2017年11月03日
・昨日は稲脱穀、はさ木を低くしたら全てが楽になっていて笑う。足が短いのではさ木が安定する(なんと二度の台風に耐えた)し、藁を掴むのがすごい楽だ。ただ、これはモチ米はウルチ米より短棹(たんかん)である事が関係しているだろう。長くなってしまった稲だと穂先が地面についてしまう。脱穀機は相変わらずで、30分ぐらい使うと徐々にパワーが落ちてくれる。恐らくプラグがかぶりオイルがタレてきているのだろう、アクセルを開けてはいくのだが、段々回転が不安定になるので休み入れてエアクリなど清掃。プラグでも見ようかと思ってみたら、ガソリンタンクが邪魔して外せない!?こんなへんなの初めてだ。ヤンマーのこのエンジンはタンク別懸架の物しか見ないので、そういうのだと問題はもちろん出ないんだが。そして仕事最後に清掃してたらコーションラベルに「藁束がフィードチェーンを出るまで次ぎの入れるな」と書いてあるのを発見、ああそりゃ負荷が大きかったか。前のはパワーはあったから、もっとフィードチェーンが速かったし、ガンガン突っ込んでたけどね。米の出来の方は脱穀せず放火したいぐらいだった。ヒエやセンダンが多い、まあセンダンはある程度取れるし精米すればなくなるが、ヒエはこれどうかなぁ。明らかに発生が遅いので成熟した実ではないが、それでも多ければ混ざるだろう。そして最悪なのは、これらを入れる場所がない事だ。家の中は親が盗んで配ったり食べたりするので置けないし、作業小屋だとネズミとか温度とか劣化要素が多すぎて駄目だし。しょうがなく軽トラの荷台に載せてたらまた天気予報が外れて雨で慌ててシートだよ、今年の秋も天気が異常に不安定だな。
・ベランダ温室はさっそく家をぬくぬくにしてくれる。その温度差で一階がやばいがな。ファンとか入れずに26度ぐらいがちょうど過ごしやすい。夜間は17度だとやっぱり薄着だと寒い感じだがなんとか。これが維持出来たらと思うよ。
・ワイナリーの新酒を飲んできた。今年の天候不順がモロに影響していて、出来はかんばしくない。今回出るのはラブルスカの方なので、秋になって天気がなんとか盛り返した時の恩恵を受けていない、本当に日照不足を味にしたようなワインになってしまっている。特に一番の売れ筋のナイアが一番古い2014あたりに比べても負ける。近年で最上ビンテージの2014はリリース直後に暴れている感じすらあったが、それが落ち着いて今はアタックからアフターまで楽しめる。一方今年のはアタックがともかく弱々しく、水のようで、香りもしない。では酸っぱいのかと言うと、酸も薄い感じがする。香りやアルコールに合わせて酸も抜いたのかも知れないけど。また甘口はもう私はちょっと辛いな、お客さんはワイン飲んでない人が甘口がいいって言ってるのも聞くのだけれど、辛口と同じ作り方なのに甘いと後味が苦く感じられるのは何故なんだろう?辛口の中だとナイアはともかくあの香りもなく辛い。デラは比較的マシだけど、やっぱり品種が分からない。コンコードは酸味をかなり残してきた。タンニンがある分少しだけ味が濃いからだろうか、そのタンニンもあと少しでロゼになりそうな薄さだ。試飲会も運営見直さないまま人もまばらになってたし、まあもういいかなって。お疲れさん会はまた自由にやるさ。
・戦ヴァル3をさっそく遊んでみた。PSPがはじめて、というか自分で携帯ゲーム機買ったのも初めてだな。なぜこんな小さい画面でプレーさせようと思ったのかと感じたけど、プレーしていて別の可能性も感じた。PS2あたりから画像がHD対応になりゲームがあまりに高精細になって映像美にこだわりすぎてしまっていた。携帯ゲームならVGAだかXGAだかのサイズでも全然見られるし、音声だって2chだし、操作性も限定的なのでリアルタイム性もそこそこで行けるはず。要は3人ぐらいでやってたゲーム開発が100人単位になってきた頃にテトリスが大ヒットしたように、携帯はゲームの本質に気付かされる要素があったと思ったのだろう。ま、実際はかなりオプションゴテゴテつけないとプレーしづらいソニー仕様や、マルチメディア戦略で勝とうという囲い込みも感じるけどな。PS3の頃はソニーはあのCPUを自社製品のあちこちに搭載して量産と規格化やろうとしてたし。メインメニューもPS3と似ている。画像はやや老眼にはきついが綺麗だし、インストールかければUMDドライブもさほど唸らないが、音だけはサイズの物理制約が厳しい。イヤフォン必須だろうな。
さて、プレーしてみてだが、早速ずっとつまづいたのがアナログスティック。ずっと存在が分からず方向キーでノロノロと移動していて「あれ?なんでこんなのろいの?」と負けまくっていた。戦バルは移動速度が高くないと迎撃時に撃たれまくるのである。さらにアナログスティックも倒すのではなくスライドさせる構造上、やっぱりまだ慣れない。あと戦車はどっちに曲がるのか全く読めないのでなおさら。ストーリーは1のバックグラウンドで、最近そういう設定の続編結構あるよね、MGS5もMGのバックで、なおかつフェイスレスがMGS3の裏方だったとかさ。同じ舞台の方が物語りが練り込みやすくファンも喜ぶし、一方で本編に登場してない事を説明するのに裏方だったからというのは便利な方便だが、裏方を汚れ役や闇仕事にしすぎてる気はするなぁ。本編の明るい主人公達がアホに見えちゃう。ま、ドラマパートは容量的にもあっさりだからいいかな。
ゲームはノーマルでプレー、難易度は1よりやや高い死にゲー的な所がある。迎撃がかなりきつく、土嚢補正があまりなく、地雷が良くあるし敵の攻撃もそこそこ積極的だったりする。思考がバカな分、不平等な迎撃の強さと無尽蔵の敵発生で稼ぎをさせない構造かな。その救済措置か、瀕死になってもペナルティーは薄く、戦ヴァル1よりそれぞれ1段階甘い。衛生兵救出は1ターンお休みだけだし、敵拉致はそのマップのみ再出撃不可である。これはキャラの数が限られているため、戦ヴァルみたいに戦死されると欠員補充が難しいからだろうと思う。ま、設定的にもそうだよな。個人的に衛生兵ちゃんが出て来ないのが残念だが、モブキャラだと調達係の子が好み、もっと罵って下さい。見下しながらも兵装を整えてくれるてるツンデレなんだと期待している。他には兵員輸送車が使えるようになったり拠点への配備が随時だったりと、マップが狭いのを逆手に取った戦略性が高いシステムになっている。狭い分銃弾も当てやすいが、すぐに威力が減衰する仕様なのが面白い。お前らエアソフトガンで遊んでいるのかと。なので対戦車槍(威力減衰がないが1だと精度がめっちゃ低かった)が侮れない対人兵器になる(それは敵も同じ)。
キャラはやっと部隊全員揃ったぐらいだが、イケメンが意外と空気かも。ダルクス人ってもっとこうネクラで苦労人の大人、女性も影のあるスナイパーとかのイメージだったんだが。No13はツートン髪のロングなので、会話ウィンドウだとなーんか地味なのに戦闘パートだと「なんだこの地下アイドル?」みたいなはっで派手で面白い。でも今はまだ弱いかなぁ、アリシアが無双すぎたのもあるんだけど。イムカは対戦車兵スキル向きなので足が遅い欠点があり、ヒロインなのに使い方が難しい。まあ上で書いた今作の戦車特性や、配置数の多さなどから今は活躍してくれているけれど。きっと隠れ好感度パラメーターもあるんだろうが、なんとなくプレーヤーキャラのクルトを最前線に出して瀕死になるのが嫌(1だとゲームオーバーだった)なので連携に使ってないな。
さて、最初の話題に戻って、携帯ゲーが開発簡易化とゲーム内容に特化させる事に成功しているかだが、微妙。PSPの名作って検索しても正直あまり無かった。そもそも携帯ゲーはプレー場所が自由という点は今は無視していいと思う。電車でやってる人もいたのかも知れないが、移動体の中でやるのは辛い。つまり据え置きでテレビが占有出来ない子供向けだったのが過去の姿だが、今はモニターにそういう制約はほぼ無いから、子供向けや持ち運べるって意味はもう無い。それが3DSがGPS連動ゲームを出した意味だろうが、あれも問題だらけだったし。となると簡易ゲームで面白くするにはパズル的だったりストラテジーだったり、対戦だったりと要は今のスマホゲームになってくる訳だ。戦ヴァルはスマホゲーに比べると遥かにまともというか作り込んである、と思う。でも商売的には全然駄目だった印象だ。スマホって無駄に高いとは思うけど、これをPSPハード買ったと思うのならまあアリだろうし。
Posted at 2017/11/04 10:50:59 | |
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