2019年02月14日
・仕事、久々にユンボを出して堆肥を積んで散布、実際はスコップでやった方が早かったりもするし運動になるんだけれど、エンジンも動かさないとね。実際ちょっと始動には手間取った。さて問題は運搬車、昨日キャブを修理し他のだが、組み付けてすぐにエンジンが動いた。快調そうだったので安心して午後に運搬に使おうとしたらかからない。さんざロープ引っ張ったけどすぐストールでダメなので再び非分解でクリ-ナー吹ける所から吹いたがダメ、どうもプラグがすぐカブるらしくて、プラグを清掃したら再び動いた。これで快適に使っていたのだが、30分ほどコックオンで出かけて戻ったらおもらししていてまた始動出来ず。この裏切り者め!一見あたらしいから良いかと思ったが、とんだ出来損ないだよ。川崎エンジンだが、これキャブがケイヒンで、ケイヒンは個人的にはキャブではましなメーカーだと言う認識があったのだが、これで一気に崩れた。というかもうキャブ嫌い、ディーゼルさんが半年冬眠からすぐに動くに比べてガソリンエンジンの不安定な事不安定な事。特に小さいガソリンエンジンでも構成要素は大きいのと同じぐらい必要なのにコストダウンの影響で最低限のパーツでつくってあるもんだから耐久性がゴミ以下だ。むしろ小さい分パーツがちまくて不具合出やすい。今回もフロートバルブがフロートと一体の奴だったので嫌な予感がしたんだが、案の定だよ。俺はこのかたまともにガソリンが止まるフロートバルブというのを見たことがない。こういうくだらない不具合整備が一番精神的に辛い(次点で軽整備だと思ったらでかい不具合があった場合とか)。
・はれて公道を走れるようになったサンバートラックを運転しているが、だんだん調子が良くなるにつれて、「これはほんとスポーツカーだなぁ」と感じるようになった。逆に調子が悪いサンバーはデメリットが多い形式だとも感じる。サンバートラックで一番いいのは立ち上がりのトラクションだ。他の部分、例えばコーナーへの入りはFRの軽トラに比べると苦手ですらあるし、定常円も多分そんな得意ではないと思う。しかし、ただの発進加速がとても楽しいのだ。これがRRの威力なのか・・・とはじめて実感した。4WDは確かにトラクションでは最強だろうが、RRの跳ねるような加速感とは違う。楠みちはるが4WDは速いワニと喩えていたが、あんな貼り付くような感じなのに対し、RRは地面を蹴る反力で浮いてる感じすらある。
しかしバンやこれまで借りたサンバートラックではこういう感じは無かったのは何故か?まずバンは元から重くてトラクションは無論高いが跳ねる感じはない。サスのストロークの中間を使っているので伸び側にも余裕があるし、やっぱりエンジンパワーに対して重い。これはまあいい、乗り心地はバンの方がいいし。問題は借りたサンバーでこういう感じがしなかった事、思うにこのトラクションはエンジンありきの物だからじゃなかろうか?エンジンが俊敏にレスポンスしてトルクがしっかり出ていなければ、アクセル踏んでも狙ったトラクションが掛からない。平凡に回るエンジンであればRRであるメリットは無い。それを特に感じたのは路面の凹凸で、車体が揺られてアクセルも開いたり閉じたり若干影響を受けたのだが、それがモロにレスポンス、ひいては車体の安定も変えていた。段差で「あうあうあう」ってやっている時に車体も「あうあうあう」ってなってしまうのだ。
・ところで排ガスは一度落ちた訳だが、今は始動時含め気になる臭いはない。この件を検索した所、似たような経験をした人が見つかった。そして整備振興会のケーススタディーで、TV1でやはりダイアグ吐いてないけど排ガスがとんでもない数字になっていた時の対策が出ていた。それによるとO2センサーが壊れていなくてもカーボンの蓄積でフィードバックがおかしくなっており、ただ清掃してツケ直しただけで(他の場所の整備はしっかりしてある)治ったとの事。
燃料系クリーナーも多少は排気バルブまでは効くだろうが、それ以降はさすがに効果はあまりないだろうし、非分解でやるとしたら直接吹き込むタイプのクリーナーを入れて空クランキングしてエキマニ側に送るとか、高回転で高温にして焼き切るとかだろうな。
・ヘッドライトもLEDに交換してみたが、こりゃダメだ。光束漏れがこっちでも悪すぎる。カットラインが出てないので、光軸調整でどうこうなる問題ではない。一応、このぐらいの眩しさの車も純正で見るし、プロジェクターでもなければカッチリ切れた照射なんて無理なのかも知れない。あと明るさはほどほど、ハロゲンよりは明るく広い範囲は照らしているが、スポット的ではないので目立たない。色が変わるのは便利なような不便なようなで、ハイローとかオンオフで意図しない色にすぐなってしまうのでパチパチやらないといけない。ただイエローの視認性の高さは確認出来た。あとはこの色単体のLEDライトがあればいいのだが。
・もう一つエンジンオイルがピンチだ。ペール缶が終わってしまうので適当なのを探さないといけないのだが、どうしようか迷っている。今10W30を入れて特にオイル消費はないので、多分まだ上は30番でも平気。40でもいいだろうが、パワーがあるエンジンでもないから5W30のオイルが第一候補。以前ならPAOとかエステルとか気にしたのだが、最近ちょっと考えが変わってきた。前は高性能オイルで1万キロ使えれば普及品で5000km使うのよりコスパもパフォーマンスも良いと思っていた。しかし、このサンバーも5000km交換で結構内部が汚くなっており、冷却系の影響も大きいだろうが普及品でも引っ張れて4000kmぐらいかなぁと。高性能オイルは確かにフィールはいいし寿命も長いけれど、そこまでシビアに見るより4000kmで交換でも問題はないし、今はAPI-SNでも20Lで8000円ぐらいからある。逆に高い奴が本当に内容に見合う性能があるのか分からなくなってきてんだよなぁ。
個人的にはレースで宣伝しているエンジンはあまり信用していない。本当にレースに使う人でその製品そのものを使っているメーカーはまだいいけど、市販品とスポンサーとの間になんの関係もない物が大半だろうし、レース用そのものを売っているメーカーにしたってスポンサー広告料はどこから出ているんですかねぇって気がする。本当にオイル開発にレースエンジンばらして細かく見ている(あるいは最低廃オイルを分析している)所がどのぐらいあるのだろうか?と思うわけよ。だったらノーブランドでパッケージも簡素でレースなんか関係ない所の方が良心的な製品なんじゃないか?とね。でも、最近はエンジンオイルもどんどん安いのが増えていて、様々な不正が問題になるのを見ていると、○○相当って表示のオイルが本当にその性能を持っているのか、あるいはAPI取っていてもすべてのロットでそのレシピが守られているのか不安にも思う訳よ。実際エンジンオイルで不具合があってもそれを証明するのは困難だし、そもそも今のエンジンはAPIがSNからSLに落ちてすぐに不具合を出したりもしない。なんで疑いだしたらキリがないんだろうけどな。
・明日は書類提出、会計の仕事、堆肥運び終わらせてトラクター、出来れば耕耘機を裏の畑に入れる。薪ストッカー作り
Posted at 2019/02/14 20:46:29 | |
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