2017年11月22日
・仕事、今日は風が強くて天気も悪くて寒いかと思ったが、外で作業していると思ったよりは暖かかった。藁運びを終わらせてハウスの巻き上げを少しやりなおしたのだが、作業中シャインの根本になんか見慣れない不思議なゴミ袋がある。あれ?オニフスベでも生えたか?と思って良く見たら三毛猫だった。落ち葉の時期の三毛猫のカモフラ率は100%だな、2mの距離でも気がつかなかった。猫の方も箱座りして見つかってない感じだったので、立ち去らせずに作業出来た。あとは機材整備などで終わり。やっぱり日没後風があると寒いし、日が出てないと物が見づらい。
・なんかアメリカでF22再生産って話が出ていて「なんだよ」な気分。先日も日本版トマホーク開発って話しがあって、てっきりXASM3に対地攻撃機能付けるのかと思ったら、なんかもっと違うような話が出ていた一方、トマホークを売る売らないって話の流れもあったり。トランプの外交では防衛装備販売のセールスって話もあったけど、逆に平和に逆行させようとされそうな気もするし。それにF22終了はF35がより高性能になる面もあったはずなのにやっぱりF22かよって気も。まあ日本はF3ちゃんと作って欲しいわ。
・ヨウツベでガンダム系の機体ごとのまとめ映像を見て寝ているが、「変型MSって創作でも設定でも流行らないな」と感じる。マクロスは飛行機が主でバトロイドはオマケ形態な感があるが、MSは逆に飛行形態に無理があるというか説得性が無くて、変型しない方がかっこいい感がある。でもMS世界でも分離合体というスパロボ設定のもあった訳だからなぁ。一番合理的なのはコアブロックシステムでコアファイターは未だカッコイイとは思うが、説得性はさらに無い。
さて、ガンダムをガンダムと呼ぶ理由はガンダニウム合金を使っているから、である。設定上0064あたりにルナチタニウム合金がそう名付けられているので、名称の由来順位は当然そうなる。でも公式設定でそれが出てきたのは1981年頃、本編でガンダム合金の名前が出てきたのはZの途中、そしてグリプス戦役以降はガンダム合金に絶対の優位性は無くなってしまっているとされる。実際、後年の作品になるほどガンダムの装甲は弱くなっていて、ガンダム合金という後付けの理由付けがいらなくなっているというか逆に邪魔になっている感もある。
じゃあ、初期のガンダムの耐弾性能が異常なのが黒歴史なのか?という部分だが、昔読んだザクの解説に「おお」と思われる物があった。曰く、一年戦争で連邦がMSを出す前、ザクの武装は耐MS性能は考慮していなかった。まあ当たり前だわな、いずれ出されるとして研究はしていたかも知れないが、前線に配備する意味はない。で、当初のザクマシンガンは非装甲部分を狙ったりするのと、宇宙での運用の反動を考えて低速弾頭だったが、後に改良されて口径を落とした高初速弾になって貫通性能を上げた、という設定が出てきます。確か当初は120㎜だったのが、105㎜とか95㎜とかになっていたはず。ま、ここからは詳しいオタク談義などが検索にひっかかり、MSの耐弾性能やデブリ対策、ザクマシンガンの元ネタや黒歴史設定などが出てきます。うーん、濃すぎ。
で、とりあえず合理的に考えられる部分で潰していきましょうか。まず120㎜が低初速問題については、それだと宇宙で使えないではないか?という戦闘速度の問題が出てくるので不問とします。ただ105㎜がより速いという事はまあ考慮します。でも120㎜がぶち当たって平気な装甲が存在するとも思えませんし、この120㎜で61戦車だの初期のやられ平気はボッコボコにやられているし、やっぱりザク相手には打ち込んでテストしているんじゃないの問題が出てきます。というのはザクも今度耐MS試験を想定するであろうからという事ですね。
で、120㎜という口径があれば出来る事があります。HEAT化です。というか、今の120㎜はAPFSDSなので実質口径はもっと小さいけれど、ガンダム世界では「わざわざそう言及している」例がザクじゃないMAであるので、逆にザクがそれだとおかしい。となると、ザクマシンガンの弾頭にHEATが存在していて、それが61式などを破壊した理由なのではないかと。他にも被弾して不自然に爆発している演出などから、りゅう弾やその手の爆発する弾頭があったのではないか?と。ただ、ガンダムにHEATを使って平気って事もないはずなので、少し保留です。
では、ガンダムに当てたけれど効かなかった弾、よくばらまかれている弾ってなんぞや?って事ですがコロニー戦闘であった事などからこう予測しました。「あれはロケット推進の弾ではないか?」とね。前に出ましたが、初期ザクマシンガンの弾はモデルとなった銃の初速をそのままコピーしたらしく、宇宙では使えないほどのろい弾になってしまいました。それを肯定するために「宇宙で撃つと反動制御出来ない」という設定が出ましたが、イマイチ肯定されてない。となると、もう答えとしては「じゃあロケット推進で後から速度が上がるタイプの弾であった(こういう弾はりゅう弾法から拳銃まで存在します)」となるでしょう。恐らく宇宙戦闘ではロケット推進弾を携行して初速が低いけれど増速する弾を使っているんですよ。こういうのも弾頭にある程度は仕込みは出来ますが、容量が減る分威力は下がります。一方地上だと反動制御はある程度可能なので、HEATや爆発系の弾を使える。なので、戦車相手だと圧倒的な破壊力がありながら、コロニーのMS相手だとイマイチだったという事ではないかと。実際、映像作品でも宇宙だと割と耐えている連邦MSが、地上だとスパスパ抜かれている描写もありますし、宇宙に上がったJ型ザクが反動制御出来ず「溺れている」場面もあります。もちろんJ型が宇宙での姿勢制御プログラムを仕込まれてないためとも言われてはいますが、そもそも携行する弾の反動が強すぎたためではないかと。
もう一つロケット推進が宇宙で有効な理由ですが、宇宙では大気摩擦による減速がありませんので、非力なエンジンでも延々と加速しているとかなりの速度に達します。地上でロケット推進を使っても初速は食いつぶされてメリットがないのですが、宇宙だと逆なんですね。逆にデメリットとしてロケット推進は微妙に推力と進行方向が合わないので精密射撃には向かないように聞いています。特に重力下だと重心を捉えてベクトルを発生させるのはかなり難しいはず。野砲などは曲射りゅう弾ですからそこまで精度を求めませんし、拳銃のロケット推進も多分ネタ武器ですが、宇宙の場合は重心問題はかなり楽になりますし、そもそもガンダム世界だと長距離精密射撃は出来ない設定なので問題になりません。
こういう弾だと、近距離だと速度がまだ低く、また弾頭炸薬量も少なく、ガンダム相手にはあまり意味がなかったのではないかと。
とまあ初期ガンダムの撃たれ強さの半分をザクマシンガンの弱さに結びつける事である程度は解決しますが、後の世界だと結局そこらへんは解決されてガンダリウム合金のメリットがなくなったのは書いた通りです。てか一年戦争派生でザクとかジオニック系MSがちゃんと強く書かれるようになってるし、主人公機の撃たれ強さは「サイコフレーム」「Iフィールド」「ファンネルやシールドがビーム出して防御」というオカルトに半分足突っ込んだ感じになってます。とくにかつてのガンダリウム合金が今はサイコフレームですよね。では。なんでガンダリウム使っているのか?やっぱりメリットがあるんじゃないのか?って所ですね。
とりあえずNT用のサイコフレーム効果が出るガンダリウム合金の話はおいときます、量産一般MSにそれはいらない。次ぎはムーバルフレームのような内部構造においてメリットがあった論ですが、書いたように変型機構がすたれたので、絶対的なメリットではありません。が、装甲として見るとガンダリウムだから耐えたって状況はあんまり無い。つうか、UCとかやられメカの弱さは異常ですし、ビーム系の前には装甲とか全く無意味に見えますね。逆に運動性は描写の進歩もあって滅茶苦茶動くようになっています。そこでこう考えました。後年のMSでのガンダリウムの採用は運動性能に振っているからではないか?と。要は「当たらなければどうという事はない!」って事です。またムーバルフレームはいらないと書きましたが、実際はスペースフレーム的なムーバルフレームにトレンドは移っていますので、内部構造物にガンダリウムを使い、極限まで軽量化と構造的剛性(装甲ではない)に振ったのがグリプス以降のガンダリウム採用MSの隆盛の理由ではないかと。
・戦ヴァル3をやっている今、PS4とスイッチで戦ヴァル4が開発されるというニュースが飛び込んでいた。ファンとしては嬉しいのだけれど、待っていたファンがどのぐらいいるのか、そもそもPSPだけで出してPS3切り捨てて高コスト体質と決別したはずのSLGゲームをPS4で出す事に意味があるのかなどなど疑問もある。まあ低コストハードが無いんだからしょうがないと言われそうだが、かと言って安売りはしない方針だから、DLG商法やりすぎて戦ヴァルファンはほとんど離れていると思うのだが。また、ガリア戦役は結構しゃぶりつくした感があるし、後年を舞台にした作品の評価がイマイチな事を考えると、戦ヴァル4はガリア戦役は舞台に出来ないよなぁって事を感じる。それに現実のヨーロッパ舞台って事がちょっと足引っ張ってるし。まだ戦ヴァル3終わってないので、ダルクス人がらみでもう一つ作れるのかも知れないが。
で、あのシステムで引っ張るなら連邦と帝国との戦争なり、他の戦争を舞台にする手はある(あのゲームだとガリアと帝国だけが戦っているように見えるけれど、そもそもマクシミリアンは帝国の第四皇子だか継承権は下の方の方面軍司令だし、帝国本隊はもっと広範囲と戦っている。枢軸国と連合国と全く同じなのだ。連合では寒冷地でも砂漠でもやっている(本来ガリア戦役でそれらを詰め込みすぎた)。でも、まあ、あんまり高い値段出してやりたいとも思えないし、DLGやりすぎると嫌われるよね。
となると方向は2つ、SNS機能を生かしたソシャゲっぽいオンラインシステムか、オープンワールドの採用である(嘘)。いや、オープンワールドを集団戦って面白いとは思うんだけど、プレーヤーの裁量がかなり厳しい事になりそうだよね。ターン制でオープンワールドとか面白そうだけど、開発費がえらい事になりそう。戦ヴァルは和ゲーしていて欲しい。となるとオンライン?うーん、と、公式HPを見た感じだと、やっぱり連邦と帝国との戦いになるみたいだが、主人公達がなんというかFFとかテールズっぽい。3の評価の良さの原因とは真逆なので、そこがどうなるか心配だな、システムやグラばかりの宣伝なのも悪い兆候だし。戦ヴァル3でガリア公国も帝国も単純な善悪でもないという話がさんざん出ている。ところが4のトレーラーだと、またイデオロギー闘争の予兆が見られる。それに対するアンチテーゼを描くのにはキャラがいかにも浅すぎるんだよなぁ。
・アマゾンのマーケットプレイス保証がやっと適応されたと連絡が来たが、なんか返金処理が出来てないなと思ったら、返品がこんど必要とかになってた。考えて見たらそうだよな、保証する気がないんだから返品さっさとかけて返金で良かったんだと今頃気がついたんだが、海外発送だからそこらへん無理なんだろうなと思って保証申請してたよ・・・で、保証適応されたって事で使っていたよ。ほんと面倒さの塊で嫌になるが、アメリカでとんでもない金額をだまし取っている例もあるので、なんかこうわからんでもない。悪い奴のお陰でまっとうな商売と普通の客が割を喰うというか。中国のネット通販はもっと疑心暗鬼になるんだろうかと思ったら、性悪質前提でシステム組んであってるんだそうだ。私もそういう方がいいわ。
・明日、溶接残り、ハウスの巻き上げの冬がこい、片付け。
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Posted at 2017/11/22 20:20:21 | |
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