・最後にジブリを見たのはアリエッティだったと思う。いや、ココリコ坂だったか?正直、近年のジブリは特に面白くも無ければ熱狂的なファンという訳でもなかったのだけれど、大戦機の事を読んでいた事もあり風立ちぬをDVDでレンタルしてみた。結果だが、これほんと酷いな・・・宮崎さんもエエ加減老害になっていると思うけど、一番腹が立ったのは声優という物の重要性を知りながらクソ棒演技で主人公の声をのうのうとやった庵野だ、オメーの同人活動に人巻き込むな。という事で日本のアニメが終わっているのをまざまざと見せつけられた気がする訳ですよ。クレジットも製作委員と電通とかだからな。深い解釈なんてもういらない、ジブリは面白くないし独善老害の自己満足で見る価値もない。一時期老害は妙にロリに媚びて分かりやすい事を吹聴していたが、もう客層なんか見えてないダロこれ。脚本も下敷きチョイスから間違いとは言われていたが、演出や改編もくわわり、芸術家先生が自分だけ分かる作品つくって取り巻き絶賛みたいなのが良く分かる。あれだろ、サルバドールダリのアンダルシアの犬だろ、リスペクトしてんの。まあこれで心置きなく他のジブリ作品をスルーする決心がついた。なんか私が子供だった時からのヒーロー達の才能が枯渇し、カリスマが凋落していく様を見るのはとても悲しい。ゆえに、もう村上春樹の新刊が出ても買わないし、ジブリも見ない。チャゲアスみたいに犯罪にならんだけマシと思うしかないか。これが押井みたいに、自覚してコンプレックス抱いているんなら、なんか作品もその裏返しとして許せる部分もあるんだけど、なんか宮崎さんには尊大さだけしか感じなくなった。結局アニメに関しても、ソニーやホンダ同様「バブルの時までの才能の爆発」が、段々しぼんでいった失われた30年と同じ事なんだなと思う。その尊大さがにじみ出ていると感じたのは市井の一般人の表情や仕草、クリエイターである主人公やその周辺以外の人達の顔がね、なんか見ていて怖いんだ。まるで普通の生活は無価値だと言わんばかりで、少し偏見も入るけど某半島の人達の顔のように見える。まあ実際当時の日本人が選挙で選んだ政治家や支持した軍部を考えると民度ってもんは今とは比べものにならないぐらい低かった側面もあったかも知れないがな。
さて、御大の最近の悪い癖について。1:自分だけ分かればいい&視聴者が勝手に深読みしてくれるという説明の投げ、具体的には時間軸や妄想垂れ流しオレサマタイム。ちゃんと説明が出来る人が省略するもんであって、背負い投げも出来ない奴が空気投げやんな。2:カリカチュア表現やりすぎ。確かにジブリっぽいというかコスト的に誰もも追随しないからなんか独断場になってる気がするけど、それファンタジーだからな。3;意味不明パントマイム、レッドタートルでとうとうソレを主題にしちゃったようだけど、そこまで思うなら主人公は声いらなかったんじゃないですかねぇ(迷推理)。4:自然美化しすぎ とりあえず背景緑にしとけばええやろ、トトロの雨ふらしときゃええやろ感ありすぎ。
キャラデザは主人公はちょっとなぁ・・・・なんというか宮沢賢治の風の又三郎とかのスノッブな都会人を絵にしたような感じで、純粋というより考えがたらん人に感じてしまう。実際は超おぼっちゃんからのエリートコースなんだけど(それはそれで腹立つけどな)、作中で「理想の飛行機を作るのが夢で戦争に荷担したり武器商人じゃない」発言はどう考えても自己欺瞞か節操無しです。でも御大の立場ってまさにそうなんだろうね、理想の映画作ってるだけで金もらっている事なんか手段と思ってそう。ヒロインはどうなんだろうねぇ、無理に美化されてる部分がどうなんだろうかと。まあ、守られ系ヒロインだから(結果的には守られてないけど)アレでいいんだろうけど、三文小説って言う人の気持ちも良く分かる。むしろそれ以外のキャラの方が腹黒い所もあって魅力的だったような。もっともジブリ作品はルパン以外みんなそんなんか。
音楽は毎度同じような曲だし飽きた。別に期待出来る状況がなかったし、内容からすれば残当。音響はエンジン音から効果音から全部ボイパですか?妄想ワールドが口SEなのはいいんだけど、実ワールドまでそれを使う意味はないと思う。まあクセになる面白さはあったけど、あの手の音はハウルとかの頃からあった気がするので取り立てて目新しくはないかな。
この作品のメッセージ性は珍しく無い、と思う。監督のミリオタと反戦というアンビバレントな感情を止揚するためにこういう舞台にした、というのはあまりに平明な読み解きだと思うけれど、私はそこに別に矛盾は感じない。感じないので、言い訳不要な事言ってるナ、特に言いたい事ないんかな、と思う。いやね、メッセージ性がある作品を作る作者さんは結構この問題を心情的に片付けられてない人多いとは思うのよ。でも、エンターテイメント作家と政治活動家は別なんだからさ、そんな気にしないでもいいと思うし、派手な空戦やりたきゃやりゃ良かったと思うんだけどな。例えばスカイクロラ、あれ単品で見た人は何がなんだか・・・って世界で置いてけぼりなんだけど、簡単に言えば「人間じゃないキルドレという存在が代理戦争というか半分エンターテイメントとしてスポーツのように戦争する事で全面戦争になってない世界」である。そのメリットや背景に不明な点はあるけど、武器を使って戦う事と凄惨な殺し合いをする事を上手く折り合わせている。他にも「ほとんど武器」みたいなもんで戦争にならない戦いをしているアニメ設定は沢山ある(たとえばマクロス世界の少年パイロットは大体ソレ)。そもそもスポーツが代理戦争な部分があったんだから、もうスポーツ物で良かったんじゃないか?ジブリってスポーツ作品と思えるのはアンダルシアの夏(自転車)ぐらいしかないんだよね。
・車修理、ミニキャブはパテをさらに2層追加してほぼ粗平面は出した。ポリパテはほんと臭いんだけど、硬化が早くて助かる。また硬化剤の割合で色が微妙に異なるので層が見やすい。ただし、本来はこの色で混合比を判断するそうなので、メーカーがもっと分かりやすく印刷しておいてくれればいいのにと思う。空き缶はそのままエアコンプレッサーのエアクリのケースになって無駄がなかった。さすがに色がそのままだとアレなのでシャーシブラック吹いて、裏側に穴をあけて反転吸気、13㎜ソケットで固定して綺麗についた。音はほんと静かだが、やっぱり組み上げが高圧になってから遅い。明日もう一度平面を粗く研いで出したら、仕上げのラッカーパテで素穴を埋めたりしてからプラサフの予定。スリーポインティッドダイヤモンドは出来れば外したい所。
さて、中沖さんの本も読んでて早速「やっちまったなー」と勉強になった事がパテ研ぎに関して。今回3回に分けて盛ったのは、修正面が深すぎて一度で綺麗な形まで盛れそうになかったから。パテのスペック的に2cmまでの盛りはいけるって事になっているのだけれど、面が広いとどこまで沈んでいるのか分からない。ところが中沖さんが指摘している事に「ノンソルパテは硬化剤の混入比率の違いで硬度に差が出るので、複数回盛りつけると研磨した時に削れ方が異なって段差になる」のだそうだ。そこまで要求する仕事じゃないけれど、なるほどプロはそこまで気を使う物なのかと。
また、削り方に関しても、私は基本長手方向でのみ削っていたのだが、研磨も方向性があると連続面がおかしくなるので、長手の次に横手も切って、最後にまた長手みたいにやるのが正しいのだそうだ。今回はフロントの比較的平らなパネルだからいいが、これがフェンダーとかなら厄介な所だった。
・ステラの塗装だが、ドツボにはまったというのが正直な所。パールやメタリックはほんと難しい。ある面から見ていると見分けが付かないのに、別の面から見ると輝きが違ったり色見が違ったり。下地の色も遮蔽しきれないので出てくるし、ほんと難しい。ボカシで周囲にスプレーするとさらにドツボ。ただ、前回ひどく沸いてしまった所は少しはマシになった。1日2日乾燥させてからもう一度クリア吹く予定。ウレタンクリアもちょっと鏡面仕上げにしちゃうと周囲との落差が激しいし、ボカシた部分まで塗り分けるのも難しいので、塗りっぱでラフにやろうかと思う。
・ミライースはドアにモール追加、寒い時期は暖めても一瞬で硬化するので作業がしづらかったが、なかなか綺麗に貼れて良かった。特にうちのミライースは運転席側はいいのだけれど、助手席側は駐車場が狭いからかエッジを大分ぶつけてタッチアップしてあったので、いい対策になってくれていると思う。こっちもソーラーのお湯で軽く洗った。
・グラスホッパーで遊んでたら、子供連れで犬と散歩していた親子が面白そうに見ていた。犬ってラジコン怖がらないんかね?さて、スポチュンにも少しは慣れてきて、いくつか特性も分かって来た。まずステアリングレシオをいじって、ステア速度へのレスポンスを下げた。またコーナリング初期で、ずっとアクセルオフだとリアがジッターをおこしてガスガスするので、少しアクセル当てると安定する事を発見。ただし、もちろん適度に当てないとアンダーになる。リアの横グリップが不足しているのは間違いないが、じゃあオンタイヤにするかは未だ悩む。オンにすれば間違いなく今の巻いちゃう挙動はしなくなるだろうが、ハイサイドはもっと酷くなるだろう。今日も4回は横転してた。ツーリングカーで安いのがあれば一番いいんだが。いじっている人はオイルダンパーつけて重心下げてリアメカを逆にしたりホーネットのローリングリジッド化したり。ホーネットはグラスホッパーを540にチューンした物なので、参考にはなる。でもなー、最近はラジポンですら5000円なのに、ラジコンに再現なく金かかるのもなぁ・・・
Posted at 2017/02/12 23:43:26 | |
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