2018年09月08日
・今朝はしっかり眠れて気持ちよく起きられた。朝に起きられるっていいですね。日中パープルの荷造りをして多少直売に出す。夕方からH園の巨峰も収穫してきたが、鳥より台風被害がちょっと見られた。無論鳥かハクビシンと思われる被害もあったが。また、防除が行き届いてないので葉っぱの黄変や軸へのバンプと思われる病ハンも見られるが、収穫時に切除するからかあまり広がらない。多分収穫に3日ぐらいかかるだろう。昨年は一日だったから、大分成長してきているが、今年は捨てた部分も1/3はある。I園シャインは誘引しようと思ったが、ほとんどの木が生長していなかった。これは根まで乾燥のダメージが入って吸収できてないからだと思われるし、今更肥料やって伸ばしても木質化できなければ冬に枯れこむだけではある。タンクは満水になっていたので、貯水と施肥をそれでも考えるべきか。
・どっかの元アイドルが飲酒ひき逃げというダブルコンボで一発退場どころか、これ執行猶予無しの懲役刑確定ルートですよね、人が落ちていく様を見るのは気分がいいもんじゃないな。芸能界から足を洗えていればマシだったんだろうけど。そういえば元TOKIOの山口もアル中で問題起こして引退になったし、芸能界の闇は深い。
・ニワトリのいじめに関して一つ気が付いた事がある。ニワトリは水の容器の赤色や人のかさぶたに反応して妙につつく傾向を感じる。彼らは赤いモノを餌などとしてつつく習性があるため、怪我をして出血したニワトリを執拗につついて殺してしまうのではないか?つまり集団でいじめたいと積極的に思っているというより、近くに餌に見えるものがあるのが悪いというか。実際ニワトリにはもう一つ赤いモノがある。トサカだ。ここもケンカなどで怪我しやすく、そこから病気になったりするので、飼育環境によっては切除(多分加熱して芽細胞を焼いちゃうんだと思うが)している。逆に立派なトサカは雄のセックスアピールの道具でもあるが。
ニワトリは噛む力も結構強くなってきて、ブドウを切って与えるとき噛みつかれると結構びっくりする。怪我するほどじゃないが、カボチャあたりを丸ごと与えてても食べつくしてしまうのも納得の強さだ。それにしても餌をくちばしでも飛び散らせるのはほんと困る。土じゃないんだから掘るなよと。
逆に嚥下する力は結構弱い。あるいは首が長くて自由に動くので摂食動作と嚥下動作は分けられている感じ。思うにキジとか野鳥は水分をそこまで摂っているとは思えないところがあるので、食べる物の水分で補っているが、市販飼料は保存性のため水を完全に切っているので、わざわざ水を与えないといけない感じだ。そう考えると究極的に効率的な飼育って体固定して首伸ばして上から餌を漏斗で水と一緒に流し込む形なんじゃないかなと。ってそれフォアグラの作り方だよね。あれってフォアグラの作り方として認識されているけれど、効率的な家禽の肥育方法として最初考案されて、それを限界までやったらフォアグラになったという事じゃないかな。
あと、チキントラクターのアイデアで最初にアテにしていたブドウ園の地主さんのところに行ったら、以前は空になっていた禽舎にチャボがいる。地主さんが帰ってきて話を聞いたら、とある所でイギリスの鳥をもらってきたという。もう増えているそうで、なんならいただけるそうだが、自己繁殖したため野生が強くて懐かないよーとの事。私もただのチャボならまだしも、飛ぶタイプのチャボはいらんかなぁーとも思うが就巣性は確実なのでチャボ代わりと思えば・・・と言ったところ。どうしても損耗は出ると思うし。まだ雛のが沢山隠れているそうで、そちらを飼育すれば馴れさせることは出来るだろうが、この時期だとそろそろ保温が必要になりそうだな。
で、そのイギリスの鳥、話しによるととても綺麗なのだそうだ。確かにまあ小さいニワトリという感じで精悍ではあるが、これはチャボと混血した結果で、純粋種は羽根の回りが黒で縁取られてとても綺麗なのだそうだ(一羽だけそういう模様のがいた)。名前は忘れたということで写真やヒントで検索して「セブライトバンタム」という事が分かった。こいつのシルバーだ。確かに純粋種は綺麗というか、かなり人工的な香りがする。また検索した範囲では、馴化すればむしろペットのように扱えるという話しもあり、産卵数も月17個とそこそこな感じがする。うーん、しかしセブライトバンタムは特別高価な品種という感じでもないし、抱卵親として使うとどの品種でも疲弊が激しいこと、サイズは小さいしかなり鳴く鳥なので導入は慎重に考えるべきだな。
一方名古屋種は馴化はとてもしやすく、ためしに皆を手に乗せてみたが、一応全部大人しく止まってられる。そこそこ神経質なところもあるので、これはなれたと考えるべきだろうし、これは知能が関係する感じで以前よりずっと大人しい。ニワトリはベタベタ触ったほうがいいのかも知れない。あと黄色かった個体は今はかなり黒くなった上、羽根が長くなった。名古屋種の特徴が出ている個体より1.5倍ほど長くて胴体におさまらないぐらいだ。当然飛ぶ力も強く脱走したがる。しかし雄確定っぽい個体のように羽ばたいてアピールするような伸びはしない。ほんとこれ突然変異なのか混血なのか気になるところだ。
・グーグルニュースでパルサー(車じゃないよ。恒星からの謎の電磁波の方)を発見した女性科学者(当時は大学生)が、最近その功績を称えられて科学賞と賞金3億円以上を受賞したと言っていた。これは当時から誰が発見者かと話題になっていて、女性かつ学生だった彼女が発見したのに男性の教授だけがノーベル賞を受賞したことに批判もあった。ただ、この「発見」は要は恒星から謎の信号と思われる電磁波が出ているのを学生が発見して、それを分析した結果、人工的な物ではなかったのが判明したという内容なので、どこまでが功績なのかは分からない。ウィキを見ても別に彼女は大きなプロジェクトの一環で観測している中でパルサー現象を最初に発見したのであり、その道筋をつけ分析した上司の科学者が功績を奪ったという種類の物ではない。
すごいなぁと思ったのは、この女性科学者がインタビューで賞金の使い道をマイノリティーの科学者の助成金に使う事を表明し、またマイノリティーであったゆえに出来た発見があったこと、自身もノーベル賞をもらわなかったことで得られたほかの賞や経験があったことを述懐していたことだ。ちゃんと自分の貢献分を正確にとらえ腐らずに活動を続け、その結果権威を得てしまう事で出来なくなる発見があるという指摘は鋭い。まあ私はいい話を紹介したいので、別に日本の誰かを批判する気はないのだが、一時期国策で女性の活躍を強調した結果、なんか本分を超えた成果を逆に与えられて圧力でおかしくなってしまったこととか、逆に女性受験者だけ減らすような不公平な採点をしていたとか言うのを見ると、この女性科学者に真摯に教えを乞うて、あるべき社会姿勢や協調関係を学びなおすべきではないかと思う。まあさ、これノーベル委員会が認定しなくても教授が賞金折半しておけばもっと良かったと思わないでもないけどね・・・
・ミサイルの本を読んで情報をアップデートしているのだが、なかなか香ばしい事故の話しも出てきて面白い。結構笑えた話は赤外線誘導ミサイルの事故の話。どこかのデモンストレーションで発射した赤外線誘導ミサイルが回り込んで自機を追尾撃墜してしまったという話しがあった。普通ならその詳細を書くべきだと思うのだが、それがない。また検索してもその情報は見つからなかった。しかし、「自機を撃墜した」という表記がF86セイバーにあるし、こいつは第一世代のサイドワインダーを搭載した世界初のミサイルで(敵を)撃墜した機体とあるので、きっとこれだと思う。
自機を撃墜したなんて間抜けな話しはこれだけかと言うとさにあらず、F14も自機を撃墜するという不名誉な記録があった。こっちはスパローによる物でスパローには一度上昇して高度を取ってから誘導される制御が入っていたため、発射したミサイルが上昇する過程で自機にぶっささったのだそうだ。この事故の教訓として当然スパローのミサイルランチャのイジェクターが強化され遠方に投げるように改良されたそうな。
再びIRホーミングの事故について考察してみると、サイドワインダーはレールランチャーでの発射なのでスパローみたいな事はないと思うが、なんらかの理由で初期加速が悪かったり発射後母機の方をシーカーが向いてしまった、あるいは誤誘導の結果母機を追尾してしまったのだろうと思う。IRホーミングはIFF的な物は無いし、当時はそもそもIFFがないので、信管が動作したのか単純に刺さったのか知らないが撃墜してしまったのだろう。でもこの情報が出てこないところを見ると、おそらくは機密情報にかかわる不具合で公開されなかったんだろうなと。
あとは検索するとF15Jの猟奇撃墜事故・・・じゃなかった僚機撃墜事故が出てきた。なんとF15の被撃墜は日本が最初(で最後かな?)なんだそうだ。これはスクランブル準待機で武装したF15で訓練中に間違えてサイドワインダーを発射してしまった事故とされているが、幸い死者は出ていない。
さて、映画やゲームを見るとミサイルを機動でかわす描写が出てくるし、初期のミサイルの命中率がすこぶる悪かったのは事実らしい。また湾岸戦争頃でもF15やF14からわんさとミサイルを浴びせられたMig25が被弾せず逃げおおせた例もあり、撃てば当たるという物でもないようだ。しかし、ミサイルの進歩は相当なところに来ており、速度はマッハ5とかで12Gとか今はもっととんでもないGに耐える。さらに追尾制御も単純な後追いではなく予測進路への先回りもするし、まっとうに追いかけっこしてかわす事は困難かと思われる。
バカ話をもう一つ。先日エスコン7の新しいデモが公開されたのだが、そこで気になったのは機銃の自動照準である。以前のエスコンでは照準はHUD内で固定だった。無論機動すると着弾がズレるのは再現されていた。しかし、最新の7だとそのズレを最初から機体が計算して表示するために照準がフラフラ動いて逆に固定目標相手だと狙いづらそうだった。というか、これもしかして本当に機銃自体が動いてない?
・明日 出荷、収穫、消毒とかやりたい。梱包機直さないと沢山つめない件。日中雨が散発的に降ってて作業やれなかった。
Posted at 2018/09/08 20:22:54 | |
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