2018年10月09日
・出荷して収穫して発送してた。雑草が伸びて収穫台車を走らせづらいが、ピオーネのようにぐちゃぐちゃに腐っていて精神が崩壊するような所が少なく荷造りが早い所は早いのは助かる。でも、全般的に今年は病気が多い。まず防除、SSのポンプのOHが必要だし散布量見直しも必要、背負いもコウシンのは出来損ないだった。悔しいが大和(何故か韓国メーカーみたい)の方がずっとマシ。そして、それと同時に後半での病気が気になった。水田の雑草の時の悩みと一緒で、農薬も継続が重要で途切れない事を重視しており、それが逆に感染があれば前半の防除の問題とされる事が多い。しかし今年は間違っても前半に感染しやすい環境はなく、また前半感染ならもっとひどく広がっているので、これは後半での感染だと思われる。後半と言っても袋をかけた後になる。通常、袋をかけたら罹患リスクは無くなると思われている(よほど密閉を乱雑にやらない限り)が、経験から見て後半のリスクはかなり大きいと感じる。この時は直接防除できないのでボルドーになる訳で、それをいかにしっかりやり、孫房を落とせるかにかかってくる。ともかく、発病は出荷の手間を格段に増やすし、精神的な負担はさらに大きいので、来年は見直しが必要だな。あと、これはしょうがない事だが、古い枝ほど発病は増える。新しい枝のシャインでは全く発病はなかったし。
・ガンダムのジオン系MSのランキング見ていて思った事だが、ザクやゲルググ、グフが人気なのはわかる。またマイナーなヅダ、ケンプファー、ギャンあたりもわかる。そしてズゴックやアッガイやハイゴックと言った水泳部にひかれる性癖もある。他にもネタかまじめかいろんな名前が出てくるのだが、意外な事に「ドム系」の人気は著しく低いように感じた。アニメやOVAを思い出してもドムはちょっと手強い重装甲MSだが、基本やられ役であるように思える。そもそもドムで活躍したエースパイロットが思い浮かばず、逆にドムに乗ったエースが瞬殺されたイメージが強い。かろうじてZ時代のリックディアスは比較的人気があるとは思うが、あれとて後半は全く出番がなかった。一応ガンダム系なのに、偽ガンダムのMK2はパワーアップされたのに。他にもドムタイプの量産期は他の作品にも出てくるがかませ。
なぜドムは弱いのか?それを明確にしている資料は少ないように思う。実際の性能面ではザクより遙かに優秀なはずなのになぜか?なぜエースが少なく、活躍例が無いのか。
1:高機動だが逆に立体的な動きをしないので狙いやすい
ドムは地上用MSだが、特徴的なホバー移動が出る地形、戦局でないと真価を生かせない。基本平面で障害物が少なく、攻めている場面がそれにあたる。しかし地上のジオンは基本劣勢で防衛側であり、機動力を生かす場面が少ない(ドムが展開する以前は優勢な場面もあったろうが)。実はドムはドダイやガウなどキャリアーを用いないでも長距離移動ができるので単体であちこちに移動させて挟撃させるとか遊撃させるなど運用面でのメリットはあったが、突っ立っていればでかい的、動いても平面的なので良く当てられているイメージ(あるいは足付近を狙われて転ぶとか)。あるいは連邦もドム相手に開けた場所を拠点にしてない。
2:特に高火力、対MSでもない
ドムと言えばジャイアントバズーカという感じで、一見高火力だが、MSが機動力を増してくるとバズーカで単発で当てるというのは難しくなってくる。連射できて初速が速く貫通力があるマシンガン系の方が有効で、地上でバズーカで狙う相手はトーチカやビッグトレーなどになり、そういう需要はわかるが活躍として絵にはしづらい。まあヒートロッドを使いこなせるエリートはそこそこ戦果を上げているが、それならザクでいいような。ビーム兵器も限定的。装甲も実体弾相手なら多少はマシだろうが、ビーム兵器相手だとどのみち無力。統合整備計画の後からかジオン系基本武装は流用しているのが見られるようになるが、時はビーム兵器の時代になっていく。
3:配備時期が悪かった
ザクの改良型にグフが出てきたが、本命の陸上量産モデルはドムという話しもあった。しかしすぐにゲルググが出てきてしまい、立ち位置が微妙だった。これは一つにドムはツィマッド、ザクやゲルググはジオニックと開発メーカーが違いすりあわせができてなかった事、競合分野でガチにかちあうのを避けたのだろうとも思える。ゲルググの生産開発が遅延したのでリックドムなども作られた訳だが、要は繋ぎである。だから機種転換してリックドムにわざわざ乗ろうというエースもおらず、ゲルググ待ちだったのではないか。また転換にもメーカーの違いや動きの特殊性から時間が必要でエースが乗った例が黒い三連星ぐらいしか見受けられない。黒い三連星はプロパガンダもあったろうし、元の乗機がザクⅠだから(異説あり)ドムに飛ぶのはわかる。ザクⅡのエースがドムに乗るのは微妙、SとかR、R2型に乗り換える方がまだわかる。
と、これらの理由からドムは活躍が少なく、よって人気が低いのではないかと考えられる。では、どうすればドムに人気が出るのかと考えると、これまた難しい問題がある。ドムで活躍したパイロットを描けばいいかと言うと、ドムの攻める戦い方だと基本多数で襲撃する戦法が必須で、パイロット群の一人という感じになってしまう。また当時の分断された戦況で最初書いた単独行動半径の大きさが上手く運用できるのか?それって指揮官がよほど優秀なだけじゃない?って感じになる。あんまりドムの運用風景って見ないのだ。ザクに混ぜて使うには特性が違いすぎるので、混成部隊って大規模基地でもないと見ない。そうすると結局浸透力を期待して敵陣本部などに集中攻撃を出して短期終結を狙う電撃戦になるけど、さすがにそんな手薄な訳がないので、原作同様待ち構える連邦軍に迎撃されるという結果しか見えない。いっそ大規模な改修をして違う戦術を考える手もあるが、OVA含めドムのバリエーションモデルってあまり思いつかないんだよなぁ、そりゃあるんだけど戦術を変えている物がない(たとえばゼーゴックみたいな使い方)。たとえばドムの速力で肉薄して近接戦闘に持ち込むとか、エースならではの使い方は無いのだ。
一方、空間戦闘になるとドムは活躍しているイメージはある。遮蔽物がなく三次元機動が可能な空間ではドムはまさに重戦闘機であり、どうしても拠点として必要になる母艦への攻撃としてバズーカは有効である。しかし対MSとしては依然として出番が少ない気もする。ガンダムの映像作品、漫画作品でも主役で活躍するのはMS対MS、あるいはMS対MAである。言ってみれば戦闘機と戦闘機がドッグファイトするのが見せ場であって、爆撃機を戦闘機で落とすという方面は少し影が薄い気がする。逆にそこを面白く描ければドムの販促になるんじゃないかと思うのですが、どうでしょうバンダイさん。
・沢村慎太郎「軽トラックの本」
Amazonのレビューではさんざんである。読む人が詳しいというかファンなだけに読み込みや連載との比較をするので辛口になる。ただ、普通に読む分にはとても読みやすくて言ってることが伝わりやすい、雑誌コラム向きのまとめ方だなぁと思うし、あまり詳しくない層にちょうどいい難易度というかマニア度だと思う。また書いてある内容に関しては時点時点での齟齬や前後文脈入れ替えからの矛盾っぽい物もあるが、専業の評論家なんだからきっと十分に知って書いているだろうと思うので、事実関係や理解は私なんかよりずっと正しい。だからお勧めできるとは思うのだが、やっぱりモヤモヤとした物が残るんだよねぇ、この本。それがレビューでの悪評にも繋がっていると思うし、いきなりレビュー書いてもまとまらないのでここで推敲してみたい。
一番の問題は書き下ろしと思われる目次やエンジン設計者との対談の中で出てくる著者のライバル業者への暴言、こけおろしである。確かに物事がわかってくると提灯持ち(だっけ?太鼓持ち?)の評論家に腹が立つ事もあろう。むしろ有名な評論家ほどその傾向を感じた頃もあった(私はその手の本はもう読んでないので今どうかは知らぬ)。しかし、軽トラの真実を虚心坦懐に知るという建前と、商用車に失われた日本車の美点を見いだして賞賛するのが遅れたのが悔しい本音が、軽トラ褒めてる奴評論家のクズだみたいな言い方で出てくると「おまゆう」って言いたくなる。実際あんた本文中で同じ事やってるじゃんと。いや、わかるけどね、誰を指しているのかはさ、でもそれ見苦しい嫉妬じゃんと。
雑誌掲載本文の内容は新書サイズに納めるためにはしょうがないという感じだが、もう一歩踏み込んだ話もしたであろうから聞きたい気はする。またサンバーの話が多すぎるという批判があったが、他のメーカーにもちゃんと聞いている。特に王道二者のスズキ・ダイハツで軽トラという物について一般論を書いて肩慣らししてからのホンダは読み応えがある。あとは三菱があれば全メーカー総論になったのにと残念に思う(先代比較が皆出てくるので、ミニキャブだけ無かったことにされているっぽい)。当時ならまだミニキャブミーブとかあったはずで、相当面白い取材ができたはずだが。タイヤメーカーが一社というのもどうかという話があったが、私はそこまで全部のメーカーを取材するのは無理だし不要だと思うが、あそこは一番評判悪いのに何故という気持ちがある。たぶんOE率なんかで見たのだろうが、はっきり言うとよほどの高性能車じゃなきゃOE率が低いメーカーの方がまともだと私は思っている。ヨーのゲインがどうでもいい・・・それはあのメーカーの言いそうな事だし。
エンジンの話は完全に蛇足だし、人脈自慢だし、現実に無いもんの話も不要だ。そもそも、あのメーカーにいいエンジンがあったのかと言いたい。おめー、軽トラに3発DOHC2バルブツインプラグ直打で40馬力とか本気で需要あると思ってるのけ?と言いたい。お前がツインエンジンくさしている間にフィアット500はそれにターボ付けて売ってるがな。大体産学協同とか行政かんでる事業の受け皿にろくなのないわ、ほんと。現実問題として軽トラ軽バンに専用エンジンが搭載される事は無く、既存エンジンのチューニングと搭載位置の工夫で対処されるのが多く、ホンダにしてもあれミッション開発の方の問題じゃないのかと。というかホンダに関して一つ言いたいのは、お前らは現行アクティーでもう軽トラからは手を引くと言ったんだから、こういう媒体で次を臭わすような事はやらんでくれと。あの時のホンダの言い分はかなり軽トラユーザー層を蔑視してたというか、当時シェアが下がり続けて国内市場見切ってた感があった。その見切り感を表に出したモデルが逆にヒットするとか皮肉なもんだが、メーカーはアナウンス一つにしても筋を通さないと信用に関わる。
さて、内容面で事実関係は抜かしてどうしても気になるのが2点ある。一つは安全性の話、もう一つは駆動系の話である。まず安全性の話、98年の規格改定が軽自動車の安全性向上であった事は覚えている(この事に関しては有名批評家がずっと警鐘を鳴らしていたので、やっぱり先見の明があったと思う)。で、この時に軽トラに「フルキャブ」で対応するグループと「セミキャブ」に変えるグループが出た。スズキのみ両対応したのは記憶にあるが、今再び全部がフルキャブに戻った。その理由として最小回転半径不足による使い勝手の悪さ問題がユーザーから指摘されたとある。私は必ずしもすべてのユーザーがそういう劣悪なインフラの元で使う訳ではないので、選択できる事が重要であり、全部フルキャブになる事には反対だが、だれかがババを引いてしまうのをいやがるのもわかる。ただ、セミキャブの方が衝突安全性が高いのは事実だ。それはより重い商用バンは皆セミキャブになっている事からもわかる。トラックは本体は軽いが積載すれば十分に重くなるんだし、そこを軽視できるのかと。何故全メーカーフルキャブに戻って安全性が十分という結論になったのかの掘り下げに不満が残る。確かにフロントメンバーのストレート化や高張力鋼の多用はあるだろうが、書かれているようにオフセット重視でキャビン固めるとフルフラップがきつくなるし、クラッシュゾーンがないとエアバッグ展開時間も稼げないし、「安全のために拡幅された規格なのにユーザーの声に迎合して安全性の追求をおろそかにしてませんか」ぐらい聞いてほしい物である(結果、ちゃんと進歩しているならそれでいいんだが、「安全は金にならない」ってのも言われる所なので)。
もう一つの駆動系の話はもっと深刻である。どうも沢村氏はベースモデルを2WDで考えている節がある。サンバーもTT1で重量バランスの話をしているし。確かに冒頭で言うように田舎はもちろん、都市部の過密地域で足として意外と軽トラが生息しているという文脈で使う分にはいいが、軽トラをプロツールとして見た場合に4WDは外せない要素であり、コーナリングも登坂能力もすべて4WDモデル(たとえパートタイムで通常は2WDで走るとしても)で検分すべきだ。仮に2WDでアクティーが圧倒的でも、結局そういう場面では皆4WDにするんだし、なんなら積載時や空荷でも雪道なら4WDにする。4WDでのトラクションや4WDでの重量バランス、なんならハンドリングなどを見ているのか不安になる。農家で2WDの軽トラ、特にFRのはほんと問題外だからね(むろんタイヤでも相当変わる。なのに、何故かタイヤのトレッドバリエーションなんかも出てこない)。軽トラは4WDがベースグレードなのである。
さて、重箱の隅をつつくような指摘はいいとして、メタ的にこの本には大きなジレンマが存在する。それは自動車産業とメディアの関係だ。軽トラが決められたレギュレーション、特に日本人お得意の小さくする方向での進化で独自性も持ちながら総体として日本車が失った美徳を持ち続けて存在しているという奇跡に気がついて再評価する声が近年増えた(そこにデフレ経済でちんまい趣味になったとかあるとしても)。しかし、そういう美徳が保たれた背景の一つは自動車メーカーに飼い慣らされ行灯記事書いて評論家面している多数の自称批評家とメディアが金にならない軽トラや商用車を自主的に研究してこなかったという面がある。軽トラは口コミで評価されている、まさにそうだが、それは信頼できる情報が無いからとも言える。むろん、乗用車でのメディアや評論家の情報もかなり偏っていて、またそれがエコートンネルとなる事で逆にメーカーも自らを奇形生産に貶めるというプロセスも生んでいるから、信頼できる情報が乗用車ならあるとも言えない。ただ一つ言えるのは、今頃軽トラに目を付けた自動車評論家先生共がゆがんだ情報操作で軽トラのあり方を曲げてしまうのではないか?という懸念である。この本がそうであるとは言わないが、軽トラが目的に忠実でいられたのは、そういう口出しが無かったからである。
この本がそうであるとは言わない・・・というのはちょっと予防線を張った言い方だった。正直言うと、私はこの本はそういう本だと思っている。違うな、そういう本でもないんだけど、望ましい評価の本でもないと言うべきか。沢村氏の他の本をそれなりに評価してきたのは、図面やスペックをちゃんと読んだ後で、試乗して能書きが正しいのかちゃんと検証していたからだと思う。一方、この本では試乗した話が後ろの方にちょっと出てくるが、明らかに物足りない。他のメーカーのモデルにも乗りましたとは言っているが、やっぱりスポーツカーに乗ったときのような熱意のある分析は感じられない。紙面に限りもあるだろうし、自分の車じゃないからだらだら書けるユーザーインプレみたいには行かないだろうが、ワゴンRごときと比較してどうこうって、結局軽トラを絶対買わない人向けの本だよなぁと思う。軽トラ比較するなら軽トラ同士で、しかも田んぼや雪道、高速なんかのり比べてほしいし、積載だってこれ実際積んでみるとメーカーの紳士協定で同じとは言い切れない違いがある話ができるはずなのだ。
もっとも、軽トラユーザーは書かれているようにディーラーで新車を買ったりはしない。たいていは複数のメーカーのを取り扱う工場とか農協とかで買う。必要な情報は本で調べるより工場のおっちゃんに聞いた方が早いし、おっちゃんは自分でも軽トラに乗るし修理で弱点とか良い点とかをそこらのDや評論家よりずっと知ってる。つきあいも長いからへんな物を進められる事もないし、安い商品で値引き幅とか少ないからディーラーとかと競合もしない。あとは仲間内での情報交換もあるから、皆ミニキャブはエンジン焼けるって知ってて買わないとかある訳。スズキはどうせ短期でへんな所壊れるから新車では買わないとかさ。逆にスズキはDで買うと不具合を仕様と言い張ってリコール出てから対応とかあるからな、本の中でキャリーのステアリングフィールが中古モデルがおかしい話しが出ていて「お、スズキ特有のパワステ死亡か?」と思ったらタイヤのエア圧のせいだけにされてしまったが。とまあ、世の中に軽トラや商用車比較本がない事も一定の合理性があったと言いたいが、近年その町工場がどんどん減っていて統合され大規模化して下手したらDより手広く、その情報や人材にもクエスチョンマークが付く事が増えてきた。プラグの種類もわからん人間がエンジンさわったり、上司にへつらって不具合を突然認めなくなるとか。車本体にしてもディーラーでいろんな検査機器を使わないとエラーがわからないとか調整できないとか、おそらく軽トラもそうなっていくだろう。信頼できるプロが売ってないプロツールになった時にちゃんと評価できるプロが求められているのに居ない、それが今の商用車を巡る環境である。沢村さんが軽トラ本を出したと聞いて、私はそこらへんに一縷の望みを持っていたが、やっぱりスーパーカーポルノ書いてる方が需要あるからしょうがないね。
Posted at 2018/10/11 00:32:43 | |
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2018年10月09日
・出荷したり配ったり。なんか体調が悪くてあまり動きたくない気分の一日だった。
・今日は自分の無知さ加減にびっくりしたのでかきこ。昨日からサンバーの助手席のパワーウィンドウが動かなくなっていて、分解してチェックしたが配線まで電気がきていない事がわかった。でも片方だけヒューズ独立してついてるもんかねと組み直しながら思案。そうそう、モーターも断線などはなかった。そう思いながら運転席のスイッチを見ると窓禁止マークが・・・ああそういえばパワーウィンドウってロックあったっけ?と思ってさわったら簡単に復活しましたなんだよそれ。長年ハンドルレギュレーター(別名くるくるハンドル)になれてきて完全に失念していたわ。こんな商用車でも助手席側ロックしたい事とかあるんかねと。
・ロードのタイヤも組んだので重量比較をしてみた。R501ハブにコンチネンタルウルトラスポーツ25Cを付けたFホイールが1.3kg、古いハブにヴィットリアラリー21C付けて1.26kg、ほっとんど差がないと見るか古い方が軽いと見るか。ホイール単体で見れば間違いなくR501の方が軽いだろう。またリムが多少は深いので空力的には有利。しかしチューブラーはチューブもいらなければトレッドもぺなぺななので、重量的には有利な感じだ。ホイール持ったときは期待したけれど、重くならなかった事を感謝すべきだろうか。まだハブのグリス交換してないので走ってはいない。21Cはさすがに細すぎて不安があったので、25Cで乗り心地が多少良くなるといいのだが。
・ミライースのエア圧あげたので走ってきたが、オーディオのスピーカーが結構いい音出すようになっていた。交換してしばらくならしてもろくな音が出なくて「やっぱり安物の出力だけあるようなのはダメだな」とあきらめていたのだが、物理的に16cmウーハーは音量があるし、腐っても4チャンだし、2ウェイだし、十分な音質になっている。残念なのは操作性が極悪な事で、カロの中でも機種でコマンド統一がなされておらず、運転中にはチャンネル変更さえままならない。とりあえず綺麗にしたし、お墓参りはまたこいつだな。
・新しい新幹線の試作がエアブレーキを搭載すると出ていた。新幹線の空力は参考になるので興味深く調べたが、おもしろい事がいくつかわかった。まずエアブレーキの搭載はこれより前にネコミミと呼ばれる扇状に展開するタイプを試した事があった。そこらへんの理由は、最高速度を上げると鉄車輪の列車は減速Gに限界が出る事から、現行の物と同じ停止距離を確保するために必要と判断されたらしい。結果として通常の営業運転でエアブレーキが必要なほど停止距離が伸びる事はなく、効果は4300mの停止距離が4000mになるほど効果があったが不採用。またエアブレーキは先頭だけでなく中間車両にもついている。
今回のは中間車両につけるタイプで、磁力によるレールへの吸い付きによる減速も併用するのだそうだ。これで車輪のミューが低くてもグリップする他、電力供給がなくても回生発電で止まるんだそうだ。エアブレーキだが、扇形だった頃はたぶん回転してせり出すため強度が十分な反面収納スペースが必要だったが、今回のは平板をアクチュエーターで起こす形なので強度面で劣る。そのため一つ一つの面積を小さくして数を多く配置するようだ。一つ一つは25cm×50cmぐらいの面積でしかないが、それが二つ組になったのを14個もつけるみたい。そして最大の興味はそれが互い違いに起きる形状になっているのだ。普通に考えれば同じ方向に起きれば事足りるはずだが、なぜか逆向きに起きるのと順向きに起きるのがセット。しかしいろいろ興味が沸く。どういう感じでブレーキが作動するのか、オフノーマルなのかリリースするとバネロックみたいなのか、アクチュエーターでもっと綿密に制御するのか、ダウンフォース発生とかの要素はないのかなどなど。
もっとも、これを非常時用としているのは、結局速度を上げて運転した時のためであり、さらに制動距離も旧式より悪くならない事を目指しており、より安全にするとか高速鉄道の必然性とかはおきざりのままだ。おそらく試作はしても現実に使う事はなさそう。また、さらに滑稽なリニアモーターカーとやらは制動に普通は摩擦を必要としない回生ブレーキで、他にも何重の装置が使われている。その中に空力ブレーキも含まれるが、500kmで作動させるとどうなるか怖いな。
・今期アニメも続々スタートしだした。大本命のSAOや「とある」が来てないし、オバロやP5Aも終わってないが。
ゴブリンスレイヤー:コミックを軽く読んでいたので初見殺しは避けられたというか、コミックの執拗な心を折る演出は避けて軽目にはしていたが、それでもきっついイントロである。この後どう繋がるか楽しみもあるが、ゴブリンの凶暴性や悪質性を描くためとは言え冒険者がアホすぎるようにしか見えない。というかファンタジーや創作のリアリティーの線引きをあえて壊しているだけにならなきゃいいがと思う。だってさ、あの格好がコスプレと思われてない世界ならヌルゲーになってないといかんやろと。じゃなきゃ何やっても冒険者なんかすぐ死んでしまう。近年のファンタジーはガチじゃなく転生物でゲーム世界というメタ構造があるため、こういうお約束破壊のクソゲーは無いんだから、視聴者がどこまで耐えられるか。
青春ブタ野郎はバニーガールの先輩の夢を見ない
キャラデザが「おれガイル」っぽいなと思ったが、さくら荘のペットの人だった。なんか節操ないな、上手いんだけど。中身もちょっと不思議系独白多い主人公で好感度が低い。制作がダリフラと同じ所で、絵は綺麗なんだけどねぇとなりそうで怖い。原作があるから一定の支持を得られる脚本であることを祈りたいが、タイトルからお察し。
ゾンビランドサガ 今期のぽぷてぴ枠、情報統制していたオリジナル作品だがこれはきついわ、笑ったけど。エイベックスが滅んだ方がいい文化なのがわかる。作画もあまり好きじゃないが、パンストとかルルコっぽい。つまり中身もああいう系。延々と繰り出されるボケと鋭いツッコミをテンポ良く繰り出していく所は見所もあるし、宮野さんの演技で救われている所も多いが、ゾンビあるあると佐賀県クサしネタで1クール引っ張れるもんかねぇ。このままだと勢いだけで失速必至だが、逆に世界系的な転換があれば持ち直すかも知れない。
・ガイコツ書店員本田 5分で飽きるとコメが言う通り、なぜエッセイ風ショートをアニメ化までするのか全くわからん。内容も薄い4コマ風だし、無駄に声優が豪華なのもわからん。顔のかき分け面倒でガイコツにしたのか?てか髑髏の主人公ってアインズ様とか山の翁とか濃いのが多いので新鮮味が薄い。
・終電後 僧侶枠・・・らしい。女性アニメファンでああいうの好きな人がいるんだろうからご自由にという感じ。
・転スラ 転生物お約束をやったが、割とがっつり殺されたなぁという感じ。賢者スキルの説明が多くてうるさいが・・・演出もいいし、無難に王道を行きそうな感じだ。たださ、転生物の供給過剰感はきついよね。どれも続けてほしいけれど、リソースに限界がある中、導入部だけどんどん増えていくのは。
・リリースザスパイス 美少女忍者隊といういかにもな設定で原作がタカヒロだと無事に済むはずもなく、さっそく内通者がいるとか言う気になる引きである。あの人、ほんっと暗い鬱な話しか書けないから、こんなん全員欠けていくしかないやん。EDなんかまさにそういう作りしてるし。ホラー映画をびくびくしながら見る感じがする、でも好き。特に主人公の声優さんは新人に近いけれど、シュタゲのざーさんの声に似ていて、こうやって演技がコピー&改良されていくんだろうなぁと生暖かい目で見ていられる。
Posted at 2018/10/09 21:24:06 | |
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