2018年01月07日
・今日はワイン会だった。フランス特集で、地図を書く事に。こうやって書くと、案外知らないもんだなぁ、プロバンスとか日本だとあんまり馴染みがないし、南西部なんてなおさら。ジュラサボアもあまり出番がない。飲んだ中ではラングドックルーションの白が飲みやすくてすいすいいける感じ、アルザスのはリースリングの酸味ではなくこれ自然派で酢酸が出ている味ですよね・・・って感じがする。ただ、香りの中にキラキラした物があって、リースリング感はある。あの鉱物感はなかった。アルザスは魅力的な地方だが、リースリングのあの硬さはやっぱりモーゼルかな。赤はボルドーのがカベルネフランが多いタイプで、あまりボルドーっぽくなかった。逆にマルベックのカオールが日本のメルローに似ていい感じ。メルローとどこが違うんだろう?って話してたら、「メルローは最後がやさしいが、マルベックはもっと拘束される感じ」とかなんとか。隣りの席の高齢の方(っても見た目古希とはとても見えない)が定年後にあちこちで高級レストランなどに行って地元ワインを見つけた話など興味深いエピソードを聞かせてもらえた。
二次会では気になっていたワインのお店に行って再びリースリングと紅茶。オシャレでこぢんまりとして、盛り合わせセットのおつまみが豪華で良かった。姉妹で経営されているんだっけかな。そこで参加者とガンダム談義で盛り上がる。いかにファーストが新しかったのか、それを常に原点回帰としている続編がありつつ、さらに引用元にしているとか、まあバカ話で盛り上がれて良かった。
最後にまたワインピクニックやりたいねという話が出て、これは是非と思いつつ調べたら一昨年の4月3日にやっていた。この後すぐ落下事故やって前後関係とか全部飛んでるんだよなぁ。今年は二次会でやるとさすがに飲みきれないって事で、第1週は避け、なおかつ後半は農繁期になるので第2週か第3週の週末にやりたい所。ビーナス開通後は週末占有はあれなので、2週の8日か3週の15日前後か。会費5000円ぐらいにして手持ちの持ち込みに回せば料理3000円ぐらいに出来るし、あるいはランチコースにしてもらって、その分をデザートやワインに回す事も出来る。また演奏会が非常に好評だったので、片割れだけでも呼んで聞きたい。20人ぐらい集まるとほんと嬉しいんだけどねぇ。取材の人も独立するそうだし・・・前回の反省として「コーディネーターのサブにイチゴ狩りの案内とか頼めるようにする」「時間に余裕を見る(買い物時間)」って所かな。
・ワイン会の後プラモデル追加購入、今度は鍾馗だ!紫電改のマキの中では風子・雷菜の愛機として活躍、「糸川英夫の最高傑作」と紹介されている。んが、プラモ屋のオヤジさん曰く「このデーターが疾風に生かされているんだよねー」という事で、疾風の主査は小山ヤスシだし、どうなんだ?と思って調べたら、糸川さんは1941年まで隼や二式に関わっていたが、そこで陸軍主体の設計に反感を感じて東大の教授になっている。戦後のペンシルロケットなど有名な宇宙開発に携わり、晩年は小諸に移住して丸子病院で亡くなっている。近年で一番有名な業績というか関連事項は探査衛星隼が探査した小惑星、イトカワは彼に由来するらしい。
では小山はどうかと言うと、二式でも主務設計者であり、ノウハウが疾風に生かされた事は間違いない。あと、もう一つプラモ屋が言っていた事でネット情報とも重なるのは日本軍機の銀色について。昨日、銀色の飛行機は「純アルミ」「クリアコート」「打ちっぱなしジュラルミン」「ドープ塗装」があると書いて、日本軍機は素のジュラルミンだろうと検証した訳だが、「あの銀色は塗装らしいよ」と言っていた。確かにドープ塗料の色見とジュラルミンはかなり似通っているので判別が難しい。またP51がクリアコートしてまで平滑性を求めたの同様、日本軍でもドープ塗装などで機体表面の平滑性を追求していたという情報があった。とすると、銀色の機体は塗装のシルバーであった可能性が出てくる。あるいは全面ではなく部分的な物かも知れない。ウィキでも二式の改良で機体段差を塗料で埋めた結果速度があがったような記述が見つかるし。
さて、模型に付属するステッカー、作例ははじめて完全に一致した。箱・説明書・ステッカーが対応しているという当たり前な事に驚く。ただし機体考証というか対応は正しいのか分からない。2型乙は12.7㎜を胴体に2門、翼内に40㎜機関砲2門を装備出来る機体らしく、12.7㎜4門装備の機体は公式には2型丙に入るようだし、作例の若松大尉機もハセガワでは甲型という事になっている(これもマーキングが違うので複数の鍾馗に乗り換えていた可能性も感じるが)。若松大尉はどちらかと言うと対戦闘機戦闘で名を上げた人なので、対爆撃機装備の40㎜を積む意味はないと思うんだが。
ちなみに40㎜と聞くと「おいおい、Ju87G-1より大きいじゃねーか!」って事になって、ボフォースとかビッカースの40㎜対空機関砲(陸上運用とか艦載用)になってしまうのだが、もちろんそんなの単座戦闘機に積める訳がなく、これはロケット砲だそうなので、反動はそこまでないらしい。ロケット砲なら機関砲はおかしいのでは?となるのだが、どうも機関部は機関砲なんだけど弾丸がロケットというミックス兵器みたいだ。戦車砲でもロケット弾撃つのとかあるから可能なのかな。当然ながら威力は大きいんだろうが初速が遅く命中させるのが難しいそうで、それが任意搭載という事に繋がっているのだろうと思う。
・もう一つはFW190D-9 長鼻のドーラである。フォッケウルフの改良型で水冷のユモを積んでいる。性能ももちろん向上しているのだが、後継に機体そのものが新設計のTa152があるので、どこか中途半端な改造機というイメージがある。そこらへんは鍾馗も似ていて、2型丙はかなりいい線行っていて3型に発展しそうだったけど、全てが上回る四式疾風が実用化されるとそっちに目が行ってしまうというか。こっちは新しいモデルでプラッツの説明を全面的に信じていいんだと思う。
・二階の窓のポリカ二重化している所をさらに障子紙で太鼓に。ここは桟がないjので一枚物で一発、そうしたらもう一枚は二重化した片側が紛失して実質一枚になっていた。うーん、これはいかんかった。一枚張りは他の場所でも有効なのでもう少し活用したい。貼る作業も糊を周囲に塗るだけなので簡単、紙の巻きクセがちょっと面倒なのと、軌道修正がやりづらいぐらい。以前はビニールの両面テープ貼りをやっていたのだが、これが耐久性が全くなくてすぐに剥がれてしまうのね。あんまり強力にすると今度剥がせなくなる可能性もあるし、その点デンプン糊って素晴らしい。耐久性、耐候性、施工性、コスト、強度、すべてが紙と木のためにあるような感じだ。この上にニカワもあるんだろうけど、使った事ないや。
効果は窓をあけたまま外出してしまい温度が落ちてしまった影響ですぐには分からないのだが、さらに温度が下がりづらくなっている気はする。ヒートブリッジの度合いが下がると体感しづらくなるし、素ガラスとポリカ二重窓の間にはとんでもない性能の差があるけれど、三重とか四重になると改善幅は縮小する。
二階が暖かくなった分、一階はさらに寒く感じる。体温が高いのでヒートショック的な苦しさは感じないけれど。
Posted at 2018/01/08 00:09:42 | |
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