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暇人ぶぅのブログ一覧

2019年01月07日 イイね!

アランデュカスとフレンチ・体が覚えている

 ・今日はアランデュカスの宮廷のレストランという映画を見て、その中の再現料理も食べてきた。とってもいい体験になった。映画の方は密着ドキュメンタリーを時系列で適当に並べてある感じで編集の意図などが無く、悪く言えばまとまりがないフランス映画って感じだが、逆に見る方がテーマを持って見られれば様々な異国文化から発見があるという感じ。料理番組ではないので細かい調理方法などは全く分からないのだが、フランスの宮廷文化や「グローカル(造語、グローバル+ローカルらしい)」な活動、そして成功者の経営哲学や人生哲学に参考になる物が沢山あった。食に興味がある方なら一見の価値はあるかと思う。ちなみに映画館は私達だけの貸し切りだった。
  そして楽しみだった食事だが、レストランは間口は小さいのだが、奥が広くシェルに映画の内容やフランス料理文化、そして今地域でやっている活動など幅広い話題を聞きながらコース料理を堪能する事が出来た。私が映画の印象で「調理方法など分からない」と書いたのだが、シェフ視点からだと当然もっと色々な点が分かるわけで、「あそこで使っているソースは割と古典的で現代のフレンチだと逆に使わない」とか「切り分けはフレンチでは普通テーブルで行って個別では出さない」とか。料理は絶品の一本ネギのポタージュ、温野菜の盛り合わせのマルメロドレッシング、真鯛とホタテに卵黄のソース、イノシシとシカのジビエのパイ焼きだった。特にジビエは私達の仲間に猟師さんがいたので色々話がもりあがる。またシェフのキャリアが結構すごくて、こんな田舎の町の小さなレストランにこういう人材がいるんだなーと。ちなみにソーベニヨンブランの白ワインを合わせて飲んで、映画のワインの話を聞いたが、フランスだとサービスとシェフは分業が進んでいるので、アランデュカスでもソムリエに基本お任せであり、ソムリエとシェフはレストランの中だと対等なんだそうだ。サービス業の給仕は接客で柔らかい印象なのだが、シェフと同じ立場という所が、日本のレストランのサービスとの違いなんだろうな。
  デュカスの言葉や行動で印象に残ったのは「まずはやってみる」「常に時代遅れにならぬように進歩しつづける」「若い人にどんどん学ばせて任せる」「自分も常に学び続ける」「(どんなに先進的かつ挑戦的になっても)すべては客のため」という所か。特に最後の客目線というのは良く出てくる話かつ、今足りてない問題だと思う。過剰サービスという目先の話ではなく、もっとこう客のニーズに応えて新しい体験をさせて行こうという方向性がないと、単なる食堂と同じになってしまう。逆に先進的な取り組みだが客がおいてけぼりって事も良くある。それ相応の対価をもらうには、ここらへんの意識の組み立てが必要なんじゃないかなと。

 ・うちのサンバーと同型のに乗らせてもらった。まだ6万キロちょっとなので家のの半分ぐらいしか走ってない、純粋なバンモデル(350kg積み)。いつも高回転まで引っ張って乗っているので具合にも興味があったが、割合車体ががっしりしている。てかうちのは錆びで剛性落ちてるんじゃないか?と心配になってきた。シフトは少し渋く、フィールも少し粗いが、回転馬力自体はしっかり出ている印象で良く走る。ただアクセルオフでのエンブレが強くエンジンの摩擦が大きいのか駆動系が重いのか。レスポンスからするとエンジンかな?という印象。
  トラックのサンバーもそろそろ車検の準備をしないといけないので仮置き場とメンテ方法を考えないといけない。うちのサンバーバンでやったとの同じメニューと予算を計算するとこんなん

  E/Gオイル交換              3000円
  フィルター交換                500円
  MTオイル交換               1000円
  Fデフオイル交換               500円
  ブレーキフルード交換            500円
  FブレーキキャリパーOH         2500円
  RブレーキピストンOH           500円
  プラグコード交換              4000円
  プラグ交換                  3000円
  LLC交換                   2000円
  エアクリーナー交換            1500円
  ヘッドカバーガスケット交換        2500円
  (タペット調整、ヘッドカバー塗装)
  スロットル清掃調整、燃料系洗浄他 1000円
  補強バー                  2000円
  灯火類LED化               5000円
  ハンドルカバー               2500円
  バッテリー                  5000円

  あとはオーディオ関係の移植、ドラレコの移植らへんか。ラフな計算で4万に車検法定費用が4万ぐらいか。

 ・昼間は映画で出かけていたので2時半ぐらいに帰宅したのだが、寒くて驚いた。今日は日照はあるが寒い日ではあったが、それにしても冷える。温室ファンを回しておけば10度ぐらいに達するのが3度ぐらいだと、恩恵を感じずにはいられない。同じ温室から送風していた居間は25度ぐらいまで上がっていたのでなおさら辛い。なぜ朝からまわしてないかと言えば、冷気を入れたくなかったからな訳だが、やはりタイマーで定時に回すべきだな。理想はもちろん室温と外気温度の差を測って自動運転な訳だが。3時から1時間ほど動かして5度まで上がったが物足りない。結局ストーブ動かして20度ぐらいにしてぬくぬく。

 ・卓上扇風機を修理、こいつは大学生時代にリサイクルショップで500円ぐらいで買ったと思うが、未だ現役でもしかしたら一番使っているかも知れない。昔ながらのピアノボタンで低いながら30cmファンなので風量がある。しかし最近回りはじめが少しゆっくりとしてきていた。サーキュレーターなんかで同じ症状が注油で治ったし、そもそも古くて高かった頃の扇風機はベアリングへの自動注油装置がついている。これは分解してみたが注油装置はなかったが、プレーンメタルにしちゃ妙に大きな軸受けだったので、ボールベアリングではないがグリス内封か何かかも知れない。オイルを軸受けに垂らして揺すったりして流し込んだら大分軽く回るようになってくれたので、しばらくはまた使えるかと思う。羽根を掃除したり組み立て部分の針金が引っかかるのでタイバンドに置き換えて終了。

 ・楽器はチェロでとある曲をちょいと弾く事になったので練習。2年ぐらいブランクがあったのだが、なんか体が先に色々思い出しているようで、ボーイング(弓使い)が勝手にできあがっていく感じがする。そういえば右手ってこう一種の塊として動いたしアップとダウンで自動的に肩の入り方変わるんだよなーとか逆に意識が後からついてくる。右手はまあそれでいいが左手は面白くて弾きすぎるとバネ指になるので(それで演奏がすごい難しくなる訳じゃないが)セーブ。左手もすぐに独立して動くようになってフィンガリングだけで結構音が出る。やっぱりコツなんだろうな。
Posted at 2019/01/07 22:58:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月07日 イイね!

飲み過ぎた

 ・久々のワイン会、注がれるまま飲んで3次会まで行ったら帰宅途中から頭いたいー、一日酔いだーと後悔。そりゃワイン会でグラス7杯、二次会で3杯、三次会で2杯ものみゃ12杯=ほぼボトル2本だもんな。アルコールには弱い方だし。でもコタツで寝てたらすっきり抜けました、ワインのアルコールは残らないので好きです。逆にビールはもっと少なくても抜けない気がするが、そこまで飲まないのでなんとも。
  今回はイタリアのシチリア島とサルディニア島の特集でグリッロとかカンノナウとかネロ・マスカレーゼとかネロダボラとか。全体に酸が強く濃さもそこそこ、果実感もあまりなくて中庸というかミドルレンジを狙っている印象ですが、作りはクリーンでスペインやチリの安い奴のような感じではない。また料理と合わせるというのがポイントに感じた。単体で飲んでどうこうという感じではない。
  あとは地域作りに近い取り組みの話が沢山出ていたが、ここでも補助金の話が出ていて、そういう意識の人が大半なんだなぁという気もした。確かに地域作りの主催者にしてみるとボランティアでやってるようなの続けられないから補助金が欲しいというのは分かるが、補助金獲得のテクニックとかその金額がけっこうでかいのを聞くと、それで大きいイベントが実行されても案外行かないかもなぁと思ったりもする。正直苦手だ。

 ・仕事は剪定少し進めたが、今日は気温が普通に戻って寒かった。枝を引っ張る時に両手を使うようにしたので肩の痛みは無くなった。あとは運搬をチマチマやるのが面倒なぐらいだが、ずっと立ちっぱなしより多少ロスでも運んでいた方が運動にもなるし気分もマシになる。あとはD園チェック、今年伸びなかったなぁ。そしてモグラが穴掘っているのが気になる。

 ・猫は脱走繰り返して汚くなっていたので昨日風呂に入れたのですっきり、石鹸のいい香りがする。現代農業、新しい装丁になってから2回目、なんか買うのを忘れかけてた。内容はまた読み込んでいくしかないが、ブドウの部分では微妙な内容だったかな。まず志村さんの新品種紹介は「またか」という印象、こいつ新品種乱発しすぎじゃね?と。品種改良や作出が大変かつ重要なのは分かるし、その中に有望なのも混ざっているのは間違いないが、市場はついてこられないし生産者もそうだ。また新品種はいい事ばかり書かれるのが常で全部前よりいいみたいな言い方されると、前のだって褒めちぎってたんじゃないか?という気もする。あと、種なし皮ごとがスタンダードになるのは分かるし、耐病性も交配で強くなっていると思うが、裂果が無いという表記に関しては大抵の農家が嘘だと思っている(特にあそこは)。裂果がないと言うのを植えたら割れまくった、そんなんばっかりだ。そして裂果しやすい特徴の一つにゴツゴツした粒というのがある。あのでこぼこの奴は膨張が急激な粒が異形にふくらんだ結果で基から組織が弱い上、ストレスが局部的にかかって割れやすいから私は敬遠している。たとえばシャインも本来は裂果に強いが、水が過剰で重いだけになると異形になって割れるのを見る。まあ丸い粒なら割れないかと言えばそんな事もなく、全体のストレスが一部にかかって割れやすいので、割れ方の問題なんだろうけどな。
  もう一つワイン用品種の話だったが、これはかなり力を入れた特集だったし読み応えがある。特に丸藤のプティベルドーは私も好きなワインなので嬉しい。反面、ワインは作りたい物と消費者が欲しい物がまだ未確定でブレているからか、記事の人によって考え方が異なる。つまり、「栽培者」からすると病気に強く栽培が容易で味が良いワインが出来る品種を作りたい。特に地域にあった品種が欲しい。一方消費者からすると、ネームバリューが重要で、なかなか味や料理まで考えて選べる段階ではない(というか、そこまでシビアに見る人がいないし必要もないと思うが)。良く壊れるけど理論上は高性能な飛燕か、手堅く保守的だけど性能を発揮させやすい五式戦か、それは戦況を抜きにしては語れず、防空体制や補給などでどっちがいいのか変わってくる。でも現実として栽培者が好き勝手に決められる訳ではなく醸造販売者が要求を出す物なので、彼らは第一にこんな儲からないビジネスをやる上で情熱と方向性が決まってるから、こういう議論自体あんまり気にしていないと思う。むしろ、多品種多面展開作戦している方が今は少なく、一点突破型が多いと思う。それらがスタンダードを築いた上でオルタナティブを探すなら分かるが、最初から全くの手探りは辛いのではないか。だからこそ情報交換なんだろうが、ワイナリーの横のつながりはあるんだかないんだか・・・って感じである。たとえば東御ならそういう組織化がされつつあるし、山梨も大学中心にある程度あるし、コンクールではそういう実験作も評価されて注目を集める事もある。
  と複雑だが未来展開が見られる部分はいいんだが、本質的な問題として日本ワインがじゃあどのぐらい売れるんかねぇという部分である。一つは若者の酒離れで、ワイン会にもおっさんおばさんだけである。ウェーイしてる人達は高いお酒を味わって飲んではくれないし、金持ちなんてどんどん一極化しているし。そして不景気も深刻で、年末年始の人の購買活動に関してお店なんかで聞いてみても景気がいい話はどこも無かった。そもそも街に人が出てないよねって。少子高齢化も重なって縮小市場で輸出の競争力もほぼ無いとなると、拡大は厳しいという印象が強い。まあ、失敗が当たり前で改革挑戦を継続する事が大事と割り切れるメンタルならいいんだろうけど、投資回収期間が長い農産加工分野では失敗がしばしば致命的かなと。

 ・明日は映画館と食事会だ。
Posted at 2019/01/07 02:50:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
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