2018年01月15日
・今日は暖かくて作業がはかどる日だった。ちょっと書類提出したりしながら作業、近いと便利だ。カイロ2個で汗が出るので、オーバーパンツははかずに作業。ちょっと切り口の色が怪しくて悩んだが、両手ハサミは切り口が白くなるだけっぽいので大丈夫大丈夫(と言い聞かせるが、巨峰に比べてパープルが心許ないのは事実である)。猫はものすごい人懐っこくなってて、寄ってきては丸くなって絡んでくる。コタツに座ったとたんにぴょーんと膝の上に飛び乗ってくる。
・仕事、剪定運び出し。先に大まかに両手ハサミで切っておいてから集めると以前の2倍ぐらいの速度で進む。枝が割と多い印象だが、弱い枝も多い。蛾もちょいちょい入っている。短梢なので基本畑の中のは全滅しているはずなのに入ってくるのは外部からであろう、周辺部に被害が多い。消毒がかけられないという事情もあるので絶対ではないが。いっそ都市部ど真ん中の方が病気でなかったりしてね。
剪定していて思ったのだが、今はブドウの苗の供給が足りない状況である。幸い作り方に関しては量産しろと言われたら一晩で100やそこらは作れるし、いっそ苗屋でもやった方が儲かるかもなぁとかへんな事を考える。水田も片方は今年作付けやめたいが、空いた所でトマトってのも結構面倒そうである。いっそブドウ苗専業で作れば消毒もどうせ道すがらだし、下手にブドウ園内部で作ると他の育ちが悪かったり掘り出しが手間だったりするし。でも支柱がないから駄目か。下手に垣根作るとまた問題だろうし、全部支柱立てたらえらい金額になるだろうし。長イモの支柱程度があればいいんだが、どうせ残ってまた無駄になるよな。
・Ju87の迷彩塗装にやっと入れた。懸案だったキャノピーだが仮止めで塗って1度外して組み直す方向で塗る事にした。翼が厚いのでマスキングの境界作りは困ったがセンターで分けようにもマスキングする技術がないので諦めて適当に。色だが、ずっと当たり前のように「ダークグリーン」だと思っていた色が「ディープグリーン」であった。これが明るい方で、暗い方はブラックグリーンという色になる。しかし箱絵はこのディープグリーンでやっとブラックグリーンぐらいの色、ダークグリーンとされる色はもっと黄緑である。もちろん箱絵は印刷物だし考証も環境も変色も違うのであんまり参考にしてはいけないのだが、多くのモデラーが「ドイツ機を説明書通りに塗ったらえらく暗くなった」というのがある。あんまり重い色は嫌なので、モデルとして許される嘘の範囲でここらへんの色はいじっていいんじゃないかと思う。でも、グリーン系はほんと沢山の色(タミヤなりクレオスのラインナップって意味で)があって驚く。この色で塗るとJu87というより零戦のなんかみたいであるが、その話はまた後ほど。
さて、本当はドイツのRLM71という色は何色だったのか?再び先日のRLM65(ライトブルー)で参考になったサイトさんが検証していたのだが、クレオスのRLM71とされる色は結論から言うとかなり黄色でくすんだ色になっているらしい。劣化した現存機の色をそのままコピーしたのではないかというのがそのサイトの考察だが、実際新しいモデルでは指定色が変更されている事が増えているそうだ。で、そこはクレオスのC129(中島系濃緑色)が一番近いであろうという事になった。そして今度はタミヤカラーとの互換表を調べると、近似色はディープグリーンであった。つまり、この色は「正しかった」のである、結果論だけどね。
・さて、上で零戦に似ていると言ったのもこれまた”正解”だった・・・かどうかについて。中島系の海軍機カラーって指示だから正しいんだろ?と言いたいが、きっと色々あるだろうからとりあえず措く。むしろ、「中島系」と書いてある事に注目したい。零戦の総生産数は中島の方が多かった事は知られているが、塗装パタンが違う事までは常識かと思う(底の色が尾翼側に斜めなのが中島)。ところが、色見自体も中島と三菱では違った訳だ。考察をざっと見た範囲だと、緑に関してはまあそこまで酷くは違わないのだが、腹の色は「これ同じ色か?」と思うほど違う。
明灰色というのが零戦などの腹の色(であり21型などは全体がこれ)なのだが、三菱はそう読んで差し支えないニュートラルグレーなのに対し、中島のはウォームグレーというか黄色がかなり入った色である。これは恐らく他の機体に関しても同じはずで、中島の飛行機の腹を明灰色で塗ると実は間違いなのでは?と思ってしまう。ま、ここまでも次の発見に比べればジャブである。
実は5式戦闘機に次、入ろうかな?と思っていて発見したのだが、昔のモデルだと零戦などと似た濃い緑色に塗られている箱絵である(オオタキ・アリイのはその色)(ちなみに下面は無塗装のアルミである)。良く調べると、5式戦が活躍している頃の陸軍機の色はもっと黄色みが強い色であり、近似色はなんとオリーブドラブであった。ああ、作例でやけに茶けた物が多いのはソレかぁ。さらに終戦間際で塗料の質も悪く、すぐに褐変したとかあるので、もう訳分からんな。当然ながら他の陸軍機も同じはずで、疾風も今調べるとオリーブドラブに塗られている作例が多い。ただ、模型映えって意味だとOD色は結構微妙な色だと個人的には思う。彩度が低い上に陸上兵器っぽくて、戦闘機の華やかさが無い。と言ってもスピットとかコブラあたりは割とそんな色使っていた気もするので、迷彩効果はあるのかも知れない。ただ、形や色が日本軍機っぽくないと味方から誤射される恐れがある訳で、実際当時の機体の日の丸マーキングはわざわざ白地作ってまで目立たせているのまである。とすると、この色にしたのは案外「地上駐機中に空襲で破壊されないため」だったりして(笑)。
・明日も剪定とか部屋片付けとか模型作りとか。
Posted at 2018/01/15 23:55:45 | |
トラックバック(0) | 日記