2018年02月04日
・小屋の屋根張り、以前落ちた痛い経験から、屋根の上で撃つという事が出来ないので、ハシゴをかけつつやるので効率が悪い悪い。下に荷物があるので脚立の移動も面倒だし、やっぱり段取り大事だよねと。外したトタンなど片付けたら大分作業しやすくなった。このトタンは農具置き場で使うかな。温室は組み上がるにつれ温度が上がってきてそこは楽しい。そして今更ながら決めてなかったビニペットの配置や繋ぎ方で悩む。長辺は内側にかけたのだが、短辺の内側には支柱や筋交いがあるので外側の方がいい。じゃあ長辺を外側につけたらどうかと言うと、支柱の位置がおかしいので面倒。でもそこを取り付けた方が仕舞いはいい。でも裏に柱が置けない。いっそ最初に柱を内側に移動していれば良かったが、今やるのはちょっと厳しい(絶対無理ではないと思うが)。こういう事を考えないで組んでるから効率が悪いんだろう。でも効率いいのは内側掛けだよなぁ、面倒だけど組み直すか?外側の2本だけの問題だから、内側のは触らないでいいし。
・パネルソーの部材作り、先人の教訓で単管に干渉しない位置に置けるように工夫。MDFにボール盤で穴をあけるのだが、ボール盤の天板(?)って固定治具を置くのにあまり向いていなくて面倒。クランプみたいなのは置けるんだけど、ボードみたいなのを留める方法がない。ここの距離が違うとスライドが斜めになってしまうので、無理にストッパー付けた。あとは丸ノコのベースプレートにも穴開け、実際は背面側からビス入れて反対側に木材でも噛ませようかと思っている。あとは、これを仮組してレールを固定し、さらにハイトを調整する事になる。
・今日は午後から本格的に冷えだした。風も冷たく、外作業から戻ったら薪ストーブ全開でもあまり暖かくならないほど。体が冷えていると温風ではなかなか暖まらない。温度計見るとちゃんと温度上がっているんだけどね。料理だが、餅を食べると食器洗うのが非常に面倒なのが悩みだったが、クッキングシートを使えば餅を焼いてもくっつかないという事の応用で、レンジでもくっつかないように出来た。ただ、シートと餅はへばりつきやすいので、食べる時にやや面倒。最近はチョコとあんこを包んで食べるのがマイブームで、これなら外側は汚れないので、シートを包装紙みたいにして食べるといける。
・また第二次大戦の戦闘機の話。メッサーシュミットの項になって、なんか博士自身の業績があんまり出て来ない。Bf109に関してもルッサー博士の功績が色々出てくるが、彼は元ハインケルの人材で、メッサーシュミットと発想が衝突するため1939年には元のハインケルに戻っていたりする。それはともかく、最高速競争の話が出てきて、He100が世界最速を達成した直後にBf109がそれを破り、RLMが競争をストップしてBf109が長く最速だったそうな。今はF8Fが1989年に出した記録が最速だそうだ。ここでBf109が最速と書いたが、これは純粋なレーサーで、本当はBf109と関係ないのでウィキでも本来のMe209の名前になっている。ミルヒがメッサー嫌いと言っても制式採用がBf109になってしまった以上、プロパガンダとして同じ機体が最速でないと困るという事情があったとかなんとか。で、本題はHe100以前の最速はなんだったかと言うとマッキ M C72である。水上機である。1933年である。色々おかしいと思うだろう。
今は見る影もないイタリアだが、当時は世界最強レベルであり、エンジンなんかV12を2個くっつけたV24のフィアットAS6というエンジンで、過給して2500~3100馬力とか言う信じがたい出力があったそうな(この手の双子エンジンは割とその後も作られているらしく、DB600系だとDB610とかそうらしい)。ともかく、そんなハイパワーエンジンもあって709kmという数字をたたき出している。他にも紅の豚でシュナイダーカップという水上機レースで活躍したエンジンや機体が世界最強として登場している事も疑問だろうと思う。確かに初期のハインケルなど水上機は実用上便利なので多数作られているが、性能的に不利なフロート機なり飛行艇がなぜそんな高性能になったのか?理由は意外な事なのだが、「高速機を作ると離陸するのに非常に長い滑走距離が必要になるので、水上機じゃないと飛び立てなかった」という事らしい。今でこそ舗装した滑走路が3000mぐらいあるのが普通に思ってしまうが、昔はそんな物無かったし、フラップやスラットと言った高揚力装置もなかったため、高速向きの翼は離陸時もその特性を変えられなかった。という事で、当時は最強なのは水上機だったのである。そこらへんの実用性の無さはB29からおっことしてもらって音速をやっと突破したベルX1系よりはマシだが。
あと蛇足だが、He100はほとんど実用機で746kmを達成したが、Me209は755kmを達成はしたが、標高が高い所で出している。良く最高速を高度込みで表示してある事があるが、それは高空ほど空気抵抗が減るため速度が出せるからだそうだ。だからまあ計測レギュレーションもあった訳だが、そこらへん守ってないのがメッサーシュミットらしい。
・今日はワイン会、スペイン特集だった。
カバ・ブリュット/カルレス・アンドリュー カバもノンビンテージ
ペネデス産が9割のカバ、シャンパーニュに学んだ二次発酵だそうだ。シャンパーニュより甘口で基本好き。いい香りがする
マルティンサンチョ ベルデホ・ボガデス・アンヘル・ドロリゲス 15年
ルエダ スペインの白ってこんな綺麗な作りなんだと感心した。暖かい地域だと思ったら、割とシャープな味
ロウロ・ゴデーリョ・ラファエル・パラシオス 16年
パルデオラス ゴデーリョとか言う品種がほとんどの白、マルティンサンチョより味が太い感じ。マルティンサンチョがソーベニヨンブラン的とすれば、ゴデーリョはシャルドネ的ではあるが、少しミネラリーな輝きがあってリースリング的なニュアンスもある
ラ・ウエリヤ・デ・アダラス ボガデス・アルマンセニャス 09年
アルマンサのグルナッシュ主体の赤、縁に紫が見られる赤。この段階からでもスペインワイン独特の臭みというか、癖を感じる。赤はまだスペインらしさがあるという事なのだろうか。開封後、急激に酸化するのか風味が変わるという意見があった。
キーテ メンシア ベロニカ・オルテガ
メンシア100% アンフォラ、多分オーガニックとかそっち系だと思うが、特にそういうニュアンスはなかった。アンフォラでも色々あるのかも。女性の作り手だそうで、言われて見るとそうなんかな。メンシア100%
ビニャス・デ・ガイン・ティント リオハ /アルタディ
テンプラニーニョ100% 間違いなく美味しいリオハ、これもスペインって香りがする。赤のスペインって見分け方すごい楽じゃないか?色はとても濃くて光りも通さないほどなのに、色見は割とハッキリとした赤、黒や紫には感じられない。タンニンもさほどゴツゴツしておらず、他のワインに比べると酸が低くボディーが強く、こってりと脂が強い肉料理に合いそう。多分BBQソースとかでも負けない。フランスワインでBBQソースに合わせたら顰蹙物だけど。
私はスペインワインは赤は濃すぎるし癖があり、白も同じく癖があると思って敬遠していたが、現代だと白は少なくとも充分ストライクゾーンに入ってくると思う。赤は書いたように料理次第かな。
Posted at 2018/02/04 22:26:14 | |
トラックバック(0) | 日記