2016年08月24日
・仕事は朝出荷、なんか超大忙しで出荷しちゃったので、かなりお買い得パック。え?SAパックと同じ値段で2Lを?(スーパー食いしん坊ネタ)。てか、2L房で埋め合わせしたから、本当にそうなんだよなぁ。作業スペースの小ネタだが、段差は極力無い方が作業しやすい。たとえば机の高さは完全に揃ってると全部スライド出来るが、そうでないとひっかかる。他にジレンマとしてボリュームゾーンを一番手前に置きたいが、そうすると作業スペースが無くなるという問題がある。箱は一番多い奴がセンターにくるようになるし、その前で作業する事になるが、二列置きすると作業スペースがなくなる。また、左右に分かれるほど置くのが面倒になる。そういう意味でラウンドテーブルは無駄がないがスペース効率は下がる。もし多くやるなら、作業効率を取るかスペース効率を取るかになりそう。
あと、照明だが、LEDの白いタイプは色見が良く分からない。出荷してても「色味を揃えたら等級上げます」とか書かれてしまった(っても秀2が秀1になる程度)。検査員は未だ白熱灯を使っていて、これは波長が長いので色見が透けて見えるが、もう白熱灯は製造しない方向だし熱いし電気を食う。LEDの電球色タイプにしようかと思ったが、そもそもE17タイプは絶対光量が足りない。E26にすればもっと明るいランプも安く手に入る訳だし、
・ブドウの潅水量について。昨日2.5t潅水したが、ブドウの状態を見る限りまだまだ不足している印象だった。これ、天水ならPFメーターで算出出来るのだけれど、そもそも均一潅水じゃない場合にはアテにならないし、葉っぱの蒸散量によって違うだろうからどうなんかなぁ?と思って検索したら、面白い研究があった。シャインマスカットを根域制限の棚ごと計測して蒸散量を算出しており、それによると1日の蒸散量は葉面積10㎡で30リットルという結果だった。これでプラマイゼロになる(実際は光合成とか養分吸収もあるけど)。
問題は葉面積の計算方法で、すっごい面倒な式を使う必要があるのだが、面倒なので参考公式を見ると主枝6mで15㎡とか言う数字が出ていた。うちのは若木なのでもう少し少ないと思われるから12㎡ぐらいと計算しよう。棚間2.5mで面積1200㎡だと主枝延長は480m、実際は端っことかないので400mぐらいと仮定。400/6×12=800という事で、おおよそ800㎡ぐらいかなぁ?と思われる。標準計算で言うと1反主枝長400mで平均15㎡ならちょうど1000㎡である。これに㎡あたり3リットル・日の蒸散を加えると3000リットルになる。あと他に地表面からの直接蒸散や雑草からの蒸散もあるので、実際はもう少し多いかと思う。
再び考えて見るに、1反3tは分かる。天水の間隔として4日おきぐらいだとすると一回に4tぐらいは与えたい。うちのパープルで言うと2300リットルを4日おきで92000リットルぐらいは本当は欲しいようだ。一本換算だと14で割って690リットルほどなので、「500リットルタンクで最低1本ずつ潅水するぐらい」という事になる。と書くのは簡単だが、一往復に揚水5分、潅水5分、移動5分としても一時間に4往復2000リットルがやっと。14本やると4時間ほどかかる計算になる。てか死ぬ。全面潅水だと一度に10㎜とか20言うので、やっぱり10t~20tぐらいやりたいようだ。
再び計算だがエンジンポンプの吐出量は毎分100~200リットル程度である。10、000リットルだと50分から100分になる。実際ハウスなんかだとそのぐらいまわしっぱにしているのは見る。逆に運搬で見ると一回5分程度だと10回(10往復)で同じ量って事になるよな・・・ちょっと厳しいわ。うちの畑だと最悪水路から民有地通して圃場内に流し込む事は出来るけど、多分地主類に許可取るのがとんでもなく面倒でやれないと思う。井戸に関しては調べたら12mぐらい低い場所では自噴しているぐらい地下水位は高いそうで、ちょっと掘れば出てくるような話も。ただ、元河川敷なので大きな川石が多くて打ち込み井戸が掘れるかどうか分からない。ハンマー打ち続けたら多分クレーム物だろうし、水圧式を考えているがどうなることやら。
・SSの水位計を作ろうと思ったのだが、既存の良い製品や簡単な作り方が分からなくて難航。仕組みとしてはタンク本体内部は攪拌水流があるためフロートタイプのレベルメーターは使えないから、外部に純正水位計としてあるチューブで細工する事になる。圧力センサーは薬剤使うのでダメなので、チューブの水位をなんとかして拾いたい。
で、やり方として考えられるのはお風呂ブザーと同じ原理で、水位毎に接点を何個か作り、そこが通電したらトランジスターが通電して、そのシグナルでセグメントLEDのバーメーターを点灯させるという物。しかし、お風呂ブザーの場合は接点が乾燥状態から水没状態になる事で通電を確認出来る訳だが、SSのタンクの場合満水状態から減らして行く事になる。その場合、チューブ内部は水が残っているので、迂回して通電してしまうのではないか?という心配がある。あとはチューブの加工や電子工作などが面倒。
他に考えられるのは、チューブ内部に磁性体のついた浮きをつけて、非接触式のセンサーにする方法。これなら薬液の汚れにも関係なく使える。リードスイッチは安いし、単純にコレをそのまま通電スイッチにしてしまう手もあるかも。問題はリードスイッチの反応範囲と表示方法。リードスイッチが反応する磁界の距離には限度があるし、セグメントバーで表示させてもレベルメーターではなくてドット表示になってしまう(電子工作得意な人ならレベル表示にも出来るだろうけど)。磁界が途切れたデッドスポットでは表示されなくなってしまうのも問題。磁石を多数つけてリードスイッチも沢山つければ穴はなくなるかも。複数のリードスイッチが同時に点灯しても特に問題はない。って自分で考えたのだが、国交省の河川の水位計にこの装置があった。しかし、リード間隔が1cmとかとんでもなく狭いので、60cm程のチューブだと60本も使いセグメントも60個必用とかになってしまう。磁力範囲を5cm幅ぐらいに出来れば10セグぐらいで実用になるし、実際問題500リットルのうち上の100リットルぐらいは別に気にして散布しないので中間が計れればいいような。
・ホンダのG100エンジンのメンテをした。内容は整備手帳にある通りだが、色々予想した割に普通の部分だったというか、普通ここまでダメなもんが動くか?ってホンダエンジンのタフさに感心した。あとはガバナーとの連結ロッドの取り付けを工夫してくれたら言う事ないのにな。ガバナーの連結ロッドに関して一番優れていると思うのは三菱の一部がやってる割り穴構造。ロッドってどのみちスプリングでテンションかけるので、そんなギチギチに詰める必要はないし、であれば後から入れられる程度でも全然問題ないはずなんだが・・・
・昨日は久々にワイナリーのレストランに行って食事、良いもの食べたくなったが、はたしてサーモンの香草焼きはとても美味しかった。同じ食材だとホタテとサーモン焼いたのもあるが、私はこっちのソースも大好き。ハイシーズンに6人テーブルを一人で占有してしまうのはいかんので控えているが、オフシーズンが楽しみ。その日は特に団体が入って4人テーブルが埋まっていたのもあるけれど、なかなか座席数ってのも難しいんだろうな。あと、農家レストランの本を読んでいて、あそこの課題というか簡単な事に気がついた。安すぎるのである。私は安い方がありがたいが、
・CCIのスマートミストの小ネタ。これらのガラスコーティング剤は傷補修効果も歌っているが、試しに傷ついて見づらくなったサングラス(着色ポリカ成型の安全ゴーグル)に使ってみた。ポリカは洗っても撥水性があり、スマートミストの付着は良く無いが、二度ほど薄くコーティングしたらかなり傷が目立たなくなった。装着してみても、以前よりずっと見やすくなった。
ポリカは素材が粘るため磨いて傷を取るのが難しかったのだが、これを使うと再生出来るし、シリコン被膜はある程度の硬さもあるそうなので傷防止にもなっていいかも知れない。これまで半年ぐらいで買い換えていたゴーグルが長持ちしそうだ。ちなみに、皮膜作るならクリア塗装でも良さそうだが、クリアはよほど薄くぬらないとムラが出て、装着した時に視界が歪む。
もう一つこの関係で気になるのはCDの傷補修。CDもAPOとかもあるが、基本はポリカーボネートなので同じで、傷が入ると補修しづらい。磨く方法もあるが、ともかく綺麗になりづらい。問題はシリコン皮膜はポリカとはまた光学特性が違うので、そっちでエラーが出てしまう可能性もあるし、見た目ピカピカツルツルになるので、やっぱり反射率が違うのだろうとは思うが、傷埋めには向いているはず。うちのスマートミストはノーマルの特に傷埋め特化ではないが、そっち方面に強い製品もあるので、色々試せたらいいなと思う。特にソリッドカラーのミライースは磨き傷が結構目立つ。クリア層があるステラはそんな気にならないんだけどね。
Posted at 2016/08/25 00:05:34 | |
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