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暇人ぶぅのブログ一覧

2017年01月26日 イイね!

アクリル加工・懇談会

 ・アクリルでケース作り、早速やってしまったー!サイズを間違えて22cmの所20cmで切り出してしまった。なんとかギリギリ収まるサイズだし、最悪後ろをオープンにすればなんとかなるんだけど、ほんと年とって集中力や記憶力がなくなってるわ。さて、アクリルはPカッターで切るのだが、ポリカより粘りがなくて切り込みやすく、割れやすく、作業性はとても良かった。ポリカなんかあれまともに切れない。また透明度はさすが樹脂でも屈指のアクリル、ものすごい透明で下手すると見えなくなるほど綺麗。ただ、現状では一応のサイズでは切り出してあるが、Pカッターで割り切る関係でサイズはアバウトだし、切り口も汚い。なのでベルトサンダーで研磨で仕上がるか、カンナで切る必要がある。まあサンダーの方が無難だろうが、木材と違い素材に柔軟性や可塑性がないので、ここできっちりサイズを合わせておかないと加工が難しいだろう。さらにこれをやっていて気がついたのだが、ガラスでやらなくて良かった。ガラスだと小口の修正しようにも研磨でやるなんて非常に面倒だし割れそう。サイズを小さくした関係でカバーの固定は楽になりそう。アクリルのケースって非常に高価(もし私の奴も買えば3000円はする、タミヤなら6000円ぐらい)なのだけれど、この手間を考えると納得してしまう。一方で水槽なんかだとアクリルは熱で軟化させて連続曲面を作っているのがいくらでもある。

 ・仕事は枝運び、足に絡まって、歩きづらい靴という事もあり、イライラ。今考えると運搬は暑くなるぐらいだから、普通の長靴でいいんだわ。夕方から懇談会で、時間間違えて早く上がってしまっていた。議題はフリーっぽい感じで今後の地域の未来の話だったが、新規就農者に対する話でかなり熱い意見があり、時間があっという間だった。そして課長つかえねえ。なんか自分でなってる過疎地域のへんな再生計画が出ているそうだが、もう損切りしろと。逆に金融の人は現実がしっかり見えていて、もう経済成長も人口増もないから、ゆるやかな衰退の中で規模を小さくしつつよりそって、数字の発展は求めず個々人の満足を追求すべきじゃないかという意見だった、なるほど。

 ・フォッケの展示台はビス止めしてフォッケ置いてほぼ完成、玄関に置いたが歩くたびに電源入れてBW801の音を聞いてしまう。やっぱり人感センサー使った方が良かったかもな。ほぼ完成というのはアクリルのカバーをまだ付けてないからで、アクリルはカットし、ベルトサンダーでサイズを合わせて貼り合わせるだけになっているが、プラモデル用の接着剤だと全く付かない事が分かったので、アクリサンデーの接着剤を買ってくるしかなさそう。それにしてもアクリルで箱を作るというのは難しい事だと分かった。
  まず精度がかなり要求される。切断面の水平度とか水密するのはかなり大変そう。で、切削研磨だが、ベルトサンダーだと熱であっという間にヒゲが沢山ついてしまうので、高速切削が難しい。ベルトサンダーだと耐水ペーパーとか使えないしね。またガイドがないので水平も出せなかったが、それ以前にベルトに巻かれて真っ直ぐ削れない(後端が削れやすい)のも問題。切削速度もあまり速くないので、最初から精度良くカットしたいが、それが難しいんだよね・・・Pカッターで折り割るから切削は必須だし。

 ・寒さは相変わらず、室温が0度にならないだけ、以前よりは家は暖かい模様だが、結局玄関の断熱の効果はさほど感じられなかった。確かに刺すような冷たさは感じないが、熱源がないので底冷えして同じになる。まあ、個別暖房の各部屋の温度低下が少しマシかも知れないけど、ほんとそれだけ。昼間は晴れていて温室の部分は暖かく、ブドウの接ぎ木はもう数日で展葉しそうだし、根の部分にもカルスが形成されつつある。パープルも発芽してきているこの状態で大寒をどう越させるかの方が問題か。一昨年の経験から、ブロックに入れてケースに入れると底面潅水以外は管理が上手く行かない。原因はサイドの部分は蒸散が早く際に潅水しても飛んでしまうが、中央は逆だからだ。しかし底面潅水は重量が増すし、管理が案外おろそかになる。まあ数があるから、ここから分散させて管理する事になるかもだけど。理想としてはハウス内部で霜にだけ当てず底面潅水で春先まで管理、春に定植で育てる方法。実際今種苗屋に穂木を渡して頼むと、一年でかなり大きな苗にしてくるのはこんな感じのサイクルだからだろう。そして一番いいのは今頃接いで3月頃に発芽させると一番いいと思う。
  という事で以前作ったシャインとパープルの接ぎ木も無加温の箱から出して加温箱に入れるべくトップジンM塗って入れた。無加温と言っても本当にビニールに入れただけのパープルと、温室に保温ボックスに入れて時々日光浴させていたシャインなのだが、発芽状況はパープルは全くゼロ、休眠状態で、穂木も切り口は生きてるので保管しているのと一緒、気持ちカルスの前段階になってるかな状態。シャインの方は2%ぐらいに発芽している物があり、1%が穂木側も発芽しているので、この状態を維持してもいずれは穂木と台木が癒着してくれたかも知れない。ただ、これらは横向きに保管しているので、仮に発芽しても真っ直ぐ伸びないのと、植物ホルモンが今度重力での移動をしないので、無事発根するか分からない。植物の面白い所で、重力でホルモン移動があるので、木を逆さに刺すと、ちゃんと下に根っこが出るんだよね。

 ・戦時の逸話を読んでいると、開発サイドの自己評価がすべて自分達に都合がいい話になっているのと、改修は重武装化一本なのが目立つ。まず自己評価の話だが、たとえばカワサキのキ61(後の飛燕)、キ60(飛燕を太らせて重武装化した試作)、メッサーのE7とでの比較で、キ61が全ての比較で圧勝したという話がある。しかし、おそらく同じメッサーはキ44(鍾馗)との比較でも圧勝したとされており、なんか比較する意味あったんかな程度な気がする。そもそも試作機は武装もしてなかったという話もあり、重武装になった飛燕の丁型あたり(やっとメッサーと同等)ではアメリカのいいカモだったという話もある。ま、敵からの評価もまた異なるという訳だが、見て行くと分かる通り「敵の評価」はもっとも信頼出来、逆に製造者の評価はもっともアテにならない。キ44にしても全然噛み合わなかったという話もあるし。
  次、重武装化要求が何故起こるのか問題。事要撃機でB29など爆撃機迎撃を行った機種に関してはまあ分かる。20㎜ですら威力不足な所30㎜とか37㎜だと翼がもげる事もあったそうだから、現場としては欲しいとは思う。しかし、対戦闘機メインの機種に20㎜をばかすか積む要望がなんで出続けるのか。現実にはエース達の証言で大口径低速弾の命中精度の低さは言われており、20㎜捨てて12.7㎜クラスにするならともかく20㎜と12.7㎜混ぜるとかいろんな要求があって、その改修に新型機導入が圧迫されている気がする。で、現場で20㎜が当たって落ちない戦闘機があったのかと言うと甚だ疑問だ。まあ制空戦闘機の後には爆撃機などがいるものなので、重武装しとかなきゃ危ないケースもあるだろうが、海軍などでは雷撃機や急降下爆撃機が相手だから20㎜まではいらんかったんじゃなかろうか。
  もっとも別の情報だとこの意味する所は少し違うのかも知れない。初期のゼロ戦の20㎜はエリコンFFのコピーで弾な重いが初速が低く携行弾も少ないためさんざ批判されていた。また7.7㎜と特性が違いすぎるのが一緒に積まれているためなおさら精度が悪く見えたのかも知れない。ところが途中からこの20㎜は改良されて初速を上げ携行段数もベルト給弾化して大幅に増えている。初速が増えた分若干軽くなって、なおさら精度が上がった・・・と思いたいが、これがまた違って、反動が上がって、発射速度(単位時間あたりの発射数)も増えたため、翼が振動して当たらないという結果に。また重量が初期の物より大分重くなってしまっている。現場だとまあ「こういう事があったので武装強化して下さい」って上げるんだろうけど、その結果出てきた物があんま良く無かったけど、指摘出来ないので武装強化とのみまとめられてしまっている可能性。あとは「当たらなかったけど、当たったと誤認して威力不足だと勘違い」ってケースもあるんじゃないのかな、これは敵味方の撃墜数調査の戦後の照らし合わせでも良く出る話だけど、やっぱり自己評価は甘い。どのみち初期の零戦のコンセプトでの20㎜は対双発爆撃機だったそうなので、空中戦で7.7㎜じゃ落とせない戦闘機が沢山出てきた事が一つの引き金なんだろう。あと、ゼロ戦の7.7㎜は.303ブリティッシュという黒色火薬時代に出来たライフル規格で、大戦中にはもちろん威力が向上しており、3500J前後のマズルパワーがある。7.92NATO弾が2500J程度なので、M14(現代だと狙撃銃扱い)で連射されるより強く、ドラグノフの銃弾とほぼ同じような威力、MG34の4000Jよりはちょっと劣る程度。
  それでは日本軍はどう武装強化すべきだったか。まず翼内部に20㎜積むのはやっぱり無理があったと思う。12.7㎜を数積む米英機か、20㎜はモーターカノン化するドイツ機か、どっちつかずになっちゃう(まあFW190はゴンドラにして20㎜2連装を左右とかにしてるけど、多分対地、対爆特化)空冷だとモーターカノン化出来ないから・・・あるいは翼ギリギリに設置するとかね。で、翼に13㎜クラス入れて、機種にも13㎜というのが一つ。あとは迎撃機は別に考えるべきだった。日本軍のように防弾が甘い相手だとアメリカも12.7㎜以上はいらなかっただろうが、爆撃される側である日本ドイツはどうしても大口径の迎撃機が必要になってきている。そこらへんは運動性を捨てて高速重武装化した鍾馗・雷電とちゃんと使い分けるベキだったと思うのだが、日本の悲劇は祭り上げられた天才堀越に雷電まで任せてしまった事かも知れない。雷電はあれカッコイイんだけど、なんか調べたらこいつも問題だらけの機体だったのね。飛燕みたいに実用段階で色々トラブった訳じゃなくて、開発途中に振動問題が出て結局性能を下げる事で対応して1年ぐらい棒に振って、しかも性能はあまり良く無かった。でも、こいつはコンセプト通り20㎜4丁とかやってる。
  
Posted at 2017/01/26 23:43:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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