2017年11月30日
・ダラダラと仕事で藁巻きしつつ、レストランで飯食べたりゲーム三昧したり猫と戯れたりしてます。家仕事もあるんだけど、書いたような事情でなんかもう死ぬまでやる気がない。アウターケーシングが割れて引きずりが出やすくなった自転車のリアブレーキワイヤー関係だけ交換、ブレーキも久々に台座から外してフルOHした訳だが、スプリングテンションだけでどうにかなった気もする。まあ気分的に整備出来て良かった訳だがが。あとはハウスのビニールの巻き上げとか終了。
・山辺ワイナリー2017巨峰甘口、これも出来がとても良かった。巨峰は普通はもっとダダ甘くてくどい苦さがあり、巨峰自体を思わせる何かはあまり無かったが、今年のは何故か巨峰っぽさが後味にある。あの後に残る丸い甘さが感じられるのだけど、全然苦くない。デザートワインやアペリティフとしていい感じだ。色はほぼ付かなかったそうだ。もしかしたら、皮の扱い方が変化したのかも知れない。値段は手頃なのでいいかも知れない。
・多分みんな知ってて私だけ知らなかったであろう、どうでもいい話など。今日はP51マスタングについて。WW2傑作機に間違いなくノミネートされるP51だが、こういう疑問をもった人はいないだろうか?これアメリカの戦闘機なのかイギリスの戦闘機なのかって。「いや、アメリカだろJK」って言う人はまあいいんだけど、アメリカの戦闘機ってF4F,F4U,F6、F8、P38,P40.P47など多数ある上、P51はあんまり日本との戦いに出てきた感じがしない。まあ登場時期もあるからアレだけど、どこか国籍不明感がある。と言ってもノースアメリカンの戦闘機だからアメリカなんだろうけど、エンジンはイギリスのロールスのマーリンなんだよな、なんでだろ?と思ったら興味深い事が分かった。
最初P51の設計を依頼したのはイギリスであった。というのは、イギリスにもスピットやハリケーンと言った戦闘機はあったのだが、生産力に限りがあるため世界の工場であるアメリカからP40ウォホークを購入しようとしていた。ここらへんは連合国がレンドリースなんかでシャーマンやリー、ハーフトラックなんかをアメリカから買っていたのに良く似ている。しかし戦闘機の生産能力はいかなアメリカとは言え余裕が無かったようでP40の購入は断られてしまった。しかし、新興メーカーであったノーススロップがイギリスにP51計画を打診、それがはじまりである。しかし、アメリカのアリソンエンジンは性能が低く、これをマーリンに換装したのが完成形であるP51Cになる。
さて、ここで再び疑問である。「生産力に余裕があるアメリカに頼んだのに、エンジンをロールスに作らせたのでは無駄ではないか?」と。ここで面白いのはマーリンはパッカード(アメリカの自動車のあそこ)がOE生産していたので、P51Cが積んでいるのもパッカード製OEである事。また、アリソンは1995年にロールスの子会社になっていた。アリソンがそんな悪かったのかは分からないが、意外とアメリカの液冷はここだけで、P40もP38もこれを積んでいた。じゃあウォホークにマーリン積んだりも出来そうだけどな、と思ったらP40Pというプランはあったそうだが実現しなかったみたいだ。ま、P51Cがあらゆる意味で上位互換だったからな。
・戦ヴァル3も一通りクリアしたので、PSPのもう一つの神ゲー、アキバズトリップに挑戦。要素追加とバグ取りがされたPLUSである。他にPSPで評価が安定して高いのはモンハンみたいなの抜かすとヴァルキュリープロファイルぐらいだけどな。アキバズトリップは一見すると新しいのだが、やってみると「あ、これ侍道だ」と分かる。シナリオ分岐もそうだし、コレクション要素も刀が服になるし、それを強化出来る。すげえ、300年400年経ってもやってる事同じだよ。他にはミニゲーム「サムライキッチン」はモロ侍道でモーションも同じのが出てくる(キョウさんだねアレ)。やられた時の演出もそっくりだ。PSPで侍道を出すという選択肢を捨ててニュージャンルに挑戦した気合いはすごい評価出来るが、逆に言うと開発それ自体はお手軽に済ませたなって部分も出てくる(時間要素とかグラとか)。それでもシナリオやキャラの肉付けはかなり良い。ちょっとコレクション要素がくどすぎるし、折角秋葉なんだから、プロダクト合成要素が合っても良かった気はする。
他調べてびっくりした事ぽつぽつ。PLUSはフルボイス化されているが、特に演技が上手いナーと感心したのが師匠だった。この人誰だろう?と思って検索したらリアルなAV女優さんだった人だった。芸能人でも元AVって人はいたと思うが、ゲームだとかなり珍しいのではないだろうか?
アクション要素はカジュアルでプレーしているが、「かなり厳しい」。PLUSで調整入ったのか何なのか分からないが、普通に最初の雑魚からやられたわ。侍道も私は下手でゴリ押しのヒットアンドアウェイだったのだが、アキバズトリップは侍道でやっていたシステムを一つ捨ててしまったため、滅茶苦茶な事になる。それはタイマンだ。侍道は絶対に1対1の戦いにしかならなかったため、仮に多数と戦っても囲まれて袋にされる事はなかった。一方アキバズトリップは敵が同時に攻撃を放ってくるため、数が多いと絶え間なく攻撃されてしまうし、死体蹴りも普通にされる(さすがに脱衣はされないが)。また多数カメラになると視点がひどい場所に固定される。狭い露地とか、ヒットするたびに物陰に隠れてしまって見えなくなるという確信犯だ。そうでなくても携帯ゲーの悲しさでカメラ追随は最悪の部類で、1度カメラをいじってもアクションすると嫌な方向に勝手に切り替わるなど操作性は劣悪である。また脱衣ゲージが点滅色らしいのだが、これが見えない。服の色やアイテムのオーラで全く見えなくなるので、気がつくと敵から脱がされる。さらに服直しもどの時点で直っているのか全然分からない。妨害が速すぎて大抵なおってないと思われるけど。少なくともカメラ移動だけはRLボタンに割り振るべきだったと思う。防御?構え?うーん。
他にもボタン反応がやたら遅い、というか遅いのか速いのか分からない。侍道だと防御や合わせ、崩しなどが系統だって説明されているが、アキバズトリップだと勝手に読めって程度でしかないし、その練習モード(侍道で言う所の道場や師匠)が無い。防御やカウンターの発動が全く見えないのでストレスが溜まる。やれる事は連打で敵を攻撃させずつぶす事だけである。折角チャンバラではない現代のアクションとして脱衣というシステムを作った割に、アクションの出来自体が良くないのはマイナスだ。慣れるんかも知れないが、携帯機というアクションしづらい物でやる事じゃないね。
メイドさんとのミニゲーは数取りゲームが思っていたのよりずっと難しかった。じゃんけんぽいぽいはタイム制限がないし接待してくれるのでヌルゲーなのだが、数取りは何が重要なのかポイントがある事がわかるだけに、逆に何をしたらいいのか分からなくなってしまった。結論から言うと4n+1を取るという事で、つまりゲームに見えて有限要素なため先行が絶対勝てる構造だった(自分で考えたけど結局検索してしまった。てか、なんだよ自分、3n+1(n-1)とか無理に考えようとして、それ4n系列じゃん・・・
一方ADVパートの出来は良くて、スキップ早送りログと全部揃っている。コンシューマーだとその程度が出来てないゲームが未だごまんとある事に驚く(てか2になってログ消えたみたい)。BGMと環境SEは良く出来ていて、本当に街にいるような臨場感が感じられる。特に公園のBGM好き。
二次元グラはほんといいよね、2みたいな原色系非現実髪の色の真逆だ。そして3Dグラ・・・改善してこれかというのが正直な所ではある。戦ヴァルの低ポリなのに綺麗に出来ているのを見てしまうと、体型にしろ顔にしろ3Dはこのゲームの大きなマイナスポイントだろうか。てか戦ヴァルはしゃべらない顔グラだから破綻しないが、ドラマでしゃべらすとサイズに限界があるって分かれよ。そして、モーションも是非が分かれる。確かに部分部分ではすっごいいいモーションしている。驚くシーンとか語り合うシーンとかカメラとか。一方でメイドや妹の腰折れてますよポーズは、ほとんどゲッダンの世界で、ホメハルカみたいに関節ぐにゃって踊りそうで怖い。妹もあれはオマケ要素で金かかるようにしまくった結果、ヘイト集めすぎて2だと改良されたそうで、いくらゲーマーがM気質だからって好感度は別なんだよなと。
シナリオは「平和主義者」終了、称号を見るとほんと良く分かってるなと思うのだが「最良のエンドが最も易しい道ではない」みたいな事が書かれているように、戦争が難しいのははじめる事ではなく終わらせる事なのである。案外主人公が死んじゃうエンドの方がシナリオ的には楽とさえ言える(戦ヴァル3で言えば敵さんサイド)。しかし、他にありうるシナリオへの分岐が現時点でもちょっと難しいかなぁ。NIROルートはまあ多分そんな難しくはない反面、このルートの真逆で気持ち良くないと思われるし、他は双子ルートとカゲヤシルートなんだろうが。
・明日はワイン会が昼間にあるので、その前に自転車整備の残りやったりかな。
Posted at 2017/12/02 18:26:27 | |
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