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暇人ぶぅのブログ一覧

2016年09月24日 イイね!

丸ノコの直径と切断能力

 ・190㎜(7インチ)の丸ノコと165㎜(6インチ)や147㎜の丸ノコとの違いを調べていて、へんな事に気がついた。それはチップソーの刃数。よく「荒挽きには40P、万能52P,細工60P」などと言うが、直径が違っても刃物の数が変わらないでいいのだろうか?165㎜と190㎜だと15%ほど周長が違うんだから、165㎜の40Pは190㎜の46P、52Pが60Pになるんじゃないか?と感じた訳だ。
  しかし、丸ノコの回転数でも話は変わってくる。190㎜でも回転数を落として周速が下がっていれば、単位時間であたる刃数は変わるし、逆に速度同じで高速切断になっているのかな?という疑いもあった。で、調べたら、、おおよそだが「丸ノコの回転数は4600rpmから5000rpm」になっていて、これはサイズに関係なかった。つまり、ピッチが粗い分、速度で稼ぐという結果になっているのかも知れない。また、大きくなった分モーターのトルクが上積みされているのか調べたが、消費電力は147㎜が750W,165㎜が1050W、190㎜が1100W,みたいな感じで、147は明らかに軽負荷だが165と190の差はそこまで大きくなかった。
  あと、スライド丸ノコになると210㎜とか255㎜クラスが出てくるのだが、ここらへんは3000rpmで1400Wというモデルが出てくる一方、1100Wで6000回転というモデルもあるなどマチマチである。どれが良いかなんて私には言えないが、少なくとも低回転高トルク型でも全然綺麗に切れるとは言える。マキタ10型という古いタイプを使っているが、遅くても周速度が高いからか、切り口はとっても綺麗だ。逆に高回転丸ノコは切り口が少し汚く感じられるが、これは刃でも違うだろうからなんとも。
  そうそう、何故こんな事を調べているか書くの忘れてた。190㎜ノコで165㎜の刃を付けられるか気になって調べて居たんだった。フランジがあえば物理的には付くし、切れ込み深さが165㎜と同じで良ければ付きそうだが、回転数も同じだしいけそう・・・・と思ったら全然別の要素が分かった。うちの丸ノコは砥石兼用だが、回転数が砥石は4800、チップソー4700となっていた。つまり、190㎜サイズの回転数が同じというのは、重い刃をつけて同じという事であって、別に回転数制御した結果ではないみたいだ(電子丸ノコは別)。うーん、となると消費電力の定格とは別に190㎜の方が出力に無理が効くのかなぁ?普通に考えると190㎜は直径だけじゃなくて板厚も厚いし・・・これに165㎜を付けると「回転数が上がりすぎる」「出力の余裕があるので良く切れる」どっちかになりそう。

 ・刃物関係のちょっといい話。上の丸ノコの話が出ていた所で、「早く綺麗に切れる刃物が切れる刃物ではない」という販売店さんの話が出ていて、その真意が見えた時に、「そういえば・・・」と思い出した話がいくつかあったので、古き良き日本の話として書いておく。

 1:料理包丁  今包丁を買うと最初から刃がついている。パッケージに「本刃付け」と書いてあるはずだが「本刃があるって事は仮刃があるのか?」って思うだろう。あるのだ。昔は包丁を買った料理人が自分の目的や技量に合わせて包丁の研ぎをやっていたので、ついていたのは仮の刃だった。糸刃というかカッターみたいな感じか。それだけ包丁は研ぎが重視されていた。
  その包丁のちょっといい話。お店だと同じ包丁でも量産品ではないので品質に良し悪しが生まれる。焼きが甘いとか硬いとか、そういうのは安くなる。で、腕がいい料理人はそういう包丁の鋼材の良し悪しを研ぎでカバー出来るので、敢えて良く無い包丁も買っていったのだそうだ。

 2名人の鉋
   ある名人鍛冶屋の鉋があった。とても高価な物なのでなかなか使えなかったが、やっとの思いで手に入れて使ってみたら期待していた程軽い訳でもなかった。少し失望しながら柱に鉋掛けしていたら、普段は1本やるのに2面やって研いでいた物が、4本やっても切れ止まらなかったそうだ。たしかその話を名人だか人にしたら「それは数仕上げるためにそういう風に作った並品だから」みたいな話をしたとかしないとか。

 3切れ止まらない鋸
    昭和初期、復興で建築が盛んだった頃のお話。丸ノコがないので鋸は大活躍だったが、ここにも名人がいて、良く切れ止まらない鋸として有名だった。見習い大工がお金をためてやっと購入して使っていたら、ほんのちょっと無理に挽いたら、鋸が裂けて割れてしまったそうだ。泣く泣く鍛冶屋の所に持っていったら「お前にはまだこの鋸は早い、ちゃんと使えるようになれ」と説教されたが、結局割れたノコを継ぎ直してくれたそうだ。

  ええ話やわぁ・・・もしかしたら絶対性能はもう科学技術が進歩した今の製品の方が出ているかも知れない。でも使用者との関係などは以前の方がずっと深かったと思わざるを得ない。車もそこらへんは似ている。今の車の方が快適で速く安全で燃費も良い。クラシックカーはノスタルジーの世界の物かも知れない。でも、タイヤの空気圧にすごいシビアだったり、いわゆるスイートスポットが狭い車、失敗するとしっぺ返しも大きかった車、そういう機械任せに出来ない所が逆に人を育てた気もする。

 ・仕事は頼まれ物収穫したり、デラ収穫してたが、デラの痛みが酷くて気持ち悪くなり、帰宅してミライースのLED化で精神の安定をはかるも復活せず、普通にダウンした。頼まれ物も、地主さんの一人からの注文だったのだけれど、80超えた年金たっぷりのおばあちゃんが値引き要求ばっかり厳しくて、前回かなり値引きして出したのに、また細々と注文つけてくれる。試食品もかなりやってるのに、まだ紙の重さぶん値引きとか、傷んだ粒の分値引けとか、それをしないから農協出荷価格より安いのに、まるで値引く事だけが生き甲斐というか、若い世代どう思ってるんじゃと。さらに今日も引き取りに行ったら不在で電話にも出なかったのに、1時間後ぐらいに電話寄越して「在宅していたのに!ふじこふじこ」、さらに「また20kg欲しいから取りに来い」とか言ったので、いい加減嫌になった。不在な事への反省もないようだし、もう売らない事にした。別にこっちの出荷はいそがないからもういいや、やっぱりやめた。
Posted at 2016/09/25 15:45:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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