2016年12月16日
・今日は雪だった。淡雪だけれど日陰は溶け残っている。天気は相変わらずで、一瞬晴れるとかなり暖かいが、曇りの時間帯が多くて北陸みたいだ。外は寒いので接ぎ木で遊んでたりした。
・ロシアとの北方領土問題、個人的には「そんな優先度高くないのに経済界からせっつかれたのかなぁ?それとも実績作ってみせたかった?」と言った印象がある。まあ元島民もいるんだろうけれど、島民側の組織代表は分かっていたけれども交渉は不調だったと見ている一方、首相はロシア人と日本人が一時期は一緒だった事を友好的であったかのように宣伝するのに使っていて、政治って嫌だねぇと思うばかり。これは反自民とか関係なしに、表向きは嘘でぬりたくって綺麗事にしているという意味でね。
さて、前向きの未来志向を強調している北方領土交渉だが、事実上帰ってくる見込みは全くないと思うし、そこに金を使う事にも反対だし、ロシアと交渉する事にも反対。一言で言えば国際条約違反とか言ってみても戦争でぶんどった土地は返さないでいいという当たり前の教訓を日本人はしっかりと認識すべきだ。一方的に負けそうな国に侵略して取った大して価値の無い土地に、さらに70年も後から色々絞れそうな事にロシア人はほくそ笑んでいる事だろうよ。また、ロシアはシリア問題で国際的に強い経済制裁下で大不況の真っ最中であり、日本との経済協定は中東から遠くてあんまり問題ないんじゃないのかという目論みがあるのだろうが、それは日本の国際協調主義からの逸脱を意味する。もっとも、そうやってロシアに制裁してみても、一応食糧や物質は内在している国なので、そこまで応えてないというのが本当の所だと思うし、政府からすれば制裁されるほどプーチン政権が支持されるという訳で、独裁国家相手にそんなの意味ないっちゃ意味ない。日本としては本命はアメリカで、ロシアに媚び売ってみせる事でトランプ政権に対して日本バッシングをすればロシアと組むと見せているのだろう。大航海時代に日本がイギリスから遠かった事は本当に幸いだったが、現代からすると欧州連合のような第三勢力から地理的に遠い事は、独立国家としての日本の戦略を難しくしているように見える。
で、そういう様々な外交手段を見ても日本はロシアに媚びて無駄な交渉をすべきではない、ダメな物はダメ、過去をしっかり見てロシアとは距離を置くべきと改めて主張する。好きな人の気を引くためにブ男に媚びてみても価値を落とすだけである。で、阿部が繰り返す未来志向の意味する所、安全条約締結について一言、「安全条約があったのに侵略された土地の返還交渉絡みで再び安全条約締結とかお前頭沸いてるんけ?」に尽きる。日本みたいに平和を謳歌した国じゃないんねんで、終戦がなく現在進行形でシリアやウクライナに軍事的に関与して領土拡大やらテロ支援やってる国ねんで?だから世界中から嫌われて制裁くらってんのに、なんで自分達の所で同じ事やられていたのを忘れる事が出来るのかと。本質全く変わってない所と何の交渉してんだか。ロシアに経済支援する金で自国防衛費拡充して使える装備と優秀な人材に投資した方がよっぽどマシ。そして、その覚悟が本当の交渉ってもんだと思う。会議でなんか決まると思っているのは鹿鳴館まで。
・MGSVTPP,今日はスカルズ遊びだったのだが、「え!こんな硬いのかい?」ってぐらい強化されてて笑った。岩スカルズは通常は弾丸を弾かれてしまうので、爆発系使うかカウンター取ってマシェットを刺すか対物ライフルで硬化お構いなしに貫通させるかなのだが、使ったキャラがスネークじゃなかったためか難易度がエクストリームだからか、カウンターは決まらないわ対物ライフルの弾すら弾かれるわで、終わったらGMPマイナスになってた。補給って弾が高いのね。一部だとヘッドショットすればアーマーが取れるとか聞いたけど、特にそんなそぶりはなかった。また、これも一般に言われてない気がするのだけれど、赤がアーマーゲージで青がスタンゲージ(本来はそうではないのだろうが、スカルズだけは特殊ゲージなので)として、赤は自動再生があるので連続して当てると青ゲージにダメージが入っている気がする。まあ実際青ゲージだけ削って倒した事がないので確証はないし、赤ゲージも多分連続すると再生量が減る気はするが、PS3の画質だとなんとも。
あとはストーリー上の最後、EPISODE46「世界を売った男の真実」をプレーしたのだが、基本序章と同じプレーを強いられ、多少操作が上手くなっているかと思ったら全然ダメで笑った。MGS操作性悪すぎ。ホラーというかパニック映画的な手法は改めてプレーしても怖かったが、一方で虐殺はゲーム中に慣れた感じがしてあまりいい気はしなかった。以下ネタバレ含む感想。
現時点だとMGSVTPPのストーリーに関しては私は十二分に満足している。PWもそうだったが、エピソード選択型でこれだけ長いエンディングがあるなら終わったと思っていいだろうし、初見プレーでここに戻ればかなりびっくりした事は間違いない。やっぱり予備知識はない方が良かったと思う。確かにMG1との間にはまだいくばくかの間隙はあるが、正直ゲームにするほどでもないとも思う。もしビッグボスのアウターヘブン建設日記とかやって、DDと同じ事を別の世界でやっても「別ゲーム」にするほどとは思えない。DLC程度でやるなら「ああ、ビッグボスは二人なんだな」と思えるけどね。
ヴェノムスネークについて「スネークでプレー出来ると思ってたら影武者だったでござる」「真実を聞かされて落ちこんだベノム君かわいそう」「テープで持ち上げるほど本物の心遣いが痛い」みたいな感想も見聞きするし、一応分かるんだけど、私はそこは文字通りに受け取っていいんじゃないかと。出来の悪いカバーストーリーかと言われると、ある側面ではそうかも知れないけれど、主観的に見ればそれが真実なので、あんまり「本物偽物」を言うのは違うんじゃないかなと。ビッグボスという「伝説」が出来る理由や、影武者が頑張る話は嫌いじゃないので、唯一不満があるとすれば大塚氏の軽妙な会話が少なかった事ぐらいか。ヴェノム君あんましゃべらんからなぁ・・・
エメリッヒに関してはもうこれクロ確定かな。というかヒューイが途中で言っていたように、ミラーもヒューイもサイファーに内通していたって意味だと同じって言ってる訳だし、核査察だけを妙にしこりに思っているようだけれど現実は違う。さらにサイファーとゼロ少佐とゼロ少佐のAI「愛国者達」という分裂も見られる。一方でスカルフェイスはゼロに対して脳内寄生中みたいなテロを行ったとおぼしき描写もあり、「それじゃあスカルフェイスに感謝じゃん」みたいな感じもする。ビッグボスの裏の一つがスカルフェイスで、もう一つがヴェノムスネークで・・・とかもう訳わかんねえな。まあ科学者が自分は銃後からどんな綺麗事言おうが、結局やってる事は同じようなもんで、科学偏重に対する皮肉には感じた。
・ミニキャブのエンジン交換修理、ダメ出しの後ファーストアイドルの問題だったのでなかなかテストが出来ず(冷間だけなので)修理が上がってこなかったが、やっと出来たという事で受け取ってきた。と言っても昼間なのでファーストアイドルに関しては正直分からないんだけど、チョーク回路も分かってなかったし低回転の違和感も分からない程度なのでもうOK出す事にした。こっちも代車だと入れない場所とかあるので困るし、予備キャブあるのでもう自分で直すわ。現状でも動く事は動くから燃費見しなだな。私はそもそもニードル弄ってるから、現状で同じセッティングではそもそもなかったし。
予備キャブに前のキャブがなったので単品でよーく見えるようになって構造も把握した。なるほどなーと思う所が沢山なので後で写真取ってばらしてみるか。
クラッチの方からの異音もベアリング類を再度交換してもらってテストした時は収まっている感じがしたが、帰ってきたらまた酷く鳴るようになっていた。でも1度分解してあるので問題点は除外出来て私の中では原因ははっきりした。ちな、整備士はミッション本体の故障じゃないかとか言ってたのも書いておく。今回の問題は
1;クラッチを走行中に切ると異音が出る
2:ギアを何速かに入れて空走すると音が出る。Nだと出ない。
3:シフトする時に鳴きのように音が大きい
4:音はシャーシャーと擦れるような音
5:クラッチを浅く切っていると音が小さい気がする
6;クラッチフィールがあまり良く無い
らへん。音という事でレリーズベアリングとパイロットベアリングが交換してある。でも問題は直接はそこじゃなかった。音が出ていたのは「クラッチディスク」と「クラッチカバー」か「フライホイール」の接触。特にばらしたパーツ見た感じだとカバー側と接触している跡があった。という事で上の問題の解説
1’:クラッチを切るとカバー・フライホイールとクラッチディスクが切り離されるはずだが、そこが回転差が生じて擦れるので音が出る。繋がっていれば滑らないので音が出ない。
2’;ギアを入れて空走するとディスクはミッション側から回され、フライホイールとカバーはエンジン側から回され、回転差があるので擦れる。ニュートラルだとディスクもエンジンと共回りしているので回転差がなくて擦れない。
3’:シフト時はミッションがシンクロで回転差を吸収しきれないので鳴る。一瞬シンクロ鳴きかと思うが、シンクロだともっとガリゴリと金属質な感じがする。
4’;音はまあ摩擦素材のクラッチとカバーとの摩擦なのでシャーシャーと言う。不思議なのは、半クラも同様に滑っているはずだが、こういう摩擦音ではない事。トルク伝達されてて共振しづらいフライホイールとの摩擦だと鳴らないのかも。
5:クラッチを浅く切ってると鳴りが小さい理由は正確には不明、「何故擦れるのか」の方に関わってくるので後述
6:ミッションの入りは完全にクラッチが切れている事が重要なので、こういう半クラ状態だと入りは当然悪い。ただ、アクセルで回転をシンクロさせるなりトルクをかけないなりである程度は対処出来てる。
という事で、直接原因は特定出来たが、「何故擦れるのか?」の方の問題について。まず疑うのはフライホイールとディスクとカバーの平行度や精度の問題。今まで深く考えてこなかったけれど、「ミッションの芯」と「フライホイールの芯」はしっかり一致していないといけない。ここはメーカーが精度良く製造してくれているかにかかっているし、実際その不具合は聞いた事ないけど、フライホイールとミッションの平行度も重要である。芯があってても斜めに接合してたら意味ない。で、今回ミッションの取り外しに立ち会っているのだが、かなりミッションをこじって外している。真後ろに抜けなかったのだ。その程度で歪んだり、逆に鳴らない時にはきつく填っていたのか分からないのだが、平行度が狂っている可能性はある。
他に平行度と言えばクラッチディスクもスプラインが填らないでぶつけていたので、ディスクプレートの歪みも可能性としてはある。ただ、あんな物センターがその程度で歪むとも考えづらいので、可能性としてはという程度の話。そもそもディスクってセンターの部分とはスプリングで浮いてるからある程度は遊びがあるもんだし。一方フライホイールも平行度はあるだろうが、あれを斜めに付けられる人がいたらその方がすごい。
次にカバーとディスクの製造上の不具合、フライホイールとミッションは正常だったので可能性として出てくるのだが、ディスクは上で述べた通り、カバーはフレームは分厚い板のプレスなのでどうなんだろうね?個体差は存在するとは思われるし、私だったら正常品だったカバーを取り付けて様子見るけど指図する立場ではないので・・・他にはレリーズがカバーのスプリングを斜めに押して平行に上がらないとかも考えたけれど、部品見てもそんな斜めになれるようには見えなかった。
・死刑廃止論争について読んでいると、終身刑の方が冤罪対策としては意味があると言えるし、死にたくて犯罪する人に対しての抑止力(なんかへんだが)になるのかと思う。ただ、現実には日本の死刑制度でも実際に確定からすぐに執行されている訳ではないので、実質の終身刑が大半だと思われる。無期懲役が軽すぎるのが問題なんだろう。あと明かな犯罪者に対してはこれは死刑でいいんじゃないかと良く思う。
で、終身刑に対する反対意見として「一生監獄で生かしておくコストが無駄」という意見と、その対策が出ていた。まず普通の収監だと労働させられるので、ある程度はコスト回収していると思われるが、終身刑だと出獄後の生活とかは考えないので強制労働がない。かと言って終身刑の臓器販売なんてのも死刑と違って現実的ではない(それ以前に死刑囚の臓器販売も日本はやってないが)。で、面白いなーと思ったのが、終身刑の受刑者を隔離した無人島に放す「流刑」が提案されていた事。終身刑の受刑者同士がどうなろうが知ったことじゃないし、積極的死刑ではないし、社会実験として面白い事になるんじゃないかなと。そう思ったら「オーストラリアかな?」と出ていて吹いた。
Posted at 2016/12/19 03:40:47 | |
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