの領域まで突っ込める。踏力がどっちが上の段階でなるのか正確に分からないが、ロックに持ち込みやすいのはこっち。純正だと1発目のタイヤ鳴きは「キュッ」って感じでABSが割り込むとガッガッガッガッって感じになるのだが、ディクセルのは「キャオ!」って感じでロック1発目は明らかに強く効く。その後は何故か分からないがABSのポンピングの周波数が高いというか、あんまりゴツゴツしないまま「ゴーゴーゴー」って感じで止まる。
実はテストのため何度かブレーキをやったのだが、最初のうちはまだ中間部分で滑り込む感じがあって「あれ?良くなったと感じたのは錯覚だったのか?」と思ったのだが、段々効きがシャープになってきて踏んだ瞬間の立ち上がりが急な感じになってきた。パッドの成分付着が進んだのか、温度が上がってパッドの摩擦係数が上がったのか良く分からないが、相変わらず官能テストというのは難しい。
ところで、この暑い時期で一つ気になっている事がある。それはタイヤのグリップだ。昔のカーボン・ゴムコンパウンドの頃のタイヤは温度が上がるほどベタベタというかモッチリな感触でグリップが上がっていた。ところが、最近のは低燃費を追求してシリカ配合を増やしている。これは高性能タイヤでもそうなのではあるが、転がり抵抗を減らしたタイヤに関してウェットグリップはラベリング制度でわかるが、ドライグリップに関しては表記がないので気がつかないが、実はドライグリップを犠牲にしてあの性能を出しているらしい(って言うと昔のエコタイヤのようなヨレヨレのフニャフニャの腰砕けのように逃げるタイヤを想像しちゃうけど、今のエコタイヤでもそんなのは少ない)。絶対グリップで見ればウェットよりはドライの方が高いので、安全性のボトルネックであるウェットを上げる事は意味があるのだが、ドライに関して思ったよりグリップしてないなーってのが実感なのだ。
ミライースのタイヤ(横浜のブルーアースだったか)はそれでも必要充分なのだが、ミニキャブが履いてるトーヨーのトランパスは暑い時に走ると結構コーナリングで鳴くようになった。別に攻めている訳ではなくて空荷でトラクション不足で小回りしたりするケースなのだが、「おや?」と不思議に思っていたのだ。むしろ温度が低い時の方が鳴かないし、エコタイヤは今の時期の昼間が案外グリップ落ちているかも知れないなというお話。
・明日は朝、収穫、昼に草刈や除草作業を入れて、昼間に荷造りだ。やすめねえ・・・
Posted at 2016/08/14 22:26:52 | |
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