2016年12月23日
・ミニキャブは積み替え後、キャブを車載状態で清掃後、ある程度良くなっているが、始動性の悪さは全然なおってない事が分かった。初爆はいいんだけど、その後ストールしちゃう。キャブだけでここまで悪い理由がちょっと見あたらないので困る。どんなキャブエンジンでも、キャブ側の問題でここまで調子が悪い例を知らないのだ。むしろ調整後、ちょっと悪くなった気すらするので少し予想。スロー系で触ったのはスロースクリューを少しだけ締めたのと、オートチョーク(アイドル連動)を1回転締め込んだ。前者はガスを薄くする方向だし、後者はチョークの閉まりを一段と良くする。それでも初爆はいいんだけど、後が全然続かない。悪化した事からスロー系は実は濃いのではなく薄すぎるのではないか?って気がする。排ガスもあまりガス臭くないし。
スターター系が薄い原因として考えられるのは「プランジャーの動き不良」「チョーク回路の詰まり」「フロート油面が低い」「燃料が来てない」などなど。ただ、インジェクションと違ってキャブはある程度の時間ガスが薄くても作動する物なので、チョークが直でガス圧を受けてない以上、油面と燃料供給はとりあえず除外していいかと思う。プランジャーの動きは先日確認して、少なくともローノーマルでの動きは確認しているから除外出来るはず。通路は一応クリーナー吹いたけれど、そろそろ残量が減って逆さ吹きだとあまり出ていなかった気はする。本スロー回路自体はクリーナー突っ込んで詰まる事はない回路なので除外していいが、ヘタクソ整備士が無理に締め込んだ跡があった。ほんとヘタクソ。
最後にベンチュリーバルブの作動不良と点火系の可能性について。ベンチュリーのあのエア通路が一体なんのために別立てになっているのか私には分からないのでなんとも。でもベンチュリーの負圧とは関係ない通路なので、そこから先が吸うべき空気が漏れてチョーク回路不良を起こしている可能性はある。点火系もわけわからんニコイチを勝手にやられてほんと腹立たしいのだが、始動後は正常に動くので良く分からん。
以前ならオイル上がりで白煙上げていた長坂を走ってきたが、白煙は上がってないものの、かなりオイルの焦げた臭いがした。継続的に出ている訳ではないので、エキマニとかそっこらへんではないと思われるが、3G83はほんとオイル燃えやすいエンジンだと感じる。このエンジンもピストンリングはガビガビなのか、不良キャブでガス薄すぎなのか。なーんかフィールもイマイチで、特別トルクが戻った感じもしない。確かに一段高いギアでも登っている気配もあり、トルクが戻ったと言えなくも無いのだが、アクセルへの反応がいい訳ではないので、ダルでもっさり。これでさらにMJ絞ったら悪くなりそうな気もする。というかキャブかどうかはスローいじれば分かるか。MJも届いたので、とりあえずOHした前のキャブ突っ込んでついでにMJ交換もしてみれば一番いいんだが。
・母親がいよいよモゲて来た。ミライースのドラレコもわざわざ付けてるのに電源抜いて「私は絶対事故しないからこんなのいらない」とほえるほえる。同じ事を先日テラノ転がしてたオバサンが言っていたのとそっくり同じだった。どうせ外すならシートベルトも外して欲しい。こうやって脳死老人が自分勝手に走るんだからたまらん。ドラレコがついてて何が問題だと言うのか。もしかしてヤバい事やってるのか。久々に運転する後ろに座ったが、老人特有の運転としてハンドルを切らない。すごい手前から大きなカーブ描いて曲がろうとするのでインが交差点のすっごい内側を通る。よく助手席側の下をぶつけるのが良く分かる。左カーブはRが小さく縁石がある分ひっかけやすいんだろうね。もう乗りたくないわ。どんな優秀な人で実績があっても65越えると脳味噌は確実に萎縮していく。ましてやだ。実績がなくても若い人の方がまだマシだと実感した。そして野獣にハンドル握らせる事をお許し下さい、もう他人ですあれ。
もう一つは私は詐欺の確立が50%ぐらいある案件の相談を受けてどうなんかと思ってる。あり得ない話ではないし、デメリットが莫大な訳ではないのだけれど、最近は信じられない地雷があるので、コストをかけても事前調査を万全に行ってから決断した方が絶対にいいと言ってるのだが、正直他人の事にそこまで割って入ってなんか言うのも面倒。でも、聞いている範囲でも50%クロだから全部情報を並べたら多分もっとクロになりそうな気もする。
・剪定は暫定で2割厚く残してバシバシ落としていくが結構へんな配枝が残っていて「あれぇ?」って気がする。昨年はほぼ100%綺麗にやったと思っていた物だけどなぁ。本則通りに剪定していったが、バインド線で結束するのは手袋したままだと面倒なので、結局テープナーに200Rのテープを付けて誘引している。テープナーの方が余裕がある誘引を素早く行えるし、元から春先にはこれで種枝を誘引する物なので、私はこれで充分に感じた。バインド線は取り外しが面倒(紫外線劣化しないので落ちてくれない)だし、冬から春の間は光分解テープとてすぐには劣化しない。おおよそだが、夏場3ヶ月は冬場は5ヶ月以上持つから、今誘引しておけば新梢誘引の時まで余裕で持つ。
・薪割機のモーターコンデンサが届いたので交換した。コンデンサって普通極性があるのだけれど、ついていたコンデンサは極性表記がないし、新しい物もケーブルの色は違うが表記がない。悩んだのだけれど、良く考えたら交流で使っているんだから極性関係ないのか?と思って調べたらそのようだった。ただし整流ダイオードみたいな使い方をするコンデンサはまた違う物らしい、知らない事だらけだ。
相変わらず作りがアホな電工ペンチと苦闘しながら無事結線し、自作ブレーカー入りハーネスを付けてスイッチを入れた所、モーターは軽快に回り始めた。が、スライダーが動かない。あれ?と思いつつ、後ろにあるレバーが高速と低速切り替えっぽいので低速にしたら動く。で、高速はその中間にある感じなので中間にすると高速に動いた。レバーを動かさないと空回り、中間で高速、全部引くと低速って感じのようだが、それで正しいのだろうか?確かに薪の長さによって密着させるまで高速にしたい事はあるので、あれは変速は固定でないのは分かるのだが、スイッチも押し続けている訳で両手がふさがってしまう。似たような製品を見ると、スイッチ押すとモーターは常時回っていて、レバーだけで移動を調整するようなので、もしかしたらスイッチが壊れているのかも知れない。まあスイッチ片手で押し続けながら左手でレバーを引くという方法でももちろん使えるが。
テストで割ってみた所、余裕で太い木でも割ってくれるのは頼もしい。細い木は高速モードでも割れてくれる。この薪割がありがたいのは太い木というより細い木で、斧で上手くヒットさせるのが難しい物なのだが、これだと静かに割れる。ただ、割れて飛ぶ事があるので、充分安全装備をつけてやりたい所。動作確認してちょっとサビによる動きの悪さが感じられる所に注油して再び動かそうとしたら何故か突然停止。あれれ?なんか全然反応ないぞ・・・と色々触っても変化がなく焦ったが、家のブレーカーが落ちていた。コンデンサがパンクしていた時は自作ブレーカーはちゃんと落ちていたので、薪割機が消費電力がショートしたとか消費電力が大きくなった訳ではなく、おそらく実家でなんらかの電化製品を動かしていたのだろう・・・とは思うのだが、IHは動いておらず暖房もボイラーのパネルヒーターで、なぜ50Aの物が落ちたのか分からない。まあ実家はへんな物が多いので明日改めて使ってみる予定だが、もしかしたら落とした錆がモーターでトラッキング起こすとかの可能性もある。
さて、これが買いかどうかだが、私はジャンク修理なのでええのだけれど、正直微妙と言わざるを得ない。理由その1:消費電力が大きい。7tタイプで1500Wギリギリまで使っているので、これを長時間使うのは色々問題あるだろうと思う。元からコンデンサパンクするような製品だしな。理由その2:重い。タイヤはついているが、80kgもあるので基本固定して使う事になる。薪を持って来て割って持っていくという手間がある。理由その3:電源が必要 まあ当たり前だが電源がないと使えない 比較として斧があるが、割る速度に関しては相手にもよるが似たような物だろう。慣れは必要だが、斧でも木目通りに割れば簡単だ。長さは斧は無制限だが、こいつは制限がある。もっとも、これに入らない薪はストーブにも入らないだろうから、もっと短くする必要は元からあるだろうが。もし広葉樹の太い薪がそこそこ手に入り、それを自宅消費分だけ割りたいという人には簡易的にいいかも知れない。でも経済的に余裕があればエンジン式の方が絶対いいと思う。そうそう、本体は80kgもあるのだが、それでも強度的に充分とは言い難く、以前のオーナーが余程ハードに使ったのかフレームに歪みが見られた。7tに耐えるフレームは本来は100kg級じゃないとダメだろうと思う。また、刃は固定式だが形状的に刺さりやすい形状で、割るのであれば別の断面系の方が良さそう。
Posted at 2016/12/25 00:43:17 | |
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