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暇人ぶぅのブログ一覧

2016年09月03日 イイね!

ミライースのハンドリング・ワイン会と街散策

 ・またしても昨日の日記から、一昨日の除草剤散布でまた腰をやってしまったようで、午前中はうんうん言って終わった。まあ眠かったからいい。それでも明日から雨でまた除草剤が効かなくなるので、残りの部分を頑張って散布してきた。前回もそこそこは効いていたようだけどね。
  午後はユンボを畑に持っていって井戸掘りの下準備と家の駐車場をあけたり、いろんな注文をチェックしたり。どうも調子が悪くて選果出来ず出荷も中途半端になってしまった。ほんと良く無い。デラがもうちょっと悪くなり出していて、この品種の棚持ちの悪さにもうんざり。考えて見ればパープル出したのは裂果が怖かっただけで、しなび果実を一生懸命取る必要もないので、とりあえずデラに注力するが、この品種はほんと益体ないわ。収穫出荷の手間がまたかかる。かと言ってパープルはしなびるし、ハウスのデラは種入るし、なんだかんだ面倒な年だわ。

 ・ミライースもパッド交換の後なかなかアタリが出なかったが、今日乗ったら滑り込みも消えて良くなっていたので完成だと思いレビュー。ただ、レビューに書かなかったが、このパッドは焼き入れ処理を表面にしてアタリが付きやすくしてあるので、あるいは素材が変質して最初は違和感があるのかも知れない。ブレーキは先日ステラのフルード交換してあっちが上かと思っていたが、ミライースの方が今は上だと言える。ただ、踏み込んだ先の剛性感の無さはミライース本体の方の設定と思われるので、気になるっちゃ気になる。そんな急ブレーキ絶対使わないけどな!
  さて、踏み込むと以外に速いミライースだが、ブレーキも良くなって今度はハンドリングと運転席が気になりだした。ミライースは低速だとステアリングが重いし、ステアしてからしばらくは曲がり出さないダルな感じがする。フロントが地面に張り付いているような安定感があるが、まるで遊びがかなりある見たいだ。タイヤの特性?車体の剛性落としてフロントが泳ぐ?ラック取り付け剛性落としてある?ステアリング系のフリクション?アライメント的な要素?ともかく曲がらんね、この車。ロールが安定してからも曲がらないし、ちょっと気になる。
  そして曲がらないと感じる要素の一つが出来が悪いシートである。小さくて座面アングルが平らっぽいので全然収まりが良く無い。小学校の机に大人になってから座っている感じがする。というか、見ていて段々分かって来たのだが、ミライースはムーブの派生で無理矢理下げたのがいかんのじゃなかろか。ペダル位置とかステアリング位置は本来はもっと高い位置にトルソアングルを立てて座るように出来ている。それを空力と低い車高のためシートだけ薄く小さくしたため、座面アングルがどうしても不足しがちなんじゃないだろうか。本来はファイヤーウォールと座る高さで残りは必然的に決まると思うのだが、あんまりシート寝かせると今度後席との隙間が狭くなるしなぁ。膝裏が浮くので、なおさらインフォメーションが減って「曲がってない」と感じるのかも知れない。さらにミライースは空気抵抗を考えて車高を下げているのだが、キャンバーとかアライメントはメーカーが合わせてくれているだろうが、ロールセンターとかそこらへんは出自を免れない。そういうジオメトリーの部分での不具合かも知れない。
  剛性関係で調べて見えてきたのは、タワーバーとかロアアームバーでの改善の報告が結構あって、かなりシャープに曲がるようになったという報告もあるので気になる。どちらもボルトオンパーツだからダメだったら外せばいいだけだし。価格も最近は安くなっていると感じるが、それでも1万円ぐらいかな。ロアアームバーは自作も簡単だが、タワーバーは自作は少ない。ただ、構造的に見て市販の自由継ぎ手の奴はどうも弱い気がしてならない。純正状態でついている奴は大抵ブラケットとロッドが溶接でガッチリしているし。あんなの鉄板切り抜いて基部にして、そっからアームの足を溶接、現物合わせでロッド溶接でいいだけなんじゃなかろかと思ったり。まあアフターパーツメーカーが、ある程度歪んだ車にも共通部品使って付けられるようにした結果だろうけどね。
  という事でうちの倉庫から中古のタワーバーを探し出してフィットさせたら、ほとんどピッタリの長さと形だった。問題はブラケット形状で、ミライースは2点止めかつエアコン配管が左にあるので逃げないといけない。となるとタワーバーのブラケットをステー下部分で切り飛ばして、新しいブラケットのリング部分を切り出して止めればいい訳か・・・リング部分の鉄板は4㎜なので、プラズマカッターで辛うじて切れるか切れないかって所だと思われるが、最悪3㎜にしたってどうせステー部分に土台は残っているので平気かも知れない。ロアアームバーはこんなん簡単やろうが、カローラでもやってトルクステアが出るので、ハンドリングの最初の切れにそこまで関係するかは分からない。
  それにしてもいつも不思議なのは、車外補強パーツのボルト止め部分の鉄板ってどうやって切り出しているのだろうかと。角パイプを斜めに切って止めているタイプはまだ分かる。溶接箇所がちょっと増える気もするけれど、なんなら角パイプの1面を残しておいて折り曲げてから溶接すれば綺麗に行くはずだから。一方丸いタイプ(タナベとかクスコとか)のは丸パーツをバーに溶接する所は加工が少し面倒そうだが分かる。でも、その底面のボルトが止まる部分をどうやって作るのかが気になる。いや、まあ溶接してプレート付けているんだろうけど、パイプの円周溶接なんて無駄というか面倒じゃなかろか。切り出しだっているし。そりゃ大きいメーカーはタレパンあたりでポンポン型抜きしているから量産効果見越してやれるのかも知れないけれど、手抜きしたい人からするとコの字型エンドの方が全てにおいて楽に見える。ただ、複数のバーを一つのポイントに接続する時、ラウンドベースだと自由に合わせられるが、コの時タイプだといちいち細かく切り方を仕上げないといけないから大変かも知れない。

 ・井戸掘りのノウハウを教わっていてポンプについてちょっと勘違いしていた。うちには2インチポンプと1+1/2ポンプがある。メートル法だと50㎜と38㎜である。50㎜の最大揚程は26m、38㎜の最大揚程は33mである。一気圧で1m上げられるとしたら水圧26kgと水圧33kg(大雑把に)という感じだろうか。で、市販のポンプは口径が上がるほど水圧は落とす傾向があって、1インチで35m、1.5インチで30m、2インチで25mぐらいの感じするみたいだ。これは送水能力とかいろんな要求からだろうが工進が言ってる事なのでそうなんだろう。地面を掘る事を考えれば当然25㎜の方が水圧が高いので掘りやすいのではないかと想像する。ただ水量はないので泥が上がるかどうかは別の話になるが、「50㎜の方が掘れる」という事はなさそう。ただし、高圧ポンプというのもあるので、そっちはよりパワーがあるエンジンで高圧用ベーンを使って水圧を上げてある。うちだとロビンのエンジンのがそう(うろ覚えだが48とか45とかあったはず)。
  もう一つ掘削に使えそうなポンプとして、うちには消毒用のセット動力噴霧機というのがある。文字通り消毒用なので水圧を上げる事に特化しており、送水量は20リットルとか40リットル程度だが、水圧は最大50MPa程度は出せるので、掘れなくなったらこいつをハウスパイプあたりに挿して突っ込むというのが使えるかも知れない。実際消毒していて先端を地面に落とすと、どんどん穴を掘って行ってしまう。どのみち課題としては、吐出口をいかに地面にしっかり押しつけられるか、水圧損失を無くせるかになる。

 ・対向車に緊急車両が通る時に停車すべきか、徐行でいいのか、先日空いている一本道で救急車とすれ違って判断に迷った。相手の前には何も無く、私は左に寄って徐行したのだが、停車すべきだったのか良く分からなかったのだ。で、調べ直した結果、この問題は結構論議の的のようだった。先に法律論から言うと、「交差点付近では左によって停車」「それ以外の場所では左に寄って進路を譲る」とある。交差点付近だといろんな方向に曲がる(逆走すらありうる)ので分かる。好きな方向に行けるように、交差点内で止まらないように、対向車線であろうと手前で止まる事に異存はない。
  ではそれ以外の場所はどうか?質問であったのだが、救急車の前に車がおり、それが左によって停車したため救急車が追い越しをかけたので、対向車線の質問者がひやりとした。停車すべきだったのだろうか?という物で、確かにそういうケースは止まるべきだったと言える。しかし、完全に空いている流れの中で遠方の救急車を認めてすぐに止まるというのもなかなかな物がある。法律では「左によって進路を譲る」のであって「停車する」とは書いてないため、対向車であっても徐行でも構わないのではないか?という解釈が多い印象だった。ただし、道を譲るために停車してはいけない訳でもないので、万全を期して止まるというのも一つの手ではある。ただ、あまり手前で止まると後続が追い越しをかけたり混乱する事もあるし、やっぱりある程度の距離になってからハザードで左側徐行が無難じゃないかなぁとも感じる。
 ・通路になる部屋のライトをつけたり消したりが面倒なのでLEDライトの人感センサー付きを買ってみたが、結局良い場所に付けられなくてどちらかも動くというのは無理だった。シーリングには今は蛍光灯が付いてるから、これ外すと置き場困るしね。という事でとりあえずトイレに入れて、トイレにあったライトが台所の手元ライトになった。蛍光灯の作業灯があるのだが、こいつの応答性が遅いし暗いのが気になっていたので良くなったかな?

 ・筋トレは背中痛めて不調だったので、ベンチプレスだけ。今回50kgでやろうとしたら、やっぱり肩が痛くて上がらなかった。前回たった30kgでやってた事に驚いたが、ウォームアップすれば40kg程度は10REPS出来るので50kgでも上がる事は上がる。ただ、正しいフォームでの40kgは結構きつい。他はベントオーバーローイング、こっちは30kgだとやや物足りない感じ、次から少し上げたいが腰への負担次第かな。ともかくベンチで70とか上がっていた事にびっくりする。

 ・ワイン会出てきた。今回はイタリア南部という事で、カンパーニャ州のタウラージだのサルディニアのガリオッポだのタンニンが強いワインが出ていた。イタリアは最近は土着品種に回帰しつつあるが、ガリオッポはフランスのグルナッシュだし、プリミティーボはジンファンデルだそうだ。私は白のジンファンデルがあまりに樽が強くて苦手意識があったのだが、赤のジンファンデルは酸味がプリティーで飲みやすかった。なんでこれ白にするかなぁ?他にはテノレスというカントナウのビオディナミが出ていたが、サーブ順はやや疑問。というか、タウラージが出たらもうそれ以上は基本的にないと思うの。サンジョベーゼでもネッビオーロでもアルアニコには敵わない、敢えて言えばカベソーを煮詰めればだけど、ともかくそういうレベルなので、その後にビオディナミのチャーミングな赤ワインを出されても印象が負けてしまう。が、このワインは私は結構良かった。他に白はインソリアという品種とシャルドネが出たけれど、イタリアの白は余程酸が強い品種か、早詰みのエストエストエストみたいなのじゃないと、酸がすっかり抜けて糖度が全部アルコールになったような重い白になってしまって辛い。特にインソリアは香りがビオニエとかリースリングに近いパイナップルのような香りで好きだったのだが、味との乖離が結構ある。話が盛り上がり、今度はディナーも予定されているし、ワイン会の人気がすごい反面、私にゃついていけなさそうな高いワインの話も。実際タウラージは結構高いでっす。

 ・その後、せっかく町中に出たので2,3気になる所を巡る。マルシェはえらくスムージーに手間取っていたし、やっぱりコンセプトが良く分からない感じをうけた。まあお客さんはそこそこ来ていたけれどね。葡萄の売れ筋聞いたら「種無し巨峰」だそうで、パープルの知名度はイマイチみたい。だったら試食でも在庫でもすりゃいいと思うんだけど、他の農産物もあるしなぁ。個人的には暑い日こそ鍋がすごい食べたかった。あそこの鍋おいしいんだよ・・・
  次に薄焼きのお店に行った。ワインと薄焼きのお店で、ワインはサーバーから選べるシステム、かなり拘りのセレクトワインが並べられていたが、特に城戸ワイナリーさんのオータムカラーのシャルドネがあったので迷わずセレクト。薄焼きはチョコバナナ味噌という意味不明な組み合わせので、お通しでインゲンの茹でたのも頂いた。お店は立ち飲み形式で狭く、落ち着く感じではなくて、正直これでやっていけるのかなぁ?というのが率直な感想。立地も良く無いというか、流行る要素はないし。城戸ワイナリーさんのオータムカラーは入門ランクなのだが、それでも結構ちょろっとした量になってしまう。でも定額でワインの量の方をいじるというのは安心して買える。そして肝心の味だが、香りはほとんどしないけれど、味は綺麗な酸ですっきり飲める感じで良かった。インソリアのワインもそうだったし、他にも何度も経験があるのだけれど、ワインの香りというのはワインのテイストの90%ぐらいを占める非常に重要な要素だと思うのね。味覚なんて甘み、苦み、収斂味ぐらいしかワインじゃ使わないけれど、香り物質は4000だかの感覚器が複雑に組み合わさっている。だけれど、味覚と嗅覚のミスマッチが非常に多い。理由としては醸造技術の発達、なかんづく酵母のセレクトでどんな香りでも出来てしまうので、「香りはこうしよう!」「味はこうしよう!」という事が出来てしまう。というか、味はもう葡萄で決まっちゃうので香りだけいじくっちゃえる。香り100点で味50点みたいな事をして平均が75点というワインと、香り50点と味50点で平均50点のワインがあった場合、私は後者の方が正直で好きだ。薄焼きとのマッチングはどうなんだろうね。甘い物が多い感じで、ワインのおつまみって感じはしないんだが・・・後はCDショップでグレゴリオチャントを買って終わり。飲んでいる時は平気だったが、やっぱりアルコールには弱くて帰宅したらダウン、7時ぐらいに目が覚めたが、朝なのか夕方なのか分からなくって混乱。

 ・ワイン会でちょっとだけ注文もらったので忘れないように連絡出荷したい。一つは飲食店なので、いつかまた行きたいと思っていた所だからいい機会になる。その飲食店の人に「この葡萄産地は若い後継者育成は進んでいるの?生坂とか20代の若手がバンバン入ってるって聞くけど」と痛い所を突かれたので「デラって品種に固執した老害が新品種阻んできたけど、もう時間の問題になったので参入障壁はかなり減った。でも若手育成は正直農協管内でマシな方とは言えダメダメ」という話をした。ただ、「デラのような伝統品種は保存してほしい」とか言われて複雑、この品種はシャインの5倍手間がかかり、人件費含めた原価率を乗せるとシャインの5倍になると言われて買ってくれますか?という話だ。シャインが今末端で100g300円とかしている。まあ400gパックで800円ぐらいだとすれば200円ぐらいなケースもあるが、じゃあ100g1000円~1500円で売れるか?売れるなら喜んで作るけど、他産地競合もあるから無理だよね、心情的にはすっごい分かるけれど、ある意味そういうレア品になるまで産地間で我慢競争になっている。一方パープルは素直に好評で、東北の人からも、あっちの末端価格が2000円ぐらいするのが600円ぐらいで売られていてびっくりしたとか言われる。
Posted at 2016/09/04 21:07:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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