2018年12月03日
・バッテリー補充電の日々、今日はサンバーの外したバッテリーとメイトのバッテリーをパルス充電かけてた。サンバーのはCCA175が195ぐらいに回復、まだまだ使えそうだ。メイトのはバイク用なので多分測定が当てはまらないのだろうけど、一応CCA110ぐらいと出た(電圧も下がってたので充電)。バイク用は小型高性能とは言われるが、実際サイズからしたら高いな。
サンバーはバッテリー交換していくつか変わった点、まずセルスタートがほんと軽くなった。エンジンのかかりを確認せず、軽くセル回して戻しちゃって大丈夫、感じとしてはスイッチスタートに近い。あと走っていて微妙にトルクが出ている気がする。ちょっと硬質な、点火時期が進んだかのような回り方。オーディオの音質も良くなっているが、走って聞いてるといずれ分からなくはなる。しかしクラッチスタートの不具合は時々おこるので、やっぱりスイッチみたい。
・先日買ったアオシマ文化教材社のSJ30ジムニーシリーズの日記へのレスでサンバーも同じスケールであるという事を教えて頂いた。検索すると確かにラインナップされていて、見た記憶もあるがちょっと古いラインナップで見かけない。検索するとアオシマは文教堂が販売契約関係らしいので品揃えを期待して行ってみた。ただガチャってああいう模型店ではあまり扱わない気がするし、量がとんでもなくあるのでガチャ形式で展示したら大変だよなぁと思ったら案の定無かった。仕方ないのでF-TOYSの彗星買ってから店員さんに念のため聞いたが「ガチャはあの列とあっちに少し」と言われる。あの列にあったっけな?と思いつつ見て回ったら、なんとあった!よく食玩で売られているサイズの箱に入って500円、ガチャが300円なのでかなり割高だがせっかく来たしと思って買ったら嬉しい誤算があった。
アオシマのガチャのSJ30は書いたようにとても出来が良いのだが、サンバーのは見かけた時も買う気がおきないほどちゃちな写真だった。たとえば塗装じゃなくて成形着色だとか、どうも買う気が起きない。ところが500円の商品はクオリティー的にはSJ30のガチャと同等で白プラに塗装だ。ただ、他の部分はよく見るとガチャのと同じ感じではある。もしかしたらガチャも割といい商品だったのかも。
しかし不満もある。それは色で、青(WRブルー)、白、シルバー、黒はいい。実際にあった色だからだ。しかしオレンジと赤はTTサンバーには無い色だ。私はオレンジがあたったのだが、この色はハイゼットのトニコオレンジである。よりによって将来OEになって征服されてしまったモデルの色を採用するとは・・・と言いたくもなる。まあガチャには薄緑とかまであるので、たまたまある適当な色をバリエーションで加えただけなんだろうけどさ。
もう一つの不満はやはりスケールだ。アオシマは「ジオラマでも使用が多いスケール」と書いているが、1/64というのはおおよそ既製品では無いスケールだ。ジオラマであれば鉄道模型準拠が便利なのだがNゲージは1/150(160)、16番で1/80らへんである。もしかして多少のスケール違いをごまかしているのかと疑ってノギスで全長を測ったが、53㎜なのでぴったり1/64になる。となると近いスケールは1/72で、これはエアモデルだと標準的ではあるが・・・って感じである。1割ほど大きくはなる。
もちろん、ガチャ展開を考えたモデルの金型だから、昔の「箱スケール」と同様「ガチャスケール」が優先されているだろうし、1/72よりはまだ大きい方がマシだし、かと言って1/35は絶対無理なサイズだとは分かる(アリイのシリーズがそのサイズ。カーモデルは1/24あたりが標準)。コストや精密感から逆にミニカーっぽいサイズではある。
・先日のテイスティングだが、改めて考えると「ああいうポイントを何故見落とした」という反省が多かったので書いておきたい。赤はもう全くダメだったのだが白が候補はあるのに・・・という所で大失敗だったのだ。
1 シャルドネ シュールリー/2015山辺
2 マールボーロ ソーベニヨンブラン /2015 デルタ ヴィンヤード
3 アルザス リースリング /2014 ピエール・フリック
これらが出されて、品種を他にアルバニーニョとピノグリから選べという物でした。私は1は正解、2をリースリング、3をアルバニーニョと不正解。でも、改めて考えるとヒントはあった。まず1はどう飲んでもシャルドネだったのでいいんだけれど、色が薄かった。樽は感じない(やや薄い)のでニューワールドは正解だが寒冷な地方となるから、NZか日本かチリにすべきだった。チリだと標高高くても完熟させられるので寒冷地だけど濃い感じになるし、NZほど冷たくもないから消去法で日本と分かったはずなのだ。ちょっと追加だが、2015は出た時からバランスが良かったが、今飲むとやや要素が分離してしまったような感じ、熟度が高くてフレッシュ感が消えた印象を受ける。飲み頃はもう過ぎてる。
ソーベニヨンブランは香りが綺麗でリースリングかなーと思っていたのだが、同じ間違いを何度もやったので、おそらく香りはもう同じなんだと思う。ただ、香りが綺麗なリースリングはドイツしかなく、ドイツでこのスタイルなら糖度が絶対高い。これはもっとドライだったから、ドイツではない。するとリースリングではない、という論法が通じる。あと、色に緑が全く無く、泡もなかった。クリーンな軽いリースリングは淡い緑で炭酸が残る傾向にあるから、それも疑うべきだった。
アルザスのリースリングは逆に香りが全く違う、もっと濃厚で何の香りが表現しづらい複雑味がある。ただ酸味がとっても強かった。結局正体不明で良く知らないアルバニーニョにしたが、これをアルザスと見抜けなかったのはピエールフリックがビオワインの作り手だったからかも知れない。しかし、品種が限られているのでもっと見るべき所があったのだ。まず色があれだけ濃い金色なのに酸味が残っているのでクリーンで弱い品種ではありえない。まず色が灰色がかるピノグリは除外出来るし、シャルドネでも酸味がここまでは残らない。というかここまで酸味を残してゆるされるのはアルザスかドイツ、一部イタリアあるかも。すると早摘みをしたリースリングという答えが出てくる。そしてビオの大樽発酵だから金色っぽくなって複雑な香りはするけどリースリングっぽくない事も理解される。これがアルザスの代表かどうかは疑問もあるし、リースリングの品種の典型とも思わないが、一方で間違えなく大きな可能性の一つとして覚えておくべきだった。
赤はカベソーとテンプラの見分け・・・プロでも難しいらしいのが課題か。かつてはテンプラはもっと土着臭が強くて、説明通りで分かったのだが、今はほぼ分からないと思う。でもカベソーこそ千差万別なので識別するとしたらテンプラのスタイルを把握するしかないか。でも、良くできたカベソーとそっくりだ。敢えて言えばカベソーはもう少し針葉樹っぽくてテンプラはキノコ寄りな気もするが、この香りはセットだからなぁ。そしてピノは私は薄いメルローかなーと思っていた。ピノの縁の色はスミレ色、メルローはレンガ色だが、ピノ飲み慣れている人は一発で当てていた。ワインはブルゴーニュのラジブリヨットというシャンベルタンのクロドデュガのネゴシアン部門らしく、シャンベルタンらしい。じゃあシャンベルタンっぽく強いのかと言うとそんなことは無かった。もっとも平凡というか、繊細に味わう必要があるんだろうけど・・・って感じ。サンジョベーゼも良くわからんな、トスカーナのサンジョベーゼで主要産地には違いないが・・・私はカベソーがあると考えたので、次に濃いテンプラを入れたし、他の人も土臭さを敢えて言えばコレかなみたいな選び方だった。
Posted at 2018/12/05 18:28:33 | |
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