2017年12月23日
・ケミカルカイロは低温火傷をしたのでこわごわ使っているが、やっぱりアンダーウェア一枚だと肌が赤くなってたりするので怖い。フリースなんかのポケットでも充分に暖かいが、熱が外側でも結構漏れているのを感じる。不思議なのはケミカルカイロの温度で、点火直後が低いのは当然だが、その後2時間ぐらいかけてゆっくり上がり、お昼にピークになってから段々下がるってパターンが最近だ。まあ今度温度計ってみるが、今日は熱い時に袋が55度だった。ともかく「温度が一定」とは言うものの、私はどうもそうは思えない所がある。装着の理想を言えば腹巻きの外側にポケット付けて熱が当たりすぎないようにしつつ、その外にも断熱材(アルミ蒸着ポリエチレンとか架橋ポリの外に巻く奴)を巻いて外にも逃げないようにしたい所。
・ジャンクレンズの再生が上手く行ったのに気をよくして望遠系も一つぽちった。機能的にはシグマやタムロンのテレマクロがついた奴や手ぶれ制御付いた新しいタイプの方がいいのだが、前者は相性問題がある(絞りが駄目になるケースがあるらしい)し、後者はなんと言ってもお高いので、比較的古いモーターも内臓してない純正からセレクト。逆に壊れる所が少ないし軽いし光学系に振れてるというメリットがあるかな。300㎜でもDXフォーマットだと450㎜になるから、まあアホみたいな超望遠で、使う機会があるかはかなり疑問ではあるが。
ちょっと迷ったのがフィルターで、普通はレンズには最低保護フィルターを付ける。大抵はUVフィルターという名前で売られている物を使うのだが、これが調べると高い。高性能化しているのは分かるが、レンズの価格などから考えて明らかにぼったくりだ。ところがアマゾンのはただのガラスだったり、まっとうな商品が安く無い世界だ。もう一つ、私はPLフィルターが好きなんだが、使いこなしが難しい反面、長距離での撮影だと多分かなり有効に働く。今はデジタルだから似た効果を後付けも出来るのだが、PLフィルターは特定の光りの乱反射を抑えてコントラストを上げてくれる。望遠は霞むというか、自然の乱反射が大気(特に水蒸気)で起きてなるそうなので、PLフィルターを使えば多少はそれが抑えられるのではないかと。で、何故かお安いアマゾンのPLフィルターは一応コーティングがしてあるので、つけっぱにしちゃおうかなと。
さて、持ち歩いてみた感じだが、広角はかなり収差があるけれど画角が広いのは何よりの魅力。ただ広角はAFが生きてるんだか死んでいるんだからイマイチ分からないのがネック。望遠側は50㎜だとほとんど寄らないですねぇ、80㎜あたりは割と好きな長さなんですけど、やっぱり135㎜(FX機だと80㎜ちょい)が望遠のはじまりな気がします。あと、わずかですが明るいのもいいかも。
ところで、レンズ設計は昔に比べるとED・LD・蛍石レンズなどが増えてますね。昔はラインナップの中で同じ明るさで有無の差があったり、明るいレンズにのみ採用されていて「高級」の代名詞だったのですが、きっと製造技術が上がって使った方が設計楽とかになっているのでしょう。また非球面レンズも一面とかではなく3枚とか使ったり、ハイブリッド非球面と磨きの非球面を混ぜるとかすごい事になってます。コンピューター設計の進歩とかあるんだろうな、昔はあれ全部手計算で有限要素的にやっていて、非球面はさらに面倒だと聞いた事あるんですけど。なんか普通になって有りがたさを感じてない人が大半なんだろうなぁと思います。ブログとか見てても落下させる人が多い多い、私はカメラ落とした事なんてないですけど、ストラップとか常に巻いてないんですかね。って慢心していると自分もやるのがお約束ですが。
・シャルドネ 樽熟成2016年 樽熟成2015は日本ワインコンクールでも銀賞を取る会心の作だったし、2016のシャルドネのシュールリーもこれまた日本ワインコンクールの銀賞を取っており、約束された勝利のワインのリリースでした。まだボトル開けてないので試飲カップでの印象ですが、まさに両方の中間って感じがします。2016の酸味の鋭さと樽熟の重さを足した感じ。率直に言うと2015はやや重い分樽に負けなかったし、2016は軽い分シュールリーで適度なボディーが出た。なので2016原料で樽は2015に比べるとやや物足りないというかコンテストだと銅かな・・・みたいな現在の印象です。
が、飲んでいくとこれはこれで長い余韻の中に果実味や苦みもあり、香りも二口目から妙にはっきり感じられますし、良く出来たワインだと思います。2015より樽をやや弱めた感じもいいバランス(本当は分からんけど)。2015は魚でもちょっとでも和食寄りだと負かしてしまいかねない強さが目立ちますが、2016はもっとフレンドリーで、鍋とかおせちにも合いそう。私の中で、「つきたてのきなこ餅とゴマ餅に合わせない」とゴーストが囁く。ワインの海は広大だわ・・・
・台所のバリ・・・本棚の材料を購入してきた。以前はプレーナーかけてない野地板で本棚2本作ったけど、今回はプレーナーかかってます。また少し幅広にして雑誌などのA4版を治められるようにして段数は6に抑えます。裏板は今回も(は?)4㎜にしました。雑誌は元から倒れやすいため、間柱を入れて補強兼ブックスタンドにします。
・寝室の障子の修理もしました。測定に従って線引いて丸ノコのフリーハンドで切りましたが、ルーターより綺麗に出来た。個人的にルーターはあまり使い勝手が良くない嫌いな工具です。あれのメリットってほぼ無いです。ガラス抜いて二重窓化は前書いたようにふかし枠に一枚入れた方がいいのでやめました。なぜか寝室は枠が最初からついており、精度も高かったので、このままつっこめる事が判明しましたし。
一方台所は寒いままです。熱源を付けないと日光も外気も入らないので下がる一方で、放射温度計がマイナスを示したりしてます。昼間に外気導入した方が暖まるだろうなこれ。ベランダ温室は今年は好調で、毎日25度以上になるので深夜でも10度は切りません。ストーブはサーキュレーターが壊れて、これまた半壊の扇風機を投入したのですが、こっちのがずっと冷却というか伝熱がいいみたいでした。てか、サーキュレーターのメリットが最近あんまり感じられない。
・補強バーのパーツも買ってきました。太いパイプを考えていたのですが、ホムセンで取り扱いがある25角の小角パイプにしました。あんまり硬いのもボルト引きちぎれている例があるからな。で、このパイプについて知らなかった事が分かりました。これ、規格はSTKMR(小角形鋼管)と言うそうで、STKR(角形鋼管)の小さいバージョンなんですが、良く調べると鋼材から違う。STKRは引っ張りが400Nクラスと490Nが使われてますが、STKMRは290か370Nなので少し劣る。STKRの方が「一般構造用」、STKMRの方が「機械構造用」となっているので、サイズはともかくSTKMRの方が高張力だと思ったら違いました。まあ建築用途でも使うSTKRの要求が低い理由はありませんし、どっちも値段的にはそんな差はないんですけど、機械構造用により低強度の材が設定されている。理由について「低張力ほど靱性が高い」って話が見つかったので、クラックとか破断を避けるためにわざとなのかも知れません。あるいは加工性とかね。
あと、フロアの構造を見ながら検討したくて旧型の後期のメーカー発表図を見ているのですが、改めて面白いなぁと。特に後期で空力的に変わったのは「フロントのコーナーの処理」「タイヤデフレクター」「フロアパネル」の3つでしょう。フロントコーナーの処理は最近色々やって分かりましたが、確かに効果もあるし目視しやすいので分かる。デフレクターもまあ現代の車ならごくごく普通でしょう。しかしフロアパネルに関しては「外しても燃費は変わらなかった」という意見も見ます。そもそも、ミライースがフロアパネル付けている場所っても元からフラットなフロアセンターなので、空気抵抗があったとは考えづらいし、ダウンフォースを得るとかも考えてはないでしょう。で、メーカーの空力模式図見るとフロアパネルの所でフロア下の気流の一部が外側に押し出されるようになっていました。ん?フロアで空気抱き込む訳じゃないんだ?
このパーツの装着写真は私はずっと前後ろ逆に捉えていたみたいで、フロント側にある窪みで負圧を出す構造だと思っていたへこみは、リアで空気を押し出す構造だったみたいです。フロアの空気を抜くタイプの物は一時期アフターマーケットパーツで流行りましたが、アレだったんですね。リアのデフレクターをもっと穏やかかつ大面積につけた感じです。もっとも、ここで空気をサイドに抜くと流速が落ちた残りの部分が負圧になってドラッグを増大させる可能性も考えられるので悩ましい所ではあるでしょう。まあサイドに出した空気も結局はリアに回り込む訳で、案外対地速度の影響を受けやすい床面に流すより、サイドで発散しちゃった方が良かったのかも知れません、ミライースはアップスイープとかないし。
・薪ストーブの燃料も1コンテナはあっという間に使ってしまったので、チェンソー持っていって3コンテナほど切りだしてきました。樹皮が結構落ちてしまうし、細枝はもせているので火力は低そうですが、火付きは最高ですぐにごうごうと音を立てて燃えてくれます。それにしても床が冷たいし玄関廊下とのヒートショックのが辛い。薪作りは乾燥した奴でもチェンソーは難なく切れて一安心でした。鋸でやると乾いた材の硬さに驚きますから。
Posted at 2017/12/23 22:31:34 | |
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