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暇人ぶぅのブログ一覧

2018年10月04日 イイね!

きのこたけのこ戦争・OBD2で見るミライースの情報

 ・STINGのFields of Goldが良かったのでアルバムを中古で手に入れたのだが、このアルバムには他にEnglishman in NYとかIf I ever lose My faith in youとかベスト盤かよという曲が入っていて、やっぱりアルバムだよなーと思う。シングルでもB面があるとはいえるが、アルバムはもっと多彩な曲が入っているから嬉しい。もっとも、アルバムなのに全部名曲のビートルズとかどうかしてるぜ。

 ・FA18のプラモで気になったのは前脚だった。なんかへんな棒が空中に浮いてる。リンケージに絡んでないバーがあるとか、適当なモデルだなぁと思いつつ調べていて分かったのだが、これはローンチバー(ランチバー)と呼ばれるカタパルトとの締結部品だそうだ。艦載機はここでカタパルトと接続され射出される。また艦載機は前脚が強化されるという話がよくある。例えば空軍型はフロントがシングルタイヤなのに艦載型はそれがダブルタイヤになっているのがSu27とSu27KやF35AとF35Cの関係である。私はてっきり着陸の減速Gの関係かと思っていたのだが、それもあるかも知れないがカタパルトの影響もあるように思う。え?Su27Dは艦載機と言ってもジャンプ台発艦だ?ごもっとも。他に調べたらF14も同じようなランチバーをつけていたが、F4は空軍型は少なくともつけていなかった。

 ・戦闘機バカ話もう一つ 先日F4やF18がインテークにベーンを設けて境界層をエンジンに吸い込まないようにしている話を書いた。あれが可動式の方が過渡特性は適正にしやすいが、固定式のF18もあるし、ダイバーターレスのF35とかもある。まあ基本ダイバーターがついていて、しかも可変ほど性能重視、固定やレスほどステルスやコスト重視と言える。ダイバーターとは言わなくてもインテークが機体表面から離れているものはそれでいいのだが、思い起こすと古い機体ではダイバーターが付いてない機体も沢山ある。F104とかA4とか、多分古いセンチュリーシリーズやノーズインテークの頃のもダイバーターは当然無い。その代わり、そいつらにはショックコーンとか言われる円錐がエンジン中央についていることが多い。
  ショックコーンの役割はダイバーターにきわめて近く、音速になるとインテークに上手く空気が入らなくなったり、エンジンを壊す渦や振動が出るのを防ぐ役割がある。ウィキによると、最初のショックコーン搭載実用機はF104とされ、マッハ2級である(意外と速度だけは速い。同じエンジン二機積んだF4でやっとマッハ2.2ぐらいのはず)。初飛行は1954年とある。その翌年に初飛行のMig19はまだマッハ1をちょっと超えた程度なのでいかに高性能なのかわかるし、Mig19はノーズインテークだがショックコーンは持たない。ところが、同じ年(55年)にMig21も初飛行をしており、こっちはショックコーンがあり、最高速度は2200kmとマッハ1.8もある。ノーズインテークのショックコーンはレドームも兼ねており、また可変させて効率を変化させるタイプもある。逆にF104のようなサイドインテークにショックコーンだと境界層はダイバーターのようには取り除けないはずだ。なので、ショックコーンは廃れていったのではないかとも思う。
   また、検索していてびっくりしたのだが、Mig21はこんな古いにもかかわらず運動性は小型な事もあり良くて、構造が簡素で安いといいことずくめだったらしい。Mig21の運動性を上回ったのはF16やMig29以降という表現まであった。F16はFBWの採用で単にデジタル制御にしただけでなく、CCVのように負の安定性を取り入れており、簡単に言えばアナログにパイロットが飛ばすことが出来ない。それだけ運動性に振った機体である。またMig29は実用戦闘機ではF22以前は最高の機動性能があるとされた機体である(確か維持旋回率はF16より上。F22は推力可変ノズルがある分一世代新しい)。つまり機動性能だとF22>Mig29>F16>Mig21という事になる。もしかしたらF16とMig29の間にSu27とかタイフーンとかはさまるかも知れないが、Mig21なんざ50年代の遺物のドラム缶なのにそれである。
  なので、外交上の懸念が少ない国で防衛予算を削りたいところなど、逆にMig21に装備を戻しているところすらあるのだそうだ。エスコンだとMig21なんかなぜ存在しているのか分からないような機体だったが、実際はエースに似つかわしいのである。生産数からしても間違いなく名機・・・なのだが、残念ながらプラモデルはかなり寂しい状況。まずハセガワのMig17との抱き合わせキットは廃盤なのか取り扱い無し、タミヤのは1/100スケールのコンバットプレーンシリーズという食玩に毛が生えたようなサイズしかない(400円ぐらいが適正価格)。またドイツは統合したから取材しまくりで、レベルにはキットはあるのだが、3000円ちかい高額キットである。日本だとフジミにあったようだが、プレミアム化してこっちは8000円ぐらいしている。まあハセガワはレベルの代理店っぽい感じだし、レベルのキットはエッチングパーツまで入れたマニア仕様なので、おそらくコレが決定版でわざわざハセガワが新規金型作るまでも無いという判断なんだろうな。

 ・きのこたけのこ戦争に私も介入してみたが、たけのこ派だな。キノコもまあ美味しいんだが、クッキーとチョコがそれぞれ別パーツという気がする。たけのこは分離しないで一つという印象。ただ、非常に残念なことは、日ごろ応援している明治製菓がオリンピックのオフィシャルパートナーなんかになっていることである。あれは言ってみれば日本の悪のオーソリティーの協賛企業の証で、パナとかブリジストンとかキャノンとかああいう所がやる事だ。正直乳製品も雪印メグミルクあたりにやらせとけよ感があり、実直で誠実な企業がやるべきCSR活動もどきではない。100歩譲ってパラリンピックならまだマシなんだが、そういう切り分けは出来てないしな。言ってみればきのこたけのこ戦争の両陣営は本当の敵を認識して反オリンピックで手を携えるべきだと思う。

 ・そういえば以前は製菓業もいろんなメーカーがあった。チョコ系で思いつくのでは明治・森永・ロッテなのだが、ランキングだとグリコ・カルビー・森永・明治・ブルボン・不二家・亀田だった。グリコとかカレー含んでそうだが、比較的多様性がありしかも明治はさほど上位ではないのが意外。オフィシャルパートナーは一業種一社だったと思ったがワールドパートナーだとそうだけど、単発オリンピックだと新聞各社やメガバンク各社が入っていて守られていないし、ワールドパートナーとかぶるところもある。なかなか反オリンピック同盟は作りづらいが、とりあえず明治は悪に染まっているのでポッキーとトッポ食おうぜ!

 ・OBD2アプリでミライースのデーターを取ってみたが、色々興味深いことが分かった。まず分かりやすく水温から。水温は88度よりちょっと下、86度あたりで安定していた。ミライースのサーモの写真を見ると88度のマークがあるので、これが正常なのだろうが、そこらへん走る間は大きく増えなかったので安定していると思われる。
  タコはCVTだが比較的ロングに変速するとは思っていたが、見てたら50kmでも2000rpm以下だった。というか今の軽は100kmですら2000回転をちょっと超える程度のギア比を持つ物も多いようなので、50kmで2000回転は別に驚くほどではないのだろうが・・・ちなみにサンバーは50kmでは3500rpmらへんみたい。
  では、低回転だから燃費がいいのかという問題について。瞬間燃費計はめちゃくちゃグラフが跳ねてて見づらいし、グラフにしても10秒でログが流れてしまうためなかなか見てられないのだが、いくつかショッキングな事実が分かった。
 ミライースの燃費の事実その1:「加速時の燃費は極悪と言って差し支えない」

普通にゼロ加速している時の燃費は7kmとかだった。びっくりするほど悪い。サーキットでのロードスターの燃費とかに近い物がある。つまり負荷領域においては魔法は存在せず物理法則にしたがってエネルギーは消費している。ここを使う限り普通車もエコカーもまったく同じ(ハイブリッドは抜かす)

 ミライースの燃費の事実その2:「アクセルオフで惰性で走っている時は燃費は80kmを超える」
  ご存知の燃料カット領域なので無限大でもいいんだろうけど、アプリは90まで目盛りがあるので、そこらへんに行くという感じ。ただ、MTと違い燃料カットで駆動力だけでエンブレかけて回しているわけではないので、エンブレ領域でも多少は燃費が変化している(燃料を噴いている)のが分かる。すごいのはCVTがロングに変速したり電スロがスロットルを開けてポンピングロスを減らすので、カット領域に入る違和感、出る違和感がほとんど無い。注意して運転していても、意図的にこのモードに入れるのは難しいだろう

 ミライースの燃費の事実その3;「クルーズ燃費は意外と悪く25km/L@40kmあたり」  
  アクセルを踏んだ状態と抜いた状態は上の通りだが、じゃあパーシャルの燃費はどうなのか?私は最低ここはカタログ燃費より上だと思っていた。昔の燃費表記だと「50km定地走行燃費」だと思ってもらえばいいのだが、ここが悪いのだ。エンジンをノックさせながら走っているのだから熱効率が高いのを期待していたが、実際はモード燃費以下でしかない。というかノック時と非ノック時での燃費の差もほぼ無かった。あの不快な振動だしている意味って・・・

 ミライースの燃費の事実2その4:「速度上げても燃費は悪くはならない」
  40km定地は書いたように燃費は悪いのだが、50kmあたりだと30km/Lあたりの数字が出ている。以前、どこかで40km~60kmが燃費ゾーンだが軽自動車だと負担が大きいので速度が低いほど燃費がいい、という話があったが、ミライースには当てはまらないようだ。それだけ速度比例の抵抗が小さくエンジンの効率領域が上手く使えるのだろう。ノックもしてないしね。

 上の事実から言える事としては、我慢してパーシャルで速度維持を心がけても意外と差がなくストレスがたまるので、一度速度を上げてからむしろ惰性走行領域の拡大を狙ったほうが燃費が出るような気がする。また速度は車任せで出せるだけ出しちゃってかまわない(下りとか)。とは言えゼロ発進はむちゃくちゃエネルギーロスが大きいので最適加速や無駄のない加速を考えるべきだ。

 そうそう、このアプリは速度もGPSメーターが使えるので車載メーターと比較したが、やはり純正は50kmで3kmほど遅い数字を示していた。またHUDで使う場合だが、夜間は一応見えるけれど、やっぱりライトの反射などがあれば見づらいし、電池も食う。今はフィルムを直接フロントシールドに貼ると違反なので、HUDスクリーンにミラーフィルム張ってみるのがいいだろうし、電源ケーブルつけたほうが長時間の駆動には向いているだろう。昼間はフィルム必須かな、スマホの画面輝度を下げてあるのもあるんだろうけど、メーター色などがそもそも見づらい。
Posted at 2018/10/06 13:30:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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