2016年09月23日
・仕事はひーこら言いながらパープルの荷造り、後で間に合わせで巨峰とピオーネの荷造りをしたが、ピオーネはとても良かったし、巨峰も伸びてる房はピオーネと見分けが付かない物もある。あとピオーネの着色はやや薄いが、味は巨峰のようなコクがあって、味による識別すら難しい。ピオーネが巨峰の味というのは意味不明というか存在価値が疑われるのだが、実際そうとしか言いようがない。ピオーネって爽やかな甘さと適度な酸味があるのだが、小粒になると巨峰並にこってりした甘さも出てくるんだなーと勉強になった。幸い巨峰はまだ割れてないが、雨が当たっている孫生りは割れているのが見えるし、ワイナリーに行ったら垣根のベリーAがバッキバキに割れてた。
昼間は寝て、午後から巨峰とピオーネ収穫、雨じゃなければデラが優先だが、どのみち大粒種は注文があるので良かった。夕方でも雨が散発的に降って暗い陽気だった。明日は10日ぶりぐらいに太陽が出ると言うが、太陽が出たら出たでデラが一気にしなびるんだろうな。作業工場や住宅探しも軽くやってみたが、意外と見落としがあったのだけれど、死に企業が入ってたりしてダメそう。というか、地元にいるのに全く知らない農業系の企業(?)が使っていたりして、驚いた。倉庫なので無人だから知らなくても仕方ないが。
巨峰は注文分、発送分、商売用手売り分など大量に必要で、グレードも被らないので上手くやりたい。ピオーネは大半がSグレード、畑で見たら苗園の残りのパープルは半端じゃない萎み具合だったので、割れや病気はまだ無かった。
・フォステックスのP650Kを入れたDS1000だが音楽を聴いている時はほとんど気にならないと言いたいのだが、やっぱりP650のスコーカーだけ音が引っ込んでいる。P650が悪いというより、これは能率の問題だと思う。DS1000は能率が90dBとかなり高いのだが、P650は84dBなので、同じ入力だと6dBも低い。デジベルは対数なので、6違うって事は10の六乗も違うって事だと思うのだが、本当にそうかは良くわからん。でも、音圧が圧倒的に少ないのは分かる。音色以前に能率見るべきだったか。で、フォステックスで見るとFE83,FF85WKあたりが候補で、FF85が金属コーンを使っている分キャラが似ている気はする。ただ、世間の話だとFF83の方がハイ上がりという話もあるし、能率見てもFE83は88dB、FF85は86.5dBなので、FE83が第一候補、もっと言えばFE103(名機です)は89dBであり、レンジ的にもどれも問題はない。DS1000なんて骨董品にさらに5000円もつぎ込む事には抵抗もあるが。もっと他のモデルを見るとフォステックスの高いレンジの商品には周波数特性が目的の帯域でよりフラットなモデルもある。トータルの能率だと88だの84だの言っているが、メーカーカタログ見ると400Hzから4kHzは結構荒れているのが多い。特に10cmクラスのコーンになると分割振動があるのか200Hzあたりで能率が5dB前後、物によっては10dBも下がっている物もある。値段だけ見ると同じPシリーズのP1000はトータル能率が88dBと、FE83あたりと同じで値段は1800円と半額以下だが、書いたよう能率が部分的にかなり低い。一方103は良く言われるようにハイ上がりで、2KHzより先は92dBぐらいもある。ちなみにDS1000のクロスオーバーは5KHzだ。P1000Kでも良くはなるだろうが、それで満足出来なかった時に103に行くのが痛い。ただ、どっちも10cm径なのでバッフル加工は最低限ですむ。83はほぼP1000Kと同じ特性なので、積極的に選ぶ理由はないし、P800Kは能率全体がP650寄りなので大差ない。あー、あと、DS1000はインピーダンスが6Ωだった。本当だったら、どのみち電流的にも流れづらいので、音圧が出ない恐れはある。となると、やっぱりFE103で音圧稼いでおくか。さらに、これは物理的に入るか問題になってくるが、FE126になると93dBもあるし特性もグラフ見る限りだと綺麗だ。同じFEシリーズでも126は磁気回路が強力で、バックロードホーン向きとメーカーも言っているので、それがどう出るかだが。
さらにP650が余ってしまう事も問題だ。P650自体は評判がいいユニットであり、有効活用しないともったいないが、10cmもあれば車にのせてもいいが、6.5cmだと微妙すぎる。もう1個P650を買ってなんかに付ける?でもそんなオーディオないぞ?新にエンクロージャー作るっても、そんな音楽聞く訳じゃないしなぁ・・・正直FE126あたりを投入するなら、いっそ全部バックロードホーンで作ってしまった方が評判などもいい訳で。
・攻殻機動隊のハリウッド化は何度も言われてきたが実現してこなかった。最近になってまた話がでているなーと思ったら、今回はスクショが出て割と本当に作っているっぽい事が分かった。でも、私はタケシが出ている時点で悪い予感がしている。もちろん、今回はタケシは俳優であり監督ではないが、彼の作品や出演作の背景には一貫して暴力性というのがテーマとしてある。それに面した時に人がどうなるのか?極端に言えばソレのみが彼のテーマである。それは押井版攻殻機動隊においては割と近しいが、士郎版攻殻機動隊では当てはまらない。アクションマンガ書いている人なので確かにそういう側面もあるが、士郎版やSAC1あたりの本筋の主題はもう少し広い人間哲学に根ざしている。まあハリウッドって時点でそんな期待してないけど、スクショ見てすぐ気になったのは、これ押井のアヴァロンとかそんな感じを受ける。
また原作の人間性を踏襲してないなというのもすぐに感じた。それは荒巻がリボルバー拳銃を持っているシーン。まず攻殻ではリボルバーなんて時代遅れの武装を持っている(持っていた)のはトグサぐらいであり、それでも発信弾をすぐに使えるというそれなりのメリットをすぐに見せていた(マガジン交換がいらない)。それ以外だと対サイボーグ用には役不足で、非番の時に無力化する程度では使う場面もあったが、普通はセブロなどオートのHV系(AP)である。が、荒巻に限って言えば銃を使ったシーンが思い出せない。というか恐らく役割柄非武装で通しているのではないかと思われる。対外的に非武装・非サイボーグでないと安全保障上出来ない役割が今度出ているので、そういう場面で活躍していると思われる。もちろん武器の心得がないはずはなくて、以前には軍役にもついていたのだが・・・まあ、あの場面では薬莢を無造作に捨てている所や表情から見て、恐らくは無力化した相手にトドメの一発を放っている場面であり、どう見ても偽装工作をやっている感じがするので、リボルバーの出所が犯罪者なり冤罪かける相手なのだろうが、荒巻は本来そういう役回りをする設定ではない。まあ、あの世界だと外見にせたサイボーグによる工作などいくらでも出来るどころか、疑似体験かまされて嘘の記憶でそう思われてもしょうがないし、逆に9課の自演とかもあるので判断出来ないが。素子は歩き方がサイボーグっぽくて良かった。士郎さんも言ってるが、FPSでもプレーしているみたいに目線と下半身と上半身が完全に別。残りは蛇足だと思う。すでに攻殻機動隊の世界ですらレトロフューチャー化している事に驚きを覚える。
・NHK職員が高校生の自転車を玄関先から窃盗というニュースが流れていて、「お、これが相対的貧困作りか!」と感心した。ドキュメンタリーの題材とニューステーマを同時に作るマスゴミの鑑である、いいぞもっとやれ。というか、TV放送自体もうほんといらないと思われる。国営の一組織にしたらしたで、すごい権益引っ張るんだろうけどさ。
・今日もソーラー温水器は温度が低い(最初で40度らへん、どのぐらい持つかわからん)ので、温泉に行ってきた。今回は猫のシェルターやっている風呂で、カレンダー購入してリンゴをご馳走になった。公衆浴場ではあるが、ほぼメンバー固定って感じで、皆顔見知りみたい。風呂は温度が高くて、上がった後も汗がずっと出ているが、それが気持ちいい。帰りに本屋で立ち読みしたら、ドゥーパにソーラークッカーが色々載っていて面白かった。特に真空ガラス管使った奴は、集光パネル次第で湯沸かしというかボイラー的な使い方を直で出来るだろう。ただ、直で調理するには色々問題があるので、あのボイラーで出た熱だけ調理に使えるように、オイルあたりを詰めて高温の熱を得られるようにしたら面白いんじゃないだろうか。
Posted at 2016/09/23 22:36:13 | |
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