2017年10月14日
・朝、出荷しようとしたら休みだった。久々に大ポカをやらかした。まあ荷造りやっといて無駄になる訳じゃないが・・・昼にブドウを収穫、よく見たらおおよそ14回運ぶ分ぐらいあって、出荷が恐らく今年は27日までなので、1日たりとも休めないし、最終日まで出荷しているのもまた問題だ。出来るだけ二回転入れて27日より前に終わらせるぐらいにしないといけない。あと、公費でワイン会に参加出来るような話になりそう。でもちょっと顔出したいような出したくないような微妙な気分。
・その足でいくつかの場所にブドウを配って見てきたら、面白い出物を紹介されて嬉しくなる。夢が広がリング(ふ、古い)。一つはプレハブ冷蔵庫で、もう一つは前も書いた某軽自動車。基本ステラと一緒だと思っていたが、荷室はバンベースにもなっただけあってステラより深くて広いしフラット度合いも高い。またドアの開き方がいいのか、荷物は入れやすそう。ただストラットタワーが邪魔なので、フラットなエリアは少ない。人によってはかさ上げしてフラットにしているみたいだ。
後でステラあたりと計り比べてみたのだが、どうも乗車位置がステラは後ろ寄りかつリアシートも後ろなため、全体に室内が後ろにスライドしているようで、その前の頃の方が荷室ははるかに広い。これはバンを派生させるからさせないかの違いもあるだろう。これがブドウのケース積む場合は結構大きい。ブドウのケースはおおよそ61cm×37cm×12cmあり、前後に122cm以上必要なのだが、ステラは置けない(フロアに落ちる)。また左右に3列積むには111cm必要でどっちも一番広い場所では確保しているが、狭い所がステラは90cm以下なので3列無理。もっと悲惨なのはミライースで、大雑把15ケースが限界、ステラは21ケースぐらいのはず。予定のは横3列入れば42ケース、2列でも28ケースちょい積めるはず(全て助手席はそのままで)。
・ところでこの車のバンのレビューを見ると「坂が苦手」という記述がすっごい多いレビュー集サイトがあった。うーん、なんでだろう?と思って前後重量配分を見たら面白い事が分かった。理想のFFの前後重量配分は65:35前後と書かれている。800kgの車だと前520kg、後ろ280kgぐらいだ。で、この車の前軸重量を知りたいのだが、車検証がないしデーターも見つからなかった。でも多くの他のグレードから推測すると前500の後ろ300以下、前490の後ろ310以下かも知れない。重量比61;39か、60:40ぐらいだと思われる。これでフロントの接地圧が足りないのではないか?と推測出来る。NAのSOHCのSPIは軽いし、過給器付きDOHCとかは遥かに重いだろうし。
ちなみにミライースは730kgで470kgと260kg、ステラは860kgで530kgと330kgであった。それぞれ64:46と61:39になる。ってステラも随分フロント軽いな。他に見つかった範囲だとホンダのN箱も6:4ぐらいだったし、これだけ見ていると「重量が軽い」のがそこまで問題でもないようだ。ただ、トールワゴンは絶対的なフロント重量が重いので、最低限のトラクションがかかるのと、最近のはタイヤを広くしてヒステリシスでグリップを稼いでいるから、そこらへんかも。
・作業場DIY,まずはエアブローの改良から。エアダスターをつり下げておくと、一々「手で取って」「正規の握り方をして」「レバー握って吹く」、という3動作が必要なため、一々吹くのが面倒である。巨峰はデラみたいに腐る事が少ないので、それを吹き飛ばす出番は少ないのだが、、袋にボルドー液が固着していて、袋破いた時にそれが飛び散ってブドウに付くのを吹き飛ばす事が多い(ブドウに直でボルドーかかってしまった物はハケで取るしかない)。
以前からフットペダルには興味があったので、これを買ってみて、ホース類を繋いでみた。先端は出しっぱなしにしなければならないので、空気入れのノズル部分だけ差し込んだらちょうど良い。このまま机の角に貼り付けてやれば簡単にブローができるようにはなったのだが、以前から不具合が多かったレギュレーターからのエア漏れが酷くなったので繋ぎっぱなしはちょっと辛そう。今度はレギュレーター修理しなければならないorz
・携帯インフレーターでミライースのエアも補充してやったのだが、フロント側が2kgまで落ちていた。念の為デジタルエアゲージで校正というか比較してみたが、0.1kgほど高く出ている感じ。またインフレーターからのエア漏れも水に浸けて問題箇所を特定した。やっぱりネジ違いを無理に入れた所だ。でもステラとミライース二台をさっくりエア補充出来て満足。本体内圧は目盛りこそないが、おおよそ緑帯の部分が2.5kgぐらいなので、それを割ると補充出来なくなる。
ミライースのエアを2.5kgに合わせて走って来たが、乗り心地はさほど変化しなかったと思う。少しステアをこじってやったりもしたが、「フロントが高い」感じは相変わらずだけれど、曲がる曲がらないで言えばかなりグリップする。というか、こんなのすっぽ抜けアンダーなんて絶対でないわ。ステアリングのレシオとか重量とか全部が安定している。
ただ、気持ち悪さも相変わらずで、なんか眠いというか反応が無いというか、接地感が感じられない。で、軽くカーブをこなしていて急にひらめいたのだが、これリアの方の問題じゃなかろうか。リアのスリップアングルが付くまでヨーが発生すると、リアに接地感が生まれる。いわゆる「腰が入った」旋回である。その手前がどうにもデッドなのだ。でもミライースはトーションビームなのでロールには一応抗力(スタビのようなの)が発生しているからロール剛性が抜けているというのは無い。って事はダンパーがそもそも抜けてるんじゃないか?と思ってリアを揺さぶってみたらビンゴ!だった。すんげーフワフワ、まるで効いてない。ミライースはエコタイヤや軽いボディーでも乗り心地をある程度確保するように柔らかく長いスプリングに結果的にプリをかけている足だ。なのでスプリングの反力は期待出来ずダンパーで締める「猫足」傾向になるはず。でも減衰が明かに足りてない。スズキの軽に多い「壊れて抜けてる」ってのではなくて、「最初から無い」感じ。
そういえばミライースは初期は大宇のダンパーだが、途中でKYBになっていると聞く。もちろん大宇だから駄目とかKYBだから良いという気はなくて、ダイハツからの要求性能自体が柔らかいのだろうけど、別のブログや評論家の話からすると「初期のみKYB、量産は本当は大宇」という説もあった。実際KYBの適合見ると11年11月以前はKYB、あとは大宇になっているようだ。大宇の方が「硬い」という情報もあったが、これで硬いというのは信じがたいな。逆に動いちゃってバンプストップとかそれなら分かるが。
ロアアームバーの方はロッドを試しにパイプに合わせて削ってみたが、グラインダーで普通に行けた。削る事自体は1.6㎜パイプなので全然難しくないみたい。ただ、作業がほんと押してるので、ちょっと作ってる暇ないな。
ステラはエア圧は以前疑ったような高圧ではなかった。やっぱりブッシュのガタなどの異音なのだろう。親の運転を聞いていると分かるのだが、ミライースにしろステラにしろアクセルガバッとあけて回転をかなりあげてCVT唸らせながら発進していく。でも、速度計見るとCVTって唸っている割に初速は遅いんだよね、よく「音だけ上がって加速しない」という奴で。逆に唸ってない状態でも軽量なミライースはそこそこ加速している。ミニキャブの割と踏んだ走りと同じぐらいな感じ。ただ中間加速が少しかったるくて、高速型はミニキャブなんかよりずっと速い。ステラは重い分CVTが簡単にローになりやすく、4発という事もあってミライースよりは踏んだ分速くなるけど、これとてやっぱり待ちが必要だ。無意味に唸らせた結果が燃費が17.5kmとか言うエコカーなんかそれ状態である。あの音のマジックにダマされないようにしないといけない。これをもっと感じたのはミニキャブミーブで、あれEVなのでほんと音がしなくて加速感がなく「モーターのトルクが滅茶苦茶あるって嘘じゃなかろうか」と思ったら、エンジンだとちょっと無理なぐらい速かった(初速の加速が)。今度暇があったら加速時のメーターを動画にとって調べて見たい。
・明日も収穫出荷頑張るが、ミニキャブは幌もないので、雨が降ってくれない事を祈っている。降られると出荷が辛い。最悪ステラで3往復4往復か・・・
Posted at 2017/10/14 21:37:17 | |
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