2017年12月13日
・仕事は剪定、新植部分に柱を立てて剪定枝を運び出し、あと1/3ぐらいで終わるかな。特に目新しい事はないのだけれど、割と収穫前に枯れて切る予定だった主枝の所に新植するケースがあり、これなら収穫前後に移植出来れば良かったなと反省。枝拾いをしないでいい事がほんと楽なんだと分かった。特に短梢平行だと作業は単調なのでやりやすいし、運び出しを平行で行うのでいい気分転換になる。囮のカラスを地面に転がして置いたら、野生生物がつついたのか羽根が散らばっていて、それを見たのかやけにカラスが群れで鳴いてきたので、秘蔵の強力ロケット花火を不意打ちで群れの中心にぶち込んでやったら、一瞬で視界から全部居なくなって静かになって清々した。夕方からは雪がちらついていたが、まだ今の服装で大丈夫だ。USBでエスコンの曲とか聞きながらやると熱いぐらい。
・久々にラジコンのグラスホッパーを引っ張り出して遊んできた。バッテリーがまた冬眠しているので本来の時間は走れなかったが、人間も久々なのでちょうど良かったか。とは言え最初からスロットルLowだとすぐに飽きてMidで遊んでいた。Hiはちょっとしたけど、やっぱりグラスホッパーだと使い物にならん。てか、ブレーキがないので曲げられない。いや、少しスロットル戻しでブレーキになるのは分かっているんだが、車と違ってモーターはブレーキで電力を消費するのが結構あるようで不安定になるし、2WDのリアだけでブレーキかければご想像の通りになる。うーん、TT02のマシン買うかぁ?グラスホッパーにジョンソン入れてスポチュンをTT02に入れれば遊べるだろうが、そうやってストレス溜めるのもなぁ。でもTT02でもフルベアとオイルダンパー化するならTYPE Sシャーシにしたいが、タミヤはドリフトパッケージを売りたいらしくてTYPE Dばかり。それでもいいが、値段が
・水位計の回路図が一応出来て、部品を注文したら、また日本の没落を感じてしまった。まあ、これが没落なのかは微妙かも知れないが、定番トランジスタの2SC1815という東芝の商品がある。私はまったくさっぱりトランジスタの事は分からんが、なにせ工作だとコレを指定している事が多いので定番なんだろうなと思っている。しかしこれは生産中止がアナウンスされていて、実際もう生産はしていないみたいだ。
で、思った通り、互換品探しを多くの人がやっていて、一つは海外生産の同じ名前(ライセンス生産か無許可か不明らしい)の物があり、もう一つはスペック的に近いS8050という代替品が見つかった。そこまではいいんだが、どちらも本家東芝よりかなり安いんだよね。オリジナルが10個で360円(プレミアム価格かも知れないが)の所、100個で200円とか桁違いに安い。100個なんて一生かかっても使わないだろうけど、20円とかだとさすがに小分けで売ってないので購入したが・・・
このトランジスタはリードスイッチをトリガーにしてLEDを光らせるのに使う予定だが、リードスイッチ自体が結構許容電流があるしデジタルにオンオフなので、実はいらないかも知れない。そして、バー表示にする回路はIC使う以外の方法が出てない(普通バーLEDはアナログ信号強度のために使うのでコントローラーがICなのが都合がいいらしい)ので色々考えたのだが、多分順電流だけ下側に流すようにダイオード入れれば、入力より上の物は点灯させないで済むんじゃないかな?って所まで思いついた。ってLED自体がダイオードなので、これを上手く使えばいい気もしてきたが、ちっとも頭が回らないので。
・寒さが結構厳しくなってきた。今年は「寒冬」だと言われているが、ここまで比較的暖かくきていたので、なおさら寒く感じる。寒い原因は気温だけじゃなくて家の方で、親が侵入するために居間のドアをぶち破って壊したままなので暖房を入れてももう無駄だし、リフォームする気も失せたのでストーブも付けてない。一階がそんなんで無暖房かつ、二階はコタツのみなので、寒い寒い。いくら断熱しても、そもそも熱源がなければだんだん冷えていくのが道理で、一階はこれまでで一番冷えた状態なのが分かる。
・ミライースのロッカーパネルの穴は調べて見た所大きいのは2種類あって、一つは14,7㎜ぐらい、もう一つは17㎜ちょっとぐらいだった。もっとも17㎜サイズの物は2箇所フロントの方に開いているだけである。さらにもっと細かいサイズの穴はフロント側にある。で、ロッカーパネル同士を結合するとしたら、17㎜の穴からナットなりボルトを入れて、14,7㎜の穴に通すという事になるだろう。という事でナットの規格を拾ってきたのだが、対角幅はM8が15㎜(二面幅13cm)、M10が20㎜なので、入るのはM8という事になる(とりあえず)。が、知っての通り車だと13㎜ってのは普通は使わず12か14である。それぞれM8とM10の小径という物だそうで、対角は当然小さくM10で16,2㎜だそうだ。つまり「コレ」が相手ならいいわけね。と言っても14,7㎜の穴に16.2㎜のナットを使うと穴がガバガバで固定強度が出ない事が予想される普通はワッシャーを使う訳だが、当然ワッシャーなんか座面が大きいので入らない。しかし、穴を通せるように角座金を長方形に削ればいいだけだから簡単だ。というか作業的に横穴から突っ込んだナットを別の穴の位置まで押し込むには取っ手として座金などを溶接しておく必要があるので都合がいいぐらいだろう。問題は取り付け穴が遠い所の奴らだな・・・
・先日とある動画で駄作と名高い64式自動小銃の解説をやっていて「酷と言えば酷だな」と考えを改めた。64式は駄作なんじゃない、コンセプトがそもそも間違っていたのだ。64式は戦後、警察予備隊がお下がりの兵器の混在で兵站や運用に問題を生じかねないとの懸念で、様々な銃を比較検討して産まれた銃だが、この時点で一つ決定していた大きな間違いがあった。それは7.92㎜NATO弾でフルオートという事である。実はNATO弾でフルオートを実現しているアサルトライフルは調べた所4つ(の系統)しか無かった。アメリカのM14のバリエーション、フランス・ベルギーのFALの系統、ドイツのH&KのG3の系統である。どれも傑作と呼ばれる銃で未だ現役の物もあるし、元がナチス時代のSTG45とかをベースにしている物もある(開発期間が長い)。が、どれも反動制御には大変苦労し、結論としてNATO弾でのフルオートは出来ないとしてオミットされるようになってしまった(M14とFALは。G3の場合ブローバックがガス圧ショートリコイルではなくローラーロッキングディレイドタイプで若干反動を殺せるためか存続、てかコレだけじゃね?成功したの)。で、64式は前者と同じグループなのでフルオートを残している事自体が異常なんだが、それは弱装弾あっての事だろう。
実際、7.92㎜で傑作と言えば未だ現役バリバリのAK47があるわけだが、こっちは7.92×39という短い薬莢を使っている。結果反動制御が楽なだけでなく薬莢の扱いが楽(ストロークが短くても確実に排莢される)などになった。また威力は確かに2000J程度とNATO弾の2500J近辺より2・5割ほど低いが、それがフルオートを可能にしている訳でもある。つまり64式の弱装弾ありきのコンセプト自体はそうそう的外れな物でもないというか、最初から間違いだったのに対応したに過ぎない。ただ、勝手にNATO弾を変える訳にいかないのでへんな独自の弾作った結果、NATO弾との共通性が薄れて意味わかんなくなったんである。
もう一つ64で言われた欠点として「部品点数の多さ」「軽合金多用による変型で部品脱落しやすい」という事、らしい。ビニテ巻きはてっきり識別とかだと思っていたら脱落防止なんだそうな。軽合金云々は多分軽量化しようと思ったんだろうナ。でも結果とてはさほど軽くならなかったみたいで、当時のM14、FAL、G3と申し合わせように4.3kg~4.4kgになっている。ちなみにAK47は3.9kgらへんなので、やっぱりカラシニコフ天才だなと。部品点数が多いのはなんでか分からないが、軽合金だと複雑な形状の生産性が悪い(切削すると手間だしダイキャストは当時はまだまだだっと思う。今の技術ならかなり高性能な鋳造も出来るけど)からじゃないかな?あとは開発期間が短かった事、M14がベトナムでだぼついた結果、日本が買う案があっていそぐ必要があったそうな。また、改良が行われなかった理由として、オリジナル設計者が次々と亡くなってしまっている問題もあったのだろう。動作原理など改良出来る程熟知している人間がいないのでノータッチになったし、導入数が1度に23000丁以上と一気に置き換えたために改良モデルを順次導入する事も出来なかった(戦後のお下がり装備が滅茶苦茶だったという話もある)。
まあ、じゃあ89式が高評価なのかは分からない。コンサバな設計で割高な所はあるが、64式のような脱落や不発の話はさほど聞かないし、内需や技術保持の意味である程度高いのは仕方ないだろう。ミネベアがOEしたP210なんかよりは理解しやすい。
Posted at 2017/12/13 23:56:26 | |
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