2016年12月06日
・ソーラー温水器の断熱改修を行った。本体はもちろん素人が片手間に手を入れられる物ではないが、安全弁とオプション取り付け口(ヒーターか何か)の部分が黄銅製のむき出しだったのだ。もちろん当初からこの欠点は先人の指摘もあり分かっていたし、触ると熱いぐらいなので当然対策していたが、場当たり的だったのでやっぱりダメになってしまっていた。底の部分はデベソに絆創膏しかなくて、ナットを接着してカバーでもつけようかと思ったがとりあえず胴体を一周するバンドで締め付けて様子見ることにした。こっちは底だし出っ張っているわけでもないし、接しているのはタンクの底の冷たい部分なのでこれで妥協。一応断熱材は追加しておいた。
問題は安全弁で、ここは水道カバーを使っていたが100度の高温が出るためにすぐに変形してしまうし、固定のテープも溶けて弱くなってしまう。直射日光も当たるし・・・という事で、スタイロフォームを切り出して積層成型(っても3層なので、内部があるのは実質1枚だけ)してボンドで張り合わせて装着、ガムテープで周囲をグルグル巻きにしてみた。ただ、どのみち安全弁からホースが横に出ている部分は断熱材を薄くしなければならないので完全ではないので妥協。スタイロも耐熱は80度とあるので、安全な範囲ではない。しかし高温断熱材となると、この上は硬質ウレタンか無機繊維になるが、繊維は屋外露出だと含水しちゃうのでダメ、現場ウレタンは見た目が恐ろしいことになって外せなくなる問題がある(まあ、滅多に外すことはないので、新品のときに一度組んだら覆いをつけて内部にウレタンというのは手だとは思う)。
もっとも、別の心配もある。この製品に使われているのは硬質発泡ウレタンなのだが、これの耐熱温度はおおよそ100度が限度であり、場合によっては継続的にその温度になると劣化が心配される。ソーラーの場合水だから100度で沸騰し、安全弁から逃げていくとは思いたいが、安全弁は水道水の水圧で逃げないように加圧してある。よって、100度でサーモが開く部分のみが安全装置で圧力的には100度以上に行ってしまう恐れもある。この断熱修理で温度の保持が悪くなってしまっていたら、内部の断熱材がダメになってきている可能性がある。
・写真プリントをコンビニとカメラのキタムラでやってきた。どっちが仕上がりがいいのか、先日のワイン会の記念写真を触ってみたわけだが、使っているのはどちらも富士のペーパーだったのでセッティングの違いになる。セブンイレブンの物は一枚30円で何の入れ物も付かないが、お店はあちこちにあり単純なプリントはすぐ出来ていい。紙はちゃんとした印画紙なので安っぽい感じはない。キタムラはセブンに比べるとプリンターがオンラインで出力されるし、多機能インターフェイスを触るのでちょっと面倒、お支払いは後払いで一枚38円だった。
同じ画像をプリントしてみた結果だが、違いが結構ある。明るさはセブンの方が明るく、キタムラは暗い。私基準だとセブンが+1、キタムラはマイナス2ぐらいの補正かけた感じがする。カラーバランスはセブンが一枚妙に黄色いのが出た。Y+2というかMマイナス2というか。そして画素のシャープさも違う。セブンの方は服も模様がくっきり、はっきりなのに、キタムラのは眠くぼやけてよく分からない。L版でこんな違うのかと言った感じだが、キタムラはその分諧調が良くて、うすぼんやりと柔らかい印象。セブンのはいかにもデジタルでシャープネスかけました!って感じの補正で、明るいこともあり若干ジャダノイズがある気がする。という事で、現代の大半の用事はセブンのプリントの方がデジタルな画質で安くていいかと思うが、ポートレートとか風景とかを柔らかく仕上げたいという人はキタムラ。
・仕事はピオーネ・パープル園の剪定とか、桑の木の伐採とか、やっぱりマルヤマでてこずったのもスチルだと一瞬だったが、使っているとストールの症状が。おそらくハイが濃すぎて使っているとかぶるのだと思うが、確証はない。パープルは生育が強くて、今年延ばした枝もさらに遠く伸びてくれていたので、1本はすでに予定樹冠の8割ほどになった。一方移植した大きい奴は成長こそしているものの、その強さはちょっと物足りないかな。
・明日は剪定講習会、後は防寒藁巻きとかしたいところ。薪ストーブは良く乾いた薪で一発で点火、温度もこれだけ広い部屋でもちゃんと上がってくれる。ストーブあたりながらラーメンすするのもいい。
Posted at 2016/12/06 21:30:59 | |
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