2018年05月01日
・今日はほんと面倒な日だった。午前中はとある窃盗事件の被害届を出す事になって、恒例の現場検証で写真取られたり(あの指さす奴ね)。ただ、以前は作文が下手な警官にあたって自著したりなんだり面倒だった気がするけれど、今回は交番から来た警官に刑事畑がいたので割と楽ではあったし、融通も効いた。まあ被害は山菜なんで金額的にも精神的にも特に負担じゃないんだけど、以前から続いていて防犯カメラを付けたら犯人がしっかり写ったので、「ああ、こりゃ他の被害もあるし泣き寝入りじゃなくて被害届ださなアカンなぁ、市民の義務だわ」って感じ。実際うちの畑に入る以前にも別の所で盗んでいたようで袋にたっぷり入っていたし、警官も複数の被害届が出ていると言っていた。あとは警察が犯人を特定して他の罪も特定してくれるかどうかだわ。ちなみに私は犯人の顔に見覚えが無く、ごく近所という感じでもないし、かと言ってプロでもないと思う。モラルが低い老害って感じだ。これ民事訴訟しても費用でないぞ、仕事なさそうだからあんまり刑事罰の社会制裁も無さそうだし。まあ複数の被害届が重なればどうか分からんけど、下手に近所だと嫌だよね・・
・午後ももう一つ、元地主がそこらへんに来ていてアホな事を言われる。池沼だなぁと思った通りではいはいと言うだけなんだが、やっぱり具体的なプランもなしに嫌がらせでやってたらしく、他の地主に売買をもちかけようとしていて草、考え無しかよ。書類もやっぱり読んでないし、P5の鴨志田そっくりだなと。あれの生徒には同情を禁じ得ない。そもそも皆が理性的なら犯罪すら無いはずであり、非理性的が相当数いると思って契約等やらんといかんのが辛い所だ。
・仕事はそういう嫌な事がありつつ暑さもあって進まず。とりあえずデラの房作りは8割ほど終わり、残りは処理前になんとかするが、ナミハダニがすでに出ているな、もうあれ今後は通常出る病害と思うしか。水田は不陸を泥引っ張って荒くなおす。漏水修理はまだ水が出ていて無理だったし、ダラダラあちこちから染みている感じ。新しい爪ははまると一瞬でストールするほど重い。あとブドウ園ではやたら猫を見た。うちの猫の親類やニホンザルそっくりさん、隣りさんちのハチワレに、最近懐柔しつつあるアビシニアン、久々に見た三毛猫など。嬉しい事に最近は交通事故にあう猫に出くわした事がないのだが、子猫が出歩くようになるとまた大変だろうな。
芽欠きは終わったが、すでに房の選別もパープルでは大分出来ている。ちょっと発芽が強いので、すぐに潅水要求が強くなりそう。土手崩した所は本当に作業がやりやすくなって嬉しい。加工の方も連絡が来たが、とある資材納入が遅いので全部の作業をまとめて来週かなり先に行う事になった。その頃ならすでにジベ処理、田植えも終わっていていい頃合いだと思うが、また耕転しないといけないのが面倒。さっさとマルチしたかった。あと生分解マルチにするなら、剥いでの追肥もしないだろうし、そうすると緑肥も可能って事だよな、要相談だ。
・明日の作業 被覆関係、アンカー、水パイプ接着して潅水そろそろやりたい。桶埋める。藁敷き。
・松山で脱獄していた犯人が捕まって良かった。囚人社会での辛さを言っているようだが、犯罪者がそれ言えるんかねぇと思ったり。皆の興味はこの一連の脱獄やら窃盗やら社会的な影響(自転車イベントが中止になったり)とかが、一体どれだけの刑罰になるかどうかだと思う。検索したら意外な事が分かった。まず窃盗はそもそもの逮捕の原因だったらしいが、10年以下の懲役か50万円以下の罰金だそうで、すでにとんでもない窃盗を働いている犯人ならフルの10年は間違いないだろうと思う。というか、一件ごとに加算して終身刑にして欲しい所だが、日本はそうではないみたいだ。そこらへんをちょい整理。
概念的競合:一つの行為に複数の違法行為があった場合、その中の重い方のみを適応するという話。例えば警官を殴ると、暴行罪と公務執行妨害が重なるけど、それぞれでは起訴されない。
牽連犯;一つの犯罪に複数の違法行為がある場合、やっぱり重い方を適応する。例えば詐欺で公文書を改竄して不正に金を得たとすると、公文書偽造と詐欺を別々にしているけど、刑罰は重い方
併合罪:複数の犯罪行為を起こして、それが上の二つに当てはまらない場合。ちょうど今回のように逃亡に際し窃盗を複数回行ったケース。この場合、懲役刑の量刑は1.5倍扱いだそうだから、15年以下の懲役になる。罰金は単純加算だから50万を何回もかさねてやればいい。
さて、不法侵入とか窃盗とか犯罪を加算して海外みたいに懲役百年単位になるかと言うと、加重刑は30年が上限だそうだし、窃盗だとそこまで行きそうもない。ところで脱獄の方はもっと重い刑ではないかと思っていたが、単純逃走罪が1年、加重逃走罪(暴行や破壊、扇動を伴う脱獄)が5年以下と甘い刑罰だった。日本の刑法の併合罪の考えだとこれらは刑罰としては適応されない可能性が高い。他には捕獲時に警官から逃げようとして抵抗しており、公務執行妨害なり暴行があったかも知れない。この場合、傷害罪が適応されれば15年以下の懲役なので1.5倍で22年半がマックスになる。警察・検察がどう判断するか分からないが、仮に15年で出獄させても40代半ばで絶対再犯するだろうし、運悪く人と鉢合わせたら傷害事件にもなるだろうし、70代ぐらいまで収監しといて欲しいわ。罰金額はどうなるんかねぇ、収監中の労賃があてられるにしても微々たる金額だろうし。
Posted at 2018/05/01 22:58:15 | |
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