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暇人ぶぅのブログ一覧

2017年12月26日 イイね!

レモンピール作りとか雑考とか

 ・冗談で「半額ケーキをホールで買って食べてやる」なんて言って近所のデイリーヤマザキに行ったら、本当に半額で売られていて4号一つ買ってしまった。クリスマスケーキに罪はないが、注文と生産量の関係であまり良い買い物とは思ってないし、恐らく半額でもそれなりに利益が出る程度なんだろうが、これで年末年始のスイートは平気だな。

 ・スイートと言えば先日買った金柑をやっと煮る事が出来た。金柑はあの小さい実に大量に種が入っているので、それを取り除くのが非常に面倒。普通は完熟していれば竹串で簡単に抜けるんだけど、今回のは安い小玉の半熟っぽい奴だったので、さらに手間がかかった。包丁で水平に切れ目を入れるとそれでもまあやりやすくなる。あまり砂糖に頼らず煮込みも最低限で果実味を残して仕上げたのだが、これが史上最強に美味しかった。いや、食べた時は「ふーん」って感じで、くどくはないけど感動的な味でもないんだが、驚いたのは後味の長さ。胃の中でも金柑の香りが漂ってくるというか、1時間ぐらいしてもふと金柑のニュアンスが戻ってくる。
  調べたら金柑は渋抜きで下茹でしてから砂糖やハチミツで味を付けるやり方が普通のようで、直で茹でてしまうのは邪道のようだ。でも、私は思う、金柑を渋抜きして香りを捨ててしまったら、そんなの他の柑橘類でやっても同じじゃないかと。というか檸檬やオレンジのダダ甘い甘露煮もそうやって作っちゃうから駄目なんじゃないかな。かなり気に入ったので、今度は檸檬でレモンピール作って見ようかと挑戦。国産だからポストハーベストもないので、これも下茹でしない生っぽい感じにしたいなと煮込んだら、カッチカチのガッチガチの甘いスルメになったでござる。いや、味は好みなんですけど、ちょっとハードすぎたわ。果肉は種抜いて砂糖漬けにしたので、こっちは紅茶かな。種が思ってたより多かったが、こっちも味は逸品!(海外のが種が少ないのは自家受粉しか出来ない単一栽培で結実しないからだそうだ、日本は逆に防風のためデコポンやハッサクを混植するので結実しやすいのだそうだ)。

 ・二個目のI-HOT(ケミカルカイロ)も好調に1回目の反応をしている。ハズレな人はかわいそうだが、温度も充分に上がっているな。ところでI-HOTのパケを読んでいて「ここが価格の違いか」と思った所がある。それは素材で、本家ハクキンカイロは真鍮にメッキであるのに対して、I-HOTは鉄にメッキであった。当然考えるのは熱伝導率の要素だが、銅は格段に上だが真鍮は鉄の2割増し程度でそういうメリットはあまり感じない。また重量は106g程度とほぼ同じで、比重は鉄が7.8,真鍮が8.2あたりとわずかに真鍮の方が重いので、その分薄いかなんかだと思う。まあ気になる人はアルミ板でも一緒に袋に入れればいいんだろう。
  さて、性能差がさほどないであろうとすれば、何故真鍮なのか?ハクキンカイロは接触面積を稼ぐためかなり扁平な金属容器で作られている。でも生産性や気密性を考えると折り合わせやロウ付けは使ってない一枚板の深絞りであろうと想像する。で、真鍮の方が多分展性が高くて絞りやすいんだろうなぁと思って検索したら、まさにジッポウォーマーの方の生産工場が日本でヒットした。という事はオイルライターで鉄か真鍮かしらべれば分かるかと思い調べると、ジッポなどは基本真鍮で、他に銀・銅・チタン・金などが確認出来た。で、非公式ながら、ジッポにも鉄の製品があったらしい事が書かれているのが分かったので、鉄でも絞ろうと思えば出来るんだろう。ただ、メッキをするには鉄の上に薄く銅をメッキする必要がある分、一工程増えるか、メッキの質を下げるか、まあ色々あるんだろう。ハクキンカイロが出来た大正の頃はいざしらず、現代なら鉄でも素材や工法で製造出来るようになって安く出来たのがI-HOTなんじゃないだろうか?
  背中設置だが、他の人も書いているようにお腹側より皮膚が丈夫だからか温度が低いからか圧迫しないからか血流があるからか、まあともかく皮膚付近に付けても火傷はしづらい感じがする。というか、袋を入れる時、手が届く訳ではないので、皮膚に直に付けて下げる方法以外がやりづらい訳だが、それでもヤケドしないのでいいという感じか。逆にお腹側はまた低温火傷をやってしまった。ちゃんと二重に着込んでいたのだが、うつぶせに少し寝てしまったら密着してしまったらしい。ほんとバカだ・・・という事で、ケミカルカイロは密着にも要注意である。人には見せられない感じになってしまったよ、まあ見せる事ないけど。

 ・部屋を片付けていたら。昨年買った「ドイツ戦闘機開発者の戦い
 メッサーシュミットとハインケル・タンクの航跡」(飯山幸伸著)という、まんまな本が出てきて面白く読んでいる。断片的に知っていた事実が時系列で書かれていて整理されていく感じだし、著者の所感はまさに断片的に知っていたそれぞれの設計者の有り様を裏付けてくれる。並びは「ハインケル」「メッサー」「タンク」なので、ハインケルから読んでいるが、いかに当時が激動の時代であったかが分かる。メッサーとタンクは同い年で、ハインケルがそれより10年年上だが、このハインケルはまだ航空機がまともに飛んでない時代からの技術者であり、第一次大戦のアルバトロスのいろんな機体を作っている。動翼がなく翼をたわみで操縦していて、速度が100kmちょっとの頃で、自作して何度も飛んでいるんだから本当に冒険発明家の時代だ。
  第一次大戦ならドイツと言えばリヒトホーヘンとフォッカーの時代である。あれ、フォッカーって誰が設計したの?と思ったら、アントンフォッカーというオランダ人だった。ドイツはダイムラーがエンジンを開発してはいたが、航空力学はリリエンタールのグライダー的な発想がまだ色濃く、動力飛行に関しては当初アメリカやフランスに遅れていた感じなのかな。リヒトホーヘンもハインケルの手によるアルバトロスで活躍している。そういう黎明期からジェット機のはじまりまでやってるハインケルは間違いなく天才だなーと感じる。

 ・ミライースのリアのパフォーマンスバー絡みで色々見ているのだが、形状的にはD-SPORTSにある51530-B160が流用されている例があるような感じを受ける(ムーブ、タントなどと共通、アヴィ用の130がどうかは不明、ミラ番では160付けている人もいるので多分他のパーツの逃げとかの問題だと思う)。じゃあ何故設定がないのか?需要の有無はともかく合ってれば付けられそうな物なんだが、レビューに「タンクのステーにさらにブラケット噛まして大丈夫か」みたいな記述があった。その心配されているムーブなど設定ある車はボディーにリンフォースが横に走っていて、そこにステーが溶接してある。一方ミライースはほんとタダのフロア板からステーが伸びているので長い上弱そう。ここに取り付けるとボディー側ステーがもげるので設定してないんじゃないだろうか。リンフォースがない理由は多分重量とかコストとか?また、Dスポはこの構造をパワートライアングルと言っているが、それはトラス構造を取っていればそうなんだけど、パフォーマンスバーはそういう形状じゃないんじゃないかと突っ込みたくなる。
  次、スタビの有無と設定について。レビューで書かれていたが、付けるだけならどっちも排他選択で可能だそうだ。目的が違うパーツをなんで排他選択にしたのか?と思ったのだが、良く考えたら「そう言えば・・・」って要素があった。トーションビームの剛性だ。このパフォーマンスバーは(ボディーの微視的変型は知らないが)スタビ効果は全く無い。スタビが欲しければスタビを付ければいいだけである。だが、スタビが付いている車の場合、ビームの「ねじり剛性」だけでなく「曲げ剛性」も同時に必然的に上がる。H型のビームだとちょっと分かりづらいが、これを基本形のコの字の形式だと考えて見れば、マウント同士を直線に結ぶビームはまさに補強パーツが目指している物と一緒である。だからスタビ付きはロール剛性が高いだけでなくボディー剛性も上がっている=補強はいらない、という判断が成り立ったのだろうと思われる。ま、別の方向(形式)の補強パーツはあるので、補強がいらないとまでは言わないが、スタビ無しのは本来「ねじれ」て欲しいビームが「曲がる」可能性がより高い訳だからね。
  それを踏まえてもう一度フロアを見るんだが、やっぱりスタビ無しの補強バーが入る場所はあそこしかないと思われる。ブラケットは一応あるが、書いたように補強効果をあまり求めてはいけない、回転止め程度に考えるのがいいんじゃなかろうか。一方ボディーのロッカーパネルと接合する奴の方が問題だ。てっきり直線で結んでいるかと思ったら、Dスポのも途中で曲げた上に、ボディー部分とは随分角度を付けて取り付けている。意図的か分からないが強度が出しづらい方法だし、パネルの固定も随分甘い。まあだからこそDスポではセンターのパフォーマンスバーとセットでの装着写真を見せている訳だが、だったらリアからセンターまで一本で通した方が・・・とか思ってしまう。
  またセンターパフォーマンスバーの取り付け部分のマフラー中央の不自然なガゼットなんだが、潜って写真撮ったらマフラーの裏側でしっかりトライアングル構造を作っていてびっくり。ほえー、ダイハツもやるなぁ、と思ったものの、逆に考えると用もないのにマフラーをフロアから遠く離して無駄にトンネル深くして良くないと思う。恐らく派生4WDのためにシャフト通すべくトンネルを大きくしているんだと思うけど(で、4WDだと件の箇所のガゼットは薄いんだと思う。剛性は落ちるが、4WD自体がシャフト通して剛性高いので不要なんかと)。まあ、ここのガゼットは大きな穴と小さい穴があって補強入れて下さい!って形している訳だが、左右は太鼓が邪魔で結びづらいし結んでもどうせガゼットあるしで、恐らくDスポの構造が一番理にはなっている方法じゃないかと(とは言え、へんな形状なのは間違いない。もっと合理的な方法として、たすき掛けにバーを走らせてクロスにしてしまう手が思いつく・・・って言うか、見れば見るほどクロスにかけられる位置にあるような・・・
Posted at 2017/12/26 21:47:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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