2016年12月12日
・車の修理、今日は再整備の方針について工場行って見ながら検討。クラッチについては異常は認められなかったので、念の為レリーズベアリングは純正で出る部品で交換する事にした。クラッチ板のアタリが少し偏ってるので、もうアタリがつけば消えるんかも知れない。キャブに関しては一応説明聞いて再整備の清掃まではする事になったが、本人もキャブについて分かってないと言っている程度なので色々言うのはやめた。キャブもチョークバルブの動きだけは分かっているが、他の燃料系との絡みは理解出来てないと言っているし。私もちゃんと確認はしていないが、他の方の分解図見ると電気サーモの燃料系チョークがあるように見える。こっちは夏場でも効いているはず。
キャブのチョークバルブと燃料系の連携は物による。例えばシンプルな農機具のチョークは燃料系の増量はバタフライバルブの穴からチョーク系にのみ空気が送られる事で作動するパッシブな物だが、バイクのキャブなどだとプランジャーを引くと別途チョーク回路のガスが流れ出る構造になっているのもあるし、原付のオートチョークなんかも同様だ。で、車のオートチョークは何なのかと思ったら、これスロットル径を全部カバーしてしまうバルブだったのね。これで始動直後は高回転まで回らないのが良く理解出来る。このリンケージの一部がアイドルの調整にも引っかかっているらしくて、これがアイドルアップ回路になるみたい。うーん、じゃあもう一つの水路はあれはキャブヒーターだけなんかな。共用しているのかと思ってた。
キャブは最終的に直って無くてもこっちで積み替えられるからという事で、最終調整待ち。そうそう、代車のサンバーは給油して燃費計算したら8.75kmだった。ウッソだろお前・・・というか満タンじゃなかったと思うんですけど(迷推理)
・雨なので安曇アップルのソーベニヨンブラン2016を買ってきた。天候が悪くなる前に収穫したという事だったので、今年はグレートビンテージだろうけれど、今年のナイアのように糖度は高いが酸度も若い感じとか、パワフルすぎて飲みづらい物も警戒したけれど、いたって普通というかバランス感がすばらしいスッキリしたワインになった。解説だとあれを南国系と言っている所もあるみたいだけれど、私は北国系ソーベニヨンブランだと思うんだが。特に今年はまだ若いワインとしてもかなりスッキリ系で香りはほのかな感じがする。面白いのは酒石酸がかなり見られた事。品種によって違うのだが、最近はあまり入ってない気がする。酒石酸はもちろん酸味なのだが、私はあまり気にならない。タンクからはがした奴も頂いた事があるが、あれが出ているから酸っぱいって事はないような。
・昨日はブドウ苗の接ぎ木をしていた。部材が見つからなくて買いに行ったが無くて、ダメもとで調べたらへんな所から出てきていた。さて、私は接ぎ木は緑枝だと成功したが休眠枝だと失敗していた。1個も穂木からは発芽せず台木からは発芽した。つまり本にあるような「台木の発芽不良」はこの地区ではほぼ無いと言える。問題は穂木と台木の癒合で、これは事前に癒合時間を取っておく事で対策出来る事も分かっている。加温加湿状態で保持するとカルスが発生、癒合するらしいのだが、これはかなりの高い温度じゃないとダメのようだ。温室で接ぎ木管理していても癒合はしてくれなかった。
密着処理はロウは時代遅れだと言える。作業が面倒だし柔軟性がなくて割れやすく密閉度も劣る。追随性があるテープの方が作業性も良いし確実。これを保水剤である水苔に包んでビニール袋に巻いて保温してやればカルスが発生するはずではあるが、今頃いい手段を忘れていた事に気がついた。ウィキで調べて出ていたのだが、植物ホルモンのオーキシンとサイトカイニンにはカルス形成と分化に役立つらしい。ぶっちゃけると、オーキシンとサイトカイニンの培地で組織培養しているらしい。この比率は植物で異なるそうだが、ブドウの挿し木の場合、オーキシン溶液を使う事になっている。つまり、接合面にオーキシン塗っておけばカルス発生と癒合が早まるのではないかと思ったりする訳だが、あまり接ぎ木で植物ホルモンを使う話は聞かない。
・昨晩は薪ストーブずっと焚いて料理だの芋焼きだのやってた。太い木材はあまり焼かないが、あれ突っ込んで熾火状態にしてから放置というのは確かに火加減がトロトロで弱運転としてはいい。ファンで空気を送っているのだが、ファンの出力が低くてさほど熱交換出来てない気がしたが、試しに風がストーブにあたる前と後で手をかざしたら、明らかにあたった後の風が熱かった。ファンヒーターの出口みたいな感じだ。良いことなんだが、ファンがうるさいのだけが悩み。サーキュレーターなので小さいけれどうるさい。
Posted at 2016/12/14 12:08:56 | |
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