2017年10月17日
・雨が降っていたので朝はゆっくり、濡れていると作業しづらいし。昼になって収穫、一台42ケース収穫した。途中間違えて軽く指を切ってしまったので、ビニールハウスの補修テープで巻いたらすぐにくっついてくれて良かった。その後は荷造り、ちょっと直売があったけど、こう後から値下げを一方的に要求してくる人ってなんなんだろうね・・・面倒なので1度は要求にそのまま応じるけど問題がある所とは取引はもう願い下げにしている。
・雑談その1:以前軽自動車のフロントストラットのロアアームがLアームに進歩したステージ云々を書いた。で、プレオの弱点を見たりミライースで感心した点などを見て行くうちに、ロアアームブッシュの進歩について一つまた知見を得たので備忘録。昔のLやIアームのロアアームのブッシュは扇動軸となるシャフトを囲むゴムブッシュであった。言うまでもないほど当たり前の話だ。ダブルウィッシュボーンでもマルチリンクでも多分基本的に同じだろうと思う。しかし普通車はある年式以上などからLアームの後ろ側ブッシュをスフェリカルジョイントを用いた物を多く見るようになった。一見するとブッシュを動作軸と直交する方向で止めているので動かなくみえるが、それで正常なはず。またスフェリカルジョイント(ボールジョイント)だと私は思うが、違う物がある可能性はある。
さて、なんで普通のブッシュじゃなくてボールジョイントを使うかだが、普通のブッシュだとサスの動作方向の動きに関しては問題ないのだが、タイヤの前後方向の動き(トラクション・ブレーキ・トーイントーアウトやキャンバーなど諸々)に関してはあまり剛性がない。Iアームの場合必ず抱き合わせのテンションロッドがついてくるはずなので、そっちがこの手の力を受け持つけれど、Lアームはテンションロッドがない事が普通だろうし、剛性もなまじっかある分ブッシュへのしわ寄せが来る。なので、ロアアームブッシュの後ろ側が普通駄目になるみたい。
で、今の車はここをボールジョイントにしている。これならストローク方向の動きも吸収する一方、前後でのこじる動きは規制する。まあ、その分、フロントの側のブッシュが割を喰うので、ここはアームに打ち込む事が出来ず別ボディーでアームに取り付けるのがブームな感じだ。逆に前側をボールにして後ろ側をブッシュにしたらどうかと言うと、そういう車種も見つかったが、後ろ側ブッシュが結構駄目になりやすいような話だった。まあ設計通りにコンプライアンスを集中させているとも言えるかもな。スフェリカルジョイントが駄目になったという話は出て来なかったが、知らないだけでそっちが壊れる事もあるだろうし。スフェリカルジョイントはボールジョイントとも言うが、そっちで検索するとハブとのかみ合わせの方のパーツが良く出てくる。
スフェリカルジョイントにするんだったら、ロアアームの固定ボルトを水平にしてもいいのでは?とも思うだろう。実際そういう車も見つけられた。ただ、どっちでも良ければ作業性が良く、ボルトの管理もたやすそうな垂直止めが良さそうだ。これならサイズを大きくする事に負担が少ないし。逆にデメリットとしてはカムボルトを使ったアライメント調整が出来ない「かも」知れない。いや、理屈上はこっちでも全然出来るはずだが、フロントのブッシュに無理させかねないな。それは水平で使った場合も一緒だろうが。
・欲しい本が色々あって悩む。最近図書館行ってないのもあるので、明日でも行ってみるか。
Posted at 2017/10/17 23:54:26 | |
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