2018年12月14日
・今日はSSのパーツ注文、おかしな所がないかまず本体をもう一度PL見ながらチェックしましたが、調圧弁のPLが割と見づらかったです。パッキンを組み込んだ状態で書いてあるのが、なんか挟み込んでいるように並んでいるので、これでいいのか迷った。ただ、全部ばらせる事、そして不具合がない事が分かりました。おそらくポンプが正常ならここまで締め混まないで圧があがるので重くは感じないのでしょう。そもそも、スプリングで押し込んでいるのでノブはそこまで直接的に締める訳じゃないし。という事でピストンの一番摩耗するプランジャーピストンを注文、一個1750円もします。届いたパーツの形状がちゃんと違っていてくれればいいんですが・・・
・昼間はサンバーのメンテ、以前から取り付けたけど配線を仮接続してた水温・電圧計をオーディオのACCから電源もらって組み立て。でもセンサーラインはまだ仮接続に近いので、後日やりなおさないと。センサ線は狭くて一度切り離すとまたつけるのが面倒。
もう一つはシートヒーターの取り付けで、簡単に付いたのだけれど、どうもずれる。ミニキャブはフルバケなので動きづらいが、サンバーはノーマルシートなのでずれやすすぎる。バンドなんかじゃ止まらないし、ヒモで結びつける必要があるかも、見苦しくなるな。
作業中にカブの爺さんが来たのでタイヤチェック、ちゃんと空気は入っているか心配だったが、寒くて空気圧が下がっている他は平気だった。ただグリップヒーターがちゃんと動いてない感じだったので強に切り替えておいた。他はライトもついてたし、正常じゃないかな?最近見ないと思ったらちょっと法事があったんだそうだ。
・先日引き上げたリヤカー、調べるといろいろ面白いことが分かった。まずダメになっているタイヤだが、まだ製造されているらしい。この規格が面白くて「26×2 1/2」というサイズ。サイズだけならMTBの26×2.5と同じ訳だが、リヤカーの物はリム部分がちがって、BEという実用車向けのタイヤらしい。これは耳のさらに内側に白いヒダが出ていて、これがチューブとリムの間にも伸びてリムバンドの働きをするし、多分外れ防止になっていると思われる。実用車というか、多分リヤカーが登場した当時の自転車のホイールとタイヤがこういう規格だったのだろう。
しかしご存じのように自転車のタイヤは後にWOかHEに移行している。あるいはBEは本当に運搬だけの規格だったかも知れない。ともかく現在はドマイナーな形であり、選択肢はない。うちのはブリジストンのがついてたが、もうブリジストンでは作ってないだろう。もしBEのリムにHEのが付いてくれるなら楽なんだけどね、なにしろBEはタイヤが5000円ぐらいする。もう軽自動車の方が安いぐらいだ。あるいはビジバイの方が安い。という事でリヤカーもビジバイのホイールなどを流用しているのも存在する。
さて、リヤカーなんてノスタルジーな代物で、調べていると「あったあった」というのがいろいろ出てきた。まず一つ目は石焼き芋で、ブリキストーブをリヤカーに積んでやっていた(もう30年ぐらい前)。技術的には難しくないので、冗談で作ってみてもいいかもなぁ。もう一つは牽引車、トトロなんかに出てきたアレである。調べると原付でリヤカーを牽引する事は法的に可能で、車両区分とか最高速度が変わる事はあるけれど、カブにリヤカーというのは可能みたい。ちょうどリアキャリアがリヤカーの引き棒の位置らしく、特殊なコネクターを使わず単純のロープで結わえるような形でも使える模様。
冬場にリヤカーに時計型ストーブ乗っけてメイトでそこらへんの公園に引っ張ってって、焼き芋焼いたりお湯沸かしてお茶してストーブで暖まるって素敵やん。そこで読書して音楽聞いてのんびりするのやってみたい。調べたら焼き芋に関しては営業許可もなんもいらないんだそうだ(あとは焼きトウモロコシとか)。他はすっごい面倒な営業許可とか食品衛生管理とかが関わってくる。まあ、一番は薪ストーブをそこらへんで焚いて許されるのかだろうけどな、最近は世知辛いから。うちの薪ストーブで言えば安定燃焼に入ってからはまず問題ないと言えるし、積んでおける薪の量からして4,5時間ぐらいが限度(やろうと思えばそりゃ24時間分積載する能力はリヤカーにはあるはずですが)だから、立ち上げたら割と頻繁にくべてれば点火の時だけが問題のはず。
・もらいもののハウスの骨の欠品パーツなんかも揃えだしているが、いろいろ微妙な所もあって困る。まず間口だが、一般的には”間”ピッチで決まっていて、2間(3.6)、2.5間(4.5)、3間(5.4m)、4間(7.2m)があるが、これはより小さいサイズ。すると1.5間で2.7mぐらいだと思うし、組んだ感じだとそのぐらいのようだが、何故か既存ハウスに間口2.7mというのが見あたらない。その下は2.2mというのが多い。ハウスの骨は柔軟性があり刺し方次第な所があるので、思いっきりサイドを立てれば2.2mも可能だが、なぜそんな中途半端なサイズなのかと思う。もう一つ困るのはビニールも2.2mのを買っていいのか分からない
・薪ストーブ料理だとホットサンドに挑戦したい。具を加熱することが薪ストーブだと難しい。一応鉄鍋(ダッチオーブン)も注文したのでピザなども焼けるとは思うが、熱容量が大きいので大量処理じゃないと無理。その点、ホットサンドなら適当な食パン二枚ですぐに出来るのは魅力的だ。
・エースコンバット5は完全にしゃぶりつくしたので、エースコンバットZEROを久々にプレーしてみた。こっちはプレー時間がまだ13時間程度だったので、新鮮な気分で楽しめた。逆に言うとZEROはそこまで面白く思わなかったのだが、改めてニューゲームで全部通しで遊んでみると、あちこちにとても興味深いテーマが隠されていて、全体でもちゃんとした筋みたいな物が見られる。エースコンバットは04.5.ZEROがナンバリングタイトルでPS2で出て似通っているのだが、すべてが違う表現を取るためそれぞれに違う味わいがある。ただ5がとても良く出来たストーリーであるため、どうしてもZEROは断片的で良く見ないと良さが分からない。
さて、ZEROが描いた世界は5の15年前のベルカ戦争を10年後から振り返っている設定である。5の過去話なのだが、5は簡単に言うとベルカ戦争で負けて国家として解体に近い憂き目にあったベルカが、オーシアとユークトバニア両国に工作して対立させ戦争をさせる、という筋書きである。そこには両国内部の軍人の暴走などもあるのだが、実はベルカのエース部隊がそれで何をしようとしていたのかは書かれていない。つまりベルカ再興とか分かりやすい目的がなく、ただ「敗戦国ベルカの恨みを晴らす」という怨念めいた話しか出てこない。5の語り手のジェネットはベルカ戦争を「時代の趨勢で小さくなっていったベルカ公国が最後に大ばくちで世界を相手に戦争を起こしたけれど、やがて負けて核を使って北の谷に自らを封じ込めてしまった」と要約してくれているので、これだとベルカ勢力は完全に逆恨みでオーシアとユークトバニアを争わせているように見える。もっと言うと5の悪役はベルカ人エース部隊のグラーバクとオブニル、そして指導的立場にあるアシュレイという感じになる。
しかしZEROをプレーするとその印象は大分変わってくる。確かにベルカの侵略を受けた国々が失地回復をする下りぐらいまではいいのだが、やがて連合軍を組織してベルカを無差別に攻撃して侵略戦争っぽくなっていく。特にその理由として「大量破壊兵器・核兵器を準備している」というのが大きな根拠になっている。そしてゲームでは度々ベルカの核兵器は登場するので、これが「正しい」かのように思ってしまう。しかし、リアルの世界で大量破壊兵器を口実にはじまった侵略戦争が度々あったように、ベルカ戦争におけるオーシアを中心とした侵略戦争の正当性は時々怪しくなる。たとえば核兵器を搭載して来る爆撃機編隊を落としてみると核武装していなかったり、大量破壊兵器があるはずの所に無かったりする(5でおやじさんが核の投下を拒否したというのは爆撃機の話とは別の場所なので多分違う)。つまりZEROはアフガニスタン侵攻やイラク戦争イラン制裁などを意識して正義を相対化、というか正義なんて言うのが嘘っぱちであると描いている作品なのだ。ピクシーはただ単に戦争が嫌になったというだけでなく、国家指導者の欺瞞に乗って戦っていた事を恥じている訳だ。
さらに考えるなら、そもそもベルカが暴発した経緯はいささか無理がある。経済の停滞でかつて拡大時に併合した周辺諸国が独立していき、ウスティオで地下資源が見つかったのがきっかけで侵攻した事になっているが、本当だろうか?むしろ暴発を仕向けたのもオーシアや連合国なのではないだろうか?などなど考えてしまう。
そこらへんウィキを見るとどこ資料か知らないがもっともっと詳しく解説してある。それらは基本的にはソ連崩壊のプロセスにそっくりなので上を当てはめてもらえば分かるが、特徴的なのはやはりオーシアの工作の可能性。実際はオーシアが行ったかも知れないとされる工作はベルカと連邦する諸国の切り崩しと領土割譲を狙った経済悪化政策とされている。それが発覚してベルカの対オーシア感情が悪化して暴発という事らしい。簡単に言えば満州国併合してた日本に石油禁輸措置をさせて追い込んで真珠湾攻めさせたアメリカみたいな物です、暴発する方も悪いけど。
さて、ZEROには5の登場人物の若い時や、似たシチュエーションが出てくる。たとえばステージではハーリング大統領の幽閉されていた城がそのまんま出てくる(XB0のステージ)。他はエスパーダ隊二番の「一番機を落とさせない」ってのは、5のナガセと同じだ。
・明日はそろそろ草刈り、G園の藁巻き
Posted at 2018/12/15 01:00:20 | |
トラックバック(0) | 日記