2019年01月14日
・昨日の新年会の鍋で久々に沢山の肉とニンニクを食べて暖かい服で寝たためか、今朝はやけに体がぽかぽかして温かかった。食べ物って重要だなと感じる。寒さ自体は昨日ストーブ炊かなかったので台所が3度まで下がっていたぐらいか。昨日の鍋では隣の人がスーパーカーに目覚めていて、ちょうどクラシックカーフェスで見た車とも知り合いだったので盛り上がった。先に白状してしまうと私はスーパーカー世代からギリギリ外れているので(その人もそうだろうが)、ネイティブのスーパーカーファンではない。また80年代までのスーパーカーはその容姿やスペックから高性能と思われがちだが、実はそうでもない。特に国産ターボがえらいハイテク高性能化したあたりからスーパーカーはかなりバカにされているアイテムになっていたと思う(高い維持費、低い性能、実用性皆無などなど。メーカーはカーボンフレームのレーサー作ってるのに、スーパーカーはパイプフレームでどんくさいとか)。
しかし90年代あたりからスーパーカーとロードゴーイングレーサーのテクノロジー融合が進み、儲かるスーパーカーとして量産モデルや先進実験モデルみたいなのが出てきた。量産スーパーカーとメーカーが位置づけていたのはZ32だが今はやや微妙、NSXは確実にその枠だし、ランボもアウディ傘下でガヤルドとかで似た感じになってきた。フェラーリなら360あたりか。一説には308あたりのピッコロフェラーリはフィアット傘下になって量産して稼ぐために作られたとか聞くし、実際数も多いが。逆にルックス以外は量産スーパーカーの理想に一番近かったポルシェは逆にステータスとか独自性が失われて埋没した感じがある。ここで第二次スーパーカーブームが起きていたと思う。そして、そのブームのおかげで逆に一期スーパーカーを正しく、芸術品として愛でようという感じも出てきているかな。個人的にはスーパーカーはやはり乗りたいとは思わない(人が釣り合わないので)けれど、ああいうのが走っているという事はやっぱり幸せな事なんだろうなーって思う。そうそう、意外だが地元はフェラーリの登録台数が結構あるんだそうで、ランボも多く逆にポルシェは少数だそうだ。どういう人達が買っているのかイマイチ分からないし、そんな見せびらかして走っているのも見ないのだけれど。走る道だってスーパーカーには段差や幅が厳しい道が多いし。言っちゃ悪いが、やっぱりスーパーカーは田舎紳士の嗜みなんかもな。
・リヤカーのタイヤ交換、嫌になった。BEタイヤがいかに悪い規格というか当時の人間がバカ揃いだったのかというかが嫌ってほど実感する事になった。今の我々は恵まれているよ、こんなのが現役だったら自転車ユーザーははるかに少なかっただろう。BEタイヤの問題は耳が邪魔で組めないという所につきる。ビート自体は思ったより柔らかいというか、そうでないと一度組んだ耳を動かせない。しかし耳は入れる時はとことん邪魔でチューブも入れづらいし、バルブも貫通させづらい。位置合わせはシビアだし耳がじゃまするのでタイヤレバー突っ込むとすぐにチューブが絡んで穴だらけになる。てかチューブって物自体がもうやめてほしいバカ工法だが、低圧とかスポークホイールだと必要な必要悪だ。改めて書くがBEタイヤで再生するぐらいなら、他の物で代用した方が遙かにマシである。考古学的見地からやるのでなければ無意味。
・ロード自転車はタイヤ交換した後、エア抜けがないようなので走ってきた。ギア高!と思ったが、ここらへんならこれで90rpm踏めるようにならないとお話にならないようなので頑張る。あと後方確認がしんどい。柔軟性無くなってるにせよ、ロードって後ろが見づらいよね。バーエンドミラー付けるか?センサー類移植して新しいホイールでもデーター見られるようにした。今年こそビンディングペダルでロード乗れるようになりたい。できれば一年で1000kmぐらい乗りたいな(前は通勤で往復20km、一月400kmな時もあったが)。
・今日は暖かかったが、明日から冷えるそうなので薪を積んできた。コンテナ1杯1日なら余裕で一週間だし、もっと燃やした方がいいのは分かるんだが。今回からケヤキが混じった。これは昨年剪定した市の記念木からの分け前で剪定ながらブドウなら幹サイズ。そしてとても重くて硬くて「こんなの火が付くのか?」と思ったがあっさり着火。しかも火力がとても高く火持ちも良く、やっぱり薪としていい木ってのはあるんだなと実感。火付きだが、これは主に可燃性ガスの問題で、新鮮な薪はそれに着火する感じ。そのうち炭素部分が燃えてくれる。
ところで薪ストーブを使っていて思うのだが、これって煙突から結構排気しているのはどこから引っ張ってきているかと言うと内気である。でもうちは気密が低い住宅なので、簡単に言えば外気を隙間から吸い込んで煙突から放出している訳だ。そう、つまり寒い外気をわざわざ取り込んでいるような物だ。では具体的にどのぐらいなのかだが、煙突の排気量のデーターはなかなか無いのだが、とある所で5立米/kgという話があった。薪を仮に10kg(コンテナ一杯は多分このぐらい)燃やすと50立米ぐらいは吸うんじゃないかと。50立米は相当な量だが、それでも煙突から排気している勢いを考えるとこれが正しいのかは分からない。完全燃焼させているなら単純に理論空燃比で発熱量を逆算すれば出るだろうが、薪ストーブはそういう吸わせ方している訳ではないので、多分酸素が残ったまま排気されていると思うし。で、それだけ大量に外気を吸い込むんだから冷えるはずだ。
それを避けるためには方法があって外気導入ユニットという物で燃焼用の空気を外から吸い込む物がある。これは高気密住宅で内気が吸えなくなる現象から必要とされて出てきた装置で、当然時計型ストーブなんかはそういうオプションは無い。まあ付けようと思えば近くに吸い込み口を付けるぐらいは出来るだろうけどね。ただ、これにも問題はあって、薪ストーブでいくら燃焼させるからと言っても低い外気温を吸い込めばそれだけストーブからの放熱は弱まる。で、考えていたのだが、薪ストーブも熱交換ユニットから吸気すれば熱回収も出来るし燃料温度も上がるしでいい事ずくめじゃないかと考えたりする。熱交換ユニットと言うと換気システムのあれを考えるが、あれは排気も吸気も常温の物だ。薪ストーブは排気は高温の煙突排気なのでそんな物は使えない。で考えたのだが、二重煙突の隙間側を吸気ユニットとして使って熱交換しながら吸い込むというのはどうだろう?これで排熱を改修出来、ストーブ本体の温度を高く出来、外気吸入ユニットみたいな物もいらなくなり配管がシンプルになる。吸い込みの交換圧はストーブの吸い込み力を利用するから動力もいらないし。逆に欠点というか心配な点としては煙突の温度は下がるので煙突効率は下がるかも知れない。でも一義的には下がるけれど、入力側にある程度戻るはず。また二重煙突は効果が高すぎてむしろ引きすぎなぐらいなので、うちでは困らない。これはケースバイケースか。
Posted at 2019/01/14 22:35:09 | |
トラックバック(0) | 日記