2017年03月18日
・ヘッドライトのLEDバルブでは車検通ったミライースだが、あとでナンバー灯だけLEDでNGが出ていたと知らされた。最初「ナンバー灯なんかLEDでダメな訳ないだろ?バルブ売りたいだけじゃないのか?」と思ったのだが、調べたら「駄目なケースも存在する」事が分かった。かいつまんで書くと、ナンバー灯は色や最低照度の他に、均一度に対する規定が存在するそうな。要は全体が同じような明るさで照らされている必要があるという事ですね。前の二つはLEDでも問題ないのだが、最後の部分は「元のバルブの配置方向やLEDの配光特性や照度」によってNG喰らう事があるらしい。電球なら滅茶苦茶な取り付け方でも照らせているのだが、LEDだと方向性がどうしてもあるし、下手に明るい分ちょっとした不均一さが目立ったりするようなのだ。
実際うちのミニキャブも同じT10のLEDバルブを使っていたと思うが車検は問題なくクリアしているので「LEDではダメ」という言い方は端折った言い方ではあるし、実際の均一度を測定までして検査するのは初回車検の時だけという話なので、車検工場がちょっとでも怪しいと思ったらLEDって事で跳ねちゃっている可能性も高い。これで整備不良でひっかかることはまずないと思うけれど、一応専用のLEDもあるので、それにしておいて整備工場に一声かけておいた方がいいかも知れない。ユーザー車検の更新ならまず大丈夫だろうけど、気になるなら予備バルブ持っていく事かな。
・仕事は剪定だが、朝に手根幹症候群が出だしたのと、右手の薬指、小指の付け根がひどく痛いので別作業するかも。原因はツルを切るのが面倒な事で、これは本来は剪定ハサミには無理な硬度のツルを切ってるから。電動を入れればいいのかと言うと、電動は微調整が難しく、子線程度なら難なく切ってしまうので出来ない。やっぱりツルは夏に切らないとダメだ。主枝はほぼ更新できているが、1箇所だけWHじゃなくてH型の互い違いで作っている所があって、そこは更新が遅かった。WH型も実はそうなのだが、本来の戻しじゃなくて、作りやすい所から付くってしまっている関係で、一年遅れて本来の枝がおいついてくる。で、WH型だと横が4スパンなので正方形に近くするには縦も4スパン、主枝はその半分の2スパンになる。同じ面積をH型でやろうとすると、面積16を幅3スパンでやるので縦が5スパン、実際には6スパンつかって主枝が3スパンになる(詳しくは図がないと分からないから、要はWH型なら主枝が2間、H型なら3間になるぐらいの認識でいい)。
ブドウの枝は伸びるのが早いので、やろうと思えば2スパン程度は余裕であるし、WH型の中央2本は厳密に言えば3スパンになる(戻しているので)。しかし、結果を見た限りだと、WH型は比較的樹形が作りやすくH型は3スパンの途中までしか伸びてない木が多かった。原因として、そもそもの地が悪いってのも想像出来るが、それ以上に弱剪定になるH型はどうしても枝も長いので先端が弱いという印象を受けた。また違う木の枝がクロスすると、やっぱり色々面倒なので、今後は「出来るだけ主枝は短く多い」方向で植えたい。具体的にはWH型とかHH型だね。
もう一つ改植で問題になるのは抜根だろう。ブドウの株は地際で切るなりすれば比較的死にやすく、林檎みたいにヒコバエボーボーにはなりづらいのだが、根っこは広いので大抵の人は抜かない。幹を高切りして放置して腐った頃テコで折るか、地際で切るかである。柱間になるとモアの邪魔だが、そもそもチェンソー使わない人も多いので、高く残していずれ腐ったら折るタイプの人が多い。ブドウだとモンパのような極端な病害の発生は知られていないし、棚に重機は入れづらいので、大半はこういう感じ。
しかし、実際は残根は地上部と同じぐらいと言われているので、植え穴を深く掘って古株の横に植えた所も、どうも今一生育が良くない気がする。嫌地(連作障害、病原性のと養分性の物がある)が続くのか、残痕が腐って土壌細菌バランスが悪いのか分からないが、出来るんなら処理した方がやっぱり良いというのが私の印象。でも、ほんの30cmの幹でも、人間とは比べものにならない強力なマイクロユンボでも難しい。ミニユンボ(2tクラス)だと割とゴキゴキ抜けちゃうんだけど、入れるに一苦労だ。
・結局仕事は全部終わらなかった。ここ数日連続してやってたら体力が尽きて動けなくなってきた。年くったな。明日はさすがに終わるだろう。
Posted at 2017/03/18 18:15:36 | |
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