2017年01月06日
・正義警官モンジュ全12巻読了、連載時に単行本を読んで「これは絶対あたる」と思ったのに結局メディア展開もせず話題にもならず半分忘れてたら、正月のフェアでセットで売られていた。で、感想、SFの話題って結構マンネリだけど、普遍的なテーマでベタでも泣かせるし、そのベタさがいい。一方で最初の頃のシリアスな感じがギャグ回を多く挟んで緊張感を保てなくなってしまっている気もする。まあバランスとして無難な所に落ち着いたとは思うけれど、無難な作品って作者の良識を感じる反面、どこか忘れられてしまうのよね。
とまあ通り一遍の感想はコレなんだが、途中の巻の帯で「アニメ化希望」なんて煽ってあるのにメジャーにならなかった理由だと思われる物が2点ある。まず一つは柳博士(モンジュの制作者)の暴走の原因となった事件が「世田谷区一家殺人事件」に酷似していて、某特亜人少年の無差別殺人事件と設定されてしまっていた事。メディアはどうしてもそっちの人多いから、そこに触れるのはタブーなんだよなぁ・・・そしてもっとコアな問題は、モンジュが原子力ロボで量産型が暴走して東京が放射能汚染されて閉鎖地域が出来ているという設定の漫画が2011年頃に被ってしまったという事。
原子力ロボというだけなら鉄腕アトムもそうだし、ガンダム系も軒並みそうだし、東京が地下原子炉暴走で核汚染という設定だけなら攻殻機動隊もそうである(あの世界はそもそも第三次熱核大戦の後なので、どのぐらいソレがシリアスに語られているかわからんけど)。しかし、原子炉暴走の放射能汚染というのを本編で大きく扱うというにはあまりに時期が悪かったと思わざるを得ない。実際の所、この設定がすごい重要かと言うとそうでもないので、「新型動力炉の化学汚染」とか設定変更してもテーマには関係なかったと思うけどな。
で、最初に書いたギャグ回の多さなどシリアス路線からの切り替えは、なんか作者がそういう重さに耐えかねて路線変更したような感じがする。本当はそんなに大きな違いはなかったかも知れないし、この作品の終わり方は嫌いじゃない。でも、どこかでシリアスでダークな本編があっての息抜きのIFストーリーを見せられているような気がするのだ。まあこれは路線変更ギャグマンガ一般に言える事だが。あとはモンジュがいい人すぎて辛い、山岸もいいバディーになっているとは思うんだけど、警察的かと言うとなんか違う気がする。
絵はアシスタントが長かったという事なのか、最初から最後まで非常に安定している。ただ、私は好きなんだが、線で描く漫画家さんって、上手に省略しているのが絵がヌケて見えちゃう気がする。改めて見ても全然手は抜いてないんだけど、絵に重さがないというか、あまりに見やすいので読解抵抗が無いというか。下手な人がトーンバリバリ張って線が整理されてなくて見づらい漫画の「重さ」がテーマによっては合ってたりするんだよね、進撃の巨人とか。こういう人は女性がめっさ上手い気がするんだけど、ヒロインの神ヤンより若林や真奈の方がかわいいのはギャグ補正の功罪か、姿勢が微妙に荒木っぽくなってるためか、シャクレが多いためか。多分大人の女性を面長にして俯いてかくためアゴが引けて全部逆三角顔になっている。童顔だと丸顔だから違和感そんなないんだけどねぇ。
・光電管のタイム計測について調べれば調べるほど訳分からなくなってきた。素直にオムロンのワンショットディレイ回路がついた奴を買える人はそれでいいんだけど、問題はそれがついてない製品ならいくらでもあるという事。光電センサー自体は反射式で遮る物があるとリレーが動作するので、それでストップウォッチのタイマーを作動させるだけなのだが、バイクはスヌケの部分(ホイールだのフレームだの)があるので、感度が高いとリレーの作動にリップルが生じる。するとストップウォッチが複数回止まってしまう。それを避けるためにワンショットディレイ回路というのがあり、タイマーで遅延スイッチにしてやる事で発車時やゴール時のゴチャゴチャとした信号を一括して処理出来る・・・はずである。ま、ともかく、このワンショットを後付けにする方法で悩んでいる訳。
一番あほらしく確実らしいのはPICにそういう機能をつけたキットを取り付ける事で、その名前の通りワンショット回路がついてる。んだけど、高いし面倒だ。次はタイマーICを使ったワンショットなり遅延タイマーを入れるか組む方法なのだが、「遅延タイマー」が自動的にワンショットを意味するのかどうかが良く分からない。遅延してパルスで出される事は無さそうなんだが、遅れてオンになってる時間がどうなってるのか仕様が分からないし、その時のストップウォッチの動きも不明。もっと単純そうなのはローパスフィルターという奴で、要はリップルの振動は速いので、ローパスフィルターがカットしてくれればいいんじゃないか?という物。おそらくリレーに挟む事になるのだろうけれど、計測に多少誤差が出る気もする。もっともオンオフ同じ回路なので、同じような誤差が出ていれば実用上問題ないかも。
・二号戦車、塗装もしているが、爪楊枝大活躍。筆なんか使える気がしない。また作例を見て自分の勘違いが分かって面白い。例えば予備履帯は全部黒かと思ったら、あれ帯はボディーと同じ色なのね。アイドラーにも黒が入ってたりするが、逆に予備転輪も全部ボディー色って人もいる。バックパックも木目な人もいる。あとはライトの処理やハッチの裏側の色らへんが要検証かな。
さて、問題はフィギアだ。二号には車長1名の他、4名ものフィギアが付いてくるんだが、これがまた塗れる気がしないのと、これらを組み合わせるとジオラマが馬鹿でかくなってしまう事に気がついた。戦車だけならA5サイズに収まるだろうが、フィギア4体を自然に入れるとA4サイズぐらい欲しい。もちろん、そんな大げさになると置き場に困るが。特に二号のアフリカ系フィギアで感じるのは背景の難しさだ。アフリカと言うと砂漠とか平野なので、ぬべーっとしたジオラマになりやすい。なので落差を作ったり皆さん工夫されているようだ。付属フィギアは動感溢れるポーズなのもジオラマの風景の想像を難しくさせているような気がする。
あと、エアブラシ使ったが、ワークが小さくて飛びやすい上に下地色とほぼ同じため付着具合が良く分からず吹きすぎて垂れたりと大変だった。ガムテにでも貼り付けないと無理だし、小さいのは接着しちゃっていいかも。あと希釈が足りないのかも知れない。ラッカー系だから汎用の溶剤が使えるかと思ったのだが、どうやら違うみたいで分離してしまう。
・グラスホッパー、今日はタミヤのバッテリーを使い切ったのだが、3回目ぐらいで冬眠から醒めたのか、1300mAhでもいやんなるほど走れる。あんだけクルクル走っても全然止まる気配がないと逆に普段の電動ドリルとかそこらへんが電気をどんだけ食ってるのかと思う。スラロームも大分上手くなったが、向かってくる時の左ステアがどうも下手、切ってる積もりでも全部切れてなかったりする。もう一つの発見はターンインの時のスロットル、切り戻す時は吹かしすぎるとグリップを使い切って不安定になる事は書いたが、ターンインは当然のようにアクセルを完全にオフにした方が入りがいいと思っていた。が、今日やってみるとアクセルをパーシャルとか少し回していた方が回転がスムースな気がする。アクセルを完全に閉じてオートのブレーキが効いてるとリアが引っ張り気味になって動きが遅れる。グラスホッパーは2WDでフロントは何のブレーキも無いのでアレだけど、制動でグリップ使い切ってデフも差動が遅れるのか単なる気のせいなのか、速度がのった大きなコーナーだとそんな傾向。小回りに限定すれば速度が落ちきる速度の方が重要なのでそんな事はない(そういえば昔レーシングスクールで「加速をどんだけ長く取ろうとしても、ブレーキ性能より速い車はないのだから、ブレーキの方がタイムの上では重要」ってな話を読んだ気がする)。
・剪定は巨峰をボチボチと、爺さんの所でデラを見たが、人が言うとちゃんとタブー枝を解消出来るんだよな。自分でもトグロ巻くのは年寄りの作り方だと言っているんだし。私は成績が悪い枝をチェンソーで大分切り詰めたが、棚下線が下がり気味だし子線も弱ってるし、このまま続けられるなら改植したい所だ。
・接ぎ木の加温をはじめた。ちゃんと動いてくれるといいんだが。ベランダなので夜間のヒーターがバッテリーだけでどこまで持つのかと、温度ムラ、湿度ムラがどうなるか。今は水苔ではないので、ちょっと様子見て水苔も試して見たい。とりあえず日没前に温水入れて動かして真夜中でも26度はキープしている模様、バッテリーも現状危険水域でもない。フレッシュボックスのように断熱された容器だとかなり省電力でも温度はキープ出来ているようだ。
・今年はじめてソーラー温水器の配管が凍った。予報でマイナス7度だったので、そこらへんがギリギリらしい。でも昼間には溶けてくれたしシャワーにも使えた。
・とある飲み会に参加してきたが、相変わらず濃い人達の濃い話と美味しい料理やお酒を堪能できた。気がついたら12時過ぎてて時間がすぎるのの早い事早い事。
Posted at 2017/01/08 01:14:33 | |
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2017年01月06日
・仕事はスチューベンの剪定ほぼ終わり、あとは棚下線張らないと出来ない場所なので後日。あとは巨峰園で剪定してたが、スチューベン触ったからか大分スムースに出来るようになって進んだ。今年は枝が切りやすくて、片刃のラチェットもないようなのでスパスパ切れてる。
・ソーラーパネルの発電量は相変わらず低い感じがする。AC型につけるWメーターで見ても100Wほど使っていて充電電圧は下がっている。インバーター効率80%でも120W程度のはずだしバッテリーは並列状態だから充電ロスは無視してコントローラー効率を90%(MPPTとしては控え目な数字)と考えても130Wいくかどうか。逆にコントローラーの4Aを27Vで計算した数字が大体そんな感じかな。
・昨晩は北海道ワインのDVDを見ていたら、めっさ美味しそうな食べ物が並んでいて飯テロ回だった。つまり、いい番組だったという事で、有名タレント呼んでスタジオでレストランをやるのもいいけれど、ロケやって現地グルメを食べる方が空腹を刺激される。ワイナリーは大手から小さい所までやっていて、個人的には北海道は大規模ワイナリーの方に魅力を感じた。本州だとマイクロワイナリーとかガレージワイナリー的なカルトタイプはそれなりに魅力があるが、北海道だとスケールメリットや大規模に売るにはどうするかみたいな次元の違う、言ってみればフランスのボルドー的な志向がある。あとは品種かなぁ、山ブドウ系を否定する訳じゃないけれど、あれ連続は結構辛いぞ。ラベルも注目していたが、センスがいいのも悪いのもごちゃ混ぜな気がする。詰まる所、北海道はワインの勢いがある分、結構当たり外れが出そうだなという印象。あとは就農希望者と就農している側との表情の差が気になった。北海道、と一言で言っているが実際はかなり広いので、旅行で回るのはセレクトが問題だったが、今回の番組でどこに行きたいか具体的に決まったのはいいんだが、いかんせん今から行ったら冬期休業中だろうな。
・体温低かったのは風呂と筋トレで解消した。体温低いと免疫力落ちると言うし、コア温度って意外と上がらないんだよね。久々に汗が出てすっきりした。筋トレは腰の具合はかなり良くて一安心だった。スクワットやってたら、やけに腰に負荷というか荷重がかかるなーと感じて、やっと腰ベルトしてない事に気がついた。逆に言えばベルトなくてもやれる程度になっているんだなと。デッドリフトも出来ているし、順調。逆にダメなのは肩で、左肩はベンチプレスしてても40kmあたりですでにかなり痛みがある。肩上げて作業するから仕方ないんだけど、トレーニングで関節保護の筋肉を付けてやりたい。
・グラスホッパーは大分走りをイメージして操縦出来るようになってきた。今はラジコンでもオンボード映像をバイザー型モニターに伝送してFPV(FirstPersonView?)も出来るようになっているし、マルチコプターレースなんかだと操縦者が見えない場所も飛ぶので必須なんだけど、カーモデルの場合でもイメージとして自分が乗っている感覚が段々発達してくるのが面白い。あとは意外とリアが滑っている事が分かった。砂が浮き気味の所だとオーバーステアで曲がれるのに、綺麗な所だとアンダーとかね。バッテリーは冬眠から醒めたのか本当にいくらでも走れてしまうのが怖い。人間の方が棒立ちで疲れるぐらいだ。
さて、もう一つ倉庫にある方のラジコンの具合はどうかなと(というかTT01があるはずなのでそれも探している)調べて見た。HPIというメーカーのビッグフット・モンスタートラック系のGPマシンという事は分かっているが、どのぐらいダメージがあるのかなと。で、見たら結構ダメージが入っていた。HPIは世界的な展開をしているが、日本は撤退したとも聞くし、パーツ手に入るのか調べるためにも製品を知りたいのだが、何にも書いてない。分かる事は「ビッグフット」「紫色のアルマイトパーツがダンパーやエンジンに使われている」「ダンパーは8本で、フロントは折れ曲がっているのが多い」ってな所。で、HPIのモンスタートラック系はサベージというのが有名らしく、おそらくその系列であろう事は分かった(バージョンが多数ある。ちなみに10万円前後)。で、ダンパーに関しては互換品っぽいのが沢山あるので純正にこだわらなければ探せそうだ。他にターンバックルも折れてるが、アッシで探す事も出来そう。説明書やパーツリストを見るより現物で拾っていってアマゾンで探した方がよさげ。あとはエンジン関係が生きているのかどうかと、プロポ関係や駆動系がどうなっているか。しかし現状他の仕事もあるし、別にGPのモンスタートラックに思い入れも何もないので余程暇じゃなきゃ優先順位は低いかな。スターターどうやるかと思ったら外部始動セルだった。本格的すぎるわ。
・二号戦車はほぼ素組は終わった。ジャッキやスコップ類などデザートイエローではない色のパーツを外してある。銃身だが、20㎜機関銃はデザートイエローでMG34がガンメタのようなので、これも後から接着。分からないのはライト関係かな。箱あけた時から気がついて居た事ではあるが、この二号戦車に入っている歩兵はかなり大きい。というか多分二号戦車が小さい。全長4,8m、全高1.9mはおおよそだが現行ハイエースやランクルと同じ、戦車なので横幅は20cmほど広くて2.2mあるけど、全高1.9mのうち二号戦車は1/3は砲塔である。こう考えるとテロ組織や民兵がランクルあたりに機関砲乗せて運用しているのはサイズ的には二号戦車より大きいとさえ言える。まあ元から二号はマメタンだったからなぁ。あそこに武装や装甲込みで3人が乗るんだから居住性はそんなに良く無かっただろうと思う。
・今日はホウレンソウを二把茹でてハムと味塩胡椒で絡めて食べてる。薪ストーブの窓ガラスは時々清掃して綺麗にしてやると気持ちいい。
Posted at 2017/01/06 20:32:32 | |
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